きっつきつのジーパンの中の
ポコチンと同じで
すべて脱ぎ捨てれば楽になる
なんてことはない
そこには
突き刺さるような
他人の視線があるし
「ガハ、短小で包茎じゃん」
という嘲りの声が ...
ピアスの数だけ恋をした
傷付く度に増えてゆく穴を
キラキラと光る星で飾ると
少しずつ痛みを忘れられたが

朝になるとまた気付いてしまう
もっと良い人が居るかも知れない

私の耳には三日 ...
わずか数滴
血を受けたグラスのように
鈍く燃える吊り照明の下
やり過ごす唇に 骰子ひとつ

  十一時五十三分発特別急行

待たすより急かすより
テーブルに降りた静謐を挟んで
流れ  ...
真夜中の静寂と言う音楽に酔いしれながら

しーん と静まり返った空間で私は妄想する

私は私の世界に思いをはせ

狼は満月に遠吠えながら古へと思いをはせる

静寂と言う音楽はどんな薬物 ...
 
 雨上がりの喫茶店で煙草の煙を追いかけていた。
 ここでは思想が絵となり、歌となった。
 私の目にするもの全てが題材となり得るのに、
 私は過程の楽しみを忘れていた。

 昔は一つの言 ...
苦しい思いをしたからと
他人(ひと)もそうであれと願えばこの世は地獄となる

苦しみを知るからこそと
他人に同じ思いはさせまいと願い接すれば
楽土への道は拓かれる

思い返すとあの時まだ ...
雨の唄を歌おう
今、きみに
伝えたいことはないから

ある人は傘を持っていて
ある人はそれがない
ある人はピアノを弾いて
ある人はレコードを取り替える

鳥たちは軒下で
並ぶ順序に ...
素因数分解した僕らは
裸足になって砂浜を駆けていく
照りつける日差しはひたすら加法だ
無限が婉曲に伸びて
規則的に押し寄せる波は
静かに四本の絃を鳴らして去っていく
これ以上はない
その ...
時間も

距離も

こころも

気持ちも

遠いところに
いっちゃったね。

つながっていたいとねがうのは
もう
独りよがりなのかな
それとも
出会った頃から
独りよが ...
夜の足元に浸透する無色な表情たちは鋭利な棘を準備している、浮かれた心はだから、すぐに冷めて大人しく蹲る、折り曲げて抱いた両の膝越しに見える足は爪が少し伸び過ぎている、無色な表情たちはそいつ ... この頭の痛みは
風邪のひき始めか
昼間の飲酒か
ただの偏頭痛か

いずれにしても
ろくなもんじゃない
その男は42人のハンドルネームを持っている
ちなみに今のメインは千切りキャベツだ
近いキャラとしては息子設定のプロセスチーズ(24)がいる
この2つは、ともに今食えない病気にかかっていて
健康 ...
飲みきったグラスの底を覗いてみたら
それ越しのディスプレイに宇宙
望遠鏡を覗いてみたらあの星

そんな当たり前にロマンを感じてペンをとる
大人になったってこんな台詞言ってみてもいいじゃない
...
         160510

進行癌を囃し立てる
圧倒的に多いのが
胃ガンに大腸癌
ゆっくり進行する前立腺癌
C型肝炎に感染すると
何十年も経って肝臓癌に
進行する
腹部のしこり ...
鳴りやまないっ、かまってちゃん、雲に乗って、鳴りやまないっ、鳴りやまないっ、かまってちゃん、よかったね、よかったよ、うん、いいよ、運だね、うんっ、かまってちゃん、の向こうがわ、笑ってるっ、ふっ、か ... 便秘の腹に顔描いて踊っている パトカーのミニカーばかり集めてた俺はパンダが好きだったんだ 正解と誤解はきっとミリ単位誤解し合って繋がる世界 忘れてもいいことばかり思い出し見えない糸にからまっていく 貴族議員かなんかで
金持ちで余裕のある奴が
「一般庶民のために、
いっちょ頑張ってやるか」的な感じが理想だ
二世、三世議員なら尚更いい

そうでなければ
町内会の役員みたいに
「え~! ...
咲き誇る花を殺した。
きれいだったから殺した、
そういえば意味が繋がるだろう。
しかし、私は花を殺すことによって、
自分のなかの花さえも、
千切り殺してしまいたかった。

あなたの腕のな ...
きいぷあうと、きいぷあうと、
誰かが叫ぶ。
きいぷあうと、きいぷあうと、
地から手が伸びてきて、
私の足を掴む。
きいぷあうと、きいぷあうと、
引き戻されたベランダからは、
いろんな人た ...
白く寂し気な船が今にも沈みそうだ

港の灯りも霧雨に曇っている

故郷の海で荒波を受け傷ついた船底は

修理は不可能の様だ この港に船を沈める

この白い船は ものを言わぬ私

あ ...
まつ毛の長い君の
潤んだ瞳の先に小指をあてて
銀盤の満月に照らされたのは
何時の事だっただろう

しなやかなブロンドの髪に指を絡ませ
水晶のような
口づけを交わした
あの夜
夢の欠片 ...
希薄な空気を
息する身体

濃密なヒミツの
波打つ脳内

実体らしきは
目に見えず

遠い金属質の
音の交錯

失われる
自我より帰すもの

到達のない
生死の遍歴 ...
アゲハ蝶が嵐の島で名も知らぬエキゾチックな花弁の陰で眠っていた

ざぶりん ぴたぴた ざぶりん どっしゃり ひたひた しとしとり

折れた羽伸ばし 舞い飛び落ちた 密林のただ中 

天敵の ...
ああ、うざと 嘆く餓鬼のが よっぽどうざい

そんな気がした 四十路の夜

 先輩、頼みますよ

 もう三十路もとおに過ぎ

 四十路なんですよ

おお、ところでおまえ”みんな”か ...
孤独はいまも継続中だ
それが常態となってしまえば
たいした痛みも感じないものだ

ときおり非日常にきみがやってくる
それは僅かな恩寵でもあり
かすかな煩悶でもある

きみは花をアレンジ ...
真っ白な灯台があり海見守る誰かが書いた落書きの文字

公園のベンチに座る大人たち子供の頃の自分を描く

真夜中に火災報知器鳴り響く誤作動で鳴り眠れなくなる

遮断機が下がったままで上がらな ...
握った手を離したくはありません。
父が寂しくないようにと
両手いっぱいの白菊を
棺の中に入れました。
(お父さんさようなら。)
その一言が言えなくて
私はもう一度
両手いっぱいの白菊を
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
安住の地などない花形新次自由詩1+*16/5/11 19:01
イミテーションゴールドミナト 螢自由詩516/5/11 18:39
待つふたりただのみきや自由詩6*16/5/11 18:13
静寂と言う音楽星丘涙自由詩0*16/5/11 16:31
創造するということヒヤシンス自由詩3*16/5/11 15:15
明日の情梟 由香里自由詩4*16/5/11 12:52
雨の唄やまうちあつ...自由詩216/5/11 12:36
青空の下で乱太郎自由詩9*16/5/11 5:32
_ここにいるよ自由詩116/5/11 4:54
夜光虫たちの晩餐ホロウ・シカ...自由詩2*16/5/11 2:48
なんだろうと坂本瞳子自由詩1*16/5/11 1:19
こいつら全員同一人物花形新次自由詩1+*16/5/10 23:24
彗星自由詩316/5/10 22:07
ファンファーレを鳴らす人のためにあおば自由詩2*16/5/10 21:38
阿ト理恵自由詩5*16/5/10 21:29
便秘の腹に顔描いて踊っている北大路京介自由詩416/5/10 21:09
パトカーのミニカーばかり集めてた俺はパンダが好きだったんだ短歌116/5/10 21:09
正解と誤解はきっとミリ単位誤解し合って繋がる世界短歌116/5/10 21:09
忘れてもいいことばかり思い出し見えない糸にからまっていく短歌116/5/10 21:08
積極参加する奴が嫌い花形新次自由詩1*16/5/10 20:33
苦い匂いあおい満月自由詩716/5/10 20:05
向こう側自由詩116/5/10 20:03
白い船星丘涙自由詩4*16/5/10 19:02
灰色の瞳レタス自由詩416/5/10 17:16
風もにわかにシホ.N自由詩216/5/10 17:16
アゲハ蝶星丘涙自由詩2*16/5/10 16:01
ある会話りゅうさん散文(批評...116/5/10 11:08
孤独の断章〜アレンジメント梅昆布茶自由詩1416/5/10 8:42
遮断機夏川ゆう短歌016/5/10 5:32
心残り。梓ゆい自由詩516/5/10 1:45

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