自分は自称詩人ではない
何故なら「自分が詩人である」などと
未だ嘗て言ったことがないからだ
もしあなたが
こんな風に思っているとしたら
それはかなりの思い違いだ
私の言う自称詩人は ...
遠く君、
光の点となり
消えていく
石燈籠をぐるりと廻り
追いつけない追いつけない
生は死を含み
死は生を含み
宇宙の大海原を
渡っていく帆船
現に獲得した智に
自ら発光しなが ...
不思議と書いてみる静寂な闇
完全な無は同時に底のない落とし穴
だからだろうか
誘われるように足が動く
見えないのでなくあらゆるものの内包
差し出された孤独が
標のない道を彷徨い途方 ...
ざぶんと音立てて
かわのなか
跳ね橋の底
見上げてる
気持ちのいいことなんか
気持ちが悪いし
誰かを好きでいることは
自己嫌悪への入り口
後ろでドアが閉まる
慌てたようなふりをし ...
表にも裏にも
鏡のついた手鏡を
ふたつの指で廻しながら
光ははじまりと終わりを行き来している
横の波が
縦に重なり窓を覆う
外の冬を隠すように
布の鳥の羽音が積も ...
閑静な住宅地から幸せ音家族の愛が生き続けてる
新しい団地の隅に墓地がある階段ばかりで便利が悪い
デジカメがあるから使い捨てカメラ影を潜めて忘れ去られる
ごめんねと遅刻を素直に謝った土 ...
ろるあるとももあるは
てをつないで
らいれるてるめるの橋を
けいてんしるさるしつつ
ろるでんする時間を
すとっくする
それは
もしかしたら
はいてん
なのかもしれない
そういうはい ...
夜は絶え間なくやって来るこころの襞に
おとことおんなは何時もばらばらで
それは覚束ない幼児のあゆみのようで
ときに滑稽を誘うものかもしれない
きのうの残骸からきょうが算出されるわけでも ...
風
メンチカツ
黒蝶
ただ休んでいい
どうにも身体がいうことを聞かないときは
休んでいればいい
否
休むしかない
笑顔を作れず
前に進めず
指さえ微動だにせず
涙も零れ落ちない
そんなとき ...
窓辺に座って目の高さの夜桜を眺める
春霞の空は街のひかりを吸って灰色に濁っている
額にあたる風が花びらを舞わせている
涙のようだ
あのときわたしが流した涙のようだ
涙はし ...
私は一人で川べりの道を行く時に
私は一人で考えていた
頂上に美術館のある見覚えのある坂道 しかし
空の どこか色あせた風景の中で
山手線が遠くに通る
春なのに そして 重いコート ...
桃色の花が青い空に映えて
その名前を知っているように思う
思いながら、足早に通り過ぎる朝
ドミノのように倒れながら
日々は、わたしの心を置いてきぼり
立ち止まったら迷子になるから ...
夢から醒めるように
入れ代わりが終わると
知らないうちに
身に覚えのない
クソ自称詩が
自分のものとして投稿され
逆に発表前の自分のクソ自称詩が
他人のものとして
投稿されていることに ...
その場しのぎでかけたほうきのあとが
際だたせているホコリの存在
誰もいない教室で
立ち尽くしているあの子が
完璧な掃除をめざすことは
もうない
ちょうどいい汚れを残した部屋で
綺 ...
お気に入りは君と君の心
そして、青い空
アールヌーボーと
ミリアム ハスケル
コスチュームジュエリーつけて
セットアップのニットを着たら
一足早く
君の ...
氷の針が心臓に突き刺さって苦しいと思うとき 海から全ての海水が巻き上げられてぼくの口へ吸入器のように入れられるとき きっときみはひとつの歌を口ずさむ ひとつの祈りを口ずさむ、ひとつの海の駅名を口ずさむ ...
くるくる まわる
ちいさな 夢を
追い駆けてる
全ては メリーゴーランドのようだって
おとぎ話から 飛び出して来たかのような
きみが 言った
少女と乙女と淑女と祝辞の境界線が
...
○親が担任と手を組めば
子どもはまっすぐに伸びる
親が子どもと手を組めば
担任がやる気をなくす
○先生顔(づら)していつも流している感じ
情熱をうしなった教師たち
○子どもたちは言 ...
この町も寒さと雪が通り過ぎご覧春だよ生まれたての朝
100億の雨を降らせた彼は今望遠鏡で夢を見ている
病気になると
生きる目的が
はっきりしてくる
早く病気を治したいなあ!
私のときは震災で
激励会どころじゃなかったんですよ
他の職員の定年退職時の激励会に向かう途中
あなたは淡白にそう言った
Hさんは今年で任期満了ですよね?
お別れ会はやらないんですか? ...
そうだなあ
と
ふかす
何ごとに関しても
そうだよねえ
と
啜る
時間をそしゃくするごとに
そういうことが増えた、
何もうまれてはいない
何もかもが産まれて、空までたち ...
夜が明けるまえ車を出した
帰る道がわからなかった
なのにライトが道を照らしていた
タバコを求めるためだけに酒場にはいった
おととい加齢臭のおとこに7時間拘束された
む ...
マジで庭に
スミレが咲いて居た頃の
記憶が自由に蘇る
ラーと言う太陽神が
ピラミッドを連れて
でも先端部分だけは取れて居たので
先端部分は
スミレで間に合わせた
田圃に遺灰を撒いて
...
サラダ
歪み
ユーカリ
母音がうつむいて部屋に籠る
空はもう投げ出された孤児となる
白い鴉の群れ
部屋照らす朝日のように春が来た
桜咲き川沿いの道君がいる
俺は朝から何も食べていない、
ひたすら吐き気の塊だった
静けさに沈む
何もない
静けさに沈む
足場を欠く
俺の肉体と意識は解離したまま、
春の芳香をひたすら嗅いでいた
それ ...
そこそこイケメンがほんとうのイケメンなのに、女の人たちは信じてくれない
なぜだろ
髪の乱れやすい季節のせいだろか
排卵日なのだろか
そこそこきれいな人をほんとうにきれいだなと思ってるぼくは ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
自称詩は口臭
花形新次
自由詩
2
17/3/21 19:55
現智
ひだかたけし
自由詩
3
17/3/21 19:01
闇
乱太郎
自由詩
13*
17/3/21 18:14
再サイレント
竜門勇気
自由詩
4*
17/3/21 10:49
かたち かたち
木立 悟
自由詩
4
17/3/21 8:24
素直
夏川ゆう
短歌
0
17/3/21 5:27
ろるあるとももある
次代作吾
自由詩
3
17/3/21 1:42
夜
梅昆布茶
自由詩
6
17/3/21 1:28
平成29年3月21日(火)
みじんこ
自由詩
1
17/3/21 1:04
休憩
坂本瞳子
自由詩
1*
17/3/20 22:32
夜桜
吉岡ペペロ
自由詩
9
17/3/20 20:59
3月と生涯
番田
自由詩
2
17/3/20 20:26
春分
祥希いつみ
自由詩
3*
17/3/20 20:25
自称詩人の名は
花形新次
自由詩
1
17/3/20 19:56
そうじの時間
ユッカ
自由詩
13*
17/3/20 19:06
春風
薫子
自由詩
0
17/3/20 16:47
塩の柱
白島真
自由詩
31*
17/3/20 15:27
ふるえる瞳の物語
藤鈴呼
自由詩
1*
17/3/20 15:06
学校川柳3
zenyam...
自由詩
0
17/3/20 12:30
晴れた空の色のことを青と名付けた
水宮うみ
短歌
0
17/3/20 11:31
病気
zenyam...
自由詩
1
17/3/20 10:45
任期満了
葉leaf
自由詩
1
17/3/20 7:09
チムニー
唐草フウ
自由詩
6*
17/3/20 6:21
帰る道
吉岡ペペロ
自由詩
8
17/3/20 5:54
スミレ
間村長
自由詩
6
17/3/20 1:47
平成29年3月20日(月)
みじんこ
自由詩
1
17/3/20 1:44
空
乱太郎
自由詩
5*
17/3/19 21:02
ぽかぽか
水宮うみ
俳句
1*
17/3/19 20:18
グルーウ゛
ひだかたけし
自由詩
3
17/3/19 19:44
そこそこ
末下りょう
自由詩
6*
17/3/19 18:23
1430
1431
1432
1433
1434
1435
1436
1437
1438
1439
1440
1441
1442
1443
1444
1445
1446
1447
1448
1449
1450
1451
1452
1453
1454
1455
1456
1457
1458
1459
1460
1461
1462
1463
1464
1465
1466
1467
1468
1469
1470
加筆訂正:
塩の柱
/
白島真
[17/3/20 15:55]
推敲前のをUPしてしまったので、多少修正。
3.7sec.