恵比寿駅の出口
クリスマスの そんな 人混みの中で
自分の苦しみの中で孤独死する道を選んだわけだが
僕は どこへ行くのだろう
山手線ではどこか疲れた表情の
見た そこに 黒縁メガ ...
ポニーテールが出来るまで伸びた
長い髪の毛にハサミを入れて
あなたが僕を忘れようとしても
この胸の中で涙を集める
雨降りの午後は泣き虫で良い
知り合いにみかんを持って行って
長話して
またみかんをもらってくる
ワイフ
「みかん持って行って
またみかんもらってくるやつがあるかよ」
と言ったら
「みかんの種類が違うから…」だって
犠牲フライに日本的なものを感じるのは
僕だけだろうか
僕は
犠牲フライが大好きだ
最近犠牲フライを打つ人が
少なくなった
孤立
は
死病
だ
人は人と
繋がらなければ
生きていけない
のに
金を持って
いないと
キリストだけ
を信じて
いないと
健康で
いないと
胃ナイト
クエネェシ ...
きまぐれに
イチゴだけ摘んで食べてみる
甘酸っぱいいつものイチゴ
美味しいんだけど
なんだか物足りない
こんな日だから
次に
ホイップクリームだけ
指ですくって舐めてみる
...
僕が産まれる前には
僕はいなくて
でも命はあったんだ
僕が生まれた時
僕は僕の中にいて
でも僕を纏っていた何かは
僕が生まれた瞬間
僕をなくしたんだ
得たのに失うなんて不思議だね
外に臼がほしてありました
もうすぐもちつきだからです
家族はそれぞれに白い息をはいて
うったり
うたれたり
白くて柔らかいもちを
家族の手でまるめて
少しいびつなそれは
部屋に飾ら ...
生活のどんな些細な道行きにも
液状化した死者の本質が流れている
俗なる生活が聖なる死者と
次元を超えて互いを平均しようとする
人は墓参や供養という形で
聖と俗との架け橋を往来する
人はまた ...
社会人3年目の年の瀬が近づいていた。社会人になりたての頃の甘い夢や希望はもはや失われ、その代わりにきわめて冷徹な現実認識を獲得し、日々新しい出来事に対処していくスキルの獲得に追われた。目標や将来が具体 ...
華やかな空気に包まれて
鮮やかな彩りのドレスを纏って
豪奢な舞踏室の中央で
羨望の眼差しを浴びる
自信に満ち溢れたあなたの笑顔を
一瞬にして消去しよう
私にはその術がある
街角にはロボット
ロボットのつぎは鹿
さいごにセンサーを外した俺たち
ブドウ畑が青白いひかりを浴びている
モーティブから落ちて怪我しようが
まるでかまわない
まだ春 ...
生きることは楽しいことだ
生きることは喜びだ
輝く 煌めく
クリスマスに恵みを受け
輝き照らされる
あの汚い馬小屋でお生まれになったイエス様
私の汚れた心にもお生ま ...
いいこと考えた、が
その合図
砂漠に水をまく
借金十三億、未回収金三億、不良在庫八千万、
みんな切実になって
仕方ないことだと
本気で開き直っていた
うら ...
まだまだ先のことのように感じているひともいるかもしれません
けれども冬はどんどん泣き虫になっていきますよ
この日が終わればこの日はもう過去
次は海での陽の出でしょうか
あるいはお祭りのような喧 ...
あなたの美しさを追い求め続ける姿を美しいと思ったよ。あなたの美しさが、僕のこころに明日を夢みる力を与えてくれる。
明日、あなたのなかで、僕のなかで、どんな美しさが生まれるんだろう?
それはきっと、 ...
素戻りスラム
スクラム嫌い
擦り傷すり身
酢文字擂粉木
すみれ酢醤油
するりスリラ
素面すたれる
すったもんだ
すってん
すとてん
すってんころり
小テストカレーが匂う4時限目
給食でポール・モーリア刷り込まれ
犯人をみつけ吊るした学級会
男子女子第4次大戦勃発す
勉強の邪魔するあいつテスト前
...
木には、おもちゃがたくさん飾られている
眩しいくらい、飾りが輝いて、木は朝も夜もずっと眠れない
輝きってなんだか虚しいね。死んでるみたいだ
木が、何も飾られていない、夜に眠る木になりたがって ...
離れると 音もなく
落ちた 花びらは
ひとつひとつ 冷たく発光して
私たちは 消失のただなかで
不釣り合いな 接続詞を
あてがい続ける
たくさんの 繊細な傷を
指でなぞり 再生して
...
額の上の
紙の風見鶏
けだものはただ聴いている
手のひらのなか冷える円柱
空のはさみ
晴れとしずく
風と渇き
音と苦み
筒の空を伝う水
上の上 ...
分厚い窓に凭れて
曲がりくねった轍に視線を
沿わせていた
共有できるものは多くは
ないがそのほとんど
は朝までに
ゆるやかに
溶けてしまうだろう
彼らが小さな声で話して
いたこと ...
マーガレット色の街灯が
午前三時の路上で
墜ちた月のように佇んでいる
ジンの酔いは
俺のこめかみを
左から右へ真っ直ぐに射貫いて
思考がそこから全部漏れていく
...
繊細な指は
大きな手の平に不釣り合いなほど
細くて
長くて
雁字搦めにして欲しくなる
奏でるように
打ち付けるように
愛でて欲しい
温めて
繋いで
決して放さないで
...
やがてぼくは
水や空気や雲になって
生まれ変わるだろう
なんにだってなれる
雷や雪や雨にだって
土や石や砂にもなれるだろう
ぼくは森羅万象のすべてが好きだから
何にだってなれるん ...
未来はどこにある?
未来は僕の中に
未来はどこへゆくのか
未来は先に
昨日の未来にいる僕は
今日にいる
今日の未来は明日
明日はなにがあるかな?
その日は沼のほとりを走っていた
発動機のささやきを聴いてなお死んだような静けさの水面
見上げればモルガナイトを砕いた砂を撒いた空
レンブラントとマグリットが同時攻撃をかけてくる
...
君にキスをする
君の真顔があまりに可愛くて
見てられないから
荒いノイズが鼓膜を揺らす
ボート屋の息子が自殺する漫画を読みながら
ビールを煽る
破壊衝動が高まると
無駄に叫ぶ
...
朝早く
家族が眠っている間に雪かきをする
でないと外出も時間も困難になるから
白く美しい雪
儚く消える雪
だが降り過ぎるとまったく始末に負えない
気温が下がり切らないと雪は酷く重く ...
やわらかく肥えた鳥の声
湖はなにも諦めた
うらうらとして風さえ感じない
すると
朽ちた木の声がした
死の森は青空に焦がれていた、と
そうなのか、と応えたかったが
あんなに ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
素顔のクリスマス
番田
自由詩
1
16/12/25 19:07
傘
ミナト 螢
自由詩
2
16/12/25 18:10
ぶつぶつ交換
zenyam...
自由詩
2
16/12/25 17:39
人間関係
〃
自由詩
2
16/12/25 17:31
イナイト(自由参加詩)ー増殖中
ひだかたけし
自由詩
15*
16/12/25 15:47
ケーキは何故ケーキなのか
まいこプラズ...
自由詩
8*
16/12/25 14:37
???
リィ
自由詩
1*
16/12/25 13:35
臼の陽の目
朧月
自由詩
5
16/12/25 12:01
生活
葉leaf
自由詩
3
16/12/25 11:08
文学
〃
自由詩
1
16/12/25 11:06
企み
坂本瞳子
自由詩
1*
16/12/25 9:41
ふくよかな時代
吉岡ペペロ
自由詩
6
16/12/25 9:36
クリスマスプレゼント
星丘涙
自由詩
3*
16/12/25 8:22
砂漠に水をまく
吉岡ペペロ
自由詩
2
16/12/25 6:40
メリークリスマス!
もっぷ
自由詩
5
16/12/25 2:48
美しいと思ったよ
水宮うみ
自由詩
1*
16/12/25 1:58
或る男
次代作吾
自由詩
1
16/12/25 1:44
スクールデイズ
深水遊脚
川柳
3*
16/12/25 1:00
夜に眠りたい
水宮うみ
自由詩
1*
16/12/25 0:32
LED
小林螢太
自由詩
12*
16/12/24 23:50
ふたつ 満ちて Ⅱ
木立 悟
自由詩
4
16/12/24 23:48
戻りたい
noman
自由詩
4
16/12/24 23:20
銃を取れ(それがどんな感情だろうと)
ホロウ・シカ...
自由詩
10*
16/12/24 23:20
手
坂本瞳子
自由詩
1*
16/12/24 23:12
讃歌
レタス
自由詩
6
16/12/24 22:00
現在地
リィ
自由詩
1*
16/12/24 21:31
弥栄の空模様
高原漣
自由詩
0
16/12/24 20:10
villain
opus
自由詩
0
16/12/24 20:03
たぶんクリスマス
ただのみきや
自由詩
11*
16/12/24 19:59
死の森(書き直し)
印あかり
自由詩
4*
16/12/24 14:07
1433
1434
1435
1436
1437
1438
1439
1440
1441
1442
1443
1444
1445
1446
1447
1448
1449
1450
1451
1452
1453
1454
1455
1456
1457
1458
1459
1460
1461
1462
1463
1464
1465
1466
1467
1468
1469
1470
1471
1472
1473
加筆訂正:
美しいと思ったよ
/
水宮うみ
[16/12/25 3:30]
改行しました
4.06sec.