じじいがすべきことは
自らの魂を葬りさること
残飯のような人生に
終止符を打つこと
それが出来ない者は
静かに息を潜めて
自然が解決してくれるのを
じっと待つこと
肩に力の入った割 ...
転勤で南相馬勤務となった。南相馬というと、福島第一原発の北30km以内の都市である。だが、空間線量は福島市より低い。南に行けばもちろん線量がどんどん高くなるが、市街地では暮らしに特段の問題はない。
...
*
ファイブ・ペニーズ
ベンチ
耳を澄ましていた ただ耳を そっと
じっと 動かずに
夜更けの三時に誰かが夕食をたべるときも
そっと ただ
噴水の音だけを聴いていた。 ...
真夜中の吉野家で交わされる言葉は
注文の確認と意味の無い独りごと
あんちゃんの特盛に積み上げられた
紅生姜が紅く眩しく
豚汁に漬物を飲み込む
どこまでも
どこまでも
食べられる腹 ...
天国と地獄の門にぼくはノックした
迎えた顔はどちらも不可解な顔で
ぼくを眺め
ようこそと迎える
恐ろしさはどちらも等分で
いらっしゃいませとは言われたものの
ぼくは戸惑いながら
取り ...
僕は生まれ変わりました、
生まれ変わりは一つ一つが音符のようで、
人生は生まれ変わりのメロディーが錯綜している大音響です、
僕は何か遠くの方に不穏なものが墜落する影を目撃しました、
社会が墜落 ...
戦いを楽しんでいる。模擬戦開始から5分くらいの政志さんと柏木の様子はそんな感じだった。互いに間合いをとりながら、足を止めずステップを踏みながら体を動かす。隙は見せない。睨み合いを延々と続けるようには ...
東京は
東京という街は
眩しい
脆い
化ける
見渡す限り
灰色とかの無機質で囲まれた城塞
少しの期待と大きな感傷を内包した
この国で1番力のある街
足が少し浮いた ...
スシローに行って
寿司を食べるけれど
ひたすらウニだけを頼む
自然に流れて来るものはもちろん
誰かがオーダーしたものだって
私の目の前に流れて来ればいただきだ
いつまで経っても流れて来ない ...
この夜に
明日が訪れることを疑わず
眠りにつけるということは
幸福であることに
間違いはなさそうだ
私は人の顔が覚えられないんだ
そう君が言った
昨日もずっと一緒にいて
仕事でも部署は違うけど
3年間顔を合わせていたよね
だけど、あなたを思い出す時
最初に出てくるのは ...
やや左の方がでかいキンタマや右と合わせて金大中かな
文語の間違いを指摘して下さい。
正解者には
テレビ西日暮里「おはよう短歌合戦」チャンピオン
キンタマ王子清介のオリジナル
キンタマ ...
姥桜永遠でない愛と知る
眼帯の女の膝や散る桜
花散らす雨聞きながら書く手紙
渋滞続く白い車ばかり
いつも正しいことについて考えている
正しくありたいから
せめて明日に
まっすぐ歩きたいと考えている
時間がないから
せめて明日は
悲しい気持ちは捨てたい
どうにもできないのを知っ ...
あるとき哀しみがやってきて
壁紙を引き剥がし読みかけの
テーブルの上の本を引き裂いてゆく
暗幕で覆われた部屋には夜しかない
そう曠野はいまこのこころに映る風景なのだ
それでも半額のシ ...
「昨日のお休みには何をされましたか」
「地下道の柱に串刺されたしらすのキャラクターの
インパクトから紙媒体を離れつつある広告について
思うところを喋っていました一人で」
「それは誰もいなかった ...
陽ざしが注いで
私の庭にも
優しい色の花が咲く
柔らかい雲が
少し動くと
空に向かって
胸を開いていた
白木蓮も
風に 花びらを
はらはら散らす
白樺の若葉は濡れてなお淡く
陰りの中に揺れ
畑の麦はより深く
滲むように息づいた
日差しにかすむものたちが
雨の日には薄められず
沁みて とおる
焦げついた所まで
土の匂い
湿 ...
みぎひだり ほろけた蝶 比翼と過ごした私と猫と
靴ひもを 結ばぬ怠惰に 縁丸く濃紺に矢継ぎ早な窓辺から
線路沿いに不明な景色のなか
命ひとつを浮かせて身から剥がし終えたと
ひととせを十は巡 ...
祝日、
見あげたところに
日の丸がはためいている
木蔭では 優しい五月も笑う
大切な人からの最後の{ルビ詞=ことば}のような
陽射し…… 僕は思う、いつまでも ...
160507
生まれてしまったからには、何処かで蹴りを入れて
1ゴールくらいはしないと格好悪いとおんぼろ車のアクセルを ...
人は
ひとひらの
花のように舞い
着地するまでの
風を感じ
陽の光を浴びて
寂滅の歓びの中に埋もれてゆく
歓びも悲しみも
大したことではなく
ひとつひとつの現象がただ通り ...
米粒に似たような雨が
幾つも 幾つも 降り注ぐ
頭を振っても 振り切れぬ粒を
いっそ 固めてしまおうと
雷鳴さまと 約束をした
今から 氷を降らせては くれませんか
その代わり あなた ...
あなたと過ごす
雨の夜は何だか切ない
食事をしたり話したり
どんな些細な内容でも
話を膨らませて笑顔で盛り上げる
話と話の間で
聞こえる雨の音が心地良い
雰囲気が和らぐ
雨 ...
0から1の距離は
1から1000より長い。
0を1に持っていくことが
どれほど大変か
今、痛いほど感じている。
0が1になった時、
時間が流れるように重なるように
続く世界が ...
黒い鉛筆で、
目にうつるすべてを黒く塗りつぶす。
塗りつぶしたものたちは、
赤く染まっていく。
鉛筆が折れた。
血豆が潰れた。
赤い血が滲み出して、
白いテーブルに滴った。
テーブルは ...
街の喧騒が届く
烏の鳴き声が響く
急ブレーキがかけられ
お布団がはたかれ
信号が青に変わった
日常が流れてゆく
なんの変哲もなく
微細な変化を誇示せず
瞬間の重みを隠して
日々は ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
きよし「残りの人生」
花形新次
自由詩
1*
16/5/8 7:15
南相馬日記
葉leaf
散文(批評...
3
16/5/8 3:27
ファイブ・ペニーズ
ハァモニィベ...
自由詩
1*
16/5/8 1:22
夜中の吉野家
レタス
自由詩
3
16/5/8 1:19
門
〃
自由詩
2
16/5/8 0:52
無題
葉leaf
自由詩
3
16/5/7 23:29
Miz 17
深水遊脚
散文(批評...
0*
16/5/7 23:04
東京
瑞海
自由詩
4*
16/5/7 22:36
nekogoroshi「ウニになりたい」
花形新次
自由詩
1
16/5/7 22:23
間違いのない夜
しょだまさし
自由詩
2
16/5/7 22:19
スローカーヴを描いて
崎山郁
自由詩
4
16/5/7 22:08
キンタマ王子赤点短歌5
花形新次
短歌
0
16/5/7 22:07
姥桜永遠でない愛と知る
北大路京介
俳句
1
16/5/7 21:38
眼帯の女の膝や散る桜
〃
俳句
1
16/5/7 21:38
花散らす雨聞きながら書く手紙
〃
俳句
2
16/5/7 21:38
渋滞続く白い車ばかり
〃
自由詩
2
16/5/7 21:37
直進
朧月
自由詩
2
16/5/7 21:13
窓から見える曠野
梅昆布茶
自由詩
13
16/5/7 20:21
こうしてとじるみずしらすの領分」/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
3*
16/5/7 20:20
五月
Lucy
自由詩
13*
16/5/7 20:19
雨/みどり
ただのみきや
自由詩
10*
16/5/7 20:00
ねこの死んだ夜
04
自由詩
3*
16/5/7 18:56
波光
草野春心
自由詩
2*
16/5/7 18:00
こうしてとじるみずしらすの領分」
あおば
自由詩
3*
16/5/7 17:25
花埋み
レタス
自由詩
12
16/5/7 15:52
はさみーず
藤鈴呼
自由詩
1*
16/5/7 15:04
雨の夜
夏川ゆう
自由詩
0
16/5/7 15:00
世界ベテラン卓球アリカンテ大会
chihar...
自由詩
2*
16/5/7 14:19
赤と黒
あおい満月
自由詩
1
16/5/7 13:36
今日は
坂本瞳子
自由詩
1*
16/5/7 11:30
1615
1616
1617
1618
1619
1620
1621
1622
1623
1624
1625
1626
1627
1628
1629
1630
1631
1632
1633
1634
1635
1636
1637
1638
1639
1640
1641
1642
1643
1644
1645
1646
1647
1648
1649
1650
1651
1652
1653
1654
1655
加筆訂正:
雨/みどり
/
ただのみきや
[16/5/7 21:16]
誤字修正しました。
4.89sec.