空から夏がやって来て パワー全開の太陽が燃える
海も山も川も街も 汗でクタクタの人の群れ
ギンギンギラギラまぶしくて
サングラスがほしくなる
麦わら帽子がほしくなる
音楽は
タ ...
花が咲いているよ、うわあきれいだねえ、という音声を
私はのせて何メートルか、波うって、波はそこで消えて
しまうけど、私は消えない。ねえ見てあの親子、うわあ
醜いねえ、という音声は私の中を波になっ ...
ノックを並べる
ていねいにていねいに並べる
ここにドアはない
どこにも行かないからと
誰も来ないからと
ひとり
鍵穴を塞いでいる
青空が闇を飲み込む瞬間
銀色が輝く
眩しくて ...
朝から暑いなあと思いながら
ゴミ捨てを 完了した朝
出掛けに 炭酸水を手持ちする癖は
最近のもの
神奈川時代から培ったのは
ペットボトルを 持ち歩く仕草
電車生活が 始 ...
Venus flytrap
抱擁から解き放つと
――心臓から飲まれていたのはわたし
黒い孔雀は飛び去った
眼差しの影ひとつ
落とすこともなく
時の支流が無数に重なり合う彼方へ
ひとつ ...
鍵盤ハーモニカを弾いてる君の手にまるで発熱みたいに恋した
適当に買ったコンピに入ってた名も知らぬバンドの曲が身に染みる
中古屋で買った異国のCDがなんか陽気で無駄に腹立つ
紫色した小さな幸せ
どこにでも咲いている可憐な幸せ
嫉妬に狂わされるのは
あなたが娘のように可愛過ぎたから
花びらがいくつも咲いて
あなたはブーケとなるでしょう
すみれは
...
_
巾
...
足が不自由なぐらいなんだあ!
ただ足が不自由なだけじゃないか
手が不自由なぐらいなんだあ!
ただ手が不自由なだけじゃないか
目が見えないぐらいなんだあ!
ただ目が見えないだけじゃないか
と ...
入院したら
猫が心配だというおじいちゃんがいた
また、今回奇跡的に助かったのは
猫のおかげだと言っていた
何匹いるんですか、と尋ねたら
八匹いる、全部野良猫だったやつだ
と言っていた
動 ...
金魚の記憶は
七秒
という説があって。
七秒
という 刹那 を
生きて
泳いで
ゆらゆら と。
赤い金魚 が
ひらひら の
あの
ひらひら の
ガラスの鉢 で
...
丘の上に作られた
恋人の聖地
景色を眺めて
心が静かになれば
素直になれる気がする
寄り添うカップル
老若男女が集まり
幸せオーラでいっぱい
それぞれの愛が自然と一体化
...
戦い方を知らない僕は狩人だ。
森の奥に隠れてじっと獲物を待っている。
獲物を見つけても何も出来ずただ見送るだけ。
消えるのは簡単だけどそうはいかないんだ。
人は僕を優しいと言 ...
明日への旅路の始まりはどうしようもないほどに、ここ、なんだ。
僕は驚くほど体力を消耗している。
朝を恐れていくら夜にしがみつこうとしても煙草の灰が増えるだけ。
人は自分に自信を持てと ...
炎に燃える薔薇のように生きていたい。
流離う月日に惑わされずに。
漂う雲はそのままに。
決して自分を見失わないように。
夜毎気の狂いそうな夢を見る。
精神崩壊するその前に ...
ガイのパイを舐める
プレーンオムレツを食べた後だった
太陽がぎらついて
でも秋の虫も
既に夜には鳴いて居る
ガイのパイが漏って来るから
舐める
あ、土地だ
舐めに行こうと思う
舐めた ...
頬を濡らすものを拭うこともせず
ただ手放しであなたは泣く
抱きしめても嗚咽はやむことなく
わたしの肩が湿り気を帯びる
体温の熱さが伝えてくるもの ...
朝起きて顔を洗うとすぐに
台所へと向かう
目覚めのいい朝も、悪い朝も
遅刻しそうなほどぎりぎりでも
必ず台所へ向かう
...
ゴミのような奴らは
みんな死んでしまえばいい
おまえも
おまえも
おまえも
ついでにおまえも
みんな
7月23日に死ねばいい
横須賀の入れ墨テキヤの孫と
関西の靴屋の息子の柔ちゃ ...
暴れ狂う静寂の中
末期の水に溺れて
いつか見た痛みを
遊びだと思えるくらいの
今日は
今日は
晴れ腐る
虫の湧く場所
弦を垂らした井戸
満足を覚えてる
自分の悲鳴を聞きなが ...
風の行方を知らないままで、
君は風を探している
風は君の唇にさえ宿っているというのに
それとも、それはどこか見知らぬ世界の風で
光がここに射してくる
草の穂の襞にも
僕の心 ...
敗走ではありませんでした。
勝ちとっています。
あなたたちへ
配送状況はぐらぐら揺れますが
小包に戦利品を。
私たちは神から必死を勝ち取っています ...
日記を読み返す
2年前のわたし
そこに生きていたの
苦しんで
もがいて
それでも生きていた
中身は変わったのだろうか
あの時と同じことで悩んでしまって
同じことで躓いてしまって
...
宙に 浮かんだまま 漂っている
意識
が
ふらふら
ふわふわ
流れ続ける時のなか
痛みながら呻きながら
肉と繋がり
引き留められ
わたしの在り処を
探してい ...
人は人 海は海
だけど私は海になりたい
なぜって 海になれば どこへでも 流れて行ける
アメリカ イギリス オーストラリア.......
深海だってのぞきに行ける
アトランティスの謎 ...
道端で◯を拾った。
◯はシャボン玉みたいにぷかぷか浮かんだり、ビー玉みたいに色鮮やかになったり、独楽みたいにくるくる回ったりする。
お前は何なのかは置いておくとして、とにかく素敵なものであることは ...
陽射しが強いほど
萎えていくこの心は
もうすぐ干からびてしまうのだろう
唸ることもなく
放り出されたこの四肢からも
汗は流出を続ける
目蓋はすでに重く
さらに灼熱の深淵へと
この身体は ...
ペラペラと捲る領収書
最後のペイジで立ち止まる
余白に非ず
白い紙が もう 残ってはいないのだ
束が揺れる
ボールペンの先
華麗な花びらでも 付属されていたなら
暇つぶしに 視線 ...
こすっても
こすっても
もう何も出てこなくなった
EDの哀しみ
若いころは
あんなに出ていたのに
EDになったら
男はもう浮気しない
と思い込んでいる世のワイフたち
とんでもない!
...
どこで
何を
しているか なんて、
知らない。
いまは
何を
見ているか だなんて、
知らない。
わたし の いま は
あなた の、
わたし の、
あの時、あの頃、か ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
太陽への請求書
st
自由詩
1
17/7/23 3:48
ありがとう
斎藤秀雄
自由詩
1
17/7/23 1:56
my dear
ひさし
自由詩
1
17/7/23 0:55
ウォッシュアウト
藤鈴呼
自由詩
0
17/7/22 22:29
女神の抱擁
ただのみきや
自由詩
3*
17/7/22 21:40
ショートソング
水宮うみ
短歌
0
17/7/22 18:01
すみれ
乱太郎
自由詩
7*
17/7/22 17:46
飴
幽霊
自由詩
1*
17/7/22 16:12
パラ世界陸上大会
zenyam...
自由詩
0
17/7/22 8:56
猫のおかげ
〃
自由詩
2
17/7/22 8:45
金魚の記憶
かおり
自由詩
3*
17/7/22 7:31
恋人の聖地
夏川ゆう
自由詩
0
17/7/22 5:17
獲物の狩人
ヒヤシンス
自由詩
2*
17/7/22 4:27
夜の独り言
〃
自由詩
2*
17/7/22 4:01
薔薇
〃
自由詩
1*
17/7/22 3:39
舐めに行く
間村長
自由詩
4
17/7/22 2:30
夏の陰
石田とわ
自由詩
13*
17/7/22 2:25
ご飯と卵とわたし
〃
自由詩
9*
17/7/22 1:37
おまえにおくる
花形新次
自由詩
2
17/7/22 0:04
人生ごっこ
竜門勇気
自由詩
1*
17/7/21 22:33
アルカディア
石瀬琳々
自由詩
9*
17/7/21 21:02
Eveの手記
幽霊
自由詩
4
17/7/21 17:27
日記
卯月とわ子
自由詩
1
17/7/21 16:18
わたし の
ひだかたけし
自由詩
10*
17/7/21 13:58
人は人 海は海
st
自由詩
3
17/7/21 12:20
◯
水宮うみ
散文(批評...
0
17/7/21 12:15
熱地獄
坂本瞳子
自由詩
2*
17/7/21 10:56
斬新ダンシング
藤鈴呼
自由詩
1*
17/7/21 9:39
ラブ
zenyam...
自由詩
1
17/7/21 9:28
知らない。
かおり
自由詩
3*
17/7/21 9:26
1421
1422
1423
1424
1425
1426
1427
1428
1429
1430
1431
1432
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1434
1435
1436
1437
1438
1439
1440
1441
1442
1443
1444
1445
1446
1447
1448
1449
1450
1451
1452
1453
1454
1455
1456
1457
1458
1459
1460
1461
加筆訂正:
夏の陰
/
石田とわ
[17/7/22 21:52]
5行目変更
6.45sec.