クリスマスは赤い色
想う人から「クリスマスを一緒に過ごしたい」と誘われて
私の頬は赤くなる
純白の音響
広がり続ける 水底の
更なる深淵
蠢き渦巻く粉砕 無機
残業のビルの明かりも聖夜の灯
あなたが好きなその絵に
いまはもう 何も付け足さないこと
あなたが好きなその絵を
いつも ありのままで受けいれる心
あなたが好きなその絵が
いつかかならず 色褪せていく瞬間に
...
あなたの大きく開いた口が、
ちいさな海を吸い込んでいく。
あなたの脳裏を走る列車が、
いくつもの駅を追い越していく。
駅には、
誰もいない人で、
あふれている。
あなたは、
誰もいない ...
昔ながらの中華そばは
最近あまり見なくて少し寂しいのだ
魚介豚骨は頼もしく
心に勇気を与えてくれる
横浜家系にタマネギとニンニクを
たっぷり入れると
客先訪問は不可能になる
少し ...
鴉の声が窓ガラスをすり抜け
ベッドに潜り込んでくる
戸外では新しい世界が始まったらしい
部屋の中には
昨夜
掘り返した青春が
アルコールに萎えて床に散らばり
描き上げた明る ...
東南アジアの親子連れ
女の子が大切そうに
紅葉を手のひらにティッシュ
そっとのせている
とても嬉しそうだ
持ち帰って宝箱にしまいそうな瞳
お母さんに手をひかれて
ひらひらと落ちた紅葉を
...
朝の食卓にのぼるトーストの悲しさは
ベーコンエッグを添えても
香る珈琲を啜っても
どうにもならない眠気のおかげで
家ではどうにも喉が通らない
たとえば大好きなツナサラダを傍らにおいたとし ...
サザエさんの声優が
一人、また一人と
消えて行く
それでもサザエさんは続く
違和感を感じるのは
最初だけ
次第に慣れ
そして忘れる
己の実存が
掛け替えの無いもの
等と ...
世界は回る
くるくる回る
私が悲しみで
打ちひしがれてる時も
お構いなしに
くるくる回る
大切ななにかを
亡くしたとしても
世界は最初(ハナ)から
興味無い、という様な顔で
...
手作りのミネストローネと讃美歌でいつもの通り飾り気なしで
蹴り足の微妙な狂い 引き裂かれ頭上のベルに歪んだ視界
ありふれた電飾に沈む客船に無理して笑う音楽と月
赤 ...
眼が在り眼と映り凝視し続ける眼に
昔の戦場の消えない殺し合いか今の子供らの激しい絡み合いか
展開される焼き付けられるその恐怖
草むらの草熱れも左足にぐるぐる巻かれた包帯の中で腐乱していく肉も置き ...
いちょう葉が片羽みたいに見えるからキミの背中が少しかたむく
空白は空白のままここにいて時折くうの音きかせてくれる
木枯らしにフードかぶればおおわれて冬ごもりする巣穴みたいだ
永遠に失 ...
霧によって大気が見え始める
霧は大気を着色するのだ
だが霧は大気に代替し空間に代替する
もはや大気も空間も存在せず
そこには霧があるだけだ
満たすということは
満たされたものを ...
踏み荒らし
老いた敗残兵の話を聞いてくれ
君よ
剣の川を泳いで渡れるか
しょせん一発の弾丸
マグネシウムのように命を燃やし
かっ と光っては消える若さよ
...
ねことまーぶるぶるふるえるねこちゃくしんおんはにゃーにゃーとまーるまるあしもとくすくすぐったいまがったしっぽのさきっぽのすきっぷのきっすなげたさきにきみのみぎのほっぺすてっぷじゃんぷするさんだんするひ ...
151216
電池そのものを改良しなければならないと
ラジオニュースは語る
マーブルチョコを好むのは
大人だけでなく
幼児
乳児
這い這いできる子供たちには
飲 ...
ユーモアとして届かない聖夜劇
思ってた未来と違うクリスマス
クリスマス知らない町の影になる
塩パンはあまい
悲しくても腹が減る
不幸は苦いだれのものでも
生まれた場所
生まれたとき
えらべない
塩パンはあまい
腹がたっても腹が減る
幸せだって腹が減る
ひとりのと ...
あなたは今、
いろいろなことばの海を
旅したいと思っている。
そこには淡い色の薔薇の花束のブーケだったり、
あたたかな木のぬくもりの漂うキッチンだったり、
そんな風景が香ることばを探している ...
日曜にしたいことをしたいようにあたかもしたくないようにする
「としとればSNSのひらべったい宇宙にふれていんだね先生」
なんとなくきみの人生がバラ色でバス停からみたパステルカラー
...
スイッチだ日常の点けて弄ぶ消しても眠らない
壁を這いまわる夜にふやけた未発声の《》は過呼吸のまま乳房を求め
夏の光に目隠しされた幼い逢引と声の影法師
皮膚下の水脈を辿る山椒魚のふるえ蔓草が覆う戦 ...
ここで出会ってしまったがために
空いたもう二度と塞げない穴
私たちは
元々は平行線だった
何かの拍子で
一つ重なり合ってしまった
これは神様も予想外
二人並んで歩いた雪の日は ...
アイナメと若鮎の甘さは妻の味
すき焼きに染みこむネギに舌打つ
豚汁に浮かぶ脂の美味さ
出刃を研ぎ石鯛狙う
シロギスの透明を如何に料理せむ
ふつふつと湧き上がるサザエかな
...
見えない夜の身代わりに
川は蒼く蒼くなり
金いろの径を従えて
海へ海へ落ちてゆく
けだものは居る
けだものは居ない
曇の十字
光の前の小さな羽
隙間 ...
湯たんぽを使うようになって
夢の中にまでそれが付いて回るようになった
野末のだだっ広い大座敷や
寂れた遊園地のおばけやしき
はたまた性交の場面の片隅に
それは寄り添うようにいて
まだら色の ...
月見ソバ柔らかに香る汁の味
もり蕎麦の出汁に舌は喜び
ワカメ蕎麦プリプリと喉ごし豊か
かき揚げの胡麻脂に舌を巻く
鴨南に虚弱な我が身が包まれる
日付順文書リスト
タイトル
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日付
三行詩 : クリスマスは赤い色
しょだまさし
自由詩
2
15/12/17 23:35
来襲静かに悪夢
たけし
自由詩
8*
15/12/17 22:56
聖夜
chihar...
俳句
3*
15/12/17 22:38
愛
もり
自由詩
1*
15/12/17 22:31
腕輪
あおい満月
自由詩
8*
15/12/17 22:17
ラーメン好き
レタス
自由詩
3*
15/12/17 21:42
宴の翌朝
イナエ
自由詩
14*
15/12/17 21:33
手のひらと紅葉
灰泥軽茶
自由詩
5
15/12/17 21:32
蕎麦好き
レタス
自由詩
3
15/12/17 21:23
消え行くナカジマ
花形新次
自由詩
3
15/12/17 20:59
くるくる回る
枝
自由詩
6*
15/12/17 20:09
色のない街
深水遊脚
短歌
4*
15/12/17 20:00
露呈
たけし
自由詩
4
15/12/17 16:00
冬のあけくれ
そらの珊瑚
短歌
13
15/12/17 12:45
霧
葉leaf
自由詩
4
15/12/17 6:29
踏み荒らし
高原漣
自由詩
3*
15/12/17 0:56
猫とマーブル/即興ゴルコンダ(仮)投稿.97
こうだたけみ
自由詩
2*
15/12/16 23:59
猫とマーブル
あおば
自由詩
8*
15/12/16 23:30
ユーモアとして届かない聖夜劇
北大路京介
俳句
1
15/12/16 21:59
思ってた未来と違うクリスマス
〃
俳句
2
15/12/16 21:58
クリスマス知らない町の影になる
〃
俳句
3
15/12/16 21:58
塩パン
朧月
自由詩
1
15/12/16 21:37
大樹
あおい満月
自由詩
14*
15/12/16 21:28
ときどきすこしクリスタル
さわ田マヨネ
短歌
4
15/12/16 21:20
スイッチ
ただのみきや
自由詩
16*
15/12/16 21:13
運命不導体
瑞海
自由詩
6*
15/12/16 21:04
夜の想い
レタス
俳句
1*
15/12/16 20:13
夜の行方
木立 悟
自由詩
5
15/12/16 19:43
湯たんぽ
春日線香
自由詩
4
15/12/16 19:32
蕎麦五首
レタス
俳句
0*
15/12/16 19:22
1619
1620
1621
1622
1623
1624
1625
1626
1627
1628
1629
1630
1631
1632
1633
1634
1635
1636
1637
1638
1639
1640
1641
1642
1643
1644
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1655
1656
1657
1658
1659
3.66sec.