なんて晴れてるんだろ今日
なんで忘れてんだろ約束
灯台目指して歩くはずだったのに
こんなとこで死にかけてるなんて

太陽よりもっと赤いものは
たぶんトマトだ
月をみながらつぶやく
...
発つ朝に
白い燕の飛ぶ夢を見た
と君は云った
そして窓辺の水栽培の
青いヒアシンスを
はじめて見るもののように見つめていた

この季節が来ると
ことに青いヒアシンスを見ると
...
○入院したらよくわかる
生死は
本来表裏一体なりと
1日1日が
貴重な1日であったと
よくわかる

○初入院生活
もっといい詩が書けるよ
と友に励まされる

○入院すると
重い ...
年を重ねていくと
興味が出るような言葉に滅多に出会わなくなる
そして言葉のないダンスの動きに惹かれていく
分からない方が良いことは分からないままが良い
体で感じることを忘れてはならない
ただ ...
どんなに金があっても
どんなに子や孫に囲まれていても
最期は
自分独りで
死に向き合うことになる
音叉

シャンデリア

私は誰に会いに行くのだろう
誰もいない夜 
街を知らない月のように
会社というものは3月は決算期だから、
どこも忙しいのだろうけれど、
僕の会社もそれは同じなのだが、僕のいる部署は、
今が一番暇である。
本当に、一週間、1日きっかり8時間、480分、
するこ ...
夜は融けて立ち昇り
路と壁の亀裂を埋める
通りに捨てられたものに触れ
無機を有機に変えてゆく


階段 廊下
屋根にあふれ
器の水は
空の光にそそがれる

...
秋と冬の残り香と
夏の芽生えを探すため
ぼくたちは太陽と空の下に出かける

名と体を変えたもの
無くなってしまったもの
新しくできたもの
それらを探すため
ぼくたちは一度訪れた場所に出 ...
自称詩人は愛について語りたがるが
愛の実体としての
愛液については語ろうとしない

何故なら
愛がなくても愛液は溢れる
ということを
経験上熟知している身体

もとい、からだ

...
未里はもうこれが最後のチャンスだと
準備しておいた大きなレジャー用の鞄と車のことを思い描き始めました

今日のこの寒さは明日夜明け頃まで続き
以降本格的な春の訪れとなるでしょうなどと傍らのラジ ...
桜前線が通り過ぎた
老木の桜並木は
今年まだうまく咲けない
どうしても桜が見たいと
君は優しいから言わない
僕らが遠出をするには
ガソリンが少し足りない

うまく咲けない老木の下で
...
過ぎゆく日々に花を添えるので
摘みに行こう
初々しい花を摘んだらそれは
罪になるのかな
白いやわらかい花びらと
薄緑の葉っぱがはらりはらり
散らばり散らばる

             ...
これからわたしはあなたを語るため
刻んでいこうと思う
最後の詩を
わたしの残された細胞に

おそらく書ききれずになるに違いないが
ごめんなさい
記憶は右貢の上の余白に

めくる指 ...
時間には限りがあるなんて
どっかの商人の常套句
信じちゃだめだし
聞くのも毒だぜ
売りつけられた時間が
ただ過ぎていく日曜日

だだっ広い場所で
日が暮れるまでに歩ける道のりを想像 ...
今日もギター弾いて君への歌を探してる

このコードも違う。「Am」でもない。

僕が探してるコードは「I」。

僕と君とを繋ぐコード「アイ」。

響きにも言葉にもできない 君への愛
...
ユーフラテス



目眩がしそうなほど
ぶちかまされた現実は
あまりにも
残酷で美しく
否定することさえできず
ただそこにあるそれをそのまま
受け入れることしかできない

渇きは潤されると
思わない方が ...
お墓のさくらはたぶん洗濯機

水色ぐるぐるさくらの洗剤

お墓はもとにもどる所だ

だけどもどれば脱け殻で

宇宙のモノサシだと単に点

永遠のふりでもしておこうか


ムダ ...
 残雪に
     鴉

   なにかを咥えて木の間に消え た

 黒々と濡れた道の上
枯れ枝のような足を引きずる音がする
淡く暈した{ルビ空=から}の{ルビ天=そら}

惜しまず捨 ...
こんやねむると
ころされる
しにたくないし
ねむりたい
帰宅した息子が
怪我を負っていた


役所勤めの父親に似て
喧嘩やイジメには
関わらないタイプ

部活で…と言っているが
明らかに殴り蹴られた傷痕

もう小学生じゃないんだし
...
雪の冷たさの青の空
桜のつぼみに咲くなとわめいてる
私を殺していたあのころ

なんで

好きな人は働かなかった 家事もしなかった 絵だけ描いてた
絵は息をのむようなやさしさだったのに
...
ひなげし 石ころ 傷んだ人参
これがちかごろのわたしだ
とにかくこのゆがんだ町から出るには
靴をはかなければならない
戻ろうとふりむけば世界じゅうの鈴がなるし、
出したはずの手紙で抽斗が ...
 不幸せの尾を追い 迷い込んだ迷路には
 厄介な問題を抱えた 聾唖(ろうあ)の男たちがいた

 彼らは僕らを睨みつけ 時には唾を吐きかけた
 僕は泥のついた頬を ぬぐって前を見据える

  ...
間違いを犯した
誰かが和えた カルボナーラ

いつもの 生クリーム
しっとりとした 蜜の味

他人の秘密

人間と言う 大きな括りの中で
カテゴライズを してみる

履歴書に ...
久しく遠ざけていた言葉

自分と他者を比べてしまった時
根底を揺さぶられ
成す術もなく
流れるがままの涙に身を委ね
平常に成るのを待つしかない

素晴らしいものに出会ってしまった

...
 鳥が飛ぶ 一斉に
 羽根をもがれた鳥も 翼を奪われた鳥も
 みな 一斉に

 孤独を知らぬ者はない
 歓びを知らぬ者も
 ただ与えられた使命のままに
 空を飛ぶ

 運命に抗う者は ...
日が沈むまで歩いた
日が昇るまで見ていた
海原が血を吐いて
光を産み落とした

なにもかも終わるのに始まる
いつ死ぬか分からずに生きてる

伸ばした髪の毛 生き延びた証 切りたくなった ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
シューティング・スピーカー竜門勇気自由詩217/3/31 11:34
白い燕塔野夏子自由詩6*17/3/31 10:42
入院独り言集zenyam...自由詩3*17/3/31 10:17
書を捨てよ狩心自由詩4*17/3/31 10:07
向き合うzenyam...自由詩117/3/31 9:43
平成29年3月31日(金)みじんこ自由詩117/3/31 0:27
探索番田 自由詩317/3/30 23:25
昨日今日明日はだいろ自由詩417/3/30 22:34
こぼれ ひらく木立 悟自由詩417/3/30 22:19
春とオートバイ一 二自由詩217/3/30 22:09
花形新次自由詩217/3/30 20:49
「訳あり」もっぷ自由詩217/3/30 18:53
桜前線が通り過ぎて相田 九龍自由詩417/3/30 17:13
ふるる自由詩5*17/3/30 16:57
余白に乱太郎自由詩7*17/3/30 12:50
発泡ストリーム竜門勇気自由詩2*17/3/30 10:57
言霊「アイ」F.phil...自由詩2*17/3/30 10:24
平成29年3月30日(木)みじんこ自由詩117/3/30 4:47
行き倒れ坂本瞳子自由詩2*17/3/30 1:47
春の問い吉岡ペペロ自由詩317/3/29 23:31
残雪に鴉ただのみきや自由詩12*17/3/29 22:55
たすけてもっぷ自由詩317/3/29 22:45
カレーとハンバーグしょだまさし自由詩017/3/29 21:00
なんで田中修子自由詩11*17/3/29 20:11
となりまちはるな自由詩617/3/29 19:48
宝石の島stereo...自由詩017/3/29 19:27
石橋の唄藤鈴呼自由詩017/3/29 18:58
自己嫌悪小川麻由美自由詩1*17/3/29 16:53
情熱の名前stereo...自由詩117/3/29 13:16
SARABASARAアタマナクス自由詩017/3/29 10:59

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加筆訂正:
残雪に鴉/ただのみきや[17/3/30 6:08]
少し修正しました。
残雪に鴉/ただのみきや[17/3/30 6:08]
少し修正しました。
4.39sec.