潰れてしまうと 痛いから
そっと撫ぜて
その固さを ゆっくりと 確かめた
指を飾る 一つの輪が
全ての作業を
じっと 見守っていた
甲斐甲斐しく
いや この場合は
まめまめしく ...
水路を覆う雪を
流れに向かって蹴り落とす
他人の家の庭に入り込み
ただうろうろしているうちに
出られなくなる
あれは 何をしているのか
せっかく死ねたのに
...
言葉が言葉に 降るときは
何か悪いことが起こる兆し
いま そのよろこびを
よろこんではいけない
銀と灰の
やわらかな壁に囲まれた狭い通路が
縦に立てかけられた
白い布団のようなものに満ちていて
そこを通り過ぎて少し戻ると
金にかがやく部屋があるのでした
...
湿気、
に飲み込まれる、昼下がりに、
きこえる、 室外機の音。
ぶーん、ぶーん
昨日から、何も食べてなかった。
私は、スーパーに、チキンを買いに行く。
五分後ぐらいに ...
(毎日クソをすると同じ気分の人と、毎日花に水を与える気持ちの人が、いくら同じ事をしていても、そりゃ、声もかけられないわ、悪いね。だけどお互い、よくやるよ、正直、仲間探しでもなければ、自己防衛の他者攻撃 ...
優しくない気持ちは
意地が悪いのではなくて
悪意の塊でもなくて
邪な捻くれたいじけた心でも
寂しい気持ちの裏返しでも
なんでもなくて
ただ素直になれない
その程度のことだったりする
...
悠々漂う巨躯を魅せ
自由を失くしてたって
誰も憂うことはなく
目を奪われた
羽の様に震わせ
濁りない頭上を
ただ覆うように
眠りのない足元を
救いのない水槽を
何処を見て
何処 ...
俯く君の背に つける薬が有るとするならば
それは何だろう
ぼんやりと考える暇もない程に 吹く強風を潜り抜け
パンフレットの波を越えたら
花びらに辿り着いた
きっと それとは知 ...
指は、憶えていてくれる。
キーボードの文字の配置を。ピアノで猛練習した曲の指使いを。
本人たちも忘れてしまった、指切りげんまんを。
その瞳が
悲しいよって
かたっている
しろい花のよう
その背中が
淋しいよって
泣いている
しろい月のよう
そこにいるだけで
交わっている
にじみでる
オーラ ...
弱いものいじめ
弱いもの真面目
弱いものみじめ
強いもの意地ワル
強いもの意地張る
強いものイジケル
弱いもの堪える
弱いもの鍛える
弱いもの慕える
ある日某国より弾道ミサイル発射の知らせ
迎撃なんぞ間に合わず
皆さん、机に伏せて、頑丈な建物に避難して
といっても無駄ってわかってるよね目をつぶってナンマイダー
ほら10分、15分
空がピコ ...
久し振りの笑顔が映える
例えば 両手を広げて
何かを 迎え入れる覚悟を持った
兵のようだ
一つ一つは とても儚くて
散り散りに存在しているものたち
凝固する瞬間だけは
涙も鼻水も ...
これはあまり大きな声で
言えることじゃないんですが
僕は宝くじが大当たりして
札束が降ってくるような夢を
何回見たことだろう
しかし、しかしです
その現実がなかなか来ないのです
これは一 ...
{画像=170702213809.jpg}{画像=170702115037.jpg}
鉄格子から空を見る
空の下、空の向こうには
俺の青春があった
スパイスのにおい
下水と小便、どぶねずみ
道を行くヤギや牛
裸足の子供達
原色の寺院
バスの背中に乗って
大陸を駆け ...
精神病院に入っちまった
酒の飲み過ぎでアル中になっちまった
つまり、この病院に入れられた者は気遺い
入れられなかった者はノーマルという事に
なるようです
看護婦たちはかわいいが、俺は ...
優しくされて涙があふれた
まるで凍りついた悲しみがとけだしたみたい
ウジ虫を高い所に置くと
簡単に落ちて来る
ニラレバ炒めの香りにやられて
簡単に落ちて来る
トレーナーのミッキーに
ウジ虫を鍛えさせた
ウジ虫の多種類の筋肉を
広く短く鍛えさせた
ヒキガ ...
死にたいのではない、生きたいのだ
生きたいのではない、行きたいのだ
それはどこなのだろう
壁の向こうなのだろうか
まだ足を踏み込んだことのない場所なのだろうか
行く先を白いワイシ ...
浜辺
竈
かりんとう
半開きの口を閉じもせず
瞬きさえできず
虚ろな面持ちで空を見つめる
ソラではない
クウを見つめているのは
どこを見たいとも欲することなく
なにが見たいのかも知る由なく
目を泳がさない ...
暗闇のなかの白い砂
寄せる生ぬるい波
ぼんやりと砂の中からひかる
やってもやらなくてもよかった
いつかの課題たちが
ゆっくりと点滅している
千匹の子どもを度々生むならば
名前をつ ...
☽
のみのこしのおくすりきみは火の粉かな
クレーター 性欲のちのあまい喉
かおみたら泣いちゃいそうだ蟻の夢
ハクビシンいきものの名前らしいです
あくび後のよだれうるわし夏 ...
{引用=*小樽カントリークラブ}
空は灰 まだらに吠え
泥めく海 見渡すかぎりの獣
分厚い風を羽織り
霧雨でぬれた頬
それでもゴルフ
おそらく
たぶん
見るからに
上手くはない老 ...
停滞の蒼穹から
聞こえてくる
ピアノのよろめいた 音程が
でも・・・
どうして 立たぬのだろう
こんじきの さざ波が
そうだ ・・・きっと
魔弾の吹き矢が
...
白濁した海に混濁した意識が漂う
二年漂った結果は
表面がぶよぶよした海月状の肉体
漂うままに
また、意識が突然回復する
白濁した海の彼方の水平線は
鈍色の空に溶け込んで
その先にある ...
糞尿をこそぎ取った大安から正午までの連鎖反応はカジノ法案と外遊で大半を占めるとれたて外資のマグロのようだ
円安とドル高を初売りして貿易ざんまいの社長が円をばら撒く
あー
全てが遅すぎる
時 ...
鳥の声、草木のそよぐ音、電車の走る音が、ふと音楽に聴こえるときがあって、
そんなとき僕はこどもに戻ったかのように純粋になる。
だから僕は、散歩をしている間イアホンを付けない。
もしかしたら、 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
豆と丸
藤鈴呼
自由詩
1*
17/7/3 10:38
ノート(死神)
木立 悟
自由詩
1
17/7/3 6:51
ノート(よろこび)
〃
自由詩
1
17/7/3 6:50
ノート(54Y.4・7)
〃
自由詩
3
17/7/3 6:49
窓は、あいていた
(の_の)
自由詩
2
17/7/3 3:44
負ける!そんな日曜にふさわしいかい?いや、そんな事は無い。
5or6
自由詩
2*
17/7/3 2:31
優しい気持ち
坂本瞳子
自由詩
2*
17/7/3 0:16
マンタ
えこ
自由詩
0
17/7/2 23:33
ベータ
藤鈴呼
自由詩
1*
17/7/2 21:47
ゆび
水宮うみ
自由詩
2*
17/7/2 17:54
そこにいるだけで
星丘涙
自由詩
2*
17/7/2 17:42
弱いものみじめ
イオン
自由詩
1*
17/7/2 15:49
花と戦車
うめバア
自由詩
0
17/7/2 15:10
ぼたん
藤鈴呼
自由詩
1*
17/7/2 12:42
夢
zenyam...
自由詩
0
17/7/2 12:05
断片2011(詩+イラスト)
ふるる
自由詩
18*
17/7/2 11:51
鉄格子からの空
宇津田詩能
自由詩
2*
17/7/2 11:35
アル中精神病棟
〃
自由詩
1*
17/7/2 11:24
体温
水宮うみ
自由詩
1*
17/7/2 8:03
ウジ虫
間村長
自由詩
7*
17/7/2 6:31
生く行く
蓮上平晃
自由詩
1
17/7/2 2:34
平成29年7月2日(日)
みじんこ
自由詩
1
17/7/2 0:00
渇いた時間
坂本瞳子
自由詩
3*
17/7/1 23:16
GAS
木屋 亞万
自由詩
3*
17/7/1 23:03
クレーター
初谷むい
川柳
2
17/7/1 22:22
海辺のカソカ
ただのみきや
自由詩
6*
17/7/1 20:53
気虚
信天翁
自由詩
2
17/7/1 16:32
ホワイトノイズ
……とある蛙
自由詩
3
17/7/1 14:21
はーげ・ハーゲ・は〜げ〜
5or6
自由詩
2*
17/7/1 13:39
イアホンを外せば聴こえる
水宮うみ
自由詩
3*
17/7/1 13:08
1432
1433
1434
1435
1436
1437
1438
1439
1440
1441
1442
1443
1444
1445
1446
1447
1448
1449
1450
1451
1452
1453
1454
1455
1456
1457
1458
1459
1460
1461
1462
1463
1464
1465
1466
1467
1468
1469
1470
1471
1472
加筆訂正:
浸蝕
/
伊藤 大樹
[17/7/2 23:04]
7月2日 推敲
海辺のカソカ
/
ただのみきや
[17/7/2 16:25]
さらに二文字修正しました。
海辺のカソカ
/
ただのみきや
[17/7/2 13:10]
二文字修正しました。
5.17sec.