入院すると
やたらに空が見たくなる
青空でも曇り空でも雨空でも
げんげ
垣根
信条
晴れていないのは
私の心で
強い雨が降り続く
彼女の気持ちを
抱きしめたいと
期待も込めて
希望する
星々よりも
蒼い月が輝く夜空を
欲する心が止まることなく
叫び出したい衝動 ...
死蝋化した骸を思わせる粘ついた月と鋲のような星々が食い込んだタールみたいな黒が
呪詛のようなリズムで這いずるやつらの頭上にぶら下がってる
駅前のコーヒーハウスで飲み干した自家焙煎にはまるで無関 ...
はい、と返事をせず
あい、と返事をする
言葉に力を入れない
あなたに呼ばれるときは
もたれかかるように
あい、と返事をする
美しき季節に
身も心も癒されてゆく日々
若葉は風になびき
わたしは
頬に風をうけ
穏やかな時を過ごしている
憂いの雲はなく
初夏の日差しの中
全てが輝い ...
かなしいね鴉
めっきり減ったねおまえたち
よそに楽園みつけたか
そこは、 優しいか
かなしいね鴉
生きてくためのあたりまえが
人間にとってはありがたくない
おまえたちは それでも媚び ...
まだ学生の雰囲気のただよう孫のような看護婦が
「今から下の毛をそらせてください」
と平気な顔で言いに来る
「こんな汚いことまでさせてごめんね」
と隣のおじいちゃんが
申し訳なさそうに言ってい ...
風光る
目に染む景色
こころ燃ゆ
アダムとイブは
神のように
みえるようになった
そして
古代人は
バベルの町を築き
言った
神などいらない
祈りも
...
紙芝居読めば子供に戻れそう純粋だった幼稚園時代
色褪せて見える真夏の終わり頃濃い二人の影重ねて遊ぶ
やったことない手品やり楽しんだ君は驚きながら種を聞く
羽があり何処でも飛んで行ける ...
有象無象
象
死
哀切は温かく
歓びは儚げで
人は生きてゆく
記憶のような
時の形をゆく
ラジカセが宝物だった
今だとスマホか
今の子達はラジオを録音とかするのだろうか
...
いつもこころに青空を
宇宙の一部を
魚眼レンズで
俯瞰してやれ
いつもこころに青空を
曇り空よりも
ずうっといい
君もそうだろ
いつもこころに青空を
...
積んだ言い訳を一度崩してから
冷たい唇を太陽に向ける
折り重なるように君が手をかざすもんだから
鼻の頭が剥けたころ
ぼくたちは心臓の外で音楽をかき鳴らす
祈りも蔑みもくるくる回す指にから ...
階段の踊り場で泣いていた
君を遠くから見つめていた
長い影は昇降口まで伸びて
夕闇に消えてしまいそうだった
ここで君に話し掛けたら
何かが変わるというのかな
叶えたい願いは一つだけ ...
貴方は悪者
平穏を乱す者
その自覚があったからあんな事しちゃったんだよね
黒い銃は現実を切り裂いて
阿鼻叫喚の宴を引きずり出す
それを嘲笑って
私の手を引いたあなた
俺は悪者
...
印籠を装備し渋谷練り歩く
御朱印で稼いだ金で女買う
真夜中に全部の印踊る踊る
稲妻を嬰児玻璃射の額に刻む
青丸をやると中坊はよろこぶ
おまえらが
たまたま目にしたり
聞いたりしたことや
何となく思い付いた
だまし絵みたいなものを
ただダラダラ書き連ねただけの
クソ自称詩が
他人に読んで貰えるなんて
おこがましいにも程 ...
ふーっと息を吐いているつもりで
実はこれが溜息だと気付く
そこにまたやるせなさを感じる
なにを悩んでいるのか
そんなに悩ましいことなのか
大したことなんてなにもないじゃないかと
言い聞かせ ...
ブランコや滑り台やら
ジャングルジムが
さつきのひかり
フルにうけ
子すずめたちに
よびかける
ひなたぽっこにおいでょ
...
道化師の
カードが来たら
ヨーソロと
大きく笑え
...
君が僕のこと 興味をもって
どんなことも知りたくなったら
僕の育った町へ行って
君の知らない 話をしよう
なんて言っても 自然に囲まれた
...
怠惰な日々に終止符を打つだなんて
想像するだけで笑ってしまう
この世は廻り続ける
いかようにも
なにがどうであろうとも
困ったような笑顔を見せて
寂しげな容貌で
スレンダーな力強 ...
飲みに行こうかと
誘う相手がいない
飲みに行こうと
する時間がない
電話をしてみる
相手がいない
メールをしてみる
理由がない
結局
...
誰かが来るのを待つことはない
何かが訪れない理由を
考えることもない
途切れがちな映像の中で
ピアノの音と誰かの笑い声が
透明な膜を隔てて共鳴している
何かを
落としてきたはずだ
そも ...
カミキリムシ
いつも
石舞台
夕暮れの町並みには グレイが似合う
赤でも青でもない
喧騒を忘れた美しい光が 交錯する瞬間
それは シグナルだったり
少し早い 月の女神だったり
今 落ちんとす 太陽光線だった ...
私は連休中に友人とすれ違ってしまった
今年は私は一人で休みを過ごさせられた
そして 近くの川に 私は出向いた
私はぼんやりと私の思うように釣り糸をそこで 垂らしていた
しかし垂らし ...
黄砂にやられて
はじめての夜は何処へ
あなたと歩いた
東にまんまるのお月様
自転車を押して
帰るための駅舎に急ぐ
たそがれている
もう濃い影のような緑
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
空
zenyam...
自由詩
1
17/5/10 7:22
平成29年5月10日(水)
みじんこ
自由詩
0
17/5/10 6:41
不眠症の夜に
坂本瞳子
自由詩
1*
17/5/10 1:48
夢を見なよ、この夜はまだ明けることはない
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
17/5/9 22:33
あい
小原あき
自由詩
4*
17/5/9 21:37
祝福の季節
星丘涙
自由詩
3*
17/5/9 17:18
風詠み
もっぷ
自由詩
1
17/5/9 13:18
下の毛剃り
zenyam...
自由詩
0
17/5/9 10:21
_
星丘涙
俳句
1*
17/5/9 8:37
バベルよ
〃
自由詩
2*
17/5/9 8:25
満喫
夏川ゆう
短歌
0
17/5/9 5:27
平成29年5月9日(火)
みじんこ
自由詩
1
17/5/9 0:25
時の形
吉岡ペペロ
自由詩
4*
17/5/9 0:17
いつもこころに青空を
〃
自由詩
4
17/5/8 22:19
はなしてバイバイ
カマキリ
自由詩
6
17/5/8 22:12
神様
1486 1...
自由詩
0
17/5/8 21:37
Bk
卯月とわ子
自由詩
1
17/5/8 21:33
印
水城歩
川柳
1
17/5/8 21:11
気付いている
花形新次
自由詩
1
17/5/8 20:06
またまた
坂本瞳子
自由詩
3*
17/5/8 20:01
つつじが丘小公園
信天翁
自由詩
1
17/5/8 11:10
ピエロ⇄クラウン
TAT
短歌
0
17/5/8 3:11
ギフト
讃岐どん兵衛
自由詩
2*
17/5/8 2:44
今宵もまた夜は更ける
坂本瞳子
自由詩
1*
17/5/8 1:14
余暇
北村 守通
自由詩
1
17/5/8 0:09
グラスはもう少し曇っていた
noman
自由詩
2
17/5/8 0:09
平成29年5月8日(月)
みじんこ
自由詩
0
17/5/8 0:05
フライング・ムーン
藤鈴呼
自由詩
1*
17/5/7 23:54
GWの多摩川で
番田
自由詩
1
17/5/7 21:55
たそがれて
吉岡ペペロ
自由詩
1
17/5/7 21:49
1377
1378
1379
1380
1381
1382
1383
1384
1385
1386
1387
1388
1389
1390
1391
1392
1393
1394
1395
1396
1397
1398
1399
1400
1401
1402
1403
1404
1405
1406
1407
1408
1409
1410
1411
1412
1413
1414
1415
1416
1417
加筆訂正:
五月はジャムを煮る
/
そらの珊瑚
[17/5/8 9:08]
加筆、修正しました。
4.23sec.