もし猫と鳥が
人生からいなくなったら
どうやって詩を書こう
月がくだけて
湖に溶けてしまったら
どうやって恋をつづけよう
この夜が明けずに
空があかく焼けないなら
どうやっ ...
夏はなんだかすごくさびしかった。これまではそんなことはないのに。さびしくなるのは冬か秋か春と相場が決まっている。
いろんなものが取れかけているわたしは、また色々のことを思い出す。思い出したり、考 ...
土建屋の次男が放つ
ピストル四連発は
栄光への架け橋だ!
土建屋は45歳だそうだが
次男がつくと
何か変だなと感じる
45歳次男・・・
確かに俺も48歳次男ではあるが
この歳で ...
生まれてから死ぬまでに
どれほどの命を奪って
生きてゆくんだろう?
特に意味も理由もなく生きて
なにもせず命を喰らうだけ
そして適当に死ぬんだ
もし僕が死んだら
僕一人の為に死んでいった ...
夜を跨ぎながら
深く 吐き切れない程に
わたしは息を吸いこんだ
昔の自分の欠片が
至るところに残っている
当時はそれにすら
気付く事も無かった
気付かないふりを 見ないふりを
重ねに重 ...
すこしだけ雨が降ったあとの
しずかな午さがり
横たわる身体を
ゆるい風が吹いてゆく
窓の遠くに
白くうすい月
……
目を閉じると
わたしは岸辺になる
...
巴里倫敦英吉利仏蘭西葡萄牙衣食冷蔵庫より礼節
倫敦の路上でバイトSaraという{ルビ娘=こ}に沙羅でなく皿で血を見る
「ジャップだぜ」バレてた{ルビ十一=といち}はじゅういちでここ ...
夏の終わり
などと書き出して
景色を眺めまわし
残りの年月を数え切れたかのように
何もせず
何も求めず
人に倦み
風の仕草を見つめては
瞑り
欹て
ぼんやりとまた開き
終わる夏 ...
深く蒼い秋空に
一筋、また一筋と
白い傷跡が
泡立ちながら引かれていく
暗い海溝にも似た
幾壽にも奥まる天蓋の懐
ある晴れた日、小高い丘に寝転がり
青草のにおいを味わ ...
何を求めていたのか
何を探していたのか
見えない
自分自身も見えない
詩に何かを求めたことが
間違いだったんじゃないか
そういう風にも考えた
詩を好きだったから
見えな ...
地図を眺めても
地球儀を回しても
西方のかなたにそんな国はない
少しは知っている
今そこにどんな国があって
違う幸せを望んでいること
少しはわかっている判っている
それでも
風がふ ...
ロックンロールを
丁寧に
パンクシーンを
敬虔に
空なるソウルに
爆発を
沈むリズムに
上昇を
あえてピンチに
挑まない
きたるチャンスに
奢らない
ダンス ...
漫画とか ライトノベルが 待っている
爪を噛むたびに
不揃いになる心臓
ボタンがいくつかついた機械
すぐに壊れて点滅する
アシタハオマエサ
苦しい毎日をつくる
苦しい気持ちを感じる
自分がいるからきっと
息をするか ...
火をつけたぶんより
多く吸い殻の貯まる灰皿を
囲んで回る一匹の犬
口の端に泡をためて
ロットリングで指を汚してる
君に魔法を一つあげよう
ロマンスのない世界の
甘い匂いのする
...
Fire, たとえ消えてしまうとしても
白くまぶしい光の妖精たちが君のまわりを飛び交い
私はまだ虹色の君を信じようとしている
覗く者たちが透明な笑みに魅了されて、
やがて心奪われ鮮やかな多面 ...
朝の朝から書き物をするなどとは贅沢の極み
「小説を書いてみようと思う」
詩人がふいにそう言った。
小説家は嬉しそうに「詩じゃなくて?」と言い
詩人「詩は誰だって書けるからね」
小説家「小説も誰だって書けるよ」
名無しさん「なんで誰だ ...
『生きてたら、あしたキスしてやるよ』って
それであざとく自分も生きる
もうすぐ息が荒くなるのを感じて
早足にならないように
気持ちを高ぶらせないように
抑えて
抑えて
前を見つめて
ゆっくりと
進む
鼻の穴が膨らまないように
肩が上がらないように
...
弟は巨人の肩に蝉の声
蝉捕る子空近くなる肩車
蝉を捕る女中国雑技団
160830
大風で住宅の屋根が剥がれたり
100年に一度の豪雨に流れる橋
北海道には無いはずの物が出現したり
これも、シン・ゴジラ現象だと
水木しげる発明のブリ ...
誰かにはなんて事の無い一日
なんなら 台風が来た
そんな慌ただしい一日
自分にとっての特別な一日は
今までで一番落ち着きが無くて
一番 特別な日になった
おめでとうと言われる
...
(声がきこえますか)
白い壁に凭れて、
暫く目を閉じていたら、
誰かの声を聴いた。
(声がきこえますか)
空耳だと思い、
壁をはなれて歩きだしても、
声はついてくる。
...
バカな奴を持ち上げるだけ
持ち上げておいて
何かやったら
死ぬほど叩き続ける
相も変わらず
クソマスコミが騒いでいるが
バカを持ち上げていた方の罪は
どうするんだ
オリンピック ...
炎天下の
縁側で
はんおりの
チューペットアイス(ぶどう味)の
つめたあまさをくわえつつ
あ。蝉ジジジジッてって
落ちた。
ではなくて
つめたあまいのくわえつつ
ひんやり ...
太陽よ、
絶え間無く爆発し続ける太陽よ
この地球の善も悪も曖昧も
均等に照らし出す太陽よ
その偉大な開け透けの愛
その圧倒的で広大なる愛
どうしたら
この私的感情の波を
あなたに合流さ ...
夏が終わりかけている。海を見ておもう。
寂しいような、青春の種火が消えるような気がする。
私はいつまでも視線を下げなかった。足元を見ればきっと、
夢に溺れてしまうからだ。持っていたペ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
月と湖
はるな
自由詩
3
16/8/31 23:50
ことしの夏は のこと
〃
散文(批評...
6
16/8/31 23:31
土建屋の次男
花形新次
自由詩
1
16/8/31 22:58
結局
リィ
自由詩
0
16/8/31 22:41
空色の足跡(わたしから「僕」へ)
葉月 祐
自由詩
0*
16/8/31 22:18
晩夏の岸辺
塔野夏子
自由詩
2*
16/8/31 22:12
「じつわかけない」 ワープロ三首
もっぷ
短歌
2*
16/8/31 20:56
残余の火
ただのみきや
自由詩
5*
16/8/31 20:42
命の航跡
まーつん
自由詩
2
16/8/31 19:49
白紙の季節
ゴースト(無...
自由詩
1
16/8/31 19:31
あえかなきみ
AB(なかほ...
自由詩
1
16/8/31 17:57
螺旋
シホ.N
自由詩
1
16/8/31 17:13
漫画とか ライトノベルが 待っている
水宮うみ
川柳
0
16/8/31 13:54
安定はしない
竜門勇気
自由詩
1*
16/8/31 10:59
魔法を一つあげよう
〃
自由詩
0
16/8/31 10:44
Fire,
atsuch...
自由詩
2*
16/8/31 10:42
ゴージャス
坂本瞳子
自由詩
1*
16/8/31 10:00
「小説」
水宮うみ
自由詩
1*
16/8/31 9:24
無題
TAT
短歌
0
16/8/31 6:42
前進あるのみ
坂本瞳子
自由詩
1*
16/8/31 0:37
弟は巨人の肩に蝉の声
北大路京介
俳句
1
16/8/30 22:58
蝉捕る子空近くなる肩車
〃
俳句
1
16/8/30 22:58
蝉を捕る女中国雑技団
〃
俳句
2
16/8/30 22:58
あえかなきみ
あおば
自由詩
2*
16/8/30 22:15
当たり前の特別な一日
葉月 祐
自由詩
1*
16/8/30 21:27
キコエマスカ
あおい満月
自由詩
8
16/8/30 20:56
和姦、強姦、第六姦
花形新次
自由詩
1
16/8/30 20:31
チューペットアイス(ぶどう味)
コトコレ
自由詩
4
16/8/30 20:11
太陽よ人々よ
ひだかたけし
自由詩
10*
16/8/30 20:02
夏の片隅にいた
かんな
自由詩
2
16/8/30 14:59
1625
1626
1627
1628
1629
1630
1631
1632
1633
1634
1635
1636
1637
1638
1639
1640
1641
1642
1643
1644
1645
1646
1647
1648
1649
1650
1651
1652
1653
1654
1655
1656
1657
1658
1659
1660
1661
1662
1663
1664
1665
7.44sec.