すべてはくたばって散ばり、火をつけられて焼け焦げた炭になってしまうだろう、ポンコツの目玉が呼び起こす小さな頭痛に舌打ちをしながら、長い長い夜の幕開けだ、心臓が轟音を上げている、それは俺に大 ...
生まれては弾いていく、
いくつもの過去たちの脱け殻の
奥には必ず触れなくてはならない
真実がある。
その横たわる真実の瞼の裏側の、
顔を見つめなくてはならない。
目を閉じた瞼の裏に映っ ...
狂った魚は
おひれはふり
宙に浮かんで
あなたを捜す
浮かぶ女は
どこにここで
みなもを割って
天へと沈む
透明宇宙と地球の真ん中 ...
失ったの鏡 割れるのが鏡
表情を変えないスーパーマン とてもステディ
口をゆがめて 咆哮する声 とっても愛情にあふれているじゃないか
目をゆがめて イメージを放り投げる 天の星の全てが襲い掛かる ...
春か冬かと疑う
まだぬくもりが指先にかからない
冷たさのはざまの或る一夜に
目覚めの雨は降る
膨張した外気温は子が急に大人になったよう
草花は気づきの艶をほんの少し
枯れ葉のうちか ...
丈の長い草密生する
4月の草原を吹き抜ける風は、
艶やかに波打ち移動する緑の透明。
このひたひたと押し寄せる冷気に、
覚醒していく意識の輪郭くっきりと
風の息の律動と 私の命の鼓動が
...
*
シャッフル
雨合羽の内側みたいに湿った霧の夜
水槽に堕ちた帽子のように少しずつ想い出す
刻まれたまま床に散乱している時間
ボロボロに傷ついた
一枚一枚を拾い集め
...
小さい雨が降ってきた
しとしとしと
オルゴールみたいなガラスの箱の中
ピアノの音が聞こえる
拙いカノン
さくらの花が
ひらりひらり
舞い落ちる
ぽとん
水滴
雨粒か涙か
喜びと悲 ...
言の葉
とはよく言ったものだ
青春に芽吹いた言の葉も
人生の秋ともなれば
渋く色づく
としても やがて散る
散った言葉は
ぼろぼろに朽ちて
形も意味も喪い
芽を出すこと ...
永遠に続く平和なこの世界そう言い合える世界にしたい
幾つでも夢が叶った夢を見た豊かな流れ自分で創る
銀世界子供の顔は嬉しそう寒さ吹き飛ばし雪と戯れる
池の鯉緑の多い庭だけど鯉の模様が ...
一人でわらって暮らす狼
牙で触れるナイロンタグ
どんな血も痛みになって
ここでここで暮らしていく
どっちに転んでも
かなしーことになりそう
何度やっても
おんなし事んなりそうさ
...
ババアとバカの争いになりそうな
大統領選挙にも
ちょっと飽きてきた
しかし、半年もたねえな
相変わらず
ババアはバーゲンセール帰りに寄りました
みたいだし
バカは同じことの繰り返しだ ...
世の中に無修正動画がなかった頃
私はモザイク越しに
ワレメちゃんを想像しなければならなかった
そのうち、どうしても
ワレメちゃんが見たくなって
裏ものを扱っている危ない店を
探し出そうとし ...
絶望やドストエフスキーの桜
いい雨が桜にも降る蛇の目傘
なんでさくらはあめがふってるのにさいてるの
そっか、あめとおともだちになりたいんだね
ハゲが来た
ハゲが来た
どこに来た
頭頂部に来た
前頭部に来た
両方に来た~🎵
ハゲが来た
ハゲが来た
のパートで
ズル剥けチャビンが
こっちに向かって来るのかな?
ちょっと ...
【こめる】
ちいさな人が ちいさな声でいった
「あさがおは かさ みたい」
くるくるたたんでいる花は かさみたい
雨の日にひらくと かさみたい
ちいさな傘から
ぬー ...
きょうの桜は
いつかの桜かもしれない
きょうの私が
いつかの桜をみている
いつかの鵯が
きょうの桜を啄んでいる
きょうの私は
いつかの私かもしれない
いつかの私が
...
160404
ピロートークという言葉が流行ったことがあったなと
遠くを見るふりをする
きのうはどこにもありませんようと歌った人もいて
朝焼けの中にワインを浸して
トース ...
雨が削る
雨が砕く
花を削る
花を砕く
石を削る
石を砕く
心を砕く
心を削る
足が重くなって
ふと歩くのを止める
雨が削る
雨が砕く
花を削る
花を ...
おもい鉄の扉を
押した
瞬間にまなざしが交差する
待ち合わせには慣れている
ここはもう寒くないよ
暗がりにふさわしく目を開いて
ひとびとの騒めきを聞いている
楽しいのは
誰もい ...
今年も桜を見に
自転車で桜並木の坂を降りていった
だけど 私は 今年は一人だ
来年は 誰かと一緒に来たいものだけれど
そんなことを考えながら 私は
人ごみの中に紛れこんでいた
...
暴力団と自称詩人
どちらかの味方になれと
言われたら
躊躇なく暴力団を選ぶ
どちらも反社会的で
闇の存在だけど
なんたって私は
無類の暴力好きだからね
自称詩人みたいに
一発パンチ食 ...
冷えた手すりに背中を
預けて
薄くなっていく
空を
見ていた
走り去る足音と
誰かが誰かを
呼ぶ息遣いとが ほんの
一瞬渦を巻いて
鼻先を過ぎった
眼の奥に微かな
重みを感じた
遠方の友の笑い声にあわせ 前借りした元気 何日分?
その説教お返しします 若者になにか求めず ワン・ツー・パンチ
一見さん 呼吸のリズム合わせたらいけずが返るへんてこなジャ ...
かるくて
あかるくて
はかなくて
さくらの花は
詩そのもの
花びらいちまいいちまいに
残った風が
地面に落ちてもまだ
ふわり ふわりと
その浮力を手放さない
逃げ足ばかりが ...
一人の夜を
アセビの木の下に
捨てられた子イヌは
今頃どうしているだろう
一人の夜を
そうやって、いつも
遠くから自分を見ている
もう一人の自分がいる
一人の夜 ...
冬に電子機器の仕事で
雪の富士山の麓に出向いた
良いはんだ付けは
富士山の麓のようにと
現場を指導してきた
富士山は神様が太平洋に
はんだ付けしたのだろう
大陸から絶妙に離れた位置に ...
東京にもう雨は降らないらしい
眠らずとも
目覚めなくともよくなるまで
幾世紀を費やし
浪費するのは何も砂ばかりではない
やさしい飲みもの
歴史をごみ箱にいくら捨てても
まるで甲斐 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
撹拌される真夜中の指向性(望まれるのはイレギュラーバウン ...
ホロウ・シカ...
自由詩
0+*
16/4/5 22:51
さくらがい
あおい満月
自由詩
3
16/4/5 22:08
哀しみ〇ひとつ
たけし
自由詩
3
16/4/5 21:24
実験したいのかね
杉原詠二(黒...
自由詩
3*
16/4/5 21:04
手と手
凛々椿
自由詩
3
16/4/5 20:45
旅〇人
たけし
自由詩
1*
16/4/5 16:20
シャッフル /【幻想30】作品
ハァモニィベ...
自由詩
4*
16/4/5 16:14
春に思う
秋也
自由詩
1*
16/4/5 12:47
ことば
イナエ
自由詩
6*
16/4/5 8:55
永遠
夏川ゆう
短歌
0
16/4/5 5:25
すくう
竜門勇気
自由詩
0
16/4/5 0:09
飽きが早い
花形新次
自由詩
1
16/4/4 23:48
ワレメ思う、ゆえにワレメあり
〃
自由詩
2
16/4/4 22:18
絶望やドストエフスキーの桜
北大路京介
俳句
2
16/4/4 21:51
いい雨が桜にも降る蛇の目傘
〃
俳句
3
16/4/4 21:51
ゆうちゃんのみみうち(花冷えの日)
小原あき
自由詩
2*
16/4/4 21:27
ハゲが来た
花形新次
自由詩
1
16/4/4 20:02
ちいさな 三つの声
るるりら
自由詩
16*
16/4/4 16:02
桜かな
yo-yo
自由詩
4*
16/4/4 7:24
スリープトーク
あおば
自由詩
5*
16/4/4 4:12
研粒なくとも雨は削る
北村 守通
自由詩
2
16/4/4 0:56
destination
アオゾラ誤爆
自由詩
5
16/4/3 23:47
リスタート
番田
自由詩
0
16/4/3 22:39
暴力と私
花形新次
自由詩
0
16/4/3 22:09
撫でるように
noman
自由詩
0
16/4/3 21:14
四月初旬の憂鬱
深水遊脚
短歌
2*
16/4/3 17:00
アレグロ
豆腐小僧
自由詩
1
16/4/3 16:01
一人の夜を
yasuto...
自由詩
0
16/4/3 14:39
富士山はんだ付け
イオン
自由詩
0*
16/4/3 13:09
新しい雨
伊藤 大樹
自由詩
10
16/4/3 12:46
1688
1689
1690
1691
1692
1693
1694
1695
1696
1697
1698
1699
1700
1701
1702
1703
1704
1705
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1710
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1720
1721
1722
1723
1724
1725
1726
1727
1728
加筆訂正:
ちいさな 三つの声
/
るるりら
[16/4/4 19:31]
ルービックキューブみたいに さらに 順番を替えました。
ちいさな 三つの声
/
るるりら
[16/4/4 17:42]
助言をいただき詩編の題名と、順番をかえました。
4.12sec.