死ぬまで酒を呑み続ける
いつまでも花を傍らに置く
湯けむりにこしかた想う
立ち食い蕎麦を去り幾とせか
大漢和何時まで読めるか自信なく
ブスは
キレイな詩を書いても
お前がそれ書くか❗と
思わせるし
悲しい詩を書いても
自業自得だって
言いたくなるし
恨みごとを詩に綴ったら
すごいヒクからさ
いっそのこと
書かない ...
片翼だけで空を舞う
もしもヨダカの鳥になれたなら
成層圏の彼方に浮かび
宇宙の果てを知っただろう
友達がいなくても
寂しさなどはない
銀河を旅する喜びは
何にも代えがたいものだから
...
華やかな衣装に彩られた少女たちは
楽しそうに踊り
歌を謳う
やがて太陽に捧げられ
彼女らの花は散ってゆく
その喜びの祝宴は終末を迎え
活況に入っていった
一人ずつの名を呼ばれ
...
どうせ風に吹かれてゆく石ならば
ころりころりと
吹かれていたい
人に踏まれ
タイヤに蹴散らされようとも
ぼくは
ぼくに変わりはない
坂道を転がった路の果てに
やがて結末はくるだ ...
パチンパチンと音がする
シュンシュン シュンシュン、音 響く
半端な冬の夜半過ぎ
黒ずみ弾ける二股鞘と
剥き出される真っ赤な種子
街灯に照らされアトランダムに
蒼い地面に撒き散らされ
...
壁の向こうで
雨が歌う
今夜
雨は涙とちかしく壁に染み入る優しさで
噂の流星はみえずじまい
空のステージに
始まるはずだった
ピアノに向かって
私のためにとは
言わないけれど ...
この薄暗がりの中
木々も鳥たちも
滅びゆくと同時に栄えゆき
語ると同時に沈黙する
数限りない両義性を込めて
早朝は傾斜を深める
この論理的な時刻
介入する倫理はなく
大地に ...
夕暮れがそっと肩に手をかけて
淡い影が滲んでいく
ちぎれた雲の影が
ひとつずつひとつずつ
心の影のもようだなと
こつこつと
ぽつぽつと
とつとつと呟きながら
うつむくとくるぶしまでがア ...
よっぽどの関係でないと
死んだって
悲しくも何ともない
そんな自分は
異常なのではないか
心を痛めたキンタマ王子が
思いきって
心療内科のドクター石松に
相談したところ
ドクター石松 ...
朽ちたソファに鳥が座って
判子をまっている
ねむたい もう
立っていられない
鳥たちを 待たせたまま
ぐらぐらする頭をはずして
眠ってしまう わたしは 眠ってしまう
判子は
抽斗の ...
苦しみは夜のネオンに芽生え
朝の日常に消える
そうして透明な世界は回ることができる
迷いは夜の闇に映えて
朝の陽光に存在を消す
そうして各々の生活が回り始めることができる
一人の人 ...
空蝉がしがみついていた 葉は紅く
翔び立った鳥の羽風に ゆらりと落ちた
机に頬杖をついて 知らない間に眠っていた
痺れた腕は きみの髪の感触を覚えている
川に落ちたもみじ葉の 流 ...
151215
ここの盛りそばはそばの材料は良いんだけど、打ちが悪いね・・、それにこのつゆは出来合いじゃないか、溺愛する者どおしがひそひそと不満をぶつける
その不満が ...
休日
つるつるのコンクリートに落ちた
真っ赤な枯れ葉を見たときに
すべてわかった
光でも色でも形でもない
存在がうつくしい
うまれてきたこと
死んでゆくことの
今、真ん中にいる
あっ ...
善意の塊のような
振りをしたあたしに
癒しを求めて
近づいて来た奴を
片っ端から
抹殺していった結果
前代未聞の
悪意の塊になることが出来たんです
スターリン!
あたし、あな ...
事件とは関係のないクリスマス
クリスマス心の傷に塗る薬
ぽっかりと心にできた穴聖夜
眩しさを思い返す
ルミナリエ
太陽が出ている時の
骨組みだけの状態
緻密で綺麗だった
静かに光を浴びていた
気が付いたら目を閉じて
手を合わせて祈っていた
...
かつおぶし
削るおしえ
朝めしの
祖母の記憶に
明日の味をしる
糠漬けを
手繰る指先
塩まぶし
茄子と胡瓜に
美味くなれよと
味噌汁に
玉子を入れた
母想う
風邪をひ ...
ある事も
無い事もさえ
責任を
被らす上司に
そっと唾吐く
新月の
浮かぶ夕べに
酔い酔いて
早く終わった
今日の夕暮れ
その坂を
昇りつきたる
我が家には
ビーフシ ...
宵待ちの
花は遠く
なりにけり
男たちの港は
場末のパブで
みないい加減なことをほざいていた
ある奴は巨大な銛を引っ提げ
ある奴は真鍮の潜水具を抱えてきた
ある奴はフランス製の渋いマドロスパイプを手にし
自慢 ...
今しかない
今しかないんだ
スズメの大群
目がくらむほど輝く夕日
橙と黄金色に染まる街並み
金色に閃く窓ガラス
生物は黒に染まり
無生物は鮮やかに色付き煌めく
世界が反転する瞬間
...
どうしても人には言えないことがあって
どうしても人には言葉にできないことがあって
ただ冬の林の中で落ち葉を踏みしめるだけしかないことがある
枯れ葉を一枚手に取って
溜息を吐き
そ ...
刹那と永遠の狭間で
ぼくたちは何処まで飛んでゆけるのだろう
離反と螺旋を繰り返しながら
金の龍と銀の龍は交わることなく
極微から虚無の果てまで
火の玉のように
何処までも飛んでゆく
...
おーい 呼んでも 返事せず
多い 台詞を 繰り返し
たまに オイオイ 泣くのです
そんな シーンを ひとまとめ
ピーマン・ポールに まとめます
挽肉 詰めて 忘れます
憎々しげ ...
ゆっくりとでも足早に夏は去る陽射しが弱くなるのがわかる
永遠に今が創り出されるように幸せが咲く心の畑
朝早く毎日同じ場所で逢う野良猫の視線人懐っこい
透明な水の流れが心洗う濁っていな ...
スタッ スタッ スタッ
大きな白いイキモノが用水路を移動して来る。
僕は思わず沿いの遊歩道に立ち止まる。
スタッ スタッ スタッ
水かさは30㎝程、幅約1mの用水路を、そのイキモノ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
師走の想い
レタス
俳句
0
15/12/16 19:12
キンタマ王子殺人事件
花形新次
自由詩
0
15/12/16 18:43
ヨダカの星へのオマージュ
レタス
自由詩
3
15/12/16 18:15
太陽の乙女たち
〃
自由詩
4
15/12/16 17:59
石ころ
〃
自由詩
4
15/12/16 17:38
街路野木の夜
たけし
自由詩
8
15/12/16 15:16
トモダチ
Lucy
自由詩
20*
15/12/16 12:39
早朝
葉leaf
自由詩
3
15/12/16 6:48
夕暮れもよう
灰泥軽茶
自由詩
8
15/12/16 0:21
キンタマ王子、他人の命
花形新次
自由詩
1
15/12/16 0:04
ソファ
はるな
自由詩
3
15/12/16 0:01
展覧会
鷲田
自由詩
8
15/12/15 22:57
枕に消ゆる
藤原絵理子
自由詩
5*
15/12/15 22:55
1モルの理想を省く
あおば
自由詩
6*
15/12/15 22:41
めざめよりもねむりよりもやすらかなもの
ユッカ
自由詩
4
15/12/15 22:23
キンタマ王子、スターリン
花形新次
自由詩
0
15/12/15 21:55
事件とは関係のないクリスマス
北大路京介
俳句
4
15/12/15 20:41
クリスマス心の傷に塗る薬
〃
俳句
3
15/12/15 20:41
ぽっかりと心にできた穴聖夜
〃
俳句
4
15/12/15 20:41
ルミナリエ
凍月
自由詩
5*
15/12/15 20:04
記憶
レタス
短歌
3
15/12/15 19:33
白暮
〃
短歌
2*
15/12/15 19:01
月見草
〃
俳句
0
15/12/15 18:41
真夜中の港街
〃
自由詩
3
15/12/15 17:54
今しかない
枝
自由詩
6*
15/12/15 17:20
青蛾
レタス
自由詩
3*
15/12/15 17:18
水への回帰
〃
自由詩
2
15/12/15 16:50
ピーマン・ポール
藤鈴呼
自由詩
2*
15/12/15 16:42
視線
夏川ゆう
短歌
4
15/12/15 16:27
在る ということ
たけし
自由詩
8*
15/12/15 15:30
1620
1621
1622
1623
1624
1625
1626
1627
1628
1629
1630
1631
1632
1633
1634
1635
1636
1637
1638
1639
1640
1641
1642
1643
1644
1645
1646
1647
1648
1649
1650
1651
1652
1653
1654
1655
1656
1657
1658
1659
1660
3.81sec.