友人に登山にでも行ったらと
提案されて誘ったら
「別にいいよ」と気のない返事

付き合って数年も過ぎると
恋人関係はこんな風に
覇気のないものになるのだ

それでも歩いてみ ...
愛も品性もない
 
無学で教養もない

お金も健康もない

弱く愚かな者が

こんな小さい者が

「ひいひい」言いながら

生きてきました

ここまで

生かされました ...
私は、暗がりの中で入口のドアを朝聞いた番号を頼りにカチャッと開けると、何か救われた気がした。私は街の明かりを頼りに、ドミへ戻った。ドアを開け、ルームメイトのアメリカ人の三人と挨拶をした。そして、私 ... くずに
くずといったら
そんなこといっちゃ
いけないよ
くず
っていわれたので
ははーん
いっしゅんにして
くずの
なかまいり
したんだなあと
おもいました
あのときの
おち ...
   梅雨の隙間のヘドロから
      カルマがしみでる
         にじみでる  
そのとき 救急車のサイレンが
         渦をまいて
         たちのぼる
...
風の呼吸を収めながら
それぞれの名前を秘匿して
土地たちは意識とともに流れる
あの土地は国に買収された
登記簿に線は引かれても
土地はどこまでも継ぎ目なく連続する
あの土地には津波が襲 ...
静かな月光が滲む
拾ったナイフを見つめ
足りない温もりを
少年は花に求めた

時雨も流せぬ
肌の色と紛争の過ち
引き離された二人を
写真が繋いだ

あの広すぎる夜空に
未来を覗い ...
25XX年 過去へのタイムマシンに 乗ろうとしている
宇宙ひもを利用した       ロケットだ

過去へいくのは         未来と違い
法律の規制がある        たとえば
過去 ...
私の詩"未来へのタイムマシン"で説明していますが、未来へは
問題なくいけます。なんのパラドックスも生じません。実際、
現在の低速のロケットでも、未来へのタイムマシンとなって
...
午後三時の静けさ
午後三時にコーヒーを飲む

落ち着く心
コーヒーの香りが漂い
柔らかな空間を作る

苦味が強くても
砂糖の甘味が和らげる
飲みやすくなる

コーヒーの香りが好き ...
自分に一体何が出来ると云うのだろう?

夏の青空、積乱雲を見上げて思う。

自分に一体何が出来ると云うのだろう?

真夏日の熱風に晒されて思う。

出来ることと言えば、そうね ...
転勤してから3か月が経った。仕事の質も量も変わったし、生活環境も変わった。それよりも、私は詩をあまり書かなくなった。インスタントに詩になる題材などいくらでもあるのに、それは言葉として、表現とし ... 銀の糸が風に流れる 濃いブルーの闇の色
僕の心を締め付けるように 君の悲しみを癒すように
夜空の仕組みを教えておくれよ

夢想花の香りは シルバー・イメージ
冬枯れのホールは チーク・ダンサ ...
まぶしい半袖たちがはしっていくので
道が喜んで反射をする
かつてわたしも制服をきていたが
この道はくすんだように黙っていた

もうしばらく前のことになるので
よく覚えていない
駅 ...
理由も無く前に後ずさりたい
見えない心をへし折ってやりたい
空をふかく深く浮かんでいたい
海をたかく高く沈んでいたい
誰か教えて欲しい
意味と価値を
意味があるから自分が何かをしている訳じ ...
艶めかしい肌は
指の腹で軽く抑えると
水が溢れ出しそうなほど

貝のように整った形を成した
耳に後ろから息を吹きかけると
肩を竦めて首を傾げる

華奢な爪先の繊細な小指は愛惜しく
食 ...
ほととぎす鳴きつる夜はさみだれも もの思ふごと降り止まるらむ

ぬばたまの夜に降りしきるさみだれの 音に隠すやよぶ人の名を

さみだれの降りやむころは枯れ果てむ はかなき花の色をとどめむ
第20回TOKYO ポエケット に出品参加します。

日時:2016年7月10日(日)午前10時から午後4時半
場所:両国 江戸東京博物館1階会議室
ゲスト:カニエ・ナハ、川島むー
...
なんと紅いのだ 灰色に塗られた足元 しゃがんで路をたどる 海岸線に沿った国道を二人歩いた
何処まで続くのかおれは知らず
お前が指さす方向を
トボトボと歩いた

波濤に向かい立つ釣り人の釣果は
50㎝ほどの石鯛だった
豪勢な食卓を飾るだろう

...
あの夏
潮の香りが漂う蒼い夜に
渦巻く星たちに包まれていた
蘇る遠い記憶を手繰り寄せれば
遠くから潮騒が聞こえてくる
燃え盛る太陽は凍り付き
熱帯夜に線香花火が燃え落ちている
私は水平線 ...
      むせ返る 土曜日の落日前
       街なかの みすぼらしい 
       原っぱでは 飽きもせず
      黄ない喊声が渦まいている
          なんで そんなに
...
 不思議なことが2つあった。ひとつは政志さんが放ったソウル・ストリングが拘束したのは、柏木の右腕だけなのに、柏木の動きが鈍すぎること。まるで体全体が縛られているかのようだ。もうひとつは政志さんが放って ... わたしに
猫の眠りをください

おもては雨が降っていて
いきものがあまやどり

どんな希望も絶望も
持ちたくはないのです
いまは

どうか
猫の眠りをください

長靴みたいな ...
風の吹く丘に立ち
君の帰りを待つ

腰の抜けた生活は辞めて
君のがっしりしたお尻に縋り付いてゆこうとおもう

触ると怒られるが大好きなヒップだし
もう怒った顔が可愛い歳でもないが
それ ...
私とあなたで奏でる音楽
あまりにも乱雑な歌詞と
荒々しいリズムで
全ての人達の反感を買った

自転車に二人乗りして
今日一日を生きる為に
破り捨てた原稿の山を語り合う
私はあなたの足元 ...
たしかに揺らいだのは僕だった。
苔生したにおいのするドレスを
ひらひらと泳がせながら
貴女の側に寄ったのは僕だった。
びっしりと生えた鱗を剥がすみたいに
貴女の過去を一枚、一枚
解きほ ...
ただあなたのことを考えている



きっかけのないノートの落書きがあなたに似ているような 、あてどもない
身勝手な線



だしそびれた手紙を机の引きだしにしまい
朝を待っ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
手の内と山登りしょだまさし自由詩316/7/9 16:40
憐れみ星丘涙自由詩1*16/7/9 16:33
遠い日の夜番田 散文(批評...116/7/9 16:28
びしょぬれ颯太@自由詩0*16/7/9 15:46
蘭月(二)信天翁自由詩016/7/9 14:50
土地葉leaf自由詩016/7/9 13:45
美しい光たち颯太@自由詩1*16/7/9 11:42
過去へのタイムマシンst自由詩0*16/7/9 7:05
タイムトラベル新理論・過去という状態の未来へのタイムマシン散文(批評...1*16/7/9 7:03
コーヒーの香り夏川ゆう自由詩116/7/9 5:53
飯を食い、寝て、そして。元親 ミッド自由詩2*16/7/9 0:38
沈潜葉leaf自由詩116/7/9 0:29
銀の糸星丘涙自由詩1*16/7/9 0:11
制服はるな自由詩216/7/8 23:58
ส็็็็็็็็็็็็็็็ส็็็็็็็็็็็็็ ...リィ自由詩3*16/7/8 23:10
そこな女坂本瞳子自由詩2*16/7/8 22:59
さみだれ三首藤原絵理子短歌016/7/8 21:40
彼方からの手紙あおば自由詩1*16/7/8 21:02
日の丸レタス俳句116/7/8 19:59
俳句016/7/8 19:26
俳句116/7/8 19:22
海岸通り自由詩2*16/7/8 18:35
思秋期星丘涙自由詩4*16/7/8 15:48
蘭月(一)信天翁自由詩116/7/8 14:54
Miz 18深水遊脚散文(批評...016/7/8 14:40
猫の眠りやまうちあつ...自由詩216/7/8 12:51
花形讃歌梅昆布茶自由詩316/7/8 12:44
友情xx陽向自由詩216/7/8 11:28
金魚草梥本 サハラ自由詩116/7/8 6:28
来るものDFW 自由詩2*16/7/8 1:39

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