潮風に抱擁されてポチはいま天に召されてゆきました
小母さんの嘆きがたとえ届いても返せぬポチの無念の眠り
ほんとうに一瞬のことでありました轢かれ引き摺られて五メートル
小母 ...
出すもの出して
スッキリしたのなら
もう行かなくちゃ 行かなくちゃ
片づけるもの片づけて
くっきりしたのなら
もう行かなくちゃ 行かなくちゃ
世界は待っているよ
驚か ...
団地は
隣人の集合体だ
そこには
それぞれのお話
それぞれの事情
それぞれの理由
それぞれの歴史
それぞれの食物
それぞれの欲求
それぞれの体位
それぞれの安息 ...
この道ちがうんじゃない!
この間も通っただろう
いや、やっぱりおかしい!
間違いないよ、ナビを見ろよ
ナビがちがうんじゃない
え!変なことを言うな、不安になるじゃないか
...
太陽がまだ昇りきらない
鈍い光の中
近所の大きな公園を散歩する
芝生は朝露に濡れて
紫陽花はしとやかに
私はひもを引っ張るように
快楽と安寧を手繰り寄せる
公園にあるものはすべて ...
病気は
怪我と違って
病気と分かってはじめて
無理していたんだなあ!
と気づく場合が少なくない
だから、定期健診が必要だ
森の緑を照らす太陽が心地良い朝。
緑という緑が生気に満ちて光り輝いている。
森の奥からモーツァルトのクラリネット五重奏曲が聴こえてくる。
精霊たちが奏でる音色に聴き惚れていると心に勇 ...
昼間とは違い
夜は穏やかに過ごす
急ぐこともなく
大好きな料理を作り
大好きな人をもてなす
喜ぶ笑顔が
ふんわり明るくて
夜が持つ雰囲気が和らぐ
何処までも続く気がする
...
眼鏡の奥の青い瞳が血で染まる時、埠頭から飛び立つ鳥よ、憎しみに湧け。
人間の弱さを自分の弱さと重ね合わせ、逃避する心よ、悲しみに暮れろ。
存在を日々消費してゆく者が夕景に若いエキスを吸い ...
俺は日本テレビの
世論調査を受けたことがある
電話にたまたまキン玉出たからだ
支持政党はどこやらなんやら
政治的なこと聞いて来やがったので
「答えても良いけど
俺が日本人じゃなかったら
...
初夏の夜風、湿気と都会のノイズ
この中には諦めが満ちて
もうダメだって声が反響して、私は耐えきれず
いや私自身の声かもしれないそれに耳を塞いで
帰路につく
満員電車でボリュームを絞った音楽を ...
いくつものニオイが入り混じり
人々ゆきかう
東京、東京
賑わいすぎた街の声は
静かに私の心を殺してゆく
曇り空からわずかな西日
アスファルトの照り返しで
ああ、ここで死ん ...
街の光が消えゆく中
ワイングラスに赤ワイン
夏には冷たく、と
冷蔵庫に入っていた。
憧れ続けた東京摩天楼
きみを此処から眺めてみる
ポツポツと消える都会 ...
かつてあなただったはずの指が
窓辺におかれて
うっとりとひかっている
乾きながら鳴るように美しいそれに
いまからちょっとさわってみようとおもう
蓮
兄
勇気
飛び回る虫がきらいな人だって生まれたときは泣き虫だった
夏休み持て余していた時間たち 今もらえたら持て余したりしない
蝉の声がきらきらしている 泥水もきらきらしている 瞬く夏だ ...
わざわざうみにまで行かなくたって、近所をぶらぶら散歩しているだけで案外救われたりする。
道をさえぎるほどに伸びきった雑草、ハエのたかる犬の糞、
でかい音を立てて走り去るトラック、落書きのされた ...
ところで鬼哭尖る。死とろとろのだ。
ログインうたた寝またも彼女。
カレンダー!まるで跪く手紙だった。
内臓をふるまうので首吊りも負かす。必ずだ。
メろめロなウェイトレス ...
どんな物事も永遠には続かない
だからこの苦しみにも終わりが来る
そう思うと少しだけ勇気が湧いたんだ
つらかったのは
そこでわれにかえった
時間は限られている
過去のことは過去
だからわたしは
つらいのは、つらいのは、
いま現在に絞っても止まらなかった止められなかった
あ ...
脳界で繰り返される感情のバトルロイヤル
ここのところ悲しみのトロフィーでいっぱいだ
私は支配することができず支配されている
悲しみの赴くままにペンを走らせたが
描いた悲しみは悲しみではなか ...
僕は僕の意志で
この世に生まれてきたわけじゃない
死ぬ時も
僕は僕の意志で
死ぬのじゃない
何かが
僕を殺すのだ
友だちが欲しい
強烈に欲しい
家族でも
恋人でもなく
距離がつかめない
触れるのはよしとしたい
力は込めない
触れるだけの
確認できない
みんなさみしさをどう処理するんだろう ...
夜中のサービスエリアみたいなとこで
あなたといたら 泳ぐみたいになった
LEDがぴなぴな光って消えた
いまどきはやらないかたちの靴をはいたカップルが手を繋いでいた
(ビニールでつくられたサ ...
薬
蟻
自動ドア
雪は音を吸い
空間は静寂する
踏まれた雪は含んでいた音を漏らし
ぐもっ ぐもっ ぐもっ
と音をたてる
雪は彩度を吸い
空は鈍色になる
彩度を吸った雪は重くなり
空から落ち
地を白 ...
分離した幸福を拾い集める夏
どこか空虚でどうしようもないその行動を
許すとか許されないとか意味もわからず
私は続ける
手いっぱいの幸福を
持ちきれない幸福を抱えて
私は廃線にな ...
伊藤若冲のニワトリやvegetable達を観たり
歌川国芳の水滸伝のガイルやエ ...
しどろもどろでも
かければよかったんだ
この声を
趣くままに
肩肘張らずに
かけるべきだった声で
もがいている今がある
最後の最後まで
自信らしい自信を ...
瞼を閉じると
ピラミッドの中に閉じ込めれている自分が 見える
ときには 女王としてそこに留まって居ると勘違いしているときもあれば
奴隷として 居場所のない居場所に存在していると 思うときもある ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「金平糖」 一〇首
もっぷ
短歌
2
17/7/15 18:19
待ち望んでいるよ、感性完成
komase...
自由詩
0
17/7/15 17:48
隣人愛
やまうちあつ...
自由詩
1
17/7/15 12:34
運転中の言い合いは危険
zenyam...
自由詩
0
17/7/15 11:27
夏の朝
葉leaf
自由詩
1
17/7/15 10:51
定期健診
zenyam...
自由詩
0
17/7/15 8:33
素晴らしき朝
ヒヤシンス
自由詩
4*
17/7/15 6:54
夜の過ごし方
夏川ゆう
自由詩
0
17/7/15 5:33
沈黙の海
ヒヤシンス
自由詩
5*
17/7/15 5:21
愚問に行くもん
花形新次
自由詩
1
17/7/15 1:50
明け方のセーブポイント。虚無の果てに。
倉科 然
自由詩
0
17/7/15 1:29
失声症
〃
自由詩
0
17/7/15 1:21
4階
うめぼし
自由詩
1
17/7/15 1:16
窓辺
はるな
自由詩
0
17/7/14 23:06
平成29年7月14日(金)
みじんこ
自由詩
0
17/7/14 22:37
夏だ
水宮うみ
短歌
0*
17/7/14 21:24
うみに行かずとも
〃
自由詩
2*
17/7/14 21:23
サイコロのどしゃ振り。神様!?゜.。..。
幽霊
自由詩
1
17/7/14 17:21
つぶやき
渡辺亘
自由詩
3
17/7/14 13:40
だからわたしは
もっぷ
自由詩
1
17/7/14 13:34
悲しみ
宣井龍人
自由詩
5*
17/7/14 12:31
生死
zenyam...
自由詩
0
17/7/14 8:38
友だち
uminek...
自由詩
4*
17/7/14 4:19
夜中のサービスエリアみたいなとこで
はるな
自由詩
1
17/7/13 23:30
平成29年7月13日(木)
みじんこ
自由詩
1
17/7/13 22:39
雪
渡辺八畳@祝...
自由詩
7*
17/7/13 20:56
ストーリーエンド
倉科 然
自由詩
2
17/7/13 20:46
俺も死ぬしか無い
TAT
自由詩
2
17/7/13 20:23
強く焦がれ 強く漕がれ
komase...
自由詩
0
17/7/13 14:59
△
るるりら
自由詩
14*
17/7/13 14:12
1423
1424
1425
1426
1427
1428
1429
1430
1431
1432
1433
1434
1435
1436
1437
1438
1439
1440
1441
1442
1443
1444
1445
1446
1447
1448
1449
1450
1451
1452
1453
1454
1455
1456
1457
1458
1459
1460
1461
1462
1463
加筆訂正:
隠元
/
石田とわ
[17/7/13 22:18]
4行目、14行目あと行間をあけました。
隠元
/
石田とわ
[17/7/13 22:17]
4行目、14行目あと行間をあけました。乾さまありがとうございます。
5.1sec.