亀裂のように微笑んだ
一瞬の
閃きの砲火が
砂に埋れてしまった海の
海の破片(かけら)を
思い出す
 夢


空に啼いている鳥がいる
攫めそうで攫めないと
啼いている…鳥 ...
ゆめで会いにくるくまたちがほんとに好き
ないものをもっていて
あるものは置いてくるから

蝶蝶りるりる鳴いて、
ここはまだゆめなのだとおもったとき
わたしの足はまだらでした
嘘とほん ...
卑弥呼よ
日の皇女
貴女は愛しい
愛しい
アマテラス

竹取に光った貴女は
千年の女王なのだ
月に還ってしまった貴女を求め
ぼくは明日を夢見てる

そうだ
斎宮跡で
ぼくは船 ...
菜の花を 揺らしなびかす 小夜嵐
 田畑に跳ぶは 月の光子(ひかりご)

でこっぱちに 現世利益の お札貼り
 奇跡の証(あかし) 出せと詰め寄る

春の魔に 背中押されて 浮かれ猫
  ...
in通勤電車
メタボ気味なおっさんに押され
張り付くガラス
その向こうにタマリバー

幼い頃から知っている
河原で死ぬほど遊んだわ
今じゃかつての面影は無く
開発されまくりタマリバー
...
紙皿のお菓子とジュース分けあった

折り紙でつくるチェーンとくす玉と

ご当地の体操腰をトントンと

縄跳びを振りランバラルの名セリフ

紅白帽セブンを真似て鍔立てて

暗室に ...
私の翼は汚れてしまって
もう昔には戻れない
艶々の新しい羽を
望んでも虚しいだけ

どうせ翔ぶことが
出来ないならば
翔んでいるあいつを
どうにかして
撃ち落としたい
それが私の存 ...
かつて風船には二種類あった

空気より軽いガス製と
人間の息製と

人間由来の僕らは
空を飛べないはずだった

小さな手ではじかれて
ほんの少し空を飛んだ気分になって
じべたに落ち ...
スマホはいろいろな機能がつきすぎだ
ガラケーに変えたが
それでも理解できないものが
いっぱいついている
僕は電話とショートメールがあれば
十分だ
うっかり手を出して
身に覚えのない請求が ...
「アメリカファースト」ではなく
「トランプ一族ファースト」だ
「金と美女と権力」
古典的な成金趣味だ
メキシコとの国境には
移民の侵入を防ぐために
万里の長城を築くという
日本には昔から ...
座れと言われたら
立ち上がりなさい
殺せと言われたら
トリガーから指を離しなさい
撃てと言われたら
銃口を空に向けて撃ちなさい
くれぐれも空飛ぶ鳥に当たらないように

守ってと言われた ...
寝れない夜に
コーヒメーカー
焙煎機能は停止中
遠くから眺める蟻の列
蝕まれる眠気
もっと遠くの葉切り蟻
構造的な場所で遺伝的に茸を栽培
運ぶ姿は愛おしく
たるく流れる音楽はラジオより ...
タコベルと韓国料理店しかない町に繋がるトランジットはアトランタの大雨しかない

リュックを枕にデルタのベンチで足止めをくらう
搭乗口のスタッフもいなくなり
我慢できる程度に肌寒く
濡れた機体 ...
きみの痕跡はすべて消した
サングラスも
髭剃りも
あの不思議な光を放つライトも
扇風機も
糸も
あの古びたコートも
花火もとっくにない
一緒に月を眺めたベランダも
メールも
ベッド ...
君が空のテープ持ってきて
ぼろぼろのラジカセに差し込んで
無音を永遠に再生してるから
私もしばらくここで聴いている

つくりごとの放課後
妄想してもいい部屋のなか

青空の飛行機雲眺め ...
青く澄んだ空を見上げれば
白いシャツが一枚
笑顔でひらひら飛んでいる

ああこんなにも素晴らしい
透き通った世界が広がるのに
君は安定剤の飲み過ぎで
あまり安定とは言い難い状態

漂 ...
フルカラーのエロ漫画の男の皮膚の色がうぐいす餡である
長方形に入ってる女性のモノローグ
精神科の待合室で前の人の肩見てるときの音楽
だれかのかいた絵がある
……
でんぢゃらすじーさんが表紙の ...
それが
ゆりかごであれば よかった
あるいは
護摩供養であれば よかった

起きること は
ときに
起こってしまうこと に
すり替えられ
溶けない涙が湧き出し
炎は風となり散りゆく ...
人を陥れようなんて
悲しい企みを
いつまで考えているのさ
あの人が嫌気さして
やめたらなんて
いつまで考えているのさ

暗い人生が
ダメな人生が
自分のせいだとは
認めたくなくて
...
かなしみの
青が降る
透明、
ただ透明に
なっていく
己の体
幾億もの幾兆もの者達通った道
途、未知、溢れ
枯れ果て、移行する
闇の光の奥の
ふるふる震え揺れ
時の間隙縫い
開 ...
 細い細い青い糸のような雨がまっすぐに落ちていて、周りは湿り気をおびた青灰色の世界だった。
 私は巨大な石造りの、崩れ落ちかけた円形闘技場の、座るのにちょうどいい四角い石にちょこんと乗って、しめった ...
私たちはいつも二人で 友人と
いつもの街を 久しぶりに 二人で 歩いていた
何の変哲もない その いつもの 通り
誰のこともその言葉の中で忘れさせられて


どこへ この先行くのだろう ...
春の瀬を ヒッピー気取りの 気楽さで
 ただ独りゆく 我は海賊

その艶が 偽の光と 知りつつも
 菜花は揺れて 春の夜の夢

舞姫の しなりをもつて 汲む夜気は
 衣にしずく 春の夜を ...
とかげの尻尾を捕まえて
振り回し
捻じきる遊びやったことない?
楽しいよね
人様の失言とか
失態とかそんな尻尾も集めて確か
引き出しの2番目だったかな
とってある
話のネタとしては
...
冬の路上を渉猟しながら
過去とはじめましての握手をする
今日初めて自分の過去と出会って
すぐさま慌てて別れたのだ
外気と同質の寒さを体内に抱えているから
私の中に冬は柔らかく広がって ...
あつあつ の うどん
はふはふ と たべる

ほおばる 舌が
火傷しそうな程の

熱で
溢れてる

仲良く 煮込まれたいと
欲しているかは 知らないが

分厚い 蒲鉾は
...
「命令することかよ!」

と君に言い返しながら心の中でOKした

「第二ボタンもらってやるから磨いとけ」
豚も生きている間は
一生懸命だろうが
人の役に立たない
死んで豚肉になってから
感謝される

人も生きている間は
一生懸命だろうが
地球の役に立たない
死んで何も食べなくなったら
...
アナタは指定券を紛失したから
自由席に乗ってきた
ワタシは指定席が嫌で
自由席に乗っていた

車掌に説明したことがきっかけで
隣同士会話が弾んだ

指定席は嫌な人の隣になったら
移動 ...
/ふと妻の犬歯が目立った
怖々言うと、目を見張る
それから傾いで私を見やる
妻はかまいたちになって飛び出した


/軽く強い奏で隣で
希望の調べががなる真横で
口には火種が憑き物で
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
『 十四行ノ居似詩絵 』ハァモニィベ...自由詩2*17/1/23 23:49
りるりるはるな自由詩717/1/23 22:03
千年女王レタス自由詩417/1/23 21:50
短歌 4グロタン短歌0*17/1/23 20:09
タマリバーたいら自由詩017/1/23 17:59
スクールデイズ 4深水遊脚川柳1*17/1/23 12:59
撃ち落とせ花形新次自由詩217/1/23 12:24
風船革命そらの珊瑚自由詩19*17/1/23 10:37
スマホ不安zenyam...自由詩1*17/1/23 9:36
トランプ大統領自由詩2*17/1/23 7:04
言われたらHAL自由詩8*17/1/23 2:41
戯れ言秋也自由詩017/1/23 1:38
アトランタ 大雨 ボーイング Made in China 末下りょう自由詩3*17/1/23 0:59
きみの痕跡一日三歩自由詩217/1/22 23:18
無音カセットテープwakaba自由詩217/1/22 23:10
漂白自由詩017/1/22 22:53
グランスnemaru自由詩1*17/1/22 22:51
おなじになれない末松 努自由詩5*17/1/22 22:19
ガチョウはガチョウ花形新次自由詩117/1/22 21:56
ハレルひだかたけし自由詩15*17/1/22 20:23
夢夜、一 「灰色病と、花輪にうずもれるボルゾイの長い首」田中修子散文(批評...2*17/1/22 20:00
ナイキのスニーカーで番田 自由詩117/1/22 18:37
短歌 3 グロタン短歌0*17/1/22 18:33
鬼の首コレクションLucy自由詩11*17/1/22 18:02
冬のうた葉leaf自由詩217/1/22 17:38
煮込みうどんが出来上がるまで藤鈴呼自由詩1*17/1/22 14:51
卒業間近の恋入門しょだまさし自由詩117/1/22 14:19
豚肉強食イオン自由詩1*17/1/22 12:30
指定券紛失自由詩0*17/1/22 12:29
風物詩なけま、たへ...自由詩0*17/1/22 12:15

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加筆訂正:
さようならば/るるりら[17/1/23 18:00]
つまり、中止宣言を復活宣言にかえたのが修正ポイントです。
夢夜、一 「灰色病と、花輪にうずもれるボルゾイの長い首」/田中修子[17/1/23 9:58]
ちょこ、ちょこ
夢夜、一 「灰色病と、花輪にうずもれるボルゾイの長い首」/田中修子[17/1/22 20:23]
ちょこちょこ。
3.85sec.