たとえ朝を迎える途中であっても
厳しい人生にもある
僕たちの突端ですら
きっと色彩のある
鮮やかな情熱があるだろう
小さな群集として
四つ葉のクローバーが佇む
草原に静かに風が吹いていた ...
雨が降りました
きらきら
赤く眩しい雨が
沢山たくさん降って
町も赤く染まりました
昔話です
と
貴女は笑いました
わたしはどんな顔をして
貴女の前に立つべきだったのでしょう
...
太陽よりも早起きで電気もつけずに外へ出た
のまれていく忍び寄る追憶から
逃れる術ないことを知っているのに
幻想と現実の狭間で引き裂かれて
しまいそうさどちらに行くことも
出来ぬまま守り ...
異国のホームで
異国のことばでアナウンスが鳴る
ぼくはあなたを突き飛ばす
そのまま消えて霊界に消える
あなたは白い花いちりん
揺らしながら坂道をくだっていく
街路樹 ...
着せ替えで生きていたら
格闘ゲームのたまり場でふたりは出合った
ゲイなわけじゃない
女が苦手だっただけ
母親には内緒で暮らし始めた
分かりにくいかも知れないが
...
帰り道仕事疲れが顔に出る残業ばかり続いた九月
買い足した発泡酒ではなくビールたゆたう心悩みで重い
今日よりも明日のほうが奥深い味が変わって美味しいおでん
秋祭子供の笑い声疎ら自分の子 ...
我地養義秀は
世界征服を企む悪の組織デマトロンに
捕らえられ
鳥貴族から手に入れた砂肝を移植され
人造鳥人間ガチョーンになった
しかし、他の正義の味方の例にもれず
我地養義秀も心まで
...
僕は
見えるものを
全部見ているわけではない
見たいものだけを見ている
僕は
聴こえるものを
全部聴いているわけではない
聴きたいものだけを聴いている
僕は
考えられるものを
全部 ...
古稀を過ぎた元女性校長が
同窓会で再婚している同級生の彼女に怒った!
「あんたのように二度も結婚する人がいるから
あたしが結婚できなかたのよ!!」
天空には いろいろな道があるという
虹がとおる道や 光がすすむ道は
人にはみえなくても
確実にそれは 存在している
幾千年の時をかけ
地球にとどく星たちの輝きは
こ ...
神の肺は あしあと を ならす
それは土葬... .
1歩ごとに死んだ私のため
スコップを持つ息吹ですね.。
ビッコは線を引くようにゆっくり歩く
道端に座り 静かな笑みをつくって休む
ビッコのまわりは街の喧騒とは無縁だ
この街には一年中実をつける樹がある
どこにいても鮮やかな赤やオレンジが目に入る ...
あいどるきらい。 私よりきらきらしてるから。
あいどるきらい。 私にできないこと全部できるから。
バンドを組んだ。 文学を読むようになった。 詩だって書いた。
だけど、眠って起きれば、台所の ...
誰かが言っていた
鉛のようなこの空はいつか落ちてくる
笑いながらそう言った
誰かが言っていた
規則正しい過ぎる変化はまるでホログラム
すこし悲しげに呟いていた
この籠の鳥から抜け出 ...
もしもしぼくだよ
おばあちゃんげんき
ぼくのこのこえ
おばあちゃん わかる
ぼくはおかねがほしいんだ
きのうみつけた まあるいおかし
じゅうえんだまが
たりないんだ
ほんとにぼ ...
にぎりしめるのは、鉄の冷たさ
弧を描き
風にのり月へ飛ぶ
加速度で剥離した心音
音速の壁で散り散りになる資本社会
札束と金塊を撒き散らし、風になる
摩擦で燃える消費社会
豊かさで枯れる大 ...
自転車で街を走れば
盆休みということだったので
人に奇異の目で見られてしまった
どこか 物憂げな目をした そんな 私がいた
自転車で走り抜ける
いつか 通った 通りを
悩ん ...
握りしめた手のひらがほどけるときがいつかやってきたら
私は何か大きな憎しみに似た罪を赦せるのだろうかそれと
もまた別の何かを求めて自己を握りしめる旅をはじめるの
だろうか。いつかは私一人にな ...
雨色の絵具
乾かない涙と癒されない傷のために
散り果てた夏の野の花を
鎮魂に疲れ果てた大地へ捧げる
生者の燃え盛る煉獄へ
死者を捉えて離さない
空砲の宣言と
紙で織られた翼のために
憤 ...
北朝鮮のねらいは
脅してゆさぶることなんだろうから
あまりテレビなどで騒がないほうがよい
騒げば騒ぐほど北朝鮮の思う壺だ
グアム周辺に落とすというならば
ここを見事射てみよ!と
大きな扇の ...
恋に破れた少年少女が
涙を飲んで登る坂の事を
心臓破りの坂と呼んでいる
桜の花びらが頭の上で
残念賞の冠を作り
渡しそびれた手紙を破ったら
季節外れの雪が降るらしい
好きですの一 ...
蝉の声が木霊する八月
風もいくらか涼しく感じる
この頃一日が飛ぶように過ぎてゆく
一時間が 一分が 一秒が
飛び去ってゆく
人生も暮れかかり
淋しく感じるこの頃
蝉時雨の ...
代わり映えのない現実と感情は空
透き通っているとはキレイなこと
でも、綺麗事
なにもなくそれは無色で無感情
感知もしないセキュリティーは
それはただの傍観者
囚われることから逃げて
逃げ ...
行きたい場所があると思う
過去の感情を大切にしたい
空洞になったとしても
続いてゆく所作に美しさがある
真夏でもひやりと冷たい樹皮のような
さめた しなりとした摘み心地は
暖かくな ...
深い眠りに就く前にお前の笑顔をもう一度見たい。
お前の笑顔は私と子供とを優しくさせる。
たった一度の夜に訪れる魔法の力。
さあ、私らに笑顔を見せておくれ。
お前は病床で安らか ...
見知らぬ空が今日もやって来る。
貴方は暖炉の前で歌を唄い、私はキャンバスの前で筆を握っている。
ささやかな想いはカーテンの隙間から顔を覗かせ、
私の下手くそな口笛を笑っている。
...
涙は溢れ、暮色に触れて、花と為す。
鷺は佇み、川面は艶やか、凛と為す。
石は固く、蜉蝣の舞う、誰が聞く。
風が立ち、影は霞、泡沫の夢を見る。
夢亡き後に山は燃え、心に映る。
...
春の嵐が子供のままの頭と幸せな迎合をし
酷くうろたえて辺りを巻いている
端から端まで街を歩き通している迷い子
同じ景色を見ているあなたに同情を求める
そういう舐め腐っているような態度が
...
分かり合えることが
まずおかしいと
おれは思う
わかった
よし、わかった
まず飯食おう
それからけんかしよう
作らん?
わかった
よし、わかった
おれが作る
お湯わかす
...
しんしんとして降り積もる雪が
身に染み寒さは体に渡り
涼しさと凍えの境目も
分からないほど火照った体で
観客はいない二人だけのワルツを踊る
取り合った手と手
そのまま凍ってしまって
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
これからも
りゅうのあく...
自由詩
5*
17/8/15 16:20
雨
卯月とわ子
自由詩
4
17/8/15 16:14
だから、後ろは振り向きたくない
ムウ
自由詩
1
17/8/15 15:34
異国のホームで
吉岡ペペロ
自由詩
3
17/8/15 13:54
青春みたいに
〃
自由詩
1
17/8/15 13:37
帰り道
夏川ゆう
短歌
1
17/8/15 11:18
人造最低人間ガチョーン
花形新次
自由詩
1
17/8/15 11:02
自分で選んでいる
zenyam...
自由詩
0
17/8/15 10:33
ああ!結婚
〃
自由詩
0
17/8/15 10:14
天空の道
st
自由詩
2
17/8/15 9:17
。。。歩み.
幽霊
自由詩
0
17/8/15 7:15
fool‘s gold
ひさし
自由詩
1
17/8/15 3:08
あいどるきらい
蓮上平晃
自由詩
0
17/8/15 2:11
自分勝手な言い訳
ムウ
自由詩
0
17/8/14 21:20
ぼくはいろいろ
オイタル
自由詩
0
17/8/14 21:20
ブランコ。
倉科 然
自由詩
1
17/8/14 21:03
IRAと盆休みと私と
番田
自由詩
0
17/8/14 20:53
イデア
あおい満月
自由詩
3
17/8/14 20:32
生者の鎮魂
ただのみきや
自由詩
10*
17/8/14 18:00
現代版与一物語
zenyam...
自由詩
0
17/8/14 13:51
外側の心臓
ミナト 螢
自由詩
2*
17/8/14 13:19
蝉時雨の中で
星丘涙
自由詩
8*
17/8/14 12:50
タイトルは要らない。これはただの独り言
ムウ
自由詩
0
17/8/14 12:37
お盆休み
雲野しっぽ
自由詩
6*
17/8/14 7:37
一日の祈り
ヒヤシンス
自由詩
9*
17/8/14 4:01
見知らぬ空が
〃
自由詩
1*
17/8/14 3:27
孤
〃
自由詩
2*
17/8/14 2:35
Hの生
這 いずる
自由詩
3
17/8/14 0:45
ケンカポエム
もり
自由詩
2*
17/8/14 0:44
永遠のワルツ
這 いずる
自由詩
4
17/8/14 0:39
1380
1381
1382
1383
1384
1385
1386
1387
1388
1389
1390
1391
1392
1393
1394
1395
1396
1397
1398
1399
1400
1401
1402
1403
1404
1405
1406
1407
1408
1409
1410
1411
1412
1413
1414
1415
1416
1417
1418
1419
1420
加筆訂正:
fool‘s gold
/
ひさし
[17/8/15 11:52]
鵜飼さん、すみません。最後を少し直しました。
3.5sec.