納豆のカラシ

ぜんぶは入れない

納豆のカラシ

小袋に残る

納豆のカラシ

可燃か 不燃か

納豆のカラシ

とりあえず 可燃へ

納豆のカラシ

今夜もまた ...
聖夜――教会に集う私たちは
{ルビ蝋燭=ろうそく}の火を一人、二人……と増やしてゆく

私たちは探している
暗闇に射す、一条のひかりを
私たちは待っている
{ルビ永遠=とわ}に消え ...
クリスマスツリーは、何処か寂しい
聖夜の言葉にならない歓びを
言葉ではなく
自らのからだに灯る
無数の色の明滅で語り
少し温まった人々の靴音が過ぎ往くのを
夜道でそっと、見守るから

...
先生は本気でおこっている

なんで友達ができないんだろう

なんでみんなに誘われないんだろう

いつも世界を信頼していたのに


ひとを傷つけたり

わがままと言われたり

...
漆黒の宇宙から聞こえるファンク

水平な硝子は古いテレビから抜いた

ミルクホ-ルには単車乗りが集まり

レコ-ドの歌が終わるまで街を走る

自分の手で組み直したエンジンに

火を ...
落剝した姿で
八十八箇所を巡り
たどり着いた庵で
小さな蝋燭を売る

食事も採らず
墓場に晒された髑髏を盃に
夜中には安酒を呷り

浮かんでくる呻きに驚き
萎縮する
四文字熟語に ...
尿を採取すると見せかけて
お茶を入れるとか
採取した尿は
俺のではないとか
言い張れば
不起訴になるガチョウ、もといカモ知れない
ことを教えてもらったのは良いが
間違えて午後の紅茶を入れ ...
私は善人気取りだが
私のバカさ加減を
指摘する人間には
断固抵抗する
直接ではない
何だかよく分からないように
抵抗する
何故なら私は
バカの上に卑怯者だから


私も間借り人の ...
暮れなずむ冬の街並みを
独り とぼとぼと歩いた

今日は暖かく風も吹いていない

写真家気取りで
街並みを切り取りながら行く

空の赤と青のコントラストの美
街の灯りと生活感の匂いの ...
希望とか夢とか未来に手を振って冬の茜にいま身投げする


絶望の終着駅の冬の夜の銀河のほとりをさらに素足で


平熱をほしがる骨と取り引きし身元不明の駒を進める


靴を履く理由をつ ...
私は私の電源を切りに出かけたまま帰ってきません
笑うと笑いじわが出来て、厭ですね、死にたいですね
だから私は帰ってこなくていいんです、死にません
どうやら魚は生き物では無いようなので
マイナス ...
今日が人生最後の日

最後のおはよう
最後のおやすみ
最後のおはなし
最後のおかえし

食べるのも最後
笑うのも最後
渋滞するのも
寄道するのも
嫉妬するのも
猫なでるのも
...
  
       あなたが、綺麗って言う
        私は、そう、って言う

     

       あなたの後ろ耳が真っ赤で
       ...
見えない月に
想いを馳せて

逢えない君に
想いを寄せる

嗚呼…

ただ、ただ…逢いたい
鳥のような羽根を失くした日は
どこかで雨宿りすれば良いのに
立ち止まると不安になるから
景色を連れて自転車に乗った

ペダルを漕ぐと空を飛べそうな
パイロットの夢が語られる時
...
美しい夕暮れに見とれることも
大きな声で歌うことも
誰かに恋をすることも
煎じつめれば逃避行
どこへ逃げているのか分からないが
何から逃げているのかはよく分かる
それはひたひたと静 ...
詩は、情緒の穴である。 端的に言い換えれば、詩とは、ハーモニーである。 ゆらぎである。 感応することであり、掘り起こすことである。 詩は、情緒の穴である。 つまりは、そこにこそ、詩の存在意義があり、そ ... 戦争はメリークリスマス

もう来ないさ

まだやってるけど

戦争はメリークリスマス


白のスーツで

だだっ広い白い階段を

音符みたいになって

横に

縦に
...
優しさがかこむ教室誰だって乱れたなにか探して消して


優しさのつもりで混ぜた女子力はいらない焼酎そのままちょうだい


優しさの影に潜んだ絶望をみせてごはんを一緒に食べる

...
女房を悪く思うのが

一番良くない

お互い許し合って助け合って

生きていくしかないのだから
去年いた場所に蛍はもういない上流のほうでダムの建設

暑い日々始まっても日陰があるひんやりとした癒やしが待ってる

眠れずにあなたのことをただ想う永遠夜が続く気がする

「ごめんね」といつ ...
しなやかな獣のようだきみは

脂肪のわずかなあたたかなからだ
むしゃむしゃごはんをたべ
わたしをむさぼり
疲れたらひっぱたいても起きずに深くねむり
あしたははたらきにゆくのだろう

眠 ...
満たされた気持ちが
嘘のように流れて行く

真実など欲したことはないくせに

今日は今日
それでいい

どうせ
すべてが思うままにはならない


思いのままになることなど一つ ...
亀はよなか
光っていた

声が
それを
すべるように引き去ると
亀たちは安心して眠った

毎夜順番に ひかる亀たちを
うつしながら水は
さびしさも 涙も
持っていなかった ...
押寄せる季節の色々に
見とれながら躓いては
間違い探しの答を望んでいる

きょうはやけに枯葉が多いとおもったら
これは枯れた夢たちだ
わあ光りますね、
そうですね
影の手で触る
...
ドラゴンフルーツ?!
そんな美味そうなもんな訳ねえだろ!
入れ替わってんの、ドラゴンとフルーツが!

どっちかってえと
フルーツコウモリに近いんだよ

不気味な顔して
フルーツしか食べ ...
ずっと男性だったら良かったのに
と思いながら育って来たのだけれど

未だにそれが抜けない

自分の声をからかわれてばかりきたせいもあり、低い声に憧れるし

童顔もコンプレックスで

...
グースはとても
後悔していました
元々、敵の敵だったというだけで
アマ自称詩人16級のドラゴンと
仲良しになっても何のメリットもないし
変な事件でも起こされたらかなわないと
思ったからです ...
血は痛みのすべてじゃない
涙は悲しみのすべてじゃない
笑顔は喜びのすべてじゃない
言葉は約束のすべてじゃない
憎悪は戦争のすべてじゃない

そして
恋は愛のすべてじゃない


けれ ...
かなしみのなかで    あめがふる
シトシト シトシト   あめがふる

ぬれたままでいいと   きみはいう
ぼくもうなずき     あるいてゆく

道路にできた      みずたまり
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
納豆のカラシもり自由詩13*16/12/21 0:11
降誕の夜服部 剛自由詩216/12/20 23:57
聖夜の木自由詩216/12/20 23:35
世界吉岡ペペロ自由詩516/12/20 23:16
スぺ-スオペラと抱き合わせの不良差羽ナガレ自由詩2*16/12/20 23:09
レタス自由詩516/12/20 22:28
戦法花形新次自由詩216/12/20 21:50
ビクトリー岩村「江戸の仇」自由詩1*16/12/20 20:14
冬の夕暮れ星丘涙自由詩4*16/12/20 19:43
かおるのおと 2016.12.20(~21) 五首もっぷ短歌216/12/20 19:41
出かけたときの服装は裸でした由比良 倖自由詩316/12/20 17:42
人生最後の日やまうちあつ...自由詩116/12/20 16:14
って言う水菜自由詩6*16/12/20 16:10
薫子薫子自由詩216/12/20 16:08
グッドラックミナト 螢自由詩8*16/12/20 15:31
逃避行青井自由詩316/12/20 14:30
詩論水菜散文(批評...5*16/12/20 13:51
メリークリスマス吉岡ペペロ自由詩216/12/20 12:52
優しさ深水遊脚短歌3*16/12/20 12:04
ボケ夫婦zenyam...自由詩316/12/20 6:26
黒髪夏川ゆう短歌016/12/20 5:17
獣と鬼火田中修子自由詩8*16/12/20 0:56
ヨマイゴト坂本瞳子自由詩4*16/12/20 0:41
亀たちはるな自由詩516/12/19 23:30
影の手自由詩416/12/19 23:25
フルーツドラゴン花形新次自由詩116/12/19 21:56
性別水菜自由詩5*16/12/19 20:56
ドラゴン&グースの大冒険 「事件を起こしそう」花形新次自由詩216/12/19 20:01
すべてだHAL自由詩4*16/12/19 18:55
かなしみのなかでst自由詩116/12/19 16:42

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