スーパーで
里芋 大根 葱 人参 牛蒡 コンニャク 油揚げをカゴに入れ
最後は豚バラを見定めて
鰹節と煮干しの出汁煮込み
信州味噌を溶き
妻に捧げる一椀の思い
のどを通らないのはしょう ...
街のはずれの廃校の廊下に気配の何すらもなく
ただ一枚の絵が残されていた
おさなさのめいっぱいの「四年三組」そして名前そして
描かれている 理由のないふうを装った
それは遺言だった から、
割 ...
溜め池の波紋が大きく揺れた
葦原に身を隠してはこちらの様子を伺っていた餓鬼どもが小石を投げ入れたのかと思った
そうか、いつまでも泣いてばかりは居られないのだ
ここから先はこの御玉ヶ淵に架 ...
味噌汁に
浮かんだネギの
香りにも
いま亡き母の
面影浮かぶ
忙しく
朝の立ち食い
せわしなく
天玉そばを
一気にすする
12時に
正直な腹
なににしよう
ガッツリい ...
市場にでる
にあたり 街を
出る 市場に 入る
綿菓子 出る 市場に
売られるためのカードの裏に
小さな指先を 街を / いかないで
この空 声 覚えている?
この声!
イ え
いいえ
それは
ない
いえすさまの
したさき
きっさきの
よう
いいえ
いえ
い
それは
そ
れは
きっさき
の
うえの
さかの
とおい
...
自分が言ったことで笑う
周囲の苦笑いや無表情をよそに
強いて言うと
あんたは
そんな感じですな
ゼロです、ゼロ!
糖質、プリン体以下です!
ロストワールドで
宇宙空間に ...
しろい板の上に
まばらに わたしたちは穿たれ
見つめていた 雨だれが いつの間にか
うすぐらい煙に変わっていくのを見ていた
わすれていった 哀しみもいつしか 草叢の ...
熟柿の臭いにおぼれる眼底
海の深み遙かに沈んだ蓚酸の
記憶がこみあげ喉を焼く
都会の底をさまよう脳が
見上げた夜空の淵に
人魚の嬌声が泡立ち
怒りで放った銛は
領巾にから ...
断章として出会う
わたしたちは
繋ぎ合わされた
死に往く者の断片として
齟齬と違和で腫れ上がりながら
ひとすじの清流であろうとした
二人の詩人
...
ぽつりぽつりと歩いてゆけば
やがてはいつもの食堂にたどりつく
今夜はどうしても
揚げたてのカキフライ定食が誘う
おかみさんにタルタルソース多めに頼み
大相撲中継を観ながら
カキフライの揚が ...
信長の首を土産に紅蜥蜴
泡になる人魚を深く吸い込んで永遠を手に入れてしまった
5回目の二十歳なんです(去年まで二十歳バージョン4.01)
ゆりかごに横たわる
緑児の口元に
朝霧のように蟠る
言の葉の胎児たち
邪気の無いむずかりは
苛立ちか歯痒さか
未生の語彙が萌え出ようと
口蓋をくすぐっているのか
まだ意味を ...
君の指先の温度を
以前触れて測ったのに忘れてしまった
まだ火のついた吸い殻 逆再生される夢
千円札は五百円玉二枚にはならないし
五百円玉二枚は千円札にはなれない
...
才能がありそうだな
という人から辞めるか
投稿しなくなって行く
今ではコンスタントに
クソごみを投稿する
奴ばかりだ
下手すりゃ一日に
制限一杯してくる奴もいる
(代表例 キンタマ王子 ...
痩せ細り
食べない身体
土曜日に
やっと始まる
治療に期待
商店街
ぽちぽち歩き
ニンニクの
香りに誘われ
焼肉おもう
日常風景の只中に、立つ
そこを掘るべし。
――{ルビ足下=あしもと}に隠れた、天への通路。
*
(君の投げたボールは
君に返ってくるだろう)
*
昔々、葉蔭の下 ...
川は下って
海ひろく
道を登って
山たかく
北上するのは
雲のおび
南下してゆく
風のまま
力動の間に
生きてる
実感
不動の時を
畏怖する
直観
消えてしまったよ
いくつも重なっていくうちに
それらは透明になって
ゆらいでいるのさ
何処かへ
風はすがた無くすすむ
僕の体温をひやしながら
斜めにばかり向かっていく
もうなん ...
経験を拠り所とし本読まぬわたしはバケツとシャベルのこども
形見にと心がぐずる父の靴百万年後を想い思い切る
潮騒は木々の葉そよぐ音でした泣きたい夜に思い出す部屋
遠い夢すぐ ...
押し寄せる悲しみに
何もできず
声をなくした青い鳥
飛び方さえも忘れてしまった
本当に失ったものは何?
声?
飛び方?
それとも
いつも側にあった
...
晴れた空が広がっているのは
誰かが空に感謝を投げたから
海がいつまでも青いのは
誰かが海に感謝を流したから
「ありがとう」は持続する響き
どこまで遠くへ行っても決して衰えない
...
武蔵野の林に分け入り
小鳥のさえずりを聴きながら
止まった時計を垣間見る
足と手のひらが石化する夕方の不安から逃れ
商店街の何時もの食堂
今夜は大盛の鯖味噌定食にたっぷりとした豚汁
俺はた ...
真夜中の吉野家には
わけのわからない親爺が一人
何かを呟いている
苦役の連続で
おれは特盛に玉子をふたつ
紅生姜を盛り
ただただ牛丼をかきこむばかり
夜中の視線に注意して
俺は ...
この時間
どこを歩いてみても
ラーメン屋はやっていない
乾燥したファミレスが灯りを灯しているだけで
目的のラーメンは何処にもない
彼らもきっと眠いのだろう
けれど
キツネ顔のチャルメ ...
財布を眺め
躊躇する
最近の鰻重は
札束を散らしたようで
食指がどうにも動かない
想像の中では美味いはずなのに
ぼくはただ口を閉ざす
それでも妻はネットを舐め回し
美味そうな店 ...
これは引退した松井から直接聞いた話しでもなく誰かしらのフィクションなのだが
本人が引退を決意した翌日の練習は鬱蒼とした曇り空で自分の打った打球が運わるくネットの角に当たり金魚飴のように跳ね返った ...
あまりにも透明なソーダ水は
一体何処へ行けばよいのだろう
透明なコップの中ではしゃぎながら
君たちは好きな歌を歌っていた
少し口に含めたなら
君はイタリアのオペラを歌ってくれた
アマポ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
豚汁
レタス
自由詩
3
16/1/14 7:09
たとえば金平糖のような
もっぷ
自由詩
4
16/1/14 6:33
そして始まりと終わりにミンク鯨を食べたものたち
アラガイs
自由詩
12*
16/1/14 3:31
一日
チーズオムレ...
短歌
3
16/1/14 0:34
市場に
佐藤伊織
自由詩
2
16/1/14 0:21
かみさま
〃
自由詩
2*
16/1/14 0:17
キンタマ王子、無表情
花形新次
自由詩
1
16/1/13 23:33
nadeshiko
草野春心
自由詩
1
16/1/13 22:24
嘔吐
イナエ
自由詩
9*
16/1/13 22:23
断章遊戯
ただのみきや
自由詩
13*
16/1/13 22:02
晩ごはん
チーズオムレ...
自由詩
0*
16/1/13 21:50
信長の首を土産に紅蜥蜴
北大路京介
俳句
2
16/1/13 21:17
泡になる人魚を深く吸い込んで永遠を手に入れてしまった
〃
短歌
3
16/1/13 21:16
5回目の二十歳なんです(去年まで二十歳バージョン4.01)
〃
短歌
1
16/1/13 21:16
創世記
青井
自由詩
3
16/1/13 21:10
さよならの跡/殺風景な部屋
凍月
自由詩
7*
16/1/13 21:09
詩投稿サイト運営者の慟哭
花形新次
自由詩
1
16/1/13 19:20
今日
レタス
短歌
1
16/1/13 19:12
この足下に
服部 剛
自由詩
4
16/1/13 18:28
動感
シホ.N
自由詩
2
16/1/13 17:45
無の気配
陽向∮
自由詩
12*
16/1/13 15:08
雑詠四首
もっぷ
短歌
1
16/1/13 11:45
青い鳥
幸絵
自由詩
0
16/1/13 11:07
感謝
葉leaf
自由詩
9
16/1/13 6:36
夕刻になれば
チーズオムレ...
自由詩
6
16/1/13 3:08
日々
〃
自由詩
1
16/1/13 2:35
徘徊
レタス
自由詩
4
16/1/13 1:59
鰻重
〃
自由詩
1
16/1/13 1:20
球聖
アラガイs
自由詩
2*
16/1/13 1:04
消えゆくものへ
レタス
自由詩
3
16/1/13 0:56
1690
1691
1692
1693
1694
1695
1696
1697
1698
1699
1700
1701
1702
1703
1704
1705
1706
1707
1708
1709
1710
1711
1712
1713
1714
1715
1716
1717
1718
1719
1720
1721
1722
1723
1724
1725
1726
1727
1728
1729
1730
加筆訂正:
異国の夢
/
服部 剛
[16/1/13 18:11]
水車を風車に、直しました。
5.09sec.