ゴミが接近して来ると
地獄の業火に彩られて
アンの娘リラが現れる
私語が多いリラは当然
理系進学コースを選ぶ
対戦相手は東大総長で
墨を吐かれて飛行機が
広い田圃に落ちリラは
負けるが ...
猫がぱくっとかえるを咥えて飲みこむ。そういうことはよくありうることである。猫は垣根なくやり、人間はたまにやっては垣根に足をひっかける。猫のようにはいかない。あちらをやるときは、こちらがお留守、こちらを ... てめえら本気で言ってんのか?
てめえらの大好きな
民主主義とやらの否定がしたいんか?
就任するのに反対だとしたら
そういうことだろ?

その昔
ゲロ吐く?違うな
ゲロ出る?違う
ゲー ...
昔、女は美しかった。
そして美しさを自らは知らなかった。
知らなくとも美しいということは
幸せなことであろうに。

ある日、天から新しい女が降ってきた、
男どもはすっかりその女に酔ってしま ...
近所にオジサンに
「オジサン、相変わらず貧乏暇なしですかあ!」
と言ったら
「貧乏はしとらん!」
と怒られた
慣用句は気をつけて使わないといけない
鏡に映る人は誰?
姿の無いそくらてすは、遥かな過去から
耳に囁く
――汝自身を知れ

机に置かれた器は何?
音の無い声でぷらとんは、透けた国から
耳に囁く
――ものの背後にいであ在り
...
おばあちゃんと孫らしい女児が
バスに乗ってきた
僕の前に座るとすぐに話し始めた
「おばあちゃん、今夜のおかずはなあに?」
「かれいの煮付けよ」
「おばあちゃん、カレーの煮付けってなあに?」
...
うあうー

きみは言う

わあー

と言う

きみのことばは これだけ
たぶん ずっとこれだけ

そしてとても饒舌

声色は
青く沈んだり
黄色く浮かんだり

好物を ...
駅の切符売場で
僕が地面に置いた、紙袋を
風を切って
倒していった幼い少年は
くるり、振り向き
「ママ切符買ってみる!」
「あら、横からすみません…」

一歩後ろに下がった、僕は
少 ...
パンツをはいている
私の知る限りの人は、多分パンツをはいている
パンツを脱いだりはいたり
はきかえたりしている

いじわるな人も、やさしい人も
パンツをはいている
私と同じように
パン ...
昼からわいんを飲み
赤ら顔でぐらすを手に
体を揺らし、厨房へ  

細長い空間の
小窓から
――正午の日は射して

何処からか、聴こえる
白髭のかみさまの
高らかな

笑い声  ...
笑うから
愚痴云わないから
かならず笑うから

だから、
搔くな といわれれば 搔く
掻きまくる むしろ 血が溢れ出すまで
搔き尽くす その痒みが 痛みに変わるまで

欠くな といわれれば 欠く
欠きまくる むしろ 満たされるまで
欠き尽くす そ ...
身についたものは
とっさに出てしまう
顔に 身なりに 行動に

身につけるということは難しく
人は生涯
良いにつけ 悪いにつけ
身についてしまったものに
支配される

この歳になっ ...
 いつまでも私は生きると思った
 午後 分厚い若葉を見つめ

 団地伝いの風が私の中の
 空箱に投げこまれ回り続け
 ……その後で死ぬのだと思った
 誰とも 私は
 違うのだと思 ...
荒れ狂っている
闇が光のなか
光が闇のなか
灼熱の上昇
灼熱の下降
闇が光のなか
光が闇のなか
荒れ狂っている

燃え盛る壊ノ力、、受け容れ飛び込む己、、
せめぎ合い切り刻まれては ...
神の恵みを思い出しました

赤子が母の愛を

ただ受けるだけの存在の様に

私もからだ全体で

神の愛を受け止めます

喜びがあふれてきます

賛美があふれてきます

恵み ...
思い出すこともあるでしょうか

大潮の日に月の海
舟に乗って漕ぎ出した

星の光は小さく

私もまた小さかった


からだの中にはたくさんの

ひみつのことば

こなごなに ...
グッドラック、発したことない言葉
語感のよさだけが残る
旅立つ日の特別な高揚感は
からんだ糸をほぐす

まだカーテンのない部屋
白い靴下の大きな男たちが運び込んでいくダンボール
馴染んだ ...
昔昔のことです

「ソックタッチ」という商品名の速乾性液状糊のスティックがあった
糊といっても紙を貼りつけるものではない
靴下と足を貼りつけるものなのだ
ずり下がるという引力の法則に抗うこと ...
街につながるドアが
この家には有るのに
開けることをためらうのは
誰かが着せた僕の罪なのか?
正解は二つ
違うとNO
ギターを肩に下げる
ヘッドフォンにめいいっぱい音をぶち込む

...
色あせたポインセチアの様に

私の心もくすんでしまった

愛も 喜びも 感謝もなく

日々をやり過ごしている

禁欲主義に陥り何をしていても

罪悪感に苛まれる

神の恵みに目 ...
最強の履歴書を書くぴかぴかの「飲まない打たない買わない」私 なかなかに人とあらずはビオロンになりにてしかも音に染みなむ


なかなかに人とあらずは詞花集になりにてしかも詩に染みなむ


なかなかに人とあらずは雑草になりにてしかも風に染みなむ

...
在るべきものは
在るがままに

移ろうものは
流れるままに

人がひとり
岸辺で時を掬っても

何も変わらないことを知った
 
たとえその胸に
抱えきれない想いがあったとて 
...
現実から

逃げて

放置ばかりしているから

どうしようもないところで

現実につかまる

子供のころ遊んだ影鬼のよう

私が私の

影を踏む
たわむれに足を
月あかりの水に埋めて
こがれて こがして
怖くてしわくちゃになったスカートさらに強く掴んで
寄る辺ない
やらせない女の子 

インスタジェニックな戦記に酔いしれて
...
間違えて生まれてきたのか
答えるのは星の降る空
何のため生まれてきたのか
答えるのは燃え上がる空

不安の森 慟哭積もり
心さえとうに消え失せたmorning
窓の外風景がそこにあること ...
メモ帳には、
「さっぱりと空っぽになって、空を見ている
たとえ世界にとって新しいものはなくても、僕らは新しいものと出会い、日々を暮らす
別に、今日しか、今しか見れないものではなくても、今の空 ...
下弦の月から放たれたように
斜めに白い線が奔っていた
夜の飛行機雲

こんな時間帯に
ずいぶんと低空に飛ばしている
旅客機か
観測機だろうか、と、君がいって
わたしは感心してたちどまる ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
スクールランブルの視聴間村長自由詩317/1/19 22:20
プレイ中のしっぽの長さ次代作吾散文(批評...117/1/19 22:17
反トランプ花形新次散文(批評...1*17/1/19 21:26
敗戦グロタン自由詩2*17/1/19 21:21
慣用句zenyam...自由詩217/1/19 21:08
ユメノセカイ服部 剛自由詩317/1/19 21:00
今夜のおかずzenyam...自由詩217/1/19 20:59
木登りが得意な子のこと凍湖(とおこ...自由詩317/1/19 20:57
風人間服部 剛自由詩317/1/19 20:39
パンツ塚本一期自由詩517/1/19 20:03
酒の効用服部 剛自由詩217/1/19 19:57
こころもっぷ自由詩2*17/1/19 19:11
かけ かけ かけ!末松 努自由詩8*17/1/19 18:54
かたち星丘涙自由詩2+*17/1/19 18:54
五月の歌草野春心自由詩117/1/19 18:33
壊ノ力〇宇ノ声ひだかたけし自由詩11*17/1/19 17:32
我が恵み汝に足れり星丘涙自由詩4*17/1/19 16:10
南風ゼロハチ自由詩5*17/1/19 13:49
荷ほどき青の群れ自由詩1017/1/19 12:55
わたしたちの靴下はいつだってずり下がってはいけなかったそらの珊瑚自由詩19*17/1/19 11:31
続きは受け入れちゃいけない竜門勇気自由詩3*17/1/19 9:18
色あせたポインセチア星丘涙自由詩3*17/1/19 7:02
「ある意味」 一首 2017.01.19もっぷ短歌117/1/19 5:42
「片道切符」 三首 2017.01.19短歌2*17/1/19 4:57
砂鳥ガト自由詩4*17/1/19 3:47
影鬼自由詩6*17/1/19 3:42
バランスと勢い / ある女の子篇末下りょう自由詩1*17/1/19 0:05
答えるは空アタマナクス自由詩017/1/18 23:50
メモ水宮うみ自由詩2*17/1/18 23:25
二羽の白い鳥田中修子自由詩11*17/1/18 23:12

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加筆訂正:
木登りが得意な子のこと/凍湖(とおこ)[17/1/19 21:17]
一部修正後、改題しました
二羽の白い鳥/田中修子[17/1/19 11:02]
。をなくしたのと、空を翔る→空翔る、に訂正しました。すみません!
3.94sec.