川沿いを歩く
アスファルトが敷かれた道と
コンクリートに囲まれた川
空気が止まっている夜に
桜がひらひらとこちらへ
回転しながら降ってくる
街灯が至近距離で照らしだす枝に
花はもうま ...
ある晴れた日に
平野にあなたが帰ってくる
自転車を避けながら
国道の渋滞にめまいを覚えながら
膚がかさかさになる家に
丘からそれを見つめている
思わずふたりは
...
語彙のとぼしい
おまえの話は実に難解だ
実に難解だが
実に、真っすぐでもある
何か、
大発見があったのだろうか
きらきら輝くその目に
応えてやりたくて
必死に推理する
...
Sと昨日会った
物凄い人で原宿駅の前の溢れていた その日
私は しかし なぜ 連休となると
人と会わなければならなくなるのだろうと思う
そんなことを考えていた 私は
降られていた ...
触れる頬
風泳ぐ笑み
揺れる花
雲の隙間から降りてくる
やわらかい陽射しから
「 」
って聞こえた
それが
はじまりで
それで
おわりのようだった
結局
きみにとっては
ってつぶやいた
空 ...
現代社会では
厳しい品質が求められており
不具合のあるクルマは
めったに走らない
そのうえ現代社会では
自動運転が求められており
それをドライバーは
恥ずかしいと思わない
ナゾだ
...
あの星にも、かつて誰かが何かを願ったのだろう。
同じ星空を見て、あなたもきれいだと思っているだろうか。
遠い遠いあなたにも、いつか出会えるだろう。夢を見つづけているかぎり。
だって、同じ星空を見 ...
人間にとって向上心は
不具合だったのだ
空を飛ぼうと
飛行機を作ったが
戦いを酷くした
いつもそばに居たいと
通信機を作ったが
かえって孤独になった
笑顔を残そうと
映像 ...
ケツの穴、穴、穴
で有名な円歌こと
こぶ平の実父(アウト礼二・孝二 談)
が亡くなったのを受け
みどりの妹で
歌手の林家泰平が
金髪亭豚平に
またもや攻撃を仕掛けたことが
話題になって ...
零れそうな雫に
思わず伸ばした手を引けず
しとり、と潤った手の平が
少しくすぐったい
いずれ
ひたひたと満ちる朝に
夢の始まりと終わりが
分からなくなる
君の夢の終わりが
僕の夢 ...
三人兄弟
間に挟まれ妹は
兄弟にいない
妹は邪険にされ
空気中の塵となる
皐月 水無月 待ちこがれ
ものやわらかく
あたためられて
萌えだしはじめる
庭の柿の木ょ
ことしの夏も 変わらずに
うれ ...
○身元保証人
いざ入院となると
誰に頼もうかと迷う
まさか近日の90歳の叔母さんに
頼むわけにはいくまい
○緊急な入院なのに
入院書類をたくさん渡される
こういう場合に読む人なんて
...
わたしは黒いプードル
年齢は10歳
人間で言えば60歳を過ぎた
おばあちゃんってとこかしら
わたしは今、ある事情から
ここ、下北沢のペットショップで
里親さんが来てくれるのを待って ...
あたりまえと思っていることが
とても大事なことなんだよ
健康あたりまえ
平和あたりまえ
三食食べられてあたりまえ
水が出てあたりまえ
電気が点いてあたりまえ
さて今日も花が咲き
往来はあざやかな灰色
卵を割る指に思いが絡まって
( )
シャツを洗い シーツを洗い くつ下を洗い
はがれ落ちる自意識をかき集めてくり返し洗い
...
夜が割れ
なまあたたかい風が降り
明日の朝を見せ
ふたたび閉じる
標は暗く
音は見え 川は見えず
小さな鉄の声が灯り
水に映る夜を扇ぐ
三角の紙の群れの ...
人は
入退院を繰り返しながら
生を充実させてゆく
ほう
そう ですか
そう ならば
さよう ならば
さようなら
彼女が一枚のメモをのこした
その筆跡を正しくなぞって
彼は彼女になり代わって
亀や葡萄のイラストを描いた
タイムマシンはきっとあって
時間が10年遡って
また10年の時間が過ぎると
彼女 ...
新しい季節は いくつかの出来事を
思い出に変えていく 流れつづける川のように
流れない肉体を持て余し 大切だったもの
手を伸ばしても 届かなくなっていくばかり
言葉にできる言い ...
脇目も振らずに走ってきたよ
余所見をしている余裕はなかった
家と会社を往復するだけの毎日
ケースに入れたままのギター
若者の音楽を受け付けなくなって
大好きな歌も歌えなくなっていた
...
樹木の恥じらいが小鳥の逢瀬を覆う頃
光を浴びてあなた
光を断って歩き
文字から浮き立つイメージのように
境界を越えて往く
今朝の雫にふるえながら幼さを脱いだ
蝶のように 華やぎながら
― ...
うれしいよぅで
あわれのよぅな
卒寿を過ぎた おひとりさまは
手足を動かす 園児のよぅに
(わが子か 孫にも
等しい年代の
...
○世間はゴールデンウィーク
僕はナースウィーク
目の前で
燕が自由に飛び回っている
○一人の可愛い看護婦が
いるだけで
生きる元気が
わいてくる
○寝たきりのおじいちゃん
不 ...
いつもより早く起きた朝は第六感が冴え渡ったみたいで
天窓から降り注ぐ朝日に特別な事が起こりそうな気がした
ホットプレートの上では忙しなくウィンナーが走り回り
どこかへ連れて行ってよとはしゃぐ子ど ...
整いすぎた言の葉に揺れる心は幼くて
何を何の為に信じるのかすら分からなくなる。
今日の夕暮れは冗長だ。
そのうち私は僕になる。
さなぎが蝶になる季節。
過去の不幸を乗り越 ...
自称詩人は生きている
生きているから臭いんだ
自称詩人は生きている
生きているけど死んでいる
肛門を太陽に
透かして見れば
微かに付いてる
朝のウンコ
ウジ虫だって
エボラウ ...
旅行先で路線バスに乗る
車窓から見える
街並みや人々の様子
気になる名前の停留所で下車して
気ままに自由に歩き回る
道の駅に行けば
地元のものが並び
どれも買ってみたくなる
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
あるく
木屋 亞万
自由詩
2*
17/4/30 23:24
ぼくを見つけたら
吉岡ペペロ
自由詩
8
17/4/30 23:04
難解な話
千波 一也
自由詩
4
17/4/30 21:53
また原宿で
番田
自由詩
2
17/4/30 21:36
御多幸
勇姫
俳句
0
17/4/30 21:16
雲雀
AB(なかほ...
自由詩
8
17/4/30 21:00
ナゾの自動運転
イオン
自由詩
1*
17/4/30 19:14
星
水宮うみ
自由詩
3*
17/4/30 19:13
向上しない向上心
イオン
自由詩
2*
17/4/30 19:13
豚
花形新次
自由詩
2
17/4/30 18:55
季節の証
相田 九龍
自由詩
5
17/4/30 18:21
兄弟は三人
勇姫
短歌
0
17/4/30 16:19
青葉
信天翁
自由詩
1
17/4/30 16:12
入院独り言集10
zenyam...
自由詩
1*
17/4/30 15:05
プードル
chihar...
自由詩
3
17/4/30 11:48
あたりまえ
zenyam...
自由詩
1
17/4/30 9:31
洗いざらし
はるな
自由詩
9
17/4/30 8:43
ひとつ 花歩
木立 悟
自由詩
6
17/4/30 7:08
入退院
zenyam...
自由詩
1
17/4/30 6:10
分解Ⅰ
小川麻由美
自由詩
1*
17/4/30 4:51
リグレット
砧 和日
自由詩
2
17/4/30 0:21
フール・オン・ザ・ヒル
讃岐どん兵衛
自由詩
6*
17/4/30 0:15
花残り月
1486 1...
自由詩
9*
17/4/29 21:41
ご旅行ですか、お嬢さん
ただのみきや
自由詩
9*
17/4/29 20:45
だいこんの里(その二)
信天翁
自由詩
2
17/4/29 14:01
入院独り言集9
zenyam...
自由詩
0*
17/4/29 11:23
モーニングショー
1486 1...
自由詩
2
17/4/29 6:20
五月の少年
ヒヤシンス
自由詩
3*
17/4/29 6:12
肛門を太陽に
花形新次
自由詩
1
17/4/29 5:41
路線バス
夏川ゆう
自由詩
1
17/4/29 5:30
1439
1440
1441
1442
1443
1444
1445
1446
1447
1448
1449
1450
1451
1452
1453
1454
1455
1456
1457
1458
1459
1460
1461
1462
1463
1464
1465
1466
1467
1468
1469
1470
1471
1472
1473
1474
1475
1476
1477
1478
1479
3.78sec.