出来ない事は出来ません

解る事すら解りません

誰も教えてはくれない

途方にあるご時勢です

ご愛敬様

他人にお腹を探られて

いい気はしません

尖った心

そ ...
死別よりも
離別のほうが辛い
どこかに居ると思うと
諦めがつかない

対立よりも
中立のほうが辛い
どこかが嘘と思うと
諦めがつかない

消滅よりも
紛失のほうが辛い
どこかに ...
わたし何も見えなくなればいいのに
聞こえなくなればいいのに
云えなくなればいいのに
感じなくなるのが一等いい(たとえば空腹)
そんなことばかりを考える鴉は
鴉のなかでも異端で
おんなじ黒い ...
 

ビリビリに引き裂いた
力任せに 泣きながら
それでも気が済まなくて
鋏でジョキジョキ切り刻んだ
その切れ端を 徹底的にシャッフルした
元の形などわからないように
二度と思い出さな ...
鏡のような湖のうえ
ふりそそぐ、ひかり
わたしの、いのちが拡散し
みなもを撫でていく

ここにいれば、
あたたかな霧のようなつきの
ひかりを浴びて
おだやかなしんとう圧が
からだを満 ...
神様はいますか
わたしたちをみていますか
神様はわたしたちについて
責任をとってくれますか
だからわたしたちを死なせるのですか

神様はいますか
わたしたちを躍らせていますか
だから私 ...
シュルレアリストの洒落たエア・リアルのレアなリズムで
 アリスのあられもない素足が水を蹴りあげる
  哀れなミズスマシは見た!

    静まる死の間際の未詩 
     冷たいリリシズム
...
私は、いかにも農家の家と言える灰色の瓦屋根の実家にいる。
庭に出てみると、白壁の土蔵の蔦に絡まった美しい男性がいた。
死んでいると思いきや、ビクッと動き私は驚いた。
その動きたるや、金粉を撒 ...
唐辛子を陽に干している

ワックスかけたてみたいに
艶やかだった彼女らは
日ごとしぼみ
くすんで
ぼやき
手をとりあって
しわしわになる
光の中で
そのしわは
小さな影を織りなし ...
僕たちは
酒が好きで
飲んでいるんじゃない
酒が好きな人は
一人で静かに飲む人だろう
僕たちは飲んでしゃべりたいから
飲んでいるんだ
僕たちは飲まないと
しゃべれない質なのだ
飲めば ...
落ち葉が濡れて
汚れが流され
綺麗な気持ち
光りの雨が降っている
いろいろいろ
いろいろいろ
一枚一枚違う
拾って眺めてみれば
私のような姿かたち色もよう
身体はしとしとと濡れて
...
血管に流れているのは感情です
言えない言葉が澱になって
いつかその人を支配してしまうのです

だけど言葉を
出し過ぎてしまったら
枯れてしまうのです

ひとは
その皮膚のしたに
自 ...
叶わない夢がつづく
果てもない途がつづく
辿り着く地のない旅がつづく

その者たちの脚は衰えている
その者たちの息は上がっている
その者たちの血は滴り続けている

生まれくる者より ...
あなたの詩集を出版しませんか?

詩投稿サイトで
クソみたいな自称詩人に
声を掛けて呼び出し
睡眠薬を飲ませ
四肢を切り落として殺害するといった
爽快な事件が
桶川市で頻発している
...
忘恩の猫に引っ掻かれるたびにかわいいなどと言えなくなってく


きれいな手、と君が褒めてくれた手が猫に掻かれて価値を下げてく


この猫はテーブルの下にいるときに触ろうとすると100パー引 ...
さくさくして美味しい
柿が大好き

大きく育った
甘さを示す色
四角に見える形

柿の木が多い地区
昔から変わらない
秋を表している

何となく感じる甘い香り
秋の深まりと共に ...
しんと冷えた朝
射し込んだ光
体を通り抜けていく

呼んでもいないコーディネーターに
窮屈な服を着せられて
愛想笑いをしたことに
何故だか酷く傷付いている

裸の君を風に感じたい
...
竹林に佇む己
 夜の静けさ折り畳みながら
竹林に佇む己
 折り畳まれた静けさに脳水押し戻され

ぴくりとも揺れぬ竹林に
 脳水震え不可聴の響き蘇る
脳髄を道具とし血潮の温もりに含まれるも ...
むすめの太腿にあるうす茶色な柔らかい痣と
ほとんど同じな色と形とおおきさの痣がわたしにもある
生まれたときからあって
したしく思ってる

むすめがいつか
科学者になっても 売春婦になっても ...
窓の外から青い空を眺めていたんだ
冷房が壊れているせいでお部屋の中で汗だくさ
とりあえず目の前にある宿題を終わらせなくちゃ
ただでさえ暑さで参っちゃってるっていうのに
黒い鉛とインクがいっ ...
なぜこんな……
そう鳴いて(とても驚いて)
どこかの彼方に隠れに行った鴉が一羽
鏡過ぎるガラスの前でつい美味いもんみつけて
さてしあわせいっぱいで首を伸ばしたら
真っ黒で歪なこれが自分なのか ...
春が足元に
一夜限りの花びらの星座を描いた



夏の夜の夢は
浅く長い ひとつの戯曲のようだった



秋に降る火球の
行き着く先は誰も知らないまま


...
ことしも 

庭の柿の葉が

一枚 一枚と散ってゆき

やがて 冬の裸木になるだろう

まるで 俺の老体のように

でも やがて 春には

芽を吹き 葉をつけるだろう

お ...
 失うものがなければ

 怖くないのか

 失うものがなければ

 素直になれるのか

 失うものがなければ

 人を恨むこともないのか

 あなたにとって

 失って ...
鏡は透明だ
鏡には、いつも星空が映っている
なにもかもが鏡の前にいない間、ずっと綺麗に映っている
なにもかもいなくなって、わたしもあなたも透明になって、一回眺めてみたいね
パソコン、スマホ、テ ...
ちゃぽりんと 浸かる湯の色 むらさきに
染まり我先 愛するを知る


思い出したんだ
一番 好きな色

見渡せば
すこぅしずつは
染まってる

フワフワの タオル
マイクロ ...
ねえ、あたしの携帯知らない?

オレが知っているはずないだろう!

ねえ、あたしの財布知らない?

オレが知っているはずないだろう!
オレに聞くなよ!

だって聞く人、あんたしかいな ...
僕はいつも
「ありがとうございました」
と言っているのに
医者はなぜ
「ありがとうございます」
と言わないのだろう
世の中広しといえども
金を取って
「ありがとうございます」
と言わ ...
未来では僕の一生は黒歴史だ
墨汁で真っ黒に染めた問題用紙ぐらい黒い
でもその黒さが誰かに伝わればいいな 今のあなたや、未来のあなたに
僕に「生きていけ」って言ってくれたひとたちのように、あなたに ...
「孤島」

樹や動物と共に棲み
助け合うことを知っている
ひとに蹂躙されない
蹂躙しない
等身大の月のひかりにただそよぎ
喜び 哀しみ 反射する
時に痛い波濤をかかえ
消滅を怖れない ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
春菊5or6自由詩016/11/19 16:37
諦めることを諦めるのを諦めるイオン自由詩1*16/11/19 16:25
鴉なぜ、鳴かないのもっぷ自由詩416/11/19 15:35
パッチワークLucy自由詩18*16/11/19 14:52
Claire de Lune小林螢太自由詩3*16/11/19 13:54
無神論者朧月自由詩116/11/19 13:09
つめみずむしただのみきや自由詩10*16/11/19 12:57
扉の向こう側小川麻由美自由詩4*16/11/19 12:24
今夜はペペロンチーノそらの珊瑚自由詩10*16/11/19 11:43
僕たちが酒を飲む理由zenyam...自由詩016/11/19 10:23
雨落ち葉灰泥軽茶自由詩216/11/19 10:13
赤い感情朧月自由詩416/11/19 9:06
唯一なるものHAL自由詩016/11/19 8:42
桶川連続自称詩人殺害事件花形新次自由詩016/11/19 8:39
忘恩の猫水城歩短歌016/11/19 6:10
夏川ゆう自由詩016/11/19 5:18
冬の光アタマナクス自由詩116/11/19 4:53
竹林ノ声ひだかたけし自由詩216/11/19 2:45
痣とむすめとはるな自由詩216/11/19 0:08
サイレンと昼黙考する『叫...自由詩116/11/19 0:07
或るポエジーもっぷ自由詩316/11/18 21:19
『よるのうた』葉月 祐自由詩5*16/11/18 16:43
塑像(八)信天翁自由詩116/11/18 15:36
失うもの佐白光自由詩0*16/11/18 14:26
鏡のなかの星空水宮うみ自由詩016/11/18 12:12
マイクロファイバー藤鈴呼自由詩016/11/18 10:37
僕たち夫婦の会話zenyam...自由詩016/11/18 10:30
礼儀知らずの医者自由詩0*16/11/18 10:17
黒歴史!水宮うみ散文(批評...2*16/11/18 9:56
短詩4篇白島真自由詩22*16/11/18 8:40

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加筆訂正:
短詩4篇/白島真[16/11/18 14:29]
泡を水泡に変えました
黒歴史!/水宮うみ[16/11/18 12:47]
修正しました。ポイント入れてくれたお二方すみません
黒歴史!/水宮うみ[16/11/18 11:29]
修正しました
4.32sec.