冬は動物達が眠る季節です
静かにしてあげましょう
人も動物なので眠りましょう
冬は寒いから暖かくなるまで眠ろう
春が来るまでおやすみなさい
春になったら会いましょう
忘れ物を探しに
ターミナルからターミナル
プラットホームの柱に落書き
二人のやりとり
一行詩の会話
白線の内側で
電車が通過するまでお待ち下さい
ブレーキをかけても
...
はじめに くらやみがあって
(ここまでくるのにながい夜をくぐってきた
一枚いちまい重ねられていく
生まれるまえは
まったくの やみだったと
うすぼんやりとした
陽だまりの まえにすわって ...
夕食を終えてベッドにふたりで寝転びながらあたしはアーヤを見つめた。夫婦岩、パワースポット、伊勢うどん、野球少年たち。そう言えば伊勢のひとびとはみんな親切だったな。なんかみんな喜んでいるようだったな。 ...
バスが伊勢神宮の内宮に到着した。
「ここから先は、神様が住む場所なので、みなさんマナーをお守り下さい」
ガイドさんが先導してくれて、鳥居をくぐり、木橋を渡り、手を浄めて砂利道をすこし行くと、
...
バスで朝日を浴びていた。ハロー、ハロー、こちら太陽系第三惑星地球、バスは太陽を左手にまっすぐ進んでいた。
日の熱が生理のときの頭痛のように左頬とこめかみから立ち去らない。しばらく目を閉じた。顔に ...
できることをやらずして
ビデオ屋で借りたビデオ見る。ディスクでした
すべきことを放置して
肉親の作る餃子食べる。月賦でました
宿題が怖い顔をする。真剣で、怒ってなんかない。心配で心配で、つ ...
この製品でサンキュッパ
感謝をしたいサンキューと
この内容でサンキュッパ
家計が助かるサンキューと
だけど給与もサンキュッパ
ギリギリだけにノーサンキュー
経営幹部が言うことは
...
詩人はアーティストなのだろうか
気持ちの代弁しているのだろうか
気持ちの大便をしているだけではないのか
いつのまにか
お盆も お正月もなくなって
在り難い
卒寿にたどりついた
アデノイドのおひとりさま
隙間風が
...
虚ろだなあ
大輪の中にありて
真顔に
大輪咲かせようとて
小さいなあ
有耶無耶に噎びて
自負と
心中謀ろうとて
苦に成るなあ
しどろもどろに
もどかしく ...
重なる重ねる音響の連鎖に
造形されては崩れ落ちる旋律
そのたび脳髄は揉みほぐされブルブル揺れ
冬の天空で少しずつ凍結していくオーロラの踊り
樹木の枝に縮れ色褪せへばり付く枯れ葉が
所在なげに ...
別姓を認めないのは
憲法違反だ?
そんなら
生まれながらに姓名が
決められていることにも
異議を唱えろよ
どうせ問題提起すんなら
もっとラディカルにやれ、ボケ!
こちとら
キンタマ王 ...
誰もいない駅のホームで
私もベンチに座りながらいなくなった
目の前を横切る自動車たちも
時間の速力に負けてきれいに消滅していった
陽射しが背中から射し
線路越しに落ちる駅のホーム ...
終わらせようと
思っていた
キャッチボール
あなたに
ボールを投げる
あなたが受け止める
あなたが
ボールを投げる
私が受け止める
なんて
自然なんだろう
...
くれないと呼べる赤しか愛せないもしくはあかねと心中したい
朱の色は否定のメタファー降り積もる雪が融けてもいえぬ傷あり
初めてのクレヨン箱の赤を解く〈生きてるだけでまるもうけ〉
...
つい見てしまう文字が
、受け取り方次第とはいえ
部屋が物が喋り過ぎる
とても耳障りに
だから
わたしは
わたしの世界が
わたしにやさしくしてくれる
ベージュ色の音楽だけでで ...
今日は私の誕生日
私を祝う人はいない
私は一人、私を祝う。今日まで生きた、私を祝う。
今日はあの子の誕生日
同じ日にうまれた、あの子の誕生日
あの子はまだ小さくて、誕生日の意味もきっ ...
ずっと死のうと思っていました
ずっと死のうと思っていまして
死ぬことばかり、考えました
食べたお肉がおいしくて
生きてみようと思いました
サンタさん 来ないと言われ 怯えた日
「出勤」
タイムカードを押した瞬間に
その日の仕事はもう、
...
彼女たちが
致死量ギリギリの寂しさを標高1982mで微温湯に溶かし眠り姫になるそのまえに
彼らが
キッチンタイマーの音で目覚め
マジックミラー越し虎柄セーターの看守に連行される
そのまえに
...
メザシ焼く
母の手のひら
暖かく
目玉焼き
醤油をかけて
飯を頬ばる
祖母の手で
かき混ぜられた
糠はいま
シュウマイに
中華料理の
花をみる
ボルシチの
温 ...
嘘つきな人は
最終的には嘘をつく事を
止めると思うんだ。
嘘が暴かれた時
自分が哀れで
惨めで
悔しい思いをする事を
知っているから。
だから僕は
君が本当の事を ...
誰がさまようというのだろう。
この名もない路地を。
名もない路地には、
ひと影はなく
だから名もない路地と
なったのであろうが、
名もない路地には、
人影は確かにあった。
その人影は、 ...
たいがいが
こずるいうそやごまかしで
その手つきがばれそうになったときの神頼みです
目を瞑って
神に頼んで突っ込む
無責任極まりないお願いです
子供は神頼みなんてしないのです
腹が減 ...
人の呼吸のしかた、姿勢、歩き方から運動しているかどうかがわかり、筋肉のつき具合まで短時間でわかるくらいだ。柏木も地道な肉体の鍛練を愛しているのだ。そして特殊能力の修得もその延長上に描いている。だから ...
人々は足を動かす
サッサッサッ バタバタバタ
トントントン タッタッタッ
生活というリズムを繰り返すため
肉の欠片を全身に集めて
凍てつく日も 火照る日も
朝起きて、食事を食べ
仕事 ...
ゆっくりと
朝餉にむかい
汁すすり
納豆かきまぜ
ニュース聴く
天麩羅の
残りを煮込み
飯にのせ
かきこみながら
ネクタイ締める
たまご溶き
焼き海苔ちぎり
時計みる
...
聖なる岸辺の花祭りの朝に
残された遺骸
痩せこけたヨガの行者は
余命を河に託し
生老病死にたどり着いた
無尽の砂に包まれ
人々は去り
魂の抜けた物質だけが残されていた
野犬の遠吠え ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
とうみん
リィ
自由詩
1*
15/12/20 20:26
どこか 駅のホーム
凍月
自由詩
5*
15/12/20 19:22
夜の子
光冨郁埜
自由詩
23*
15/12/20 19:20
(3/3)伊勢うどんをマフラーに
吉岡ペペロ
自由詩
3
15/12/20 18:51
(2/3)伊勢うどんをマフラーに
〃
自由詩
1
15/12/20 18:48
(1/3)伊勢うどんをマフラーに
〃
自由詩
1
15/12/20 18:43
「ダルフールって大変らしいね」
なけま、たへ...
自由詩
2
15/12/20 18:35
サンキュッパ
イオン
自由詩
3*
15/12/20 17:30
気持ちの大便
〃
自由詩
1*
15/12/20 17:25
風と光の変奏(三)
信天翁
自由詩
3
15/12/20 15:48
満願の花
貝の石
自由詩
1*
15/12/20 15:29
退行
たけし
自由詩
8*
15/12/20 15:14
キンタマ王子、夫婦別姓
花形新次
自由詩
0
15/12/20 13:28
救い
葉leaf
自由詩
5
15/12/20 10:59
私がやさしかった頃
uminek...
自由詩
6*
15/12/20 9:38
「RED」 2015.12.20
もっぷ
短歌
3
15/12/20 8:43
攻撃
〃
自由詩
4
15/12/20 4:39
12月20日
きよ
自由詩
5
15/12/20 3:01
ずっと死のうと思っていました
〃
自由詩
1
15/12/20 2:50
サンタさん 来ないと言われ 怯えた日
〃
俳句
0
15/12/20 2:46
はいはい
もり
自由詩
3*
15/12/20 0:47
∝-1
〃
自由詩
3*
15/12/20 0:24
果てしない食欲
レタス
俳句
0*
15/12/20 0:24
嘘をつく人
Honest...
自由詩
1
15/12/19 23:44
ちぎり
あおい満月
自由詩
6
15/12/19 23:20
神頼み
オイタル
自由詩
2
15/12/19 23:14
Miz 11
深水遊脚
散文(批評...
1*
15/12/19 22:40
リズム
鷲田
自由詩
5
15/12/19 22:07
朝
レタス
短歌
0
15/12/19 21:54
ガンジス
〃
自由詩
4
15/12/19 21:21
1688
1689
1690
1691
1692
1693
1694
1695
1696
1697
1698
1699
1700
1701
1702
1703
1704
1705
1706
1707
1708
1709
1710
1711
1712
1713
1714
1715
1716
1717
1718
1719
1720
1721
1722
1723
1724
1725
1726
1727
1728
3.78sec.