まっ白で
海の波とうねりに
磨かれた貝の
欠片を集めて
ぼくはオルゴールを
つくった
貝でつくったオルゴールが
奏でる音色は
聞いたことのないメロディー
なのだけれども
ど ...
青い鳥よ いらっしゃい
ここには、幸せ溢れているわ
青い鳥よ いらっしゃい
赤いリボンを付けてあげる
その小さな喉の渇きを潤す豊かな水も溢れているわ
さあさ、こちらへ いらっしゃい
...
霜降りた田園のあとかたに
朝日の残滓が
それは早すぎる追憶
天涯より撃ちつけられる萎び
もう戻れない日々のなかにいる
最初からなければ良かった原発
誰にでもある ...
私が、私自身のことのみを考え、
私の為だけの世界を作ることが
出来る権利を私は、持っている
好き勝手をしても良い理由にそれは成り得ないが、
私が、得た私だけの個人的な空間、スペースに、
私が ...
この地球に存在する人間は
大地を侵し
大海を侵す
ガン細胞かもしれない
でも、こうやって幸せを甘受し
生続けている
煩悩即菩提という言葉を聞いたことがある
百八つあると言う煩悩は ...
必要か?と考えて、必要ないと決めるでしょう?
決めた途端にそれは、私にとっての価値を失います。
けれど、それは、価値が私にとって無くなっただけで、
私が、それを手放せるかは、別の話です。
価値 ...
{引用=*吹雪}
また寝過ごした
慌ただしく時間を折りたたんで
結露の向こう 誰かが叩く
風のふりして泣いている
{引用=葉牡丹}
あまりに冷たい断り文句じゃないか
あまりに ...
人身事故のため電車が遅れていますと
構内アナウンスが響いた時
発車案内板の人身の文字から
人を信しられない
人信事故と想像してしまった
人が信じられなくておきた事故
そして人が信じてい ...
海の向こうの友だちは知っている
あなたのやさしさと
あなたのやましさを
どうして知っているかって
それは聞かないでいて
そして描いている
庭の絵や
湖の絵を
りりしい若者の絵や ...
見失った
詩にいったいなにほどのものがあるのか
先ほどから少女が現れては立ち去ってゆく
それこそ命がけのまなざしで訴えては やがてかなしそうに
というより私が
邪険に 冷酷に追い払うように
...
硝子玉の内側で万物が絶え間なく波打っている
{ルビ罅=ひび}割れた海原や燻んだ山脈や水色に澄んだ植物群などが
混じり合い・透明に濁った一つの音声に結んで震えている
それを ...
「しー、静かに」
僕が部屋に入るとたろやんはまだ小説を書いていた。僕がご飯と言うとたろやんはそう言って、いま佳境なんだと呟いた。昨日も一昨日もたろやんはそう言ってご飯を食べなかった。食べないと死ぬ ...
女房も
「はい」
「はい」
と言っている時は
かわいい!
夏の映画を見ても
身体は温まらない
冬の身体に温もりが必要
夏の暑かった思い出
短くて充実した夏
何故冬は
長く感じるのだろう
そんなことぼんやり考える
夏の強い陽差し ...
おだやかになるべくあたたかいきもちで
いきてゆけますように
そんなことを誰にでも発信し続けている
エゴのしずくをふりまいて
誰でもいいわけじゃないけど
誰かに言われてはっとするこ ...
落下していく朝に
沈む静寂を纏って
潜り抜ける門のうちに
待っている希望が
何でもないものだとしたら?
儚んでいる世が
そう悪いものじゃないとしたら
それはそれでよかったねと
声を ...
新しい赴任地で年末を迎えた。慌ただしく時は流れ、振り返れば日々の業務で毎日何かを学習していった。昨年度、私はトラブルで外傷を得たが、その外傷もいつの間にか癒えてしまい、ただ日々の忙しさの中に何もかもと ...
後ろに在る真実を僕らは知らない
真実が、いまその後ろに在る事も
真実を手にする術は僕らにはない
真実は、「真実」なのかを、視る目も
後ろに在る真実を僕らは言わない
真実は、存 ...
銀座の マルコポーロ
錆び付いた デキャンタは 合鐵製
オリジナリティーが 大事です
素材を包む リボンの角度が 一判
色合いは 此の際どうでも 良いのです
などと言ったら
...
神無月に肉を脱ぎ捨て 祖母が逝った。
思えばもっと前から祖母は半分海を渡っていたようだった
精神ここにあらずといったふうで
ときどき正気のあるときは「死にたい」とこぼしていた
...
僕は生きていく
千年樹も生きていく
太平洋も生きていく
働きアリも生きていく
ひきこもりも生きていく
何のためにかって?
?がいっぱいあって、!もいっぱいあるからだよ
星やハートが70億 ...
オリジナルの四文字熟語を提案しあうスレッドです。
「 」でその熟語をくくり、その下に強制ではありませんが、その熟語に込められた意味を記入してください。
また、その熟語をタイトルにした詩を書いたり、 ...
私に挨拶する時
「お元気ですか?」と言わないで
返答の言葉は用意されていない
戸惑う私は
「色々ありますね」
そんな的外れな事を言ってしまう
骨と腹膜は自己主張して
去っては また来 ...
乳輪からひょろりと伸びる細長い毛
ここでは乳毛と呼ぶことにする
この乳毛、左右の乳輪から一本ずつ
うなだれるでも天を衝くでも無く
うにょうにょと自由気ままに生えている
何の為の毛なのだろう
...
きっと 乗り越えられるだろう
ただの答え合わせが そんなに大事な事でも
見逃して あげようよ
ほっといて あげようよ
どうでも良いことじゃないか
僕たちにとって ほんとうに ほんとうに
...
女房が髪を短くしたいと言い出した
俺に女の髪型の好みはないし
あったとしても
それを強要しようとは思わない
好きなようにすればいい
ただ「蓮舫みたいにして欲しい」
って頼むつもりだと言うの ...
くまたちの濡れた鼻、 初霜
シーツの巣むせかえるような熱
冬眠まえ
会いたくてめくれちゃったからだが愛しくて
そのまま走ってた
走ってたらたのしくて
飛びかたを忘れてしまった
起 ...
タイトルは『浅き日のこと』そして『高野ヨウ』をペンネームとして出版社に持ち込み自分を賭けてみたい小説の原稿と今夜もまた向き合う。『――彼女は「またね!」と言ったはずだし、ぼくだって「さよなら」とは言 ...
新調したス-ツを汚されるハリ-
44マグナムが相手を吹き飛ばす
強盗に車を送れと言われたハリ-
人質すら構わず店に突っ込んだ
銃こそ正義為らば威力のある方がいい
この国は ...
罵倒され石を投げつけられ
彼はへこたれなかった
何故ならば
彼には大きな夢が在ったからだ
幼い頃から
透き通った真冬の夜空を眺めては
何時かきっと天空を目指し
ハートランドにたどり着く決 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
貝のオルゴール
小林螢太
自由詩
9*
16/12/17 22:54
幸せの青い鳥よ いらっしゃい
水菜
自由詩
2*
16/12/17 22:47
黄昏る
吉岡ペペロ
自由詩
7
16/12/17 22:45
自分の理想を追い求めても良い権利は、誰もが持ち得ている
水菜
自由詩
2*
16/12/17 22:29
本当の幸福
レタス
自由詩
4
16/12/17 21:33
私が、手放せないものについて
水菜
散文(批評...
1*
16/12/17 21:33
とある一日
ただのみきや
自由詩
8*
16/12/17 20:17
人信事故
イオン
自由詩
0
16/12/17 18:01
人生の絵
やまうちあつ...
自由詩
2
16/12/17 17:56
感傷
もっぷ
自由詩
1
16/12/17 17:19
万物と葱
草野春心
自由詩
0
16/12/17 9:40
一度脱いで、またはく
由比良 倖
散文(批評...
1
16/12/17 8:43
女房
zenyam...
自由詩
0
16/12/17 6:33
冬に思い出す夏
夏川ゆう
自由詩
0
16/12/17 5:31
しずく
唐草フウ
自由詩
4*
16/12/17 4:45
生活
這 いずる
自由詩
0
16/12/17 3:06
とけていく
葉leaf
自由詩
0
16/12/17 2:09
後ろの「真実」
黙考する『叫...
自由詩
0
16/12/17 2:07
帽子屋
藤鈴呼
自由詩
0
16/12/17 1:59
渡つ海
高原漣
自由詩
3*
16/12/17 1:41
生きていく
水宮うみ
自由詩
1*
16/12/17 1:01
こんな四文字熟語もありじゃない?スレッド
会議室
16/12/17 0:44
癌患者の日常
小川麻由美
自由詩
5*
16/12/17 0:20
乳毛
たいら
自由詩
1
16/12/16 22:42
乗り越えられる
はだいろ
自由詩
2
16/12/16 21:57
髪型
花形新次
自由詩
0
16/12/16 20:33
冬眠まえ
はるな
自由詩
1
16/12/16 19:20
またね!
もっぷ
散文(批評...
3
16/12/16 19:10
眩いばかりの日々を
差羽ナガレ
自由詩
0
16/12/16 19:01
シリウス
レタス
自由詩
4
16/12/16 18:34
1522
1523
1524
1525
1526
1527
1528
1529
1530
1531
1532
1533
1534
1535
1536
1537
1538
1539
1540
1541
1542
1543
1544
1545
1546
1547
1548
1549
1550
1551
1552
1553
1554
1555
1556
1557
1558
1559
1560
1561
1562
5.73sec.