思ってた未来と違うクリスマス クリスマス知らない町の影になる 塩パンはあまい
悲しくても腹が減る
不幸は苦いだれのものでも

生まれた場所
生まれたとき
えらべない

塩パンはあまい
腹がたっても腹が減る
幸せだって腹が減る

ひとりのと ...
あなたは今、
いろいろなことばの海を
旅したいと思っている。
そこには淡い色の薔薇の花束のブーケだったり、
あたたかな木のぬくもりの漂うキッチンだったり、
そんな風景が香ることばを探している ...
日曜にしたいことをしたいようにあたかもしたくないようにする


「としとればSNSのひらべったい宇宙にふれていんだね先生」


なんとなくきみの人生がバラ色でバス停からみたパステルカラー
...
スイッチだ日常の点けて弄ぶ消しても眠らない
壁を這いまわる夜にふやけた未発声の《》は過呼吸のまま乳房を求め
夏の光に目隠しされた幼い逢引と声の影法師
皮膚下の水脈を辿る山椒魚のふるえ蔓草が覆う戦 ...
ここで出会ってしまったがために
空いたもう二度と塞げない穴

私たちは
元々は平行線だった
何かの拍子で
一つ重なり合ってしまった
これは神様も予想外

二人並んで歩いた雪の日は ...
アイナメと若鮎の甘さは妻の味

すき焼きに染みこむネギに舌打つ

豚汁に浮かぶ脂の美味さ

出刃を研ぎ石鯛狙う

シロギスの透明を如何に料理せむ

ふつふつと湧き上がるサザエかな
...
見えない夜の身代わりに
川は蒼く蒼くなり
金いろの径を従えて
海へ海へ落ちてゆく


けだものは居る
けだものは居ない
曇の十字
光の前の小さな羽


隙間 ...
湯たんぽを使うようになって
夢の中にまでそれが付いて回るようになった
野末のだだっ広い大座敷や
寂れた遊園地のおばけやしき
はたまた性交の場面の片隅に
それは寄り添うようにいて
まだら色の ...
月見ソバ柔らかに香る汁の味

もり蕎麦の出汁に舌は喜び

ワカメ蕎麦プリプリと喉ごし豊か

かき揚げの胡麻脂に舌を巻く

鴨南に虚弱な我が身が包まれる
死ぬまで酒を呑み続ける

いつまでも花を傍らに置く

湯けむりにこしかた想う

立ち食い蕎麦を去り幾とせか

大漢和何時まで読めるか自信なく
ブスは
キレイな詩を書いても
お前がそれ書くか❗と
思わせるし
悲しい詩を書いても
自業自得だって
言いたくなるし
恨みごとを詩に綴ったら
すごいヒクからさ
いっそのこと
書かない ...
片翼だけで空を舞う
もしもヨダカの鳥になれたなら
成層圏の彼方に浮かび
宇宙の果てを知っただろう

友達がいなくても
寂しさなどはない
銀河を旅する喜びは
何にも代えがたいものだから
...
華やかな衣装に彩られた少女たちは
楽しそうに踊り
歌を謳う

やがて太陽に捧げられ
彼女らの花は散ってゆく
その喜びの祝宴は終末を迎え
活況に入っていった

一人ずつの名を呼ばれ
...
どうせ風に吹かれてゆく石ならば
ころりころりと
吹かれていたい

人に踏まれ
タイヤに蹴散らされようとも
ぼくは
ぼくに変わりはない

坂道を転がった路の果てに
やがて結末はくるだ ...
パチンパチンと音がする
シュンシュン シュンシュン、音 響く

半端な冬の夜半過ぎ
黒ずみ弾ける二股鞘と
剥き出される真っ赤な種子
街灯に照らされアトランダムに
蒼い地面に撒き散らされ
...
壁の向こうで
雨が歌う
今夜
雨は涙とちかしく壁に染み入る優しさで
噂の流星はみえずじまい
空のステージに
始まるはずだった
ピアノに向かって
私のためにとは
言わないけれど ...
この薄暗がりの中
木々も鳥たちも
滅びゆくと同時に栄えゆき
語ると同時に沈黙する
数限りない両義性を込めて
早朝は傾斜を深める
この論理的な時刻
介入する倫理はなく
大地に ...
夕暮れがそっと肩に手をかけて
淡い影が滲んでいく
ちぎれた雲の影が
ひとつずつひとつずつ
心の影のもようだなと
こつこつと
ぽつぽつと
とつとつと呟きながら
うつむくとくるぶしまでがア ...
よっぽどの関係でないと
死んだって
悲しくも何ともない
そんな自分は
異常なのではないか
心を痛めたキンタマ王子が
思いきって
心療内科のドクター石松に
相談したところ
ドクター石松 ...
朽ちたソファに鳥が座って
判子をまっている
ねむたい もう
立っていられない
鳥たちを 待たせたまま
ぐらぐらする頭をはずして
眠ってしまう わたしは 眠ってしまう
判子は
抽斗の ...
苦しみは夜のネオンに芽生え
朝の日常に消える
そうして透明な世界は回ることができる

迷いは夜の闇に映えて
朝の陽光に存在を消す
そうして各々の生活が回り始めることができる

一人の人 ...
空蝉がしがみついていた 葉は紅く
翔び立った鳥の羽風に ゆらりと落ちた
机に頬杖をついて 知らない間に眠っていた 
痺れた腕は きみの髪の感触を覚えている


川に落ちたもみじ葉の 流 ...
              151215

ここの盛りそばはそばの材料は良いんだけど、打ちが悪いね・・、それにこのつゆは出来合いじゃないか、溺愛する者どおしがひそひそと不満をぶつける
その不満が ...
休日
つるつるのコンクリートに落ちた
真っ赤な枯れ葉を見たときに
すべてわかった
光でも色でも形でもない
存在がうつくしい
うまれてきたこと
死んでゆくことの
今、真ん中にいる
あっ ...
善意の塊のような
振りをしたあたしに
癒しを求めて
近づいて来た奴を
片っ端から
抹殺していった結果
前代未聞の
悪意の塊になることが出来たんです

スターリン!

あたし、あな ...
事件とは関係のないクリスマス クリスマス心の傷に塗る薬 ぽっかりと心にできた穴聖夜
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
思ってた未来と違うクリスマス北大路京介俳句215/12/16 21:58
クリスマス知らない町の影になる俳句315/12/16 21:58
塩パン朧月自由詩115/12/16 21:37
大樹あおい満月自由詩14*15/12/16 21:28
ときどきすこしクリスタルさわ田マヨネ短歌415/12/16 21:20
スイッチただのみきや自由詩16*15/12/16 21:13
運命不導体瑞海自由詩6*15/12/16 21:04
夜の想いレタス俳句1*15/12/16 20:13
夜の行方木立 悟自由詩515/12/16 19:43
湯たんぽ春日線香自由詩415/12/16 19:32
蕎麦五首レタス俳句0*15/12/16 19:22
師走の想い俳句015/12/16 19:12
キンタマ王子殺人事件花形新次自由詩015/12/16 18:43
ヨダカの星へのオマージュレタス自由詩315/12/16 18:15
太陽の乙女たち自由詩415/12/16 17:59
石ころ自由詩415/12/16 17:38
街路野木の夜たけし自由詩815/12/16 15:16
トモダチLucy自由詩20*15/12/16 12:39
早朝葉leaf自由詩215/12/16 6:48
夕暮れもよう灰泥軽茶自由詩815/12/16 0:21
キンタマ王子、他人の命花形新次自由詩115/12/16 0:04
ソファはるな自由詩315/12/16 0:01
展覧会鷲田自由詩715/12/15 22:57
枕に消ゆる藤原絵理子自由詩5*15/12/15 22:55
1モルの理想を省くあおば自由詩6*15/12/15 22:41
めざめよりもねむりよりもやすらかなものユッカ自由詩415/12/15 22:23
キンタマ王子、スターリン花形新次自由詩015/12/15 21:55
事件とは関係のないクリスマス北大路京介俳句415/12/15 20:41
クリスマス心の傷に塗る薬俳句315/12/15 20:41
ぽっかりと心にできた穴聖夜俳句415/12/15 20:41

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