どこからかハーモニカの音がした
なつかしい
ぼくは酔いと怪我でふらついていた
雨があがっている
砂で固められたような道が月明かりにひかっている
ぼくは路地の奥にすすんでい ...
アブラナ
アブラナ
アブラナ
ナズナ
ナズナ
ナズナ
アブラナ
アブラナ
ナズナ
レンゲ
レンゲ
レンゲ
レンゲ
レンゲ
レンゲ
レンゲ
レンゲ
レン ...
ホットケーキのような単純な輪郭がほしい
かんたんになりたいのです
角をあつめて
丸くなって
かんたんになりたいのです
見てください
わたしはただの記号です
ひと筆がきの円だから
...
160320
団長の思いとは
断腸の思いの誤植と分かる
編集長は校正係も兼ねているのかと
私は少しだけど異議を唱えたい
人間を考えるのが芸術の真意だとしたら
文化講 ...
晴れた日のガラス質が緊密で、冴え冴えと町にいる。無地のシャツ、明るいグリーンのパンツ。ぼくもきみも、ちっぽけな鉄の棒みたいな、腕力や暴力と無縁な体格をしている。ストーリー。少年プラス少女の ...
瞬間の光を我が物にする手管 溶け込んで狩るあるがままの美
迷い道 桜が透かす月灯り纏うあなたの影が包んだ
古都めぐり桜をゆらす風ともに疎水をつたい鳥居をくぐる
清流が ...
剥がされた ああ、
犬 も……ひとつの
呼吸から ああ、もうひとつの
ことばへと いつわり (靴のよう)
さびしい (想うこと のよう)
犬 も、 ...
何故だかわからないけど
生きてることが
情けないほど
悲しくて
悲しくて
仕方のない春の夜には
先生のことを
思い出して
自分を慰めようと思う
そして
宇宙の広さに
想いをはせ
...
朝の電車は遠い日の裏切りのように
精密な構造を巨大な直流にひるがえして
ホームに差し込む朝陽とういういしく調和する
連動する踏切にはわずかな狂いが入り込み
電車の減速もときおり不規則で ...
珠を数えている。
腕に通された木目の珠を。
祖母が亡くなったとき
父が握っていた大粒の珠を、
父が四角い小さな石塔になったとき
母の手首に引っ掛かった数珠の珠を、
数えている。
...
千羽目の鶴は金色花明り
桜にも詩集にも耳あてる夜
花月夜パジャマのままで連れだされ
孫に話そう
妻や子どもには
とても言えない
だって生々しすぎるでしょ
いつの日か
わたしの前に
現れるところの
孫ならば
静かに
頷いてくれるだろう
時には
笑ってもくれるだろう ...
なぎさは
男性にアソコを優しく
触られるのが好きだった
いつでも触られたいと思っていた
でも、AVの影響か
最近の男性は、潮吹き(本当はオシッコに過ぎない)
をさせようとイタズラに激しく触 ...
世界を構成する元素はとげである
この物質的な世界において
物質とは必ずとげでなければならない
細長い円錐は無限に硬く
割れることも裂けることもない
人も木も鳥も花も
このとげの原子 ...
しらないと言ったそばからうそになる 知りたくないのだ 正しく言うなら
こわいのは戸棚の奥の砂糖壺 ざらめのついた世界はきれい
ここからはからだを脱いできてくださいね 心も脱いじゃう人も ...
手は 夜をすみずみまでたたいて きえた
大事なものと そんなに大事じゃないもの、
をくらべて
でも そんなに変わらなかった
あなたの抱擁のまえで
人生など
あってないようなものだった
...
無数の刃は君を切り刻むが、程なく飽きて君を放り出してしまうだろう
君は致命傷こそ受けてはいないが、失血死の危険にさらされている、そのとき
無数の医者が現れて君に様々な治療を施すだろう、君は ...
雀始巣
すずめはじめてすくう
佐藤さんちの玄関の
パンジーの寄せ植えから
オハヨウを拾い上げて
鈴木さんちのベランダの
古い室外機の裏側から
サビシイを探し出して
...
地雷原という安全地帯でトイレットペーパーを思いっきり転がそうぜ
ドアなんてこの世に存在しないのだから
自由には白い翼がびっしり生えている
おとなになるってことは気が狂うってことで
こどものまま ...
誰かのことを、おもいやったりなんかしたことは
あるよ 人に
やさしくなんかしたことも
あるよいつもそうだったような
気もする いや
いや やっぱりそうだそうだったいつも
人にやさしくしてい ...
近づくこと
遠ざかること
暗い
音節の
蝶番
止まることを拒む
海の裾のドレープ
駆けあがる白い泡
絶えまなく
描き直され
拒みながら ...
「サラサラと
流れるような仕事をする
サラリーマンになるか
ダラダラと
くたびれた仕事をする
ダラリーマンになるか」
「もちろん
ダラリーマンには
なりたくはないです」
...
ここから
線香花火のように見えます
あの日
あなたが燃やした命
このまま
つづくわけがないと思う日々が
案の定
抜け落ちた日々
日々から日々が抜け落ちた日々は
日に日に遠くな ...
誰にも選ばれなかった白い蝶々 背中の羽を忘れ孤独との戯れ
草臥れた風俗を撫で回す通り雨 片目の猫も身構え微笑ってる
気高く振舞っても その実 貧弱 神経衰弱 諦めたら空っぽ
強く生き ...
快楽を求めるために人生を捨てる
戻れない幸せという現実
孤独はそこをどくことなく座り続ける
幸せが僕の肩を叩く
こっちの世界においでよ。
幸せの定義は決まっていない
正義も悪も裏で手を繋ぎ ...
よわすぎて愛でしかない 雨の日にきみが育てた青いポケモン
この世界の終電を乗りついでくようなどこか甘えた気持ち なんだか
ミニチュアの切り株をネコに盗まれて貝柱に座ったシルバニア
...
内実をまったく伴わない
ただ大きな勘違いをしているだけの
クソ自称詩人を引っ捕らえて
殲滅するために
自称詩をラップにして
バトルする偽大会を企画して
自称詩投稿サイトで
募集したところ ...
田舎育ちの若者
都会の生活に憧れて
都会に出てくる
都会育ちの若者は逆に
田舎の生活に憧れたりする
都会と言うだけあって人口が多い
自然豊かな場所が見当たらない
ビル群が何処 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雨
吉岡ペペロ
自由詩
3
16/3/21 2:06
山間部を流れる川の脇の田畑
北村 守通
自由詩
0
16/3/21 1:16
かんたんになりたい
ユッカ
自由詩
4
16/3/21 0:47
深紅色の本務機
あおば
自由詩
5*
16/3/21 0:18
プレーンソング
ねことら
自由詩
3
16/3/20 23:25
桜色の影
深水遊脚
短歌
1*
16/3/20 22:28
inu
草野春心
自由詩
1
16/3/20 21:18
春の夜には
渡辺亘
自由詩
1
16/3/20 19:48
朝の電車
葉leaf
自由詩
2+
16/3/20 16:54
かぞえる
為平 澪
自由詩
9*
16/3/20 15:48
千羽目の鶴は金色花明り
北大路京介
俳句
1
16/3/20 12:55
桜にも詩集にも耳あてる夜
〃
俳句
5
16/3/20 12:55
花月夜パジャマのままで連れだされ
〃
俳句
1
16/3/20 12:55
物語
やまうちあつ...
自由詩
4*
16/3/20 8:38
ペッティング
花形新次
自由詩
0
16/3/20 7:40
とげ
葉leaf
自由詩
5
16/3/20 7:02
しらない・砂糖壺
はるな
短歌
4
16/3/20 1:40
抱擁
〃
自由詩
7
16/3/20 1:07
放り出された世界の中で着地点を見つけたとき
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
16/3/19 23:09
雀始巣
nonya
自由詩
18*
16/3/19 21:47
自由で満たされたプール
水宮うみ
自由詩
5*
16/3/19 19:40
リーパー
塚本一期
自由詩
1
16/3/19 19:38
目交い/そして
ただのみきや
自由詩
13*
16/3/19 19:16
ダラリーマン
イオン
自由詩
0
16/3/19 18:32
すべて
竹森
自由詩
5
16/3/19 17:58
僕等を動かす力の全て
颯太@
自由詩
0
16/3/19 16:07
どこで生きる?
独奏
自由詩
0
16/3/19 15:17
ゆとりスペクタクル
さわ田マヨネ
短歌
6
16/3/19 14:41
浄化計画
花形新次
自由詩
1
16/3/19 13:14
都会
夏川ゆう
自由詩
1
16/3/19 5:22
1621
1622
1623
1624
1625
1626
1627
1628
1629
1630
1631
1632
1633
1634
1635
1636
1637
1638
1639
1640
1641
1642
1643
1644
1645
1646
1647
1648
1649
1650
1651
1652
1653
1654
1655
1656
1657
1658
1659
1660
1661
加筆訂正:
目交い/そして
/
ただのみきや
[16/3/20 14:31]
最終2行を3行にして少し変えました。
目交い/そして
/
ただのみきや
[16/3/20 14:30]
最終2行を3行にして少し変えました。
3.76sec.