2011年
幻想とイマジネーションは海にのまれていった
言葉は
誰も
救わなかった
ひたすらネットに作品を作り発表していた人は
減少し
わかりやすい言葉は
心を揺らさない事 ...
いつものようにぼんやりと通りを歩いていた私だ
休みボケしたような その 頭
私のいつのまにかパソコンの不良は復調したようだった
黄色い壁面に 夕暮れの光
休日と言えばAVばかりを 見て ...
許して下さい、社会。
もう払うお金がありません。
社会、もう虐められるのは
たくさんです。
もう慣れた、もう飽きた。
そろそろ違うことが起こってもいいのに、私の
救世主は、現れない。正直に ...
夜空から落っこちた
手作りの翼は
壊れてしまった
膝小僧を擦りむいた
もう風を遡ることは出来なくても
もう雲をつかむことはできなくても
もう衛星軌道にはのれなくても
膝小 ...
悲しいほどの平和
それでも 涙は流される
カラスの鳴き声は 相対的に風に流れて
歌になったり 罵声になったり
鉄の扉を閉ざして
こころを磨いている
金属の鏡のように 水晶の玉の ...
クソ真面目に生きている己を笑う
滑稽すぎる己を笑う
この真面目が
己を殺し
己を生かしてきた
クソの付く真面目など
神様も嫌うであろう
クソなどトイレで流して ...
ゴリゴリ ゴリゴリ 手回しの
コーヒーミルの音がして
こうばしい香りがたちこめる
なんといってもミルは手回し
電動ミルは速くて便利でも
熱で豆をいためてしまう
生豆・グリーン ...
優しさと痛みをくっつけてくれるのは
あたたかさだった
優しさと痛みだけなら傷つけるだけだった
冬の光のような
さわやかな絶望と楽しげなかなしみ
太陽と地球の距離、そのあた ...
ヒラリ
ひとつひとつの
想いは
幻のように生まれては
虹色の色あいの
花ビラとなり
刻々と
その色あいを変化させながら
宙へと
おだやかに 無数に舞っていた
(おぼろな感覚だけを
...
お餅がぷくっと膨らむ。
うぷくっと膨らむ。
お持ち!お持ち!お持ち!
小さいおじさんが駆け寄ってきた。なにか、必死に仰っている。
「どうしたの?小さいおじさん。おもちを食べたいの?熱い ...
ジンジャーエールの
薄いこがね色に光る泡を
優しく、かき混ぜ、溶けるように
わたしの過ぎた惑いを
散らしていった
冬の早朝に舞い降りる霜のビロードで
肌のヒリヒリする感触が
...
我は、影のフィクサーであるぞな
しかも、何役もこなすスーパーマンであるぞな
周囲の者共よ
我に警戒せよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ...
故郷の山々は悠然とそびえ立っていた
故郷の海は満々と黒潮をたたえていた
島民は皆その恩恵に与り
営み暮らしていた
大自然に
感謝し 怖れ 癒されていた
人も本当の実力者は
い ...
耳をすませてごらん 無意識の音がここら中にひそんでいる
そこに声を発してごらん 音と音が関係し合い 減衰し ついえていく
水面に石をぶつける 飛沫が上がり 波紋が広がる
それがアートだ だからキ ...
僕はワンカップを片手に
車窓に体寄せていた
電車の外は雨らしく
ぱたぱたと打ち付ける雫が
声なき声の模様を描き僕を飾る
ざわめきの静寂に叫びを埋めて
引きずる体の亀裂を紐で縛って
...
青い空に
浮かぶ雲は
他にやることもないから
特別にゆっくりしている
なんの充実感もない
無益な時間を消費してるだけだ
一瞬は永遠につながっている魔法
雲よ
あなたは
い ...
「どうしたの?」
「気が変わったの」
女性はこれで
万事オッケーだ
天気と女心は
変わりやすいもんだというのは
世間の一般常識になっている
しかし男は
こうはいかない
「気が変わった ...
炎上する海原が太陽を呑みつくすまでのひととき
血も涙も枯れ果てた がらんどうの蝋人形のような
キミは今鮮烈なRed 海も空も俺も同じRed
「あたたかい」ってキミがもらす
死に際の太陽は世 ...
インターネットで一人でうじうじ言っている人に殺意が沸く
本当にやばいことは現実で起こっている
現実で起こっている
私たち何歳になってもパパとママがセックスしたおかげでできた子供だという事実が ...
死をみつめ明日など思えない夜のたったのひとりに寄り添うバッハ
誰よりも可哀想だと神さまがうそで云うのを待ってはいない
小さな掠り傷だらけの心は
胸にしまうには息苦しい
白日へ晒すにはとうてい醜い
何度もごみ箱に捨てかけた
なにも感じなくなればいい
心に{ルビ彩=いろ}などいらない
その度に悪 ...
夕暮れの
冷たい雨に
せかされて
朝日が昇ります。夜の黒に近い藍色を押しのけ、宝石のように透き通った朝の赤が空を染めています。砂丘の色はまだ、黒。赤と黒のコントラストは、流れ出す傷とかたまったかさぶたのように美しい。つぎに瞬きすると ...
我が家といえば
大型スピーカー十本とアンプが五台
CDは千枚くらい
鍋が十個にフライパンが七つ
食器はコップなどを含めて数百個
本が約三千冊
釣り竿が七十本くらいでリールが五十ニ個
...
プロでは難しいでしょうね
だから大谷って子
凄いと思うわよ
けどさ
ピッチャーもいけるし
バッターもいける
付け加えれば
男もいける
そんな草野球常連は
結構いると思うの
...
ビルの谷間に 転がるように のぼる満月
ひとりきり ひとりきり 旅するうちに
道を間違え 失った夢の数々
真夜中の 交差点を すれ違う人の群れ
嘘つき女が 札束を数えるエレベーター
拒 ...
昭和13年の正月にタイムスリップしていたのだ
女は着物か着物っぽい洋装をしていた
喫茶店では皆姿勢が良かった
会話の声はさ行が強調されて聞こえた
新聞はどれも昭和13年の正月の ...
黒いきみの髪がひかって
何も云えなくなるのは良い
全部云ってしまっても良い
くちびるがはずむ桃いろの夢
剥いたばかりの林檎のように
とても素敵な匂いのする ...
ぼくは
おばけだよ
ひゃくねんまえに
しんだのさ
ちょうど
ましゅまろが
あわいひかりに
てらされて
うそと
ほんとが
わからなくなって
びゅっと
あさって
...
それでは、次は・・・7です!
どうですか?リーチの方は言って下さい
「リーチじゃ!」
おお、西鴨川さん(60)リーチ?
「リーチじゃ!」
そうですか、西鴨川(60)さんがリーチです!
それ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
漂流教室
5or6
自由詩
5*
17/1/9 20:26
夕暮れFake Plastic Treeを
番田
自由詩
2
17/1/9 19:56
布団
塚本一期
自由詩
2
17/1/9 19:53
壊れた翼で
まいこプラズ...
自由詩
7
17/1/9 19:36
病院
藤原絵理子
自由詩
3
17/1/9 18:40
クソ真面目
星丘涙
自由詩
3*
17/1/9 18:19
可否道その2
st
自由詩
3*
17/1/9 16:53
工場とららぽーと
吉岡ペペロ
自由詩
8
17/1/9 16:09
凍結(ver.2)
本田憲嵩
自由詩
4
17/1/9 13:56
お餅、お持ち?おもち
水菜
自由詩
3*
17/1/9 13:48
ポリリズム
小林螢太
自由詩
21*
17/1/9 13:25
影のフィクサー
水菜
自由詩
2
17/1/9 12:56
自然体
星丘涙
自由詩
2*
17/1/9 12:18
AGIT AGITATION
アタマナクス
自由詩
1
17/1/9 11:32
車窓
這 いずる
自由詩
8
17/1/9 9:22
猫雲
そらの珊瑚
自由詩
14*
17/1/9 8:57
女心
ホカチャン
自由詩
2*
17/1/9 6:46
DEAD Red BEET
アタマナクス
自由詩
1
17/1/9 6:09
蛆
藤本ちゃお
自由詩
1
17/1/9 4:27
かおるのおと 「未明」 二首 2017.01.09
もっぷ
短歌
2
17/1/9 2:13
悪魔の詩
中原みのり
自由詩
3
17/1/9 1:28
氷雨
レタス
俳句
2
17/1/8 22:36
千年の海
田中修子
散文(批評...
4*
17/1/8 21:36
ゴミ屋敷
レタス
自由詩
5
17/1/8 20:52
四刀流
花形新次
自由詩
1
17/1/8 19:50
満月の物語Ⅱ
星丘涙
自由詩
6*
17/1/8 18:17
水溜まり
吉岡ペペロ
自由詩
4
17/1/8 17:50
林檎
草野春心
自由詩
5
17/1/8 17:19
おばけ
次代作吾
自由詩
3
17/1/8 8:45
新春ビンゴ大会
花形新次
自由詩
0+
17/1/8 8:34
1354
1355
1356
1357
1358
1359
1360
1361
1362
1363
1364
1365
1366
1367
1368
1369
1370
1371
1372
1373
1374
1375
1376
1377
1378
1379
1380
1381
1382
1383
1384
1385
1386
1387
1388
1389
1390
1391
1392
1393
1394
加筆訂正:
影のフィクサー
/
水菜
[17/1/9 13:03]
ぞえ→ぞな へ変更
奥さんあなたが嫌いです
/
ただのみきや
[17/1/8 14:30]
少し修正しました。
4.04sec.