かつて、コモドアーズ、というソウルミュージックのバンドがあった。その存在を知ったとき、ぼくは、こもだなおき、を思い出した。こもだなおき、は、ぼくの幼馴染。家が近所で、同じ幼稚園に通っていた。
こ ...
ベッドの中という
わたし一人分の天国から
のそりと抜け出し
あくびをしながら迎えた朝
カーテンを開け 光を浴び
青空を見上げながら
残りの眠気を
はらい落とした
シャワーの様な ...
ずっとずっと遠くへ行きたい
ずっと遠くへ。
あの森よりも
あの雲よりも
あの空よりも
ずっと遠くへ。
果てはあの昏い空間まで。
果ては想像力の限界を超えて。
ずっと遠くへ行ったら
そ ...
お茶をついだらコップの中に
麦茶の出しがらがけだるく舞っていて
ああいまの俺みてぇだなって
ふと思って飲むに飲めなかったり
ふふ
ああ今年の夏もおわりかよって
む ...
カタン カタカタタン
夜が鳴く音がする
君とのセックスはゆっくり熱をもつ
スローモーションの恋で
気づくと空は夜を
ワイングラスに注いで飲んでいた
ぬるま湯に浸かり
君の ...
土に鍬を差し込むことで
自然に対して解釈を加える
大きな実りを導くために
剪定、摘蕾、摘果、花粉交配、消毒
自然に対して批評を加える
訪れる稲穂や果実、野菜の類を
味わうことで精密に読解し ...
160910
此所はどこの坂道じゃ
追分からヨドバシに向かうと
夜行バスの群れのエンジン音
残暑の夜を余計に暑くするよと
惰眠を貪る乗客達を僻目に
ヨドバシカ ...
昨日百万円を拾った
この百万円で自分の人生が少し変わると思ったら
少し怖くなった
そのお金がうにょうにょ動いて絡みついてくる蛇のように見えて
とっさに投げ捨ててしまった
...
押し寄せてくる波は 取り返しのつかない一発勝負で
シを選び取る 群青色の魔法、
弾ける白い飛沫が 壁の飢えで踊っているのか
シンボリックに浴びるシガイの光線が
ワタシのサーフィンを加速させる、 ...
ブタの国が
核実験をやった
ブタの国の原爆は
ブタ雲が沸き起こるのが特徴だ
ブタ、ブタ、ブタ、ブタ
刈り上げブタが豚足を叩いて喜んでいる
この豚肉の扱いには
中華料理も手 ...
それがことばになる。馬が野を走るようにこころを放て!
あなたの悲しいつぶやきも、わたしの悲しいつぶやきも、宇宙のこころに届けばいいね。
くすっと笑ったり、ガハハハハハと笑ったり、ふふふと笑った ...
この度 わたくしが 申し上げたいのは
雪室とは 全く違う空間のことで ございます
もこっとしたダウンを羽織れば
世の中が 温たまるものと 勘違いしている殿方も
意外と多いようですが 良 ...
まる
さんかく
原始
くるくる
かたんかたん
とんとん
ぐわんぐわん
しとしと
原始
さんかく
まる
木洩れ日
さえずり
...
気がつくと、
一面真っ白な部屋のなかにいる。
部屋には窓一つない。
空気がこもっている。
部屋中に白い音がする。
天井に向かって手を伸ばすと、
目には見えない皮膜に触れる。
シャボン玉の ...
経済的に豊かなこの国で
なんでこんなにさびしいんだろう
涙も出ないくらいさびしいんだろう
食べ物がいっぱいあって
便利で快適なこの国で
なんでこんなにさびしいんだろう
涙も出ないくらいさび ...
光と闇が曖昧なところで
法は硬く鳴り続けている
正しさとも善さとも無関係に
法は朗々と鳴り続けている
だがこの法の音律が
軍隊のざわめきを定め
議会の票に数を与え
罪人の肌に烙印を押 ...
遠くとを結ぶ飛行機
短い時間で移動が出来る
出逢いと別れ
数え切れないほど
繰り返してきている場所
飛行機好きの人々
飛び立つ姿を見て
遠くに想いを馳せる
みんな何処へ向か ...
あなたはそこに立っていた
無くなる事のない
花束を抱えて
何も言わずに微笑み
太陽を背にしながら
あなたは
その花束を抱えていた
擦れ違う見知らぬ人にも
一輪 一輪 花を差し出 ...
子孫へ
2016年9月9日(金)←これは曜日というもので、今のところ7つあります。惑星の感じ(ならび)でつけてあるのだと思います。これから増えたり減ったりするかもしれません。23時47分です。こ ...
揺り椅子のうえで目をとじる、彼女
ざわめきを
聴いている
上手く死ねたら切符をかおうか、
ぼくらをつくった神様を
つくった神様にあいにいこうか
揺り椅子ふらりら ...
ゆめからさめて
手を伸ばす
爪にとまった蜉蝣
掃除機をかける音 かすか遠く
木馬が揺れて
ベビーベッドに霜がおりる
目の前で
硝子のつぶが揺れる揺れる
「あ」と「 ...
夢の尾を抱けば 湯たんぽの冷たさ
ある書物は私を受け入れ、私の居場所を示している。
そんな時私の心は大きく開き、静寂の中の喧騒にただ驚く。
私の頭上に雲はなく、大地の裂け目では清冽な泉がこんこんと湧いている。
私の精 ...
朝がこない夜もいやだが
夜がこない朝もいやなものです
がんばっても
がんばっても
がんばれと言われるような
がんばらなくても時間は流れるのにね
寒いのか明朝体で鳴く蝉よ
シトロネラ蝉はチャクラを閉じにけり
蝉の羽越しに見ている痴話喧嘩
海辺に打ち上げられたクラゲを見ましたね
巨人のコンタクトレンズと言うので
笑いました
疲れて適当に入った居酒屋で
出てきた器がどれも美しいので
しばらくおとなしくなった私たち
でした
...
哀しみ降って来る
一斉に響きとなり
冷え震え降って来る
どうしようもないね、
この欠損だけはもう
ひたすら雨の降り続く
ひたすら鈍色の大海に
しとしとしとしと静か
大海に雨の降り続 ...
あたし決めたんです
洗いざらい
真実を話すって
このまま偽りの姿で
生きていくことは
自分自身の存在を
否定することになるんじゃないかって
それに
周りの人たちは
薄々気付い ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
コモドアーズ
MOJO
散文(批評...
0*
16/9/10 18:29
朝のひととき
葉月 祐
自由詩
3*
16/9/10 17:51
ずっと遠くへ
渡辺亘
自由詩
0
16/9/10 17:33
指すら繋げなかったっけ
吐水とり
自由詩
1
16/9/10 17:12
night moves
かんな
自由詩
2*
16/9/10 16:54
農家
葉leaf
自由詩
1
16/9/10 15:05
night moves
あおば
自由詩
3*
16/9/10 14:28
道端で、
狩心
自由詩
1
16/9/10 12:53
ずっと前から。。。
〃
自由詩
1
16/9/10 12:23
ブタ原子爆弾
花形新次
自由詩
1
16/9/10 12:19
からだじゅうからこころを放て!
水宮うみ
自由詩
1*
16/9/10 11:40
雪もろ
藤鈴呼
自由詩
1*
16/9/10 10:39
原始
吉岡ペペロ
自由詩
3
16/9/10 9:06
木槿
あおい満月
自由詩
4
16/9/10 7:03
孤立
zenyam...
自由詩
1
16/9/10 6:58
法
葉leaf
自由詩
1
16/9/10 6:01
エアポート
夏川ゆう
自由詩
1
16/9/10 5:23
花束の人
葉月 祐
自由詩
2*
16/9/10 1:42
10万年
nemaru
自由詩
4*
16/9/10 0:09
飽食の月
吐水とり
自由詩
2
16/9/9 23:49
霞む ブライダルフレーム
〃
自由詩
2
16/9/9 23:12
夢の尾を抱けば 湯たんぽの冷たさ
〃
俳句
0
16/9/9 22:41
創造すること
ヒヤシンス
自由詩
7*
16/9/9 21:45
時間
朧月
自由詩
2
16/9/9 21:34
寒いのか明朝体で鳴く蝉よ
北大路京介
俳句
4
16/9/9 21:23
シトロネラ蝉はチャクラを閉じにけり
〃
俳句
1
16/9/9 21:23
蝉の羽越しに見ている痴話喧嘩
〃
俳句
1
16/9/9 21:23
旅
ふるる
自由詩
7*
16/9/9 20:21
夜になると
ひだかたけし
自由詩
6
16/9/9 19:40
カミングアウト
花形新次
自由詩
1
16/9/9 18:50
1514
1515
1516
1517
1518
1519
1520
1521
1522
1523
1524
1525
1526
1527
1528
1529
1530
1531
1532
1533
1534
1535
1536
1537
1538
1539
1540
1541
1542
1543
1544
1545
1546
1547
1548
1549
1550
1551
1552
1553
1554
3.68sec.