わかるよ
わかってない
わかる
わかっていない
わかっているよ
簡単に言わないで
(…言って)
           

 あなたは夏をみる人だ
 うつむいたレースのカーテン越しに
 あなたは白い夏をみるひとだ
 窓辺にもたれながら、口をすこし閉じて

 
 花模様のレースの ...
光化学スモッグ煙る視界
探し物は何ですか?
立ちん坊JK30k
探し物は何ですか?
この交差点で事故がありました
探し物は何ですか?
ご近所さんに買わされた仏像
探し物は何ですか?

...
 
 物語はいつも唐突に始まる。
 ある日の僕は緑の森の中にいた。
 突然の驟雨をやり過ごし、気が付くと教会の前に立っていた。
 初めて自分のもの以外の神の声を聴いた。
 それはまるで音楽の ...
供されたお茶は
どうしたって危険で
口を付けるのが恐いのだけれど
いただかない訳にはいかなくて
ただ眺めているだけにはいかなくて
もうなんとも誤魔化しようがなくて
だからといって逃げ出すこ ...
パレ-ドグロスで磨いたエンジニアブ-ツ

SR400改のキックを踏み下ろす不良

何処となく壊れそうな黄色いエレファント

抽象に浸り溺れるアルコ-ル中毒の髑髏

意識のない人形が横た ...
もう
花を摘まない
それが素敵だからといって
紫に心を奪われた時があった
あれはいつだったのか
井の頭線で下北沢に向かう途中だったのか
定かではない
そういえば
最近虹を見ない
きみ ...
死んだはずの
ばあさんが
そこにいるんじゃ
そこじゃよ、そこ
今もそこにいるじゃろ
ほらっ、よし子さんにも見えるじゃろ
おーおー、ばあさん嬉しいのかのお
こんなに尻尾振って

「おじ ...
こたつたつ
少し歩く
猫を呼んでみて
夜が笑う
震える身体
注ぐ月
少し酔ったふりをしながら
夢見る団欒

こたつたつ
少し歩く
転がるみかん
時計がつぶやく
じっとして
...
私をあまり怒らせないでくれないか
おとなしく愛の詩集を手にするときに
透き通る言葉を考えようとするときに
人の郵便物を盗み見る者たちよ

その手紙には父の遺言が
その手紙には母の筆跡が
...
黒く世界を支配する夜の空
月は宇宙を彷徨っている
感情は深く、深く
悲しみの涙を流し
落ちた水滴は雨となり地面を濡らす

意味は分裂され
言葉は空白の余韻に打ち砕かれて
死ぬ
昨日の ...
好きを好きな時に言いたい
好きを好きなだけ言いたい
君が毎日好き
毎日君が好き
母猫が事故死して母乳の味を覚えることなく、
共に産まれた兄妹が運ばれた行方も知らず、
ただ何となく頭を撫でてくれる手を信じて、
呼びかけてくれる瞳の輝きに返事して、
春はご主人様たちと ...
星座とか くだらないって 思っても Without knowing anything, but not do anything, the bomb is dropped, children are blown off.
という英語のT ...
いくつもの美しいあかりが
真夜中の街路で飛び散る
若者たちは短い騒乱の中に飛び込んで
明日など要らないとうそぶいて見せる
ひび割れた舗装に隠された置手紙には
取るに足らない歌い手が書き殴った ...
秋の日に
ポタリ ポタリと
蛇口から水が滴り落ちる

秋は寂しいから
そんな滴の音さえ美しく
暇を紛らわしてくれる

停滞した思考を蘇らせ
滴は止まない

ポタリ ポタリ
秒針 ...
透明と躁鬱を
重ね合わせた肉体
そう比喩ってもエモらないだろうね
人間失格な肉体
の方がエモってくれるのだろうか
というかそもそもエモるの定義が
おじさんにはわからないのだろうね
客観視 ...
女房も
「はい!」
「はい!」
と言っているうちは
かわいいが
亭主の前で
堂々とオナラするようになったら
おしまいだ
老人でなくても嫌だろうって?

う~ん
それがそうでもないのよね
若いおネエちゃんの
お尻に出来た
でんぼだったら
膿んでても結構イケてたりなんか
しちゃったりなんかして

そうさ ...
詩の尾っぽを見つけて
しまったら
原稿用紙の海へ
すぐさま舟を出したくなる
昼だろうが 夜だろうが
凪だろうが 嵐だろうが
あくまでも
must、って感じで

置かれた受話器から ...
「みあたらない」のに心当たりあるんです二〇一五(にまるいちご)の今頃に

イチゴイチエって呼ばせてこの苺ひとつぶごとに奇跡ほおばる

軌跡からあなたの気持ちを推し量るまあるくまるく、まるくあっ ...
いつも遠い夢に寄り添いながら
哀しい季節を越えていく
涼しい風が吹いていただけで
記憶に揺れるコスモス

きっと言葉にならない
絶望ばかりの昔を越えて
ひとすじ涙が流れただけで
誰かに ...
まとまらない
まとめたくない

心 自由に泳がせて

瞼の裏の水辺に浮かぶ
貝殻は過去のぬけがら


まとめる気がない
今日という一日を
どんな糸もすり抜けていく ...
          161103
そこに
あったはずのものが
見あたらない
そんなことが続いて
数十年
子どもから大人に
そして老境を迎え
あの世に戻るのだと
人はいう
横町を挟ん ...
葉が咲いている
膨大な緑素の内側に隠されていた
すがすがしい高熱が
いま葉をじりじりと焼いている
葉を継ぐものたちへと自らを遺すため
いま葉は美しい自殺を持続している
葉は世界の画素と ...
深夜の白く澱んだ曇から
硝子の光が降りつづいている
枯葉と鉱のはざまの音が
甲と指を擦っては落ちる


あちこちに
赤く乾いた小さな実が散らばり
時おり虫のように震 ...
や~らかい
あんころもちに
例えられる
ふわふわ頬は
幾つまで

ぷにぷにの頬を
つまむ仕草が
可愛らしいけれど
指は案外と
イカツイ

この厳つさは
沢山の苦悩を
握 ...
その羽毛のいちまいいちまいに
慈愛の星を宿して
その軌跡は やわらかな超越

その飛翔を見つめる者たちの精神に
降りてくる無垢受胎の聖らかな陶酔
波に乗る時、少しの自信と勇気が必要で
そこには盲目と興奮があって、他者とのコミュニケーションと座標の変換がある
記憶細胞がざわめいて、あらゆる事物を結び付けようと試みる
その結び付け方はメタファ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
わかるよもっぷ自由詩2*16/11/4 9:10
夏をみる人 白島真自由詩20*16/11/4 8:33
サーチフォーホニャララたいら自由詩016/11/4 8:30
森の教会にてヒヤシンス自由詩6*16/11/4 5:47
エピローグ坂本瞳子自由詩1*16/11/4 0:48
孤独なアンリエッタ差羽ナガレ自由詩1*16/11/4 0:35
下北沢5or6自由詩3*16/11/3 23:39
触れられるもの花形新次自由詩016/11/3 23:11
こたつたつ灰泥軽茶自由詩516/11/3 23:00
手紙為平 澪自由詩416/11/3 22:58
季節鷲田自由詩816/11/3 22:41
たくさん好きリィ自由詩2*16/11/3 22:30
白猫語り為平 澪自由詩7*16/11/3 22:10
立ち読み朔 水川柳1*16/11/3 21:52
Without knowing anything, but ...5or6自由詩1*16/11/3 21:44
ブローニングM1910ホロウ・シカ...自由詩4*16/11/3 21:43
秋の朝にレタス自由詩116/11/3 21:40
太宰、もうじき選挙だってよ5or6自由詩1*16/11/3 21:19
女房zenyam...自由詩016/11/3 21:15
100億年kusataro「老人の膿」花形新次自由詩016/11/3 19:41
詩人の彼はもり自由詩4*16/11/3 19:16
みあたらない/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ短歌1*16/11/3 19:06
缶珈琲を飲み干しながらりゅうのあく...自由詩2*16/11/3 19:05
ほどいてしまおう葉月 祐自由詩9*16/11/3 19:04
みあたらないあおば自由詩15*16/11/3 17:38
紅葉葉leaf自由詩416/11/3 13:57
ひとつ 冷笛木立 悟自由詩316/11/3 13:10
大福の中身藤鈴呼自由詩1*16/11/3 12:24
白 鳥塔野夏子自由詩2*16/11/3 11:32
私たちは果てしなく化け物になるしかない狩心自由詩1*16/11/3 10:58

Home 戻る 最新へ 次へ
1522 1523 1524 1525 1526 1527 1528 1529 1530 1531 1532 1533 1534 1535 1536 1537 1538 1539 1540 1541 1542 1543 1544 1545 1546 1547 1548 1549 1550 1551 1552 1553 1554 1555 1556 1557 1558 1559 1560 1561 1562 
加筆訂正:
夏をみる人 /白島真[16/11/4 8:35]
ルビ
缶珈琲を飲み干しながら/りゅうのあくび[16/11/3 19:09]
推敲
5.62sec.