ドアの向こうから
漂う強い殺気

熟睡していても
目が覚める
午前2時

My wife is beautiful !

それでは
俺は殺せない
あなたの瞳は
地球ほど小さい
渦巻く星の雲浮かべ
光に濡れる黒い華

――めぐすり ひとしずく

恩恵とは湧き上る涙
乾いた世界に満ちて溢れるもの 

柔らかく羽ばたいた
ひとつ ...
宇宙を旅する夢が広がって目が覚めた時ふわふわ感残る

漬物の専門店で試食する全ての種類買いたくなった

夕暮れは人のネガティブ吸収する今日の出来事覗き見ている

真夏には麦わら帽子よく似合 ...
梅雨明けの少し前、雨粒が入る家と入らない家の違いが分からなくて、屋根をじっと見ていたら失明した。雷の音だけが聞こえて、白かった。

人間が(つまりあなたのことが)見えなくなってしまったから百日紅の ...
 古墳をめぐり

京都駅前に集まり日帰りの古墳巡りに三人ゆくなり

妹と待ち合わせなり遠くより確かに見分けやはり妹

発車する師走の朝の国道を吾等のバスは朝陽を受けて

東山七条交差点 ...
それがなにやら
話し合いをしている

ぼくは海のはじまりで
耳を傾けていた


た、ろ、う、


それは
確かに
そう言った


後はしずかな
...
以前、ラジオで香山リカさんがこんなことを言っていた

「たかが意見が違うだけでうまくやっていけないなんて云々」

この人は人間の歴史がわかっていないと思った

私たちはまさに”たかが意見が ...
虹色の
鱗がきらり
冬の午後
タナゴがゆらり
昼を楽しむ

らんちうの
静かな泳ぎ
かいま見て
今宵の夕餉
楽しみにする

梅花藻の
ゆれる水槽
眺めては
こしかた想い
...
俺は俺まゆゆはまゆゆ君は君あした天気になりますように 24時間テレビのTシャツ着てあした天気になりますように ピーちゃんが逃げたよ鳥かごが空だあした天気になりますように 私にも
そんな季節がありました

レモン

言葉を耳にしただけで
心がキュットした
あの感じ

でも、キュットしていたのは
キンタマだってことに
すぐに気付いた

それが大人 ...
(制作)進行がはっぱをかけるので
窓から逃げだした。

ドアが激しく鳴っている。
ベルも激しく鳴っている。

「うああああ!!!」と叫んで
僕は駆け出した。

UP日に追い立てられた ...
「家に帰りたい。」と譲らなかった時
もうすぐ死ぬ事が解かっていたのでしょうね。

「譲らなかった。」と言うよりも
最後の抵抗にも見えました。

「ここは俺の家だ!!」と
取り上げられるの ...
正直、スダチとかぼすの違いが
分からない
俗に言う違いの分からない男なのだ

風呂に入れるのはどっちだ?
土瓶蒸しで搾るのはどっちだ?
え、どっちだ?
何とか言え!


(スダチ詩 ...
失恋ソングを聴いてたときに
あなたを見かけるなんて


最初から そう
どこか寂しそうなところが気になった
その寂しさを分かりたかった

あなたの笑顔は眩しくて
瞳は驚くほど澄ん ...
孤独であれ
そう祝福する
「私」たちは孤独である

「孤独であれ」
そう私たちは祝福する
あなたの頬に触れた指の皮剥いて口に入れると甘く 組み換え可能な人生であることがわかってしまうね
わたしの右の指と交換される指輪
笑いながらつけてくれた
六本目の指
もう 大事にして
傍にいても手を繋いでも
いつもいつでも一緒にいても
幸せな時を共にしても
互いに想う心は同じでも
二つの体一つにはなれない
体だけすれ違う
風が文句を言う。だから僕は頷く。若しくは日常語だけを話し、沈黙を忘れる。太陽は感情を曲げないで一直線に走る。だから僕は座る。若しくは歩みを止めて、目的地を捨てる。雨は時刻を知らせる。一秒毎に100粒の ... 雪が降らない
音符ひとつ落ちてこない天上
澄みすぎて
画面のなかのようなこの街
詩人になるのは
後にしようと決めた
私という女子 の足下は
いつからか三次元だったらしく
きみ ...
落ちては掃く
落ち葉の

落としては掃く
落ち葉の
だれでもない
わたし

日暮れの
空の
落とされては掃く
落ち葉の

だれでもない
わたし

だれかが
どこかで
...
寒く冷たい夜に
悲しくならない人は
どれほど温かい人なのだろう
どんな温かい人がそばにいるんだろう

体いっぱいに
乾いた冷たい風が吹き
涙を拭って
それきり

呼び止められる
...
コレハ自動再生デス脳内で加藤清正の虎狩りについて語り始める貘さんの眼鏡は丸くないからさきほど青い鳥で見た藤田嗣治を並べてまん丸く収めることにするすると伸びたあの猫の腹にはなにが収まっているのだロウカ現 ... たぶん外国の人が食べにくい物は

いかの塩辛
くさや
納豆
梅干し
生卵
鮒ずし
筋子

まだまだ在るけれど
メジャーでないので
ここでおしまい

ラーメン屋で観察している ...
潮騒の岩鼻に立って
潮の流れを見つめてゆけば
そこにどんな大魚が潜んでいるかは
だいたい察しがつく

今日は石鯛狙いなので
サザエに間借りしたヤドカリを金槌で一撃を加え
遠くの潮目に放り ...
岩山の岩壁の岩棚に
産み落とされたぼくは
産声もあげず
銀の龍に鷲づかみされてしまった

遠い記憶の底

あれから言葉など誰も教えてくれなくて

ぼくは誰とも話などしたことは無い
...
残響、
生まれ絶えることなく
静謐循環回帰スル物質の界

透明な音の響きの渦に呑み込まれ
感情は濾過され
音の響きは音の響きを引き裂き残響
鋼鉄を叩き合い振動増幅し震え震え
宇宙の深淵 ...
赤ちゃんが泣く
その理由はたぶん
単純なものだろう

なのになぜ
怒るのだろう
許さないのだろう

親とよばれるひとは
赤ちゃんからみたら
どうみえているのだろう

少しはなれ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
キンタマレモンことキンタマ王子、殺意花形新次自由詩015/12/9 18:28
めぐすりただのみきや自由詩18*15/12/9 18:24
宇宙夏川ゆう短歌315/12/9 16:35
沐浴マチネ自由詩515/12/9 15:28
妻と妹と古墳をめぐり生田 稔短歌315/12/9 14:08
なまえ溶融自由詩215/12/9 13:24
オリジナルりゅうさん自由詩0*15/12/9 12:49
陽だまりの水槽レタス短歌415/12/9 12:03
俺は俺まゆゆはまゆゆ君は君あした天気になりますように北大路京介短歌315/12/9 12:01
24時間テレビのTシャツ着てあした天気になりますように短歌015/12/9 12:01
ピーちゃんが逃げたよ鳥かごが空だあした天気になりますように短歌215/12/9 12:01
キンタマ王子、私がレモンだった頃花形新次自由詩015/12/9 8:12
アニメーターの独り言。梓ゆい自由詩2*15/12/9 6:09
だだっこ。自由詩315/12/9 4:29
スダチ「かぼす」花形新次自由詩015/12/9 0:47
幸せ藤原猫自由詩215/12/9 0:06
祝福佐藤伊織自由詩2*15/12/8 23:59
あなたの頬に触れた指の皮剥いて口に入れると甘くもり短歌1*15/12/8 23:52
指輪佐藤伊織自由詩215/12/8 23:13
リィ自由詩2*15/12/8 23:07
風景画鷲田自由詩515/12/8 22:58
雪が降らないフユナ自由詩6*15/12/8 22:53
オルガンたま自由詩1515/12/8 22:24
つめたさに瑞海自由詩7*15/12/8 20:24
虎と丸眼鏡/即興ゴルコンダ(仮)投稿.94こうだたけみ自由詩3*15/12/8 20:10
世界の味覚レタス自由詩315/12/8 19:18
磯釣り自由詩715/12/8 18:44
仙境自由詩515/12/8 18:27
楽_音たけし自由詩8*15/12/8 14:58
赤ちゃんというひと朧月自由詩215/12/8 14:38

Home 戻る 最新へ 次へ
1622 1623 1624 1625 1626 1627 1628 1629 1630 1631 1632 1633 1634 1635 1636 1637 1638 1639 1640 1641 1642 1643 1644 1645 1646 1647 1648 1649 1650 1651 1652 1653 1654 1655 1656 1657 1658 1659 1660 1661 1662 
4.98sec.