廃線後そのままそこにある駅舎周りに紫陽花咲いて華やか
向日葵の影が道路に映り込む情熱的な勢いが見える
懐かしいフォークソングを歌う人声が独特で新しく聴こえる
晴れた空梅雨空になり薄暗 ...
深くて暗い悲しみに
今日も小雪が降りかかる
集めた辞書に言葉無く
林の奥の細道を
震える肩を抱き絞めて
歩いても
歩いても
たどり着けない場所があり
カラスだけが空を舞う
深くて ...
濡れネズミは
暗い水に止まる蝶をみてた
クッカクッカと
はりつめてた 針 ひりつか
す かすかな
エクスポーズド 、
濃くかたまる 夜露の
小骨
...
過ぎていった季節を常夜灯のように思う
わたしは揺り椅子の二つの脚に停留の錨を下ろし
アンテナの代わりに
机のうえの海に花瓶と丈高い花を置いて
自分のなかの未知なる惑星を探りだす
(わたしは丈 ...
あいさつ
あかぎれ
あまのじゃく
いまむら
いきいき
いしころ
うれしい
うちわの
うらおもて
えのぐ
えきべん
えいえいおー
おうち
おとうさん
おかあさ ...
扉のそとの明るい闇に
つっかけ一つで飛び出すと
石焼きいも屋さんがいた
おいちゃん、わたし千円持ってる
三つあげよう 特に美味しいのを選ぶからね
家には人間は一人しか待っていなかったけれ ...
冬至を過ぎたとはいえ
まだ夕暮れはとても早い
午後と思ってでかけたが
歩き出してほどなく
雲は彩られ
見る間に
黒い塊として
光の名残に縁取られていく
これが
最後の日没だろう ...
それは山頂に降る一滴の雨から始まった
ポタリ ポタリと降る雨が
次第に寄せ集められ
濾過されて
泉となり
やがて谷の流れとなり
山を下り
渓流となり
清流となり
大河となり
海にた ...
夢に描いた箱庭は
とても脆く
不均衡に過ごす幸せを
それと実感することなく
華を掻きむしり
火を放つことを望んだのは
ほかの誰でもない
私自身
誰か別の人に
壊されてしまうく ...
北風に乗せて嘘吐くJSSJ
ドラゴンが冬干からびて漢方薬
気狂いが三人寄って墓囲う
毛受(めんじょ)の火災は壮大だった
宇宙戦艦ヤマトが突っ込んで来た結果の
大火に宅建業者も沢山見物に繰り出して
「火事」は冬の季語ではないのかと
喧(かまびす)しい
上野動物園のパンダまでや ...
誰かが落としたハンカチ
びしょぬれで舗道に張り付く
イルミネーションを飾る 一人の部屋
ひざをかかえて待っている
ポインセチアの鮮やかだった赤は
老人の干からびた腕になった
遠ざか ...
遊びに行こうよ。
種明かしのテレビ
消して
手をつなぐための手
つないで
準備ができたら
どこに遊びに行く?
好きな場所を選んでよ
動物園
遊園地
それとも戦場かな。
一個選 ...
癌治療に対しての研究が凄まじいことになっていて
細胞が若返る研究がラットで、成功していたのですね。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG11HAD_R11C ...
晴天の地中海の風に吹かれ
オレンジを噛みしめ
あの歌を歌おう
飲め 食え 歌え
ピザとパスタを食おう
トマトとニンニクと唐辛子の薫る
オリーブの林の中で
できる事なら
聖な ...
歳は後ろから突然にやってくる
ある朝目覚めたら
俺は六十歳になっていた
俺はいつの間にこんなに
歳をとったのだろう
隣りのおばあさんが言っていた
気がついたら
八十歳になっていたと
歳 ...
三日月の横に
ちょこんとほくろみたいで
セクシーね星
正月の仕事帰りの私
つまらない気持ちを
もてあます
月と星の関係に
あこがれてひとり
息が落ち着かない
頭痛がする
もう2週間ぐらい続いている
真夜中頭痛で目をさました
病院へと車を走らせることにした
居住エリアを入れて脳神経外科、急患、夜間で検索し
...
人の手に触れたら最後は下僕
雨から身を守る為に濡れて
風に飛ばされても探して貰えず
骨が折れたなら拾って欲しい
売れ残ったビニール傘は怯える
父母の愛の巣
僕たちの育ちの巣
たびたび人生の翼を休めに帰った巣
今は親もなく
巣も取り壊されてしまった
跡地に立場
さまざまな思いがこみ上げてくる
一つの時代が終わった気がしてくる
まだ生きている
、
夥しい数の幽霊たちが街をゆきかう
、
様々な商業施設へ殺到する
、
贅沢な食事を提供する店に行列ができる
、
そしてあの世からの噂が
、
たちまち幽霊たちを不安 ...
ベランダで詩を黙々と読んでいる彼女のこころに青く咲く花
「愛だけが空から降ってくるんだよ」彼女は月に住んでいると言う
初富士に望みを託す期間工
オバハンの毛穴も開く初明かり
趣味兼ねて消防隊員火事見舞
牡蠣フライ生っぽくって嫌な予感
横文字の職業名乗る寒い奴
枯園に子供のままの声響く
...
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881730271/episodes/1177354054882313485
断捨離といふ転機あり去年今年
憶えた日々があって
それが集積場の
ビニール袋に詰められた
ゴミの山を真似て
連なりあって
積み重なっていって
もう僕の
心のどこにも
楽しい思い出を
置いておくスペースが
見つか ...
目を{ルビ瞑=つむ}り、祈る
自らの内面に加速する{ルビ独楽=こま}を、視る
回転を増すほど加熱する、私の核
この掌は伸びるだろう
天に{ルビ縋=すが}って――まっすぐに
...
窓から新年の陽は射し
部屋は{ルビ暁=あかつき}に染まり
自ずと、両手を合わせる
机上に置かれた
題名の無い本の表紙を
そっと、開く
序章の{ルビ頁=ページ}の余白に現れる
あな ...
海の向こうの{ルビ山間=やまあい}に
新しい太陽は揺らめき昇り
闇のベールで覆われた部屋は
{ルビ暁=あかつき}に染まりゆく
自らが
主演キャストであるという
夜明けの予感に
私とい ...
体温があるということは、
熱があるということは、
誇張なく
命というのは燃えているのだな、
という実感が、
白湯の水割りを飲みながら、
胸を貫いていった。
火がとろ火になっても、
いつ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
廃線
夏川ゆう
短歌
0
17/1/3 5:29
冬の悲しみ
レタス
自由詩
12
17/1/3 4:42
冬のハリネズミ
末下りょう
自由詩
1*
17/1/3 3:30
星星
本田憲嵩
自由詩
6
17/1/3 2:10
あいうえお
次代作吾
自由詩
1*
17/1/3 0:29
扉のそとの明るい闇に
もっぷ
自由詩
9
17/1/2 23:38
心象
Lucy
自由詩
14*
17/1/2 23:36
地球
レタス
自由詩
3
17/1/2 23:14
私の手
坂本瞳子
自由詩
1*
17/1/2 22:53
さわやか句会10
花形新次
俳句
0
17/1/2 22:52
宅建業者たち
間村長
自由詩
4*
17/1/2 22:37
冷たい雨
藤原絵理子
自由詩
2
17/1/2 22:22
とても明るい夜に
昏(ヤッカ)
自由詩
2
17/1/2 22:04
再生医療
水菜
自由詩
2*
17/1/2 21:08
イタリアにいきたい
レタス
自由詩
3
17/1/2 21:00
歳
ホカチャン
自由詩
2*
17/1/2 19:19
月と星の関係
朧月
自由詩
3
17/1/2 18:58
深夜病院にて
吉岡ペペロ
自由詩
4
17/1/2 15:16
嵐
ミナト 螢
自由詩
2
17/1/2 13:23
実家
ホカチャン
自由詩
2
17/1/2 10:15
幽霊たち ☆
atsuch...
自由詩
7*
17/1/2 10:08
彼女
水宮うみ
短歌
2*
17/1/2 9:24
さわやか句会9
花形新次
俳句
0
17/1/2 9:21
永遠の鑑賞者
maitre...
自由詩
1
*
17/1/2 0:24
去年今年
chihar...
俳句
1*
17/1/2 0:03
二律背反?
寒雪
自由詩
1
17/1/1 23:49
掌ノ像
服部 剛
自由詩
1
17/1/1 23:49
物語の日々
〃
自由詩
0
17/1/1 23:43
日の出
〃
自由詩
1
17/1/1 23:36
白湯の水割り
次代作吾
自由詩
3
17/1/1 22:58
1359
1360
1361
1362
1363
1364
1365
1366
1367
1368
1369
1370
1371
1372
1373
1374
1375
1376
1377
1378
1379
1380
1381
1382
1383
1384
1385
1386
1387
1388
1389
1390
1391
1392
1393
1394
1395
1396
1397
1398
1399
4.44sec.