桜をみると胸がいたい
桜なんかだいきらいと言いたくなる
だから桜に謝りながら
盆栽みたいなかたちをみつめている
一方向にしか膨らまない宇宙なら
星はこんなふうに見える ...
故郷には深さがある
海の深さとは別の種類の
血の深さと記憶の深さ
一人の人間に一つずつ
最も深い故郷が与えられており
人がほんとうに帰っていく極地がある
果樹園に包まれ
たっ ...
社会人になって幾数年
歯車と化して十数年
叱られ叩かれ使われて
上昇したのは尿酸値
痛風発作に怯えつつ
言った言わないエビデンス
横文字並べて要するに
費用を安く抑えたい
わか ...
病棟の廊下を行き交う
光を亡くしたオブジェたちは
意味のない言葉を呟きながら
閉ざされた空間を彷徨っていた
秒針の動きに従い
その営みは飽くことなく続けられる
影さえ失った彼らは
...
あまりにも心地良いから腰を振り続けただけさ
お互い
深く激しく
ありきたりだろ
愛しあっているのだから
手を繋ぐだけじゃ
とてもとても
ぶちまけたのは俺だけじゃない
今度はゆっくりゆっ ...
姥桜ボディブローが効いてきた
マドンナを脇役にする桜かな
世界の言葉で桜と言ってみた
意志と火
心地よい絵画
午後の公園
ステーションビュー
ロングヘアの女性
揺らめく黒髪と火の粉
溢れだす
上向きの蛇口
幼い男の子の恥部
ぷっくり剥けていない
青空に向けて
勢い ...
カブと言うよりは
茄子のヘタみたいな
髪型から
茄子くんと呼ばせてもらおうかな?
さて、茄子くんが中野で当時12歳の
山田琉里羅さんを車に押し込んで
誘拐したんだね
そして山田琉里羅 ...
ひとりのベッド
親のことはもう覚えていない
私は 一人なんだ
星の下で言葉をなくして
測れない
計れない
量れない
ものをはかろうと
脳は身をよじるが
生まれたのは不肖の子ばかり
どれ一つ それ一つでは
役に立たないものたちを
手妻よろしくこき使い
広げてきた
安心 ...
恋と愛は違うんだって
気付いたときにゃ後の祭り
契約という名の呪いで
互いを縛る
神に誓うこともなく
流されるがままに判を押した
蜜月は数ヶ月と保たず
今は灰色の日々を過ごす
...
押し入れの奥深く
落書きだらけのおもちゃ箱
そのまた奥底で
今もブルブルと震えてる
クリスマスだか誕生日だか
とにかく誰かに買ってもらった
観たことも無い映画のキャラクター
毛むくじ ...
海が盛り上がり
浪が陸に襲いかかる
浮き桟橋を 港深く押し込み
道路に船を押し進めていく
車が逃げる 人が逃げる
テレビの画面
ソファーに掛けた私には
わらしべ一本投げ入れら ...
年季にとうがたって
玄関のタイルは
ひびの隙間から
虚しい「時間」の中心に
深く積もってしまった
ペンペン草の
顔をのぞかせる
そ ...
+
『人体模型ノぶるーす』
SCENE1.(校庭にて)
ものすごい音がした。
登校中の生徒たちはみな、
音のする方を見た。
―光り輝く羽飾りのヘルメット
―厚い革製の盾 ...
4月の勉強会のテーマ:こども向けの作品を書いてみる。
詳細は、: 詩ヌマデアイ詩テ
http://po-m.com/forum/threadshow.php?did=316267
をご観覧 ...
「アイスキュロスが笑ってる」
#1
「赤い」といったら何だろう?
赤いおハナを思い出す
そうだね真っ赤な真っ赤なお鼻のトナカイさん。
クリマスといったら何でし ...
ありがとうございます
本日 3月31日 無事定年を迎えます
ごめんなさい
途中退場でした
この 十年間で
身長は伸びていません
でも 精神的に 大 ...
2月末、祖母の納骨式。仙台市青葉区中山に向かうバスが電子音声でぎこちなく次の停留所をアナウンスする。続けて紹介されるクリニックか何かの広告は人の声の録音だった。割安で電子音声の広告枠を用意したら需要 ...
保育園で見るあのひとは
運動会での子どもたちの勇姿に涙し
ママの苦労談を聞けば肩を寄せる
朝も夜も、送り迎えには笑顔で
自転車をこぐ、よきママで
人の良さそうなパパだって、ひょっこり顔を ...
人に好かれる努力をしなよ、と
先生だったか、
友達だったか、
社会人だとかに言われたので、
一晩眠らず、
考えてみたのだけれど。
人に好かれる努力とは、
例えば髪 ...
好きなこと見つけて
好きなことやり続けて
花を咲かせよう
生き続けていれば
心にたくさんの花が咲く
単色の花ではない
色彩豊かな花
色々な想いを含んだ色
瞬間瞬間に花を咲か ...
私の永遠の旅人、桜の季節を軽々と飛び越えて初夏を待ちわびる君よ。
届いた手紙には、すでに爽やかな風の匂いが沁みついていたのだ。
それはまさしく五月の風。しかし君の無理難題には答えられそう ...
遮光カーテンは閉めきったまま
四角い箱の中
スマートフォンの青白い灯りを頼りに
じっと目を凝らす夜。
ここいらはもう海の底でした。
重たくて、暗くて、冷たくて、塩っ辛く ...
高い木立に囲まれた一本道をきつく踏みしめて歩いてゆく。
耳を澄ませば遠く小川のせせらぎや鳥たちの声が聞こえてくる。
道端に目を向ければ昨年の落ち葉が未だ残っている。
誰かの庭では明る ...
花樒わたしは歩くまた歩く
城址からもしもし父さん三宝柑
残る花いつか歩いた河川敷
灯される頃を選んでさくらさく
愛される理由なくして山桜
夢よりも夢ら ...
暴力はどこだ
暴力をよこせ
殺人は暴力か
憲法は暴力か
ナチスドイツ
福島原子力発電所の
メルトダウンは暴力か
涙で暮らす幾数年は
聞いたそばから耳が腐れる
そうじゃない
ここ ...
なんで消えてしまうのだろうね
なんで死んでしまうのだろうね
なんで忘れてしまうのだろうね
なんで離れてしまうのだろうね
なんで終わってしまうのだろうね
なんで目に見えるものを残せないのだろう ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
一方向の宇宙
吉岡ペペロ
自由詩
11
16/4/3 6:31
帰郷
葉leaf
自由詩
7
16/4/3 2:36
わかります
松本 卓也
自由詩
8
16/4/3 0:29
病棟幻想
レタス
自由詩
3
16/4/3 0:11
いびきと寝言
秋也
自由詩
0
16/4/2 23:55
姥桜ボディブローが効いてきた
北大路京介
俳句
2
16/4/2 23:52
マドンナを脇役にする桜かな
〃
俳句
2
16/4/2 23:51
世界の言葉で桜と言ってみた
〃
俳句
1
16/4/2 23:51
ミックスプレート
秋也
自由詩
1
16/4/2 23:45
茄子ヘタ男
花形新次
自由詩
1
16/4/2 23:26
君は今
番田
自由詩
1
16/4/2 23:19
ブルーライトに照らされて
ただのみきや
自由詩
10*
16/4/2 23:14
メリー
たいら
自由詩
0
16/4/2 22:50
モルスァ
〃
自由詩
0
16/4/2 22:40
布団ひっかぶって寝転がっても
イナエ
自由詩
3*
16/4/2 21:56
年季に
信天翁
自由詩
2
16/4/2 14:39
『人体模型ノぶるーす』 /【笑い部門】
ハァモニィベ...
自由詩
1*
16/4/2 12:52
★ 4月の状況
〃
おすすめリ...
1*
16/4/2 12:50
アイスキュロスが笑ってる
〃
自由詩
1
16/4/2 12:37
途中退場
佐白光
自由詩
1*
16/4/2 11:46
のどぼとけ×時間×エクスペリメント
高橋良幸
散文(批評...
1*
16/4/2 9:45
あのひとは
うめバア
自由詩
3
16/4/2 7:46
人に好かれる努力をしなよ
亜樹
自由詩
3
16/4/2 6:59
花を咲かせる
夏川ゆう
自由詩
3
16/4/2 5:23
友へ
ヒヤシンス
自由詩
6*
16/4/2 4:48
深海魚の気持ち
亜樹
自由詩
0
16/4/2 3:22
朝に見る
ヒヤシンス
自由詩
4*
16/4/2 3:08
「誰も知らない春セピア」 2016.04(九句)
もっぷ
俳句
1
16/4/2 2:42
暴力をよこせ
乾 加津也
自由詩
4*
16/4/2 2:15
おわること
リィ
自由詩
1*
16/4/2 1:20
1614
1615
1616
1617
1618
1619
1620
1621
1622
1623
1624
1625
1626
1627
1628
1629
1630
1631
1632
1633
1634
1635
1636
1637
1638
1639
1640
1641
1642
1643
1644
1645
1646
1647
1648
1649
1650
1651
1652
1653
1654
3.6sec.