青く澄んだ空を見上げれば
白いシャツが一枚
笑顔でひらひら飛んでいる
ああこんなにも素晴らしい
透き通った世界が広がるのに
君は安定剤の飲み過ぎで
あまり安定とは言い難い状態
漂 ...
フルカラーのエロ漫画の男の皮膚の色がうぐいす餡である
長方形に入ってる女性のモノローグ
精神科の待合室で前の人の肩見てるときの音楽
だれかのかいた絵がある
……
でんぢゃらすじーさんが表紙の ...
それが
ゆりかごであれば よかった
あるいは
護摩供養であれば よかった
起きること は
ときに
起こってしまうこと に
すり替えられ
溶けない涙が湧き出し
炎は風となり散りゆく ...
人を陥れようなんて
悲しい企みを
いつまで考えているのさ
あの人が嫌気さして
やめたらなんて
いつまで考えているのさ
暗い人生が
ダメな人生が
自分のせいだとは
認めたくなくて
...
かなしみの
青が降る
透明、
ただ透明に
なっていく
己の体
幾億もの幾兆もの者達通った道
途、未知、溢れ
枯れ果て、移行する
闇の光の奥の
ふるふる震え揺れ
時の間隙縫い
開 ...
細い細い青い糸のような雨がまっすぐに落ちていて、周りは湿り気をおびた青灰色の世界だった。
私は巨大な石造りの、崩れ落ちかけた円形闘技場の、座るのにちょうどいい四角い石にちょこんと乗って、しめった ...
私たちはいつも二人で 友人と
いつもの街を 久しぶりに 二人で 歩いていた
何の変哲もない その いつもの 通り
誰のこともその言葉の中で忘れさせられて
どこへ この先行くのだろう ...
春の瀬を ヒッピー気取りの 気楽さで
ただ独りゆく 我は海賊
その艶が 偽の光と 知りつつも
菜花は揺れて 春の夜の夢
舞姫の しなりをもつて 汲む夜気は
衣にしずく 春の夜を ...
とかげの尻尾を捕まえて
振り回し
捻じきる遊びやったことない?
楽しいよね
人様の失言とか
失態とかそんな尻尾も集めて確か
引き出しの2番目だったかな
とってある
話のネタとしては
...
冬の路上を渉猟しながら
過去とはじめましての握手をする
今日初めて自分の過去と出会って
すぐさま慌てて別れたのだ
外気と同質の寒さを体内に抱えているから
私の中に冬は柔らかく広がって ...
あつあつ の うどん
はふはふ と たべる
ほおばる 舌が
火傷しそうな程の
熱で
溢れてる
仲良く 煮込まれたいと
欲しているかは 知らないが
分厚い 蒲鉾は
...
「命令することかよ!」
と君に言い返しながら心の中でOKした
「第二ボタンもらってやるから磨いとけ」
豚も生きている間は
一生懸命だろうが
人の役に立たない
死んで豚肉になってから
感謝される
人も生きている間は
一生懸命だろうが
地球の役に立たない
死んで何も食べなくなったら
...
アナタは指定券を紛失したから
自由席に乗ってきた
ワタシは指定席が嫌で
自由席に乗っていた
車掌に説明したことがきっかけで
隣同士会話が弾んだ
指定席は嫌な人の隣になったら
移動 ...
/ふと妻の犬歯が目立った
怖々言うと、目を見張る
それから傾いで私を見やる
妻はかまいたちになって飛び出した
/軽く強い奏で隣で
希望の調べががなる真横で
口には火種が憑き物で
...
ジジイAと
その仲間達の間で
粛清が始まった
敵対する相手が
手強くて
どうしようもなくなると
実は本当の敵は
内部にいるのではないかと
疑心暗鬼になり
少しでも目につく行動をと ...
つながらない電話
部屋の隅のディレクターチェアーで
幾本目かの煙草に火をつける
どの時代の便りがこの暗所に届くかはわからないが
いま結像しているものの光源に想いを致す
混合オイルでし ...
紅の実 紅の実
紅の実は 凍える頃愛される
紅の実 紅の実
紅の実は 人恋しい頃愛される
間違えて色づいた 春の紅の実は
誰からも気にされなくて そっと佇む
紅の実 紅の実
紅の実は ...
だれにもなんにもみとめてもらえない
そんなことをがんばるのは
がんらいごりやくしんこうのつよいわがかけいには
あまりないめずらしいにんげんにちがいなかった
雪が降る
...
聴力を失うのかな兆候は父と似すぎてあしたが怖い
妄想を診る医師だけが妄想じゃないと私を信じてくれた
三年前から始まった嫌がらせもしくは本気に「時」を失う
先生も最初は幻聴 ...
早朝の湖を歩くのは誰だ。
湖畔の宿で耳を澄ませばそれは聞こえる。
眠れない夜を超えて我が神経を研ぎ澄ます。
苛立たしく窓を解き放つと、音の消えた足跡がくっきりと宙に浮かんでいる。
...
加速で捩れるフレ-ム
止まらないドラムブレ-キ
マフラ-が吐き出す白煙
素敵だとは思わないかい
人は脆く弱く直に死ぬ
醜さすら加速させながら
時に見えすれ違い争い
...
「2016年までに書かれたものすべてが、2020年に読み解かれ、0年に生まれた愛が、きっと2222年まで、その先まで続いていく」と、2000年によって書かれた
世界は僕らと一緒に、少しずつ歳をと ...
冬が好きだ
大好きだ
雪に歓べる東京だからかもしれない
それにもぐっていられる
隠れていられる
その他大勢のはずだと
きちんとしなさいうぬぼれるなと
もしかしたら
の恐ろしさの数数から ...
カレーみたいな、味噌汁みたいな、そんな歌を聴かせてよ
春の公園みたいにぽかぽかした歌を、声を、
お腹いっぱいになって、気が付いたら眠ってしまうような歌を、
絵本を楽譜にして、聴かせてよ
幼子(おさなご)と 春駆けまわる 華やかさ
風より強し 雲より高し
愛ゆゑに 意味を斜めに 解釈し
温めし熱の 火照り味はふ
夜(よ)の闇に 独り静かに 寄り添えば
飛び立ちし ...
上目使いに
陥れる人間見ている
暗いあなたの
性格が不気味だわ
偽善者ぶって平和を唱え
その実他人の不幸を望んでいる
所謂普通の60才だわ
ジジイのこと知らな過ぎるの、あなた
ボケつつ ...
一番好きな食べ物がタコ焼きになった
生まれて初めてのデートが
夏祭りの花火大会だったから
夜を歩いていると
町が優しく見えるようなことがある
いま抱えていることも忘れて
風や足音や
ひかりや匂いにこころを放つ
さらさら揺られながら
すべてを失いながら
...
口からでまかせで
他人を貶めることを
生業にしている奴等が
平和を希求する
こころやさしい人間を
気取っていたりする
こういう奴等を
野放しにしていると
知らないうちに
無実の罪 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
漂白
wakaba
自由詩
0
17/1/22 22:53
グランス
nemaru
自由詩
1*
17/1/22 22:51
おなじになれない
末松 努
自由詩
5*
17/1/22 22:19
ガチョウはガチョウ
花形新次
自由詩
1
17/1/22 21:56
ハレル
ひだかたけし
自由詩
15*
17/1/22 20:23
夢夜、一 「灰色病と、花輪にうずもれるボルゾイの長い首」
田中修子
散文(批評...
2*
17/1/22 20:00
ナイキのスニーカーで
番田
自由詩
1
17/1/22 18:37
短歌 3
グロタン
短歌
0*
17/1/22 18:33
鬼の首コレクション
Lucy
自由詩
11*
17/1/22 18:02
冬のうた
葉leaf
自由詩
2
17/1/22 17:38
煮込みうどんが出来上がるまで
藤鈴呼
自由詩
1*
17/1/22 14:51
卒業間近の恋入門
しょだまさし
自由詩
1
17/1/22 14:19
豚肉強食
イオン
自由詩
1*
17/1/22 12:30
指定券紛失
〃
自由詩
0*
17/1/22 12:29
風物詩
なけま、たへ...
自由詩
0*
17/1/22 12:15
粛清
花形新次
自由詩
4
17/1/22 12:03
つながらない電話
梅昆布茶
自由詩
5
17/1/22 11:39
くれないの実
もっぷ
自由詩
1
17/1/22 9:43
ごりやく
吉岡ペペロ
自由詩
4
17/1/22 8:32
かおるのおと 「時」 2017.01.22
もっぷ
短歌
2
17/1/22 5:21
悔恨
ヒヤシンス
自由詩
8*
17/1/22 5:17
死神マッハ
差羽ナガレ
自由詩
1*
17/1/22 2:01
2017年1月22日
水宮うみ
自由詩
0*
17/1/22 0:31
2017.01.21「冬が好きだ」
もっぷ
自由詩
3
17/1/21 23:46
おいしい歌を聴かせてよ
水宮うみ
自由詩
0*
17/1/21 23:38
短歌 2 4首
グロタン
短歌
0*
17/1/21 22:49
ジジイA
花形新次
自由詩
3
17/1/21 22:10
恋するたこ焼き
しょだまさし
自由詩
1*
17/1/21 21:40
不死鳥のような夜
吉岡ペペロ
自由詩
5
17/1/21 21:23
デマゴギストとその周辺
花形新次
自由詩
1
17/1/21 21:15
1440
1441
1442
1443
1444
1445
1446
1447
1448
1449
1450
1451
1452
1453
1454
1455
1456
1457
1458
1459
1460
1461
1462
1463
1464
1465
1466
1467
1468
1469
1470
1471
1472
1473
1474
1475
1476
1477
1478
1479
1480
加筆訂正:
夢夜、一 「灰色病と、花輪にうずもれるボルゾイの長い首」
/
田中修子
[17/1/22 20:23]
ちょこちょこ。
4.02sec.