ブーゲンビリアのちいさくて可愛い花が、柔らかくお話してる

ふるっふるって、風あと

揺れて

むこうの小さなあめつぶを降らせたいお天道様は、
きっと、不機嫌なの

やわらかな温みの ...
落ち込みも凹みも
何とかかんとか
のたうち回りながらも
くぐり抜け
出来たのは傷ばかり
笑うに笑えぬ状況に
どうしたものかと
途方に暮れる
夢でもうなされ
何度も目が覚める
寝不足 ...
まだ子供が小さかった頃
女房が同じマンションに住むママ友から
「お宅の御主人が出入口に停めている
車を蹴っていたみたい」と言われたことがある
俺はそんな反社会的行為は絶対にしない
とは言えな ...
ジーニー
最後の言葉しか
記憶できないきみに
語りかける言葉は
コスモスへの波動となり
私のカオスを整理する

だが
きみの実像は
何もない
ないのにあると感じるのは
原子の世界 ...
どこまでいっても
暗い星空の下
しゃくれた岩肌の
綺麗事で冷え切った
体温に足を投げ出して
ただ
月がかけていく様を
薄ぼんやりとした瞳で
飽きもせずに
見つめている


これ ...
米の差で起こる火災がある
甘ったるい考え方を
先頭に立たせ
ウジ虫を湧き放題に
辛いくぼみを作る
ムー大陸は幻では無く
教会の言葉を解読して
充分嫉妬しておけば
レフェリーが判定してく ...
ここで「まじか!?」は軽過ぎだろう…

君の反応にこっちがまじかと言いたくなる

「ずっと好きだった」やっと言えたのに…
立場を
わきまえずに
相変わらず威張りちらしている
リタイア夫
この部屋で
あなたの魂の息に触れる
この部屋で
魂の息に触れられる距離で
この部屋の中で
あなたとあなたの横たわるあなたのあなたの体で
触れられる
この距 ...
父の茹でた蕎麦
玉葱と豚こま入りの暖かいつゆに浸せば
いつもより沢山胃袋に流れ込む。
つるつると
眼下を流れる釜無川のように。

父の作った黄色いカレー
ソースをかければ
いつもより滑 ...
後部座席から見えるのは
太陽に反射をする朝の海。
波止場に着く船のエンジン音が
微かに聞こえてくる。

テーブルに並べた分厚い刺身の大皿と
大きな金目鯛の煮付け。
山梨で食べるものより美 ...
ガス



あああ、そうだ
思い出してきた
何かを欲しがれるように
強くなりたかったんだと

眠りからさめるとき
突然じゃなく
ゆっくり帰ってくるみたいに
先に弱さが訪ねてくる
そんな風に思 ...
何かが欠けている躯

幾ら飲んでも酔わない日々

壊れた人形に話しかける

貴方は病んでいるんだね

可哀想とは思わない

有り触れて零れそうさ

無数の糸に操られながら

...
自我インナー言葉
悪く探るドック・ドッグ
繋いだ手を
腐る牙で噛んで噛んで

洞察する部屋で
キャッチしてる22!

ラインダンサーの並ぶ
工業製品は不純で効率的
居並ぶ矛盾と ...
終わる今日─

退屈な日でした
蒸れた空ばかりがずっとつづいていて
胸もとをぱたぱたさせながら
ヨーヨーを垂らし
駄菓子屋のアイスボックスの底から
メロン味をたぐり寄せ
南極の怪獣を想 ...
花が咲き「因」のち
果(このみ)がなる「果」は 因果異時。


華「因」と蓮(このみ)「果」が俱時なる不思議
膨らんできた
はくもくれんの
銀にひかる繭のような葉

わたしのはらのなかで
懐かしい男と猫とあのうちは
ことばをうけて赤ん坊になり
ホトホト
うみ落とされてゆく

ていねいにガム ...
でまかせ言って
人を騙して何とも思わない
ろくでもない奴等が
書いたもので評価してくれだと?

そんなことを言えるのは
大天才だけで
おまえらみたいなクソ野郎が書いた
クソみたいなもん ...
原初のひとしずく
ささやきのように生まれ
岩肌の乳房
地衣類の産着
山あいを渡る風も目覚めさせないように
産毛を揺らす
静かな吐息
うつらうつら
千々のひかりにあやされながら
死への ...
娘のわき毛は

男を興奮させる

何かがある
ふうと溜息をついてみる
思わせぶりな
その音の大きさに
自ら驚いてみたりする

あざとく
わざとらしく
それでも誰も振り向きはしない

駄目だ
こんなことでは

振り向いて欲し ...
洗濯物を
とりこんでいるとき
すこしだけ
おだやかな気持ちになれる
風を吸った
タオルを
何度か折りたたんで

この先三ヶ月間の天気を
気象予報士が
(あくまでも予想だ)としたうえ ...
心の闇を広めないよう
作り笑いをしてみる
鏡の中のいかにも醜い自分に
驚くことはないけれど
愛想が尽きる
ふと手を伸ばして頬の辺りに触れてみるけれど
鏡の向こうへ通してはもらえない
まだ ...
うさぎは
自分のことを怖がってる人間を
噛む

うさぎに噛まれると
痛い

それで、怖がると余計に
噛む

怖がらなくなると
噛まなくなる

怖がってないふりをしていても心の ...
男二人抱えて
車に乗せる
一人は助手席でもう一人は後ろに
アタシはマントをドアに挟まないように
素早く手のひらにおさめる
全力アクセルであのいつもの坂をゆく
と同時にドリフトで着地する ...
ふわふわ
漂い
ゆっくり落ちる
金の花びら
わたしは貴女を知らなかった

[磯の香 、 零れる光滴 、 白波の残響]

あの青い青い宇宙の大海原
貴女は幾人もの従者を連れ
喉を震わ ...
静かに前髪が降りてくる
羽だけの鳥のように
やわらかな影のかたまり
ひらかれる ひらかれる ひらかれる指


見えない雪
目の痛み
息のはざま 光のはざま
土と風 ...
ぼけると
寒さを感じなくなる
今朝は少しぬくもりが弱いな
と思っていたら
電気こたつが「切」になっていた
一時間半も「切」になっていた
親は賢くならなければいけない
担任は一年だが
親は一生である
担任とケンカして
一番困るのは
親のほうである
親は
子どもの成長のために
担任と協力しなければいけない
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
風あと水菜自由詩617/2/9 22:54
それでも文字綴り屋 ...自由詩217/2/9 21:39
マンションの住人花形新次自由詩117/2/9 20:51
ジーニー!末松 努自由詩6*17/2/9 20:46
行先寒雪自由詩217/2/9 20:18
普仏戦争間村長自由詩417/2/9 16:01
三行詩 : まじか!?しょだまさし自由詩317/2/9 13:50
サラリーマン川柳zenyam...自由詩217/2/9 13:40
this roomflygan...自由詩6*17/2/9 10:33
舌の記憶梓ゆい自由詩217/2/9 4:24
海の幸自由詩117/2/9 4:01
平成29年2月9日(木)みじんこ自由詩117/2/9 3:05
ロスト!竜門勇気自由詩117/2/9 2:42
トランスミッション差羽ナガレ自由詩2*17/2/9 2:35
ドロップ・シンナー・サイダー(キャッチ22!再び)竜門勇気自由詩117/2/9 2:02
Fw:末下りょう自由詩10*17/2/9 1:51
因果楽麦短歌1*17/2/8 23:56
帽子のほころびるとき田中修子自由詩16*17/2/8 22:55
燃やしてしまえ花形新次自由詩117/2/8 22:22
小川ただのみきや自由詩15*17/2/8 22:13
わき毛zenyam...自由詩117/2/8 21:16
ゴオッ!坂本瞳子自由詩2*17/2/8 20:08
天気という無難な話題についてSeia自由詩417/2/8 19:35
笑顔の向こう坂本瞳子自由詩1*17/2/8 18:33
うさぎの目塚本一期自由詩117/2/8 16:07
男二人抱えて朝焼彩茜色自由詩717/2/8 15:32
金の花びらひだかたけし自由詩12*17/2/8 15:21
ひとつ 視線木立 悟自由詩517/2/8 11:22
ぼけるzenyam...自由詩117/2/8 7:51
自由詩1*17/2/8 6:47

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加筆訂正:
帽子のほころびるとき/田中修子[17/2/8 22:58]
タイトルがしっくりこない
6.48sec.