あばら家、破れ屋、壊れ家 晴天
差し込む陽光、隙間だらけの板壁から
床に降り積もった雪、凍り付き
裸足で滑る、裸で踊る
絹糸束ねた光の帯
肉身に巻き付き熱と化す
内から沸き出す熱流、合 ...
幸せって
実は
どこにでも転がっていて
「幸せになりたい」
なんて
上ばっかり見ているうちは
それを見過ごしてばっかりで
幸せを
見つけられないんじ ...
【燃える一週間】
大切な行事のための火は尊いけれど
大事に至ってしまった火もまた うるわしい
漆黒の空に 炎の ...
静止していない観覧車
鉄骨の隙間からまばゆい光景が届く
夕日に包まれ 光輝く建造物
流線型の美しさを再認識させてくれる
渚における砂と海水の攻防
自然の移ろいに身を任す
広い隙のない部 ...
まんげつがほほえむから
とてもはずかしくなった
ほしくずがまたたくから
もっとくずになった
したにはしたがいるとおもい
ちじようをみわたしたら
いがいとこのまちはきれいで
はずかしくては ...
私の誰も隣には座らない
私は電車の中で
私は私のスマホをいじっている
私は そして 誰かのことを知る
初恋って初めて人を好きになる、
人生でたった一度だけの恋だと思っていた。
でも、違うんだね。
恋の相手が変われば、
またその恋は初恋になる。
今まで好きだと思ってい ...
階段を上がったり降りたり繰り返しやっと辿り着く秘密基地ある
古くから住宅街にある喫茶アップルパイはすぐ売り切れる
キッチンに近づくほどに良い匂い母手作りの料理の匂い
昼が過ぎトワイラ ...
え〜国民の皆様が期待したとおり
今度の予算委員会ではオウムが質問に対してちゃんと答弁するらしいね
見事な関西弁で詩を朗読してはネットワークを驚嘆させた
三色に辛子色の毛帽子を被るあの密航鳥 ...
はちみつを 貰った
ハチならば 日長いちんち 頑張っている
そんな姿を眺めながら
少しずーつ 大きくなっていくような住処を
憎々しげに眺めることは 無い
こちら側に 進出して来な ...
しんしんと しんしんと雪
しんしんとしんしんしんしんと雪
しんしんとしんしんしんしんと雪
さわったらじんじんとじんじんと
じんじんとひやい雪 しんしんと雪 しんしんと雪
おりじなりてぃに ...
凍りついた私の心は
あなたの暖かさに包まれて
やがて涙となって
ぽたぽた ぽたぽたと美しく
それを私は掌ですくい上げ
やがて指の隙間から
ぽたぽた ぽたぽたと儚く
地面に ...
ときに、視界からはぐれてしまう魂は、だけど
気がつくといつも「そこに来たばかり」といった調子で息を弾ませている
消化試合のようなくだらない時間のあと、身体を、身体を休めて
ウィリアム ...
動かなくなった電車
赤羽のマックでコーヒーを飲んだ 私
寒空の下を歩く女子高生 今日も 赤羽の
窓の向こうで 素足を 跳ね上げて
それはそれとしてだね と独裁者は切り出した
今度の三連休は皆なにか予定を立てているのかな?
福井の実家へ墓参りですと文部大臣が答え
彼岸に行きそびれていたもんでと肩をすくめた
私は熱海に温 ...
カレーやシチューのなかの、
人参を退けるように、
誰もこの胸のなかの、
核心に触れてはくれない。
鋭い針は持っている筈なのに、
射し込む場所を間違えている。
それはそう、
嘗てのあの人も ...
大好きな人が子供を産んだ
僕の子供ではない
もう会えないといってきた
会いたくない、相手に迷惑をかけるから
それが貴方の別れの言葉だった
そんなことはわかっていた
いや分かっていなかった
...
カマドウマは笑う バスルームに人はいない
カマドウマは糞をする バスルームに水音が響く
カマドウマは眠り、目を覚まし呟く
わたしは哲学者だ と
キッチンの片隅のカマドウマは妊娠している
...
どこからか声がする
赤ん坊の笑い声のような、泣き声のような
どこかの空の下、割れんばかりの歓声が包む
海を越え、人種を越え、国境を越えて
地平を朱に照らす夕日は、どこかへ受け継がれて
今 ...
静かに静かに降る雪が
埋め尽くしてゆく
なにもかも
街も
空も
心も
全てが純白のヴェールをまとい
しなやかに
ひっそりと
...
探せば、
どこにだって見つけられる。
坂の多いところに引っこしてきて二月になる。暖かすぎる冬にもようやく雪が降った。じきにみぞれに変わって重たくぬかるむ轍をばちゃばちゃ言わせるのが楽しいらしく、膝の下あたりまで濡らして娘があるいていく ...
匿名希望の
姿に着替えた
弾く指先で
雲の模様は
今日も流れる
賛否両論の
風に乗って
線を引くけど
空か海かの
拘りはない
ただ何気なく
着地してみる
午前中まで鬱病だった空が
芥子色の北風に
引導をわたされたのか
裏庭のこずえを
誘拐して
近くで 戸惑う
人影をひきつれ
...
視界暗み閉ざされていく止まっていく心臓
立ち上がる声が声が
遠い壁を創っては消え
私は全てを委ね明け渡す
否の許に、否の名の許に
私に喜捨餞別している余裕はナイ
シアンに明るむ空に 私のす ...
降り続く雪に言葉が埋もれゆく
雪だるま抱えて朝の歩道橋
我が子には隠したかったココア飲むときは心に痣ができてる
忘れない364日は忘れても一月十七日だけは
耳掃除している人の眼球は見ることのない穴を見ている
てのひらで雪ひとつぶがとけたあとあたしのからだに吸収された
最終便は出たあとです告げら ...
桜の木が並んでいる
一月なので花びらはない
部屋に花火がある
一月なので使う気はない
刺身や納豆が美味しい季節
殆ど部屋にいる僕は寒くない
君のことはもう思わなくなった
君のことはも ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
湧出沸点
たけし
自由詩
3*
16/1/19 15:14
笑っててほしいな
幸絵
自由詩
1
16/1/19 12:40
永久凍土が燃えている
るるりら
自由詩
5
16/1/19 11:17
贈与
小川麻由美
自由詩
1*
16/1/19 11:09
そんなこころでいっぱいだ
颯太@
自由詩
2*
16/1/19 10:05
シートの片隅で
番田
自由詩
0
16/1/19 9:57
初恋
chihar...
自由詩
3*
16/1/19 8:16
階段
夏川ゆう
短歌
0
16/1/19 5:57
どうやら調整しました
アラガイs
自由詩
2*
16/1/19 5:01
はちみつコーヒー
藤鈴呼
自由詩
1*
16/1/19 2:44
雪
もり
自由詩
3*
16/1/19 1:42
ぽたぽた
Honest...
自由詩
0
16/1/19 0:18
夜をぶっとばせ
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
16/1/18 23:58
マックの窓
番田
自由詩
1
16/1/18 23:10
独裁者
青井
自由詩
0
16/1/18 23:06
鎖
あおい満月
自由詩
1
16/1/18 22:58
何故、僕が不幸になるの?
独奏
自由詩
0
16/1/18 22:15
カマドウマ
非在の虹
自由詩
0
16/1/18 22:11
echo
八雲みつる
自由詩
2
16/1/18 21:17
未知数
椎名
自由詩
2
16/1/18 20:18
僕の居場所
幸絵
自由詩
1
16/1/18 18:19
轍のこと
はるな
散文(批評...
3
16/1/18 18:03
着地点
宣隆
自由詩
1
16/1/18 17:00
芥子色の北風 十
信天翁
自由詩
3
16/1/18 15:24
ブラックスター
たけし
自由詩
3
16/1/18 14:39
降り続く雪に言葉が埋もれゆく
北大路京介
俳句
4
16/1/18 12:38
雪だるま抱えて朝の歩道橋
〃
俳句
2
16/1/18 12:37
我が子には隠したかったココア飲むときは心に痣ができてる
〃
短歌
2
16/1/18 12:37
雪だより
そらの珊瑚
短歌
4*
16/1/18 12:17
一月の心
陽向∮
自由詩
7*
16/1/18 11:53
1685
1686
1687
1688
1689
1690
1691
1692
1693
1694
1695
1696
1697
1698
1699
1700
1701
1702
1703
1704
1705
1706
1707
1708
1709
1710
1711
1712
1713
1714
1715
1716
1717
1718
1719
1720
1721
1722
1723
1724
1725
加筆訂正:
カタツムリの抜け殻
/
るるりら
[16/1/19 10:23]
災害表現を削除し、誤字を訂正しました。
5.51sec.