無数にドライバーを突き刺され
美しきあなたの肉体よ
鋼鉄の逞しき肉体よ
それが端から崩されていく
何百人もの工員があなたの上を這って
いやらしく群がっては蠢いて
そしてみずみずしい肉体を剥 ...
自己紹介して!!





雑すぎて
ひくよね
私の声
ひくよね


            ひかない?
            こんな声で 
         ...
したためて君に
あの日の夕日の孤独について
しるした
水平線で区切られたような
関係性はまじわるのか
まじわらないのか
小石がいくども波にけずられて
きらきらした砂になるよう ...
腹が重くて熱い

宇宙人みたいに侵入してくる液体と肉体の中間

ぼうっと天井を仰ぐ、

感慨はとっくに向こうへ行ってしまった

ひとの匂いは苦手だと思う、

軀が脳から剥がれてしま ...
土砂降りの雨の日
ロッカールームでお前は
「もう青春はもう終わりだ」って言ったね
6月のこと
あの頃には戻れない
僕らは「今」を生きてるんだから
もう終わりにしよう
こんな惨めな恋は
...
骨の形まで覚える頃には
君と僕で深い関係になる

うなずいた顔で笑っているから
息を潜めた二人の体は
砂浜に打ち上げられたロケット

繋いだ掌に包んだ夢を
語り合ったのは生きてゆく為
...
体を動かす事が
闇から逃れる唯一の方法だった

しかし光を浴びたその後には
しっかりとまた闇が僕に追い付いた

それを繰り返しても仕方が無い事が分かっていても
やめられない弱さが人間には ...
華達が 空から降ってくる
柔らかな ソバ草に覆われて
側にいるよ
言い聞かされて いるかのように

真逆から 眺めた笠は
垂れ下がる ハートマーク

グラデーションしながら
今日の心 ...
宇宙旅行出来る日近いそう思う地球も技術も進歩続ける

折り鶴が大空を飛ぶ夢を観た大切な思い大切に届く

電話かけあなたの心に飛び込んで二人を結ぶ愛の花開く

流行らない海岸沿いの飲食店サー ...
水はけのわるい布団で 寝汗をぐっしょり
 その上を歩くと 足下から不快な感じが
ねっとりと ただ 感 情 が
あふれ出していた ので。  冷蔵庫
開けたんですね、暗い部屋で。
    ぼんや ...
指の腹で虫を押し
断つ命
確かに確かに
桜ドロリと溶け
葉桜は墓標
毛虫湧く
もうすぐもうすぐ
もうすぐに暑い季節が来るから
せめて夜だけでも涼しく
すやすやすやすや
団扇ゆっくり ...
砂漠に埋もれる柱時計
風にまかれて
砂まみれ
カラカラの蜥蜴
時計のてっぺんで体温を上げる
振り子は動かず
蜥蜴も動かず
砂だけが動く
分針も時針も動かず
埋もれながら
止まりなが ...
いくつもの断片 ただ繋げてみただけ
意味があるなんて いつも後づけで
どんなに探しても先がわかるわけではない



でもほら よくできているだろう そんな気になって
もっとほら 見てもら ...
そのこ
とに君自
身が気
づくこ
とはな
いとしても

すべ
ての単
語を暗
号化してい


君の手
紙の名
宛人は僕か
もし
れないし違
うかもし
れない
...
深甚



河童
二、三日

待たなまた陽も


昇らんし




まずは飯でも










食いに出るべか






...
ハギワラだろうがオギワラだろうが
おぎやはぎのやはぎさんは矢を作る人
エアロスミスは宇宙の鍛冶屋


ジョーもジャックもジョーイの仲間
マリーもメアリーもマリアンヌの仲間



ポ ...
喜怒哀楽を失くしてしまったら
ツマラナイなぁと思う一方

激しすぎる感情は
自らをも台無しにしてしまうのだろうと言う
危惧もあります

上手いこと調節してくれる器具が
あったならば
...
心を一つ地球に残し
宙には星が二つ増えた
わたしにしかみえない
星が、宙に、二つ

四季の銀河へ夢の旅
片道切符で行ったのに
目覚めればいつもの部屋
いつもの部屋 いつもの部屋

...
じめじめした
この季節
カビと自称詩人には
細心の注意が必要だ

しかし、自称詩人特有の
じめじめ感
何とかならねえのか?

大体さ
本気で自分自身に向き合ったら
才能の無さ、修 ...
人々に笑われた裸の王様は
体調が悪くなって
王様をやめることにしました
そうして民主制の時代になり
人々はよい政治に変わることを期待しましたが
政治は混乱し
変化への希望は失望と不満に変わ ...
ひとり気楽な夜
薄暗い部屋で過ごす
夢はない
思い出と酒
それだけでいい
目を瞑り故郷を思い浮かべる

波の音が遙か遠くから聞こえる
海は凪だ
漁船が沖へ向かう音が響く
浜風がカー ...
はしたない香り
騒々しい夢
あぁ、休日だというのに
ひそめやしない

コントロールされた事情
紫色の花
黒い残像

ふと、自転車
トラックに突っ込む
10歳ほどの男の子
運転手 ...
離別すること
それははじまりである
丸い空が
しわがれ声をあげて
許しを乞う
そのとなりで
友はしずかに
そして
激しく雨になる

空がにわかに
なまりを
たくわえてく ...
子どものころ
友人の家に遊びに行ったときのことだ
リビングでTVゲームなどして遊んでいると
友人は思い出したように
家での仕事を忘れていたから
ちょっと地下室へ行ってくる、と言う
地下室と ...
希望
うぶごえ
暗転
ぜつぼう

――その手に
何を握りしめていたの
何を掴もうと開いた瞬間に
何を逃してしまったの

夜が訪れるたびに
ただまるくなってまるくなって泣いて
( ...
木陰に咲いたまだ幼い紫陽花
その淡い色でもってひっそりと
この初夏を表彰している
この季節を顕彰している
自らを初夏に捧げることで
美しい献花となり
裂け目だらけの日本を
控えめに讃 ...
二〇三高地を狙って
突撃を繰り返す
我が軍に原子爆弾は落されて
戦艦ゲイ号も沈む
翌日の記事の
原稿のゲラ刷りも間に合わない
実証主義的考えが
蔓延(はびこ)って居て
二〇三高地は中々 ...
商人
は美化さ
れすぎ
ている
と思わん
かね 砂漠
の一武器商人(アルチュール・ランボー)
といい。商品
は命がけ
の飛躍
を果たす
んだった

そして

無内容
な ...
22時半 同行者を連れ
紅茶を飲みながら
車を運転する

行き先はまだ
できてはいない
ただ材料だけが
煮込まれてる
ハンドルにこびりついた
パンくずが
指先に触れて
膝に舞った ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
解体渡辺八畳@祝...自由詩217/6/20 19:23
百均自由詩1*17/6/20 18:35
海に届くまでかんな自由詩2*17/6/20 18:14
_哉果自由詩117/6/20 16:02
断片渡辺亘自由詩117/6/20 15:41
標本ミナト 螢自由詩217/6/20 13:48
ロマンチストな現実主義者狩心自由詩117/6/20 10:18
垂れ下がる ハートマーク藤鈴呼自由詩017/6/20 10:03
飲食店夏川ゆう短歌017/6/20 5:17
夜食(の_の)自由詩3*17/6/20 2:58
今はまだ雨降り続けども秋也自由詩4*17/6/20 2:21
砂流時自由詩2*17/6/20 2:05
スライドショー讃岐どん兵衛自由詩3*17/6/20 0:39
砂丘斎藤秀雄自由詩017/6/20 0:32
平成29年6月20日(火)みじんこ自由詩217/6/20 0:02
日が沈む前に腹でも作っとこうかTAT短歌117/6/19 22:34
名前とあざなをそこへ書け自由詩217/6/19 22:25
万能シルバー藤鈴呼自由詩1*17/6/19 20:58
心一つ、星二つもっぷ自由詩7*17/6/19 20:45
梅雨と自称詩人花形新次自由詩117/6/19 19:59
その後の裸の王様眠り羊自由詩1*17/6/19 19:52
ひとり東京星丘涙自由詩4*17/6/19 19:04
wonder boyAopus自由詩117/6/19 15:03
誕生    3.11に寄せて    前田ふむふむ自由詩14*17/6/19 12:01
昔の魚やまうちあつ...自由詩3*17/6/19 11:33
まるくなってもっぷ自由詩217/6/19 7:34
紫陽花葉leaf自由詩217/6/19 5:03
二〇三高地間村長自由詩517/6/19 3:28
漂海民斎藤秀雄自由詩3*17/6/19 1:39
最初にもらった手紙を読みながら世界の終わりを待つ竜門勇気自由詩3*17/6/19 1:33

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