俺だよ、俺
俺が書いた自称詩だよ
おふくろだったら分かるだろ?
今度さ
詩の世界社って出版社がさ
俺の自称詩は絶対に売れるから
自称詩集を出版させてくれって
言って来てるんだよ
それで ...
あやとりを繰り返す

かたちを変えながら

手首を噛むと涙があふれた

哀しみ

届かない星々の煌めきの際

かたちを作りながら

あやとりを繰り返す


並木道

...
少しお酒に酔って
日も暮れて
ちょっぴりいい気分で天を降りあおいでみたら
月がたくさんありました
ああ、月だ
と思うとそれは
家庭の明かりに姿を変えます
狭い路地の
ひしめくマンション ...
空が3つあればね
1つくらい駄目でも構わないけど

音楽室は雨のコーラス
トライアングルを鳴らすと
乳頭があまく痺れた

先生はしょうのうの臭いがした
深くおじぎをするとポケット越しの ...
年末近くに流行った方が
インパクトが強いから
候補にはなったとしても
流行語大賞になることはない
しかし、審査員がセンスの欠片もない
奴等ばかりなので
候補になる保証もないと思えば
そん ...
赤ちゃんが
あはあはあはと笑うだけで
みんながあたたかくなる

赤ちゃんは
らしいことは言っていないのに
みなぎっている
光をはなっているそこだけが

みな触れて
ほほが緩む
天才は生まれてくる
天才はきっと生まれてくる
それは私達の人生を切り取り
稲妻のように照らし出す
悠久の生命を生きる
悠久の生命を生きる
それは私達の人生を切り取り
一瞬にして照らし出す
殆どの奴らが上っ面しか見てない
事の真相を理解する前に立ち去る
ちんけな頭で判断して分かった気でいやがる
お前らほんと何も分かってないぞ?
ずっとちっぽけな自分の殻の中にいろよ

人類の9 ...
冬山にかがやく
家の幽霊
影の十字
重なりの剣


窓ごとに異なる時間が溢れ
こぼれるものは湖に向かう
灯に照らされるたび
消えてゆく波


はざまの羽音
...
言うは易く
行うは難し
美しい言葉を
隠れ蓑にして
悪事を働くやつがいる
だまされてはいけない
外に敵をつくらないと
崩壊してしまう家族
自分たち家族を守るために
本能的にやっている
従ってクレームをつけやすい所を
狙ってくる
学校は一番の狙い目だ
責める材料はいくらでもあるし
...
あれこれ望んでばかり
手に入れようともせずに
何故何も持ってないんだって
嘆いてばかり
足元に転がっている
宝石を見落として
いつまでも晴れない空
見上げてばかり
その意味を問う
意 ...




腎臓
嗚呼 暖かな日の光
春うららか のどか 陽だまり
膨らみ始める 桜のつぼみら
上着 脱ぎすて かるくなる こころ
光の中 あゆむ おどる

 自らの情熱を 燃え輝かせる
 命を 陽光で ...
あかいあまいつぶつぶを
丸のまま吞み下したみたい
骨と皮だけの人たちが
剥き出す前歯と目玉
何かを食べているらしいのに
ぜんぜん美味しそうじゃない

地獄絵図の真ん中では
「こわくない ...
きみがいつまでもいないあなたをみているので
ぼくは一塊の埃になってしまった
埃になってもなお消えない思いで
ぼやっと燃えてしまった

きみが布巾をとりにいく
それで些細な焦げを拭きとる ...
飛行機がなめらかにすべって往く
そう青くもない春の空
だだっ広くてなにもない
つかみどころのない空気の層を
真っすぐ切っているだけなのに
こんな遠くまで聞こえて来る


――あれは空気 ...
先の大戦で
ジショラー率いる
ナチョス(メキシコ料理ではない)が
反自称詩人主義を掲げ
自称詩人殲滅を画策したのは有名な話である
事実、何百万もの自称詩人が
ただクソ自称詩を書いたというだ ...
人よりも鳥がよかった身投げして少女は眠るアコヤガイの夜


シャンデリア灯して暮らす深海の秘密を護るための灯台


サカナ族だけが持ってる声帯で唱えると開く海底の門


竜宮に棲む緑 ...
朝起きてシャッターを上げれば
いつもの山が見える
人気のない道が見える
ああ!もう都会には住めないなあ!
あんなに人と車とビルの多い所には
住めないなあ!
ユータンして五年
もうすっかり ...
密室に詰め込まれた人々はただ寝静まっているふりをしていた
目を凝らせば二十六時を指す文字盤が見える

細長いスポットライトが客席をなぞって点滅を繰り返し
エンジンは緩急をつけながら唸り続けてい ...
 春とは名のみの夢見み月が
 発育不良な日差しを漏らし
       涸れた裏庭を
     舐めはじめるとき
      何もしないのに
    ほころぴてゆくのは
   腕時計の不要に ...
        

椅子取りゲームに負けた冬が
白い涙たくさんこぼしてわめいている
おうちはどこ
おかあさんどこいった
おとうさんどこにもいない

ふきのとうが
可哀想にと探してくれ ...


清水

頭を空に向けて六十二度くらい傾けたまま
動けなくなってしまった

顎を前方に突き出したまま
後頭部が後ろに傾いたように
六十二度が保たれている

右足をもう少し前に出すと
バランスが良 ...
あなたからの電話は突然で
それは
直に聞くべき用件だと思ったのだけれど

このページのように
しかも二人で埋めていった日日は
消せない 消したくない
喪うべきでない大切な
その時のあな ...
生まれたら
かならず死はやってくる
苦しくても
痛くても
恐れることはない

再生される生命に
大きな夢を抱き
それを知ったなら
幸せはやってくる

一人で生まれ
一人で死んで ...
20年くらい生きてきて
昔は良かったなぁとよく口ずさんでる
目の前には未来があるのに
僕は後ろを見ていた
テレビで過去の特集をやっていた
それを見てみんなが同じ事を言ってた
昔は良かったと ...
コーラルピンクの口紅を買いました
日常生活はささくれて
せめてメイクで気分転換をしようと
春色メイクで通勤します

恋をしたのかと人に聞かれましたが
自分のためにするメイク
恋というより ...
「俺を名付けたのは誰なんだ?」
タクがそう呟くと「私だ」とミケが言う。
「お前だったのか」と返すタクに、ミケは「なんでそんなこと疑問に思ったの?」と訊く。
「なんだか、名前があるのが不自由な ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
オレオレ自称詩花形新次自由詩117/3/9 23:41
あやとり吉岡ペペロ自由詩1017/3/9 23:03
ひぐらしの月凛々椿自由詩217/3/9 21:47
18回目の春印あかり自由詩21+*17/3/9 21:31
ジショラー花形新次自由詩117/3/9 16:38
光のひと朧月自由詩217/3/9 15:28
悠久の生命を生きる渡辺亘自由詩217/3/9 14:10
「 残念 」 にならない為に狩心自由詩0*17/3/9 10:36
けむり ゆくえ木立 悟自由詩117/3/9 9:07
教育勅語zenyam...自由詩217/3/9 6:31
クレーマー家族自由詩017/3/9 6:21
ほしがりやたいら自由詩017/3/9 6:20
平成29年3月9日(木)みじんこ自由詩017/3/9 0:58
太陽の讃歌楽麦自由詩1*17/3/9 0:56
Strawberriesこうだたけみ自由詩7*17/3/8 21:32
布巾はるな自由詩517/3/8 19:46
春の飛行機ただのみきや自由詩15*17/3/8 19:28
虐殺の歴史花形新次自由詩117/3/8 18:56
「真珠の希い」 七首もっぷ短歌2*17/3/8 17:46
いつもの山zenyam...自由詩117/3/8 14:51
夜をゆく青の群れ自由詩617/3/8 11:20
染色月(一 )信天翁自由詩417/3/8 10:52
探し物乱太郎自由詩5*17/3/8 8:09
平成29年3月8日(水)みじんこ自由詩017/3/8 2:40
逃すまじ坂本瞳子自由詩2*17/3/8 1:24
それは電話でもっぷ自由詩117/3/7 23:31
生命レタス自由詩317/3/7 22:44
白い時間リィ自由詩017/3/7 22:01
春化粧しずる自由詩1*17/3/7 21:42
言葉でできている水宮うみ散文(批評...0*17/3/7 21:34

Home 戻る 最新へ 次へ
1436 1437 1438 1439 1440 1441 1442 1443 1444 1445 1446 1447 1448 1449 1450 1451 1452 1453 1454 1455 1456 1457 1458 1459 1460 1461 1462 1463 1464 1465 1466 1467 1468 1469 1470 1471 1472 1473 1474 1475 1476 
加筆訂正:
「真珠の希い」 七首/もっぷ[17/3/8 22:22]
7首目結句、「ひかりをか見て」⇒「明日へ明日へと」とりあえず
「真珠の希い」 七首/もっぷ[17/3/8 21:37]
7首目、「ひかりをかみて」⇒「ひかりをか見て」とりあえず
くりかえしくりかえそ/田中修子[17/3/8 16:19]
うちに帰ったらむしゃむしゃごはん→うちに帰ればむしゃむしゃゴハン
4.54sec.