――雲が早い
と思えば雨か
秋らしい振舞に
朝からおまえと飲みたくなる
なすがまま
なされるがまま踊る木々
つめたい雫
鼻先に最初のひとつを感じた蛇が
暗い岩間にすべり込み
ただじっ ...
青空に広げた重機の股間が避けて
殴打される地殻
四散する生きものたち
コンクリ―トで覆った{ルビ法面=のりめん}に
芽生えようとしていた希望は
封鎖されて腐敗してしまった
裸の川に秋 ...
手にしていたのは
小さなひしゃく
星が消えた途方もない夜は
蛍を連れて
そしてたどりつく水源の
ほとりは
どこへつながっているのか
どこへもつながっていないのか
汲み上 ...
目の前に見上げるような高い山がそびえている
あんな所まで登れるだろうか
と思っても
一歩一歩あるいていけば
いつの間にか頂上に着くから
不思議だ!
僕はこの一歩一歩を大事にしている
登山 ...
土の付いた相撲取りは皮むき器で皮を剥き、お好みの長さに切り揃えます。
しばらく水にさらしてあくを抜きましょう。
熱湯で5〜6分ほど茹で、水気をきります。
しばらくおいて粗熱が取れたら、肉襦袢を巻 ...
神さまがいたらいい
いるのかな
いてほしいけど
いてくれるって思わないと
もう無理なところまで来てる
、脅すわけじゃないけど
実はもうすでに
(間違えたやり方だと
心の底のどこかで
...
訳もなく許されたい
美しいものが見たい
やってくる朝と夜に
委ねられている未来
自分なんてものからは
灰しか生まれてこない
君に別れを告げた日に
自らつけた新しい名前
きっと何もかも許すし
ど ...
僕には出会うべき人々がいる。暗がりのマンションの一室を通り過ぎると、光がさんさんと差してくる。そこには道がある。砂利で未舗装の、木製の電信柱がポツポツと連なる、細い道。水溜りが、雨上がりのススキ野を映 ...
云わないでねと頼んで生きてきた
あちらこちらに白旗を置いて
逃げながらも逃げずに
なぜ、を振り切って
あの子が笑う
あの子が泣く
あるいは
また泣く
天秤は正しく傾き
なみだ ...
160918
秋風が吹くとはなんの意だろうか
月もおぼろに隠れる陰気な蒸し暑い夜には
おばけが丁度好いのだが
お店がこう明るくては出るに出られず尻込みをする
頭と背中は ...
古い本のすき間から
ハラリと一枚の写真が落ちた
見なければ良かったと気付くのは
そこに写る二人の姿を見た後の事
笑顔で写る十年程前の私と 、の姿
繋いだ手を離した日から ...
ものは
たたいたらへこみ
もとにもどらない
からだは
たたいたらはれるが
いずれもとにもどる
こころは
たたいたらヘコみ
そのあとにハレる
激情を極め
静けさを極め
祈りながら認識し
認識しながら祈る
この飢え切った界で
この哀しみの界で
導かれ 諦め
静謐に包まれ
光り輝くあの日の君を 僕は決して忘れない
黒い影が心を塗り潰そうとするとき
思い出に浸されふやけきった夢にうつつを抜かす
すべての元凶は
肩こりだ
肩こりさえなければ
俺はもっとあなたに優しくなれるし
愛溢れる人にだってなれる
世界中に存在する
ありとあらゆる
辛いこと
悲しいこと
全部背負うこ ...
アーティスティックであることが
とても素敵なことだって思い込んでいて
取り敢えず何でも
手当たり次第やってみたけれど
バンドやっても
歌下手だし、ギター下手だし
顔も不細工で
まったく何 ...
孤独なこころが現代詩を産み、孤独なたましいが数学を産み、孤独な僕はこれを産み、孤独なあなたが歪まずになにかを産んでほしい。
孤独は世界を産んだ。あなたはなにを産むだろう。僕は普通を産みたい。 ...
◯(お墓参り)
ふるさとの父母の墓に向かいて
言うことあり
今までありがとう!
◯(ふつうの崩壊)
なにがふつうで
なにがふつうでないのか
ふつうがわからなくなってきた
◯(矛 ...
あなたのもとで生まれ
あなたのもとで育ち
あなたのもとを離れ
あなたのもとで眠るために
帰ってきました
今日はこれから
敬老会です
デジタルカメラのブームで 中古市場が激変している
ライカレンズだけでなく 古いレンズは多くが値上がりしている
とくにライカの値上がりが 目立っている
反対にフィルムカメラ本体は 値下がりし ...
日に日に猿に似てくるようだった
それは気のせいではなくて
よく来る人もなんだかそう見えるというし
近所の犬にはうるさく吠えられるし
どうも本当のことであるようだ
逃れられない運命であるならば ...
流れの早い箇所を竹馬で渡ろうとして
どうしても流されてしまいそうになったから
前に倒れざまにひょいと渡りきってしまった
と思いきや、渡ることばかりに気を取られて
竹馬が水に流されてしまった
...
この雨が置いていくあしたをすこしだけ
盗みました ガーゼのハンカチーフはすこしだけ
重たくなりました けれど
いつかしらあしたはあたしを見限り
逃げていきました
気化したい。
休憩時間
効率をしばし忘れて
ぽろり
開放
しゃあああ…
あー…おれって…
すっきりする…機械じゃないんだな…おれって…あーす…
工場で…迸ってる…ちんこ…見ながら…
工場なん ...
少し歩くと嫌な汗をかく
そして自覚する
未だ完治してはいないのだと
だからと言っていつまでも
休んでばかりはいられない
目眩を
吐き気を
催しそうになりながら
へたばらずに過ご ...
眠らないために 何をするでもなく
何をするでもなく ただ眠らないためだけに
何もしないことをいつか できるようになりたいと
詩を描いている
流れのように自然に
紙と寿命とが尽きるまで
たぶ ...
声でなく君の姿が欲しい日に空の十五夜指で突き刺す
ギター弾くピアノも奏でるその指が昨日を歌う夜の顔して
約束の指切りよりも正直な顔をしてると指差すあなた
その指が何本あるか数えてない ...
赤いワインが煌びやかな床に散らばって薔薇の花弁に擬態する乱痴気騒ぎの挙句、飲み過ぎた女は吐瀉物を喉に詰まらせてストレッチャーの上で冷たくなった、天国への階段は上れない、地獄の穴へ真っ逆さまさ― ...
キルトケットを被って丸くなっているといつも聴こえてくる
おやすみ小鳥
ほっとして意識が遠のいてゆく
ひかりを感じて目を開けるといつも聴こえてくる
おはよう小鳥
生きている私を肯定 ...
雨やわらかに冷たく
朝を満たし
しっとりと
傷んだ葉を慈しむように
離別と巡りへの
仕度を促しながら
触れる小鳥の眼差し
の奥に隠された
語らない智彗の静けさが
寄り添うように
映 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
敬老の日に何ら敬うこともなく
ただのみきや
自由詩
8+*
16/9/19 10:55
「彼岸花の咲かない河畔で」
イナエ
自由詩
4*
16/9/19 9:03
ほとり
そらの珊瑚
自由詩
10+*
16/9/19 9:02
登山
ホカチャン
自由詩
2
16/9/19 7:30
今日のおかず 簡単レシピ
六九郎
自由詩
2*
16/9/19 2:03
ちいさく云うけど
もっぷ
自由詩
5
16/9/19 0:23
再会
ケカ
自由詩
0
16/9/19 0:18
夢のなかに生きる
天才詩人
自由詩
3*
16/9/18 23:57
九月十八日(日)
もっぷ
自由詩
3
16/9/18 23:48
毒を喰らう
あおば
自由詩
1*
16/9/18 23:00
破り忘れのワンシーン
葉月 祐
自由詩
3*
16/9/18 22:57
たたいてハレる
イオン
自由詩
2*
16/9/18 21:35
高貴
ひだかたけし
自由詩
7
16/9/18 21:28
上の空
向日葵
自由詩
2
16/9/18 19:31
肩こり
花形新次
自由詩
2
16/9/18 18:06
アーティスティックインプレッション
〃
自由詩
1
16/9/18 13:01
数学が歪んで現代詩になり、現代詩が歪んで数学になり
水宮うみ
自由詩
0*
16/9/18 12:15
独り言集8
ホカチャン
自由詩
0
16/9/18 11:11
ふるさと
〃
自由詩
1
16/9/18 10:24
ライカ・中古レンズ驚異の3ケタの世界
st
散文(批評...
1*
16/9/18 7:14
猿に似る
春日線香
自由詩
2
16/9/18 4:15
竹馬
〃
自由詩
2
16/9/18 3:27
pray in pain rain
もっぷ
自由詩
4
16/9/18 1:29
あーす
nemaru
自由詩
1*
16/9/18 0:47
今宵は
坂本瞳子
自由詩
1*
16/9/18 0:31
lone alone a long
もっぷ
自由詩
1
16/9/18 0:22
指
為平 澪
短歌
4
16/9/17 23:56
ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(温か過ぎるけれど)
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
16/9/17 23:50
no meaning only cheese
もっぷ
自由詩
2
16/9/17 23:45
つめたい感傷
ただのみきや
自由詩
5*
16/9/17 23:17
1431
1432
1433
1434
1435
1436
1437
1438
1439
1440
1441
1442
1443
1444
1445
1446
1447
1448
1449
1450
1451
1452
1453
1454
1455
1456
1457
1458
1459
1460
1461
1462
1463
1464
1465
1466
1467
1468
1469
1470
1471
4.04sec.