「私」はクリーニングされた折り目正しいまっしろなシャツ
「わたし」は金色に輝く産毛のように柔らかで
「ぼく」は遠足の前のワクワク、ワクワク
「僕」は雪舟が書く水墨画で
「おれ」は少年の日焼けし ...
これは架空の国
Abekobe Landのお話
Abekobe Landの王様は
反対意見が大嫌い
メディアにおふれを出しました
「『中立・公平』な報道をするように」
自分が信 ...
から だった
前進しようと思えば未だできたが
から だった
寝ても覚めても
あんまりカラカラと鳴るばかりで
もう嫌気がさしちまった
(なのに夢の空はまた
淡い淡い紅に染まり
何 ...
乾いた滴の跡が幾つも
木板の上につづいている
溝の流れから逃れた子蜘蛛が
葉に残る滴を見つめている
遅れてばかりの日時計に
忘れた夢がよみがえる
水彩の音
水彩の ...
妻は歩道を歩いている
妻はお茶を飲んでいる
妻はポスターを見ている
妻は児童公園で休んでいる
巨大な虫がいる
全長3メーターもあるようなカマドウマだ
ふすま挟んで居間にいる
触角をと ...
明日の朝ウキウキな夏希望者はここにズバッと並んでください
踊りを踊るには
こうするんだよ
といって
知らない男が窓から入ってくる
ひょろ長い腕が床にまで垂れ下がって
体がやけに白くすべっこい
黒い薄衣のようなものを羽織っていて
その下はまったく ...
面倒みいい面倒くささの
掛け合い
こんとんとんと
とことんとんと
精液は爪やすりと同じ
骨になったばかりの薫りには 面倒は居無くなり
冷えた灰からは ...
今日はダメというか
今日もダメというか
実のところ最近は
もうずっとダメダメで
救いようのないバカタレで
分からんちんの
アホンダラで
本当にどうしようもなくって
それでも生きていかな ...
出会い
それは突然
若者の
ありのままを知りたくて
入った店に
たまたまキンタマ
あなたがいただけ
ただそれだけのこと
「後ろから前川、どうぞ」
そう言われたかった・・・ ...
天使
検事
たいやき
My boy
大事な薬をスプーンで入れようとするのに
真一文字に口を結ぶ君は、頑固者だ
My boy
頑固に生きるってことは
自ずと苦労を背負うってことだ
頑固であるってことは
...
弱いのに
強いふりして、生きるから
しんみり…歩く
夜の散歩道
誰もいない公園で
のっぽの電灯に照らされて
ブランコに揺られる
独りの影
大人になった心の中にいる
小さな子供 ...
春みそか初めて電話で聴く姉はデジャヴのような懐かしい声
姉ひとり妹ひとりの生活を東京のなかで思い描く夜
両国の回向院まで手を繋ぐ姉と妹みずいろの初夏
港町夕焼け市場の小母 ...
想像のピントを合わせたい
白鳥のような美しいものへ思慕を寄せて
栗のようなとげとげしい厳しさへの愛情を思って
ぶれたイメージでは生きている甲斐もないから
失われていくものを保存したい
分かれ ...
風邪を引いた時
キコキコと 缶切りの音がして
ぷるんとした 大きな
桃が出て来た
なんて言うお話は
きっと ホームドラマの見過ぎで
実際問題 そんなトキには
味わう余裕も 無 ...
僕は見たんだ
きみは
そんなのはいないって
否定するけれど
横須賀の海に
照らされて
瑠璃色に輝く
ブタを見たんだ
「ジョンウォン!」って呼び掛けたら
ブタは僕の方を ...
子供の遊ぶ声
木々の梢にとまった名の知れぬ小鳥のささやき
どんな辞書でも計れないほんのすこしだけの幸福
一本の木はそんな幸福を見つめてただ沈黙している
鳥の中に鳥がいて、犬の中に犬がいる
そ ...
黄昏に錆びた空
淋しくて泣けてくる
心細くて泣けてくる
あのメロデー
聞こえるたびに
こころ震えて泣けてくる
ひとりですか
ひとは独りですか
上手く誤魔化し生きても
最期は
独りで ...
甘味は旨味であり
糖はいつだって甘く
舌に感知させ
甘味を脳に伝える
多幸感
人は甘味を欲し
人は甘味に執着する
甘味は人を縛るほどに依存させる
欲望は無限で際限がないと安易に ...
羽化したばかりの蝶の様に
危うい躰かかえてさ迷う
まるで思春期の少年のように
ひび割れた心かばいながら
全てに反応し傷つく
満月の夜を待って
花から花へと舞い飛ぶ蝶 ...
アイスクリーム
一本あるだけで
日々の暮らしが変わってくる
小鳥たちの早口な囀りに
花と花とが重なり合って
楽しげに揺れている
陽光はやさしく遮られ
差し出すてのひらに
さやさやと白い気が降りてくる
ときめきを ...
視線の先、ふたつのほくろ
気づきじゃなくて確認だった
並んで歩くリズムが少しずつずれていく
もうたぶん知っているでしょ
黒い地面に丸い染みが広がりはじめて
柔らかい肉に食い込むスーパーの ...
孤独
さみしさ
なみだに濡れ
生まれる詩がある
試練
つらさ
苦悩の果て
生まれる詩がある
歓喜
よろこび
感謝と共に
生まれる詩がある
喪失
かなしみ
暗闇の ...
自分の事を誰かに認められたらうれしいけれど
自分も誰かを認める事ができたらいいなって
そう思っただけ
融点
やく
栗
突き詰めて
突き詰めて
突き詰めて
出した結論は、たった一つの
”私に恋をしたい”
だった、私は、世間一般的には、変態だと言われる位置に属するのだろう
けれども、君が代の歌詞にも謳 ...
どうしてでしょうね
どうしてでしょうね
どうしてでしょうね
短くてちいさな指先が目指したものは
きっとそんなちっぽけなものではなかった筈って知っているのに
気付いた時には、他人の意見 ...
自転車はよけなかったが
携帯電話はよけた
モーツアルトのピアノソナタは
K.(ケッヒェル番号)310と330で
イヤフォンで聞いて居るうちに
幼稚なところにたどり着いた
途中会計事務所が角 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
140文字詩(@jitensya612)
zitens...
自由詩
1
17/6/2 18:38
Abekobe Land
眠り羊
自由詩
2
17/6/2 16:50
からがら
ひだかたけし
自由詩
10*
17/6/2 14:08
双つの色
木立 悟
自由詩
5
17/6/2 9:26
妻の夫
渡辺八畳@祝...
自由詩
3
17/6/2 2:55
明朝
水城歩
短歌
1
17/6/2 2:52
踊りを踊るには
春日線香
自由詩
3
17/6/2 2:46
面倒の匂い
つきのいし.
自由詩
2
17/6/2 1:39
だって、だってさ
坂本瞳子
自由詩
1*
17/6/2 1:16
後ろから前川
花形新次
自由詩
1
17/6/2 0:27
平成29年6月2日(金)
みじんこ
自由詩
1
17/6/2 0:04
一匙の薬
服部 剛
自由詩
1
17/6/1 23:59
夜のブランコ
〃
自由詩
2
17/6/1 23:55
「しずくいろの初夏」 一〇首
もっぷ
短歌
2
17/6/1 22:49
想像のピント
杉原詠二(黒...
自由詩
3*
17/6/1 22:30
色褪せぬ本気をください
藤鈴呼
自由詩
2*
17/6/1 21:29
美しいブタ
花形新次
自由詩
2
17/6/1 20:43
140文字詩(jitensha612)
zitens...
自由詩
1
17/6/1 19:07
ひとは独りですか
星丘涙
自由詩
4*
17/6/1 18:16
ブラックアップル
秋也
自由詩
1*
17/6/1 17:48
狂気の蝶々
星丘涙
自由詩
1*
17/6/1 15:31
大好物
zenyam...
自由詩
1
17/6/1 15:12
てのひら
祥希いつみ
自由詩
2*
17/6/1 13:38
左側、右頬
青の群れ
自由詩
4
17/6/1 12:51
淀んだ魂
星丘涙
自由詩
6*
17/6/1 10:22
認
リィ
自由詩
0
17/6/1 0:53
平成29年6月1日(木)
みじんこ
自由詩
0
17/6/1 0:25
私に恋をしたい
水菜
自由詩
2
17/6/1 0:11
_
〃
自由詩
1
17/5/31 23:57
夾竹桃
間村長
自由詩
11*
17/5/31 23:42
1367
1368
1369
1370
1371
1372
1373
1374
1375
1376
1377
1378
1379
1380
1381
1382
1383
1384
1385
1386
1387
1388
1389
1390
1391
1392
1393
1394
1395
1396
1397
1398
1399
1400
1401
1402
1403
1404
1405
1406
1407
3.82sec.