青い裂果
光の手中に墜ち
さえずる鳥 ついばむ鳥
文字へと変ずるか 黒く蟻を纏って
大気に溶けだす肉体は祈り
小さな動物の頭蓋のよう
未満の種子 生を宿すこともなく ...
鉄臭さの先まで 浸み込んだ憂鬱
鉢の奥まで 逃げ込んだ金魚が
沈み続ける恐怖を 時に描く
鰭で語る四方山話
弧の角度如何によって 結末の代わる運命
シナリオを書いたのは誰?
...
孤獨といふ字を書いてゐるとさみしくなる部屋
歳月を物語つてゐるピアノに少しもない塵
蟬よりも蚊のはうに一年ぶりに會ふ夏
眞暗き公園でラムネ嚙めばひとりだつてすずや ...
私の名はライザ143527055@a
もうしわけありませんがあなたを容認できません
ときどき小鳥が窓辺に遊びにきます
名前はないという小鳥です
私の名はライザ143527055@a
...
泥酔するまで
溺れた
お前は やさしいから
一挙一動
こわしたくなる
時計の針だけ
自由に思える
隣ですこやかに
寝息を立てるお前の
横顔が遠くて
とてもさわれない
...
初夏
夕暮れの玄関先で
ぼくは妻と出会った
妻は僕に笑いかけ
菓子パンをひとつまみ
ちぎってくれた
そして
ひどい人のことを思い出して
また笑った
梅の木の根の周りの
浅い草む ...
解放の日、森に朝霧流れ、緑の木々が薄青に沁みている。
貴方の透き通った声が森に響き、鳥たちは讃美歌を歌っている。
まったく突然に新しき日々が訪れた。
それは過去を失った人々にも同じ事 ...
いつの間にか
引きずり込まれるような感じで
「シニアブラ」のCM を観ていた
バストの大きい方も小さな方も
ぴったりとくるブラというCM だった
近頃説得力のあるCM が多い
たかが痒みというけれど
これもがまんできないものだ
痒い!痒い!
寝ていても痒い!
痒みと痛みはがまんできない
タムシだろうか
股のところが痒い
恥ずかしいなんて言っておられない
早速 ...
外に出たいけど雨
出る気がなくなる
何をして過ごそうか?
梅雨はジメジメして地味
薄暗いイメージが彷徨う
雨の音を聞きながら
鬱陶しさを感じながら
暇な時間を過ごす
ど ...
小さな足音が一つ
駅の階段を降りて来る。
24.5度の空の下
大きな麦わら帽子を被る小さな身体は
今着たばかりの電車の中へ消えていった。
次の瞬間
麦わら帽子と入れ違いに
ホーム ...
退屈
モネ展
上野
行ったときに人多かった
よく見れんし
太陽の色
蛍光ペンに見えて
冗談みたいな風景
美術館出て
夕方の上野公園の風景の方が
よっぽどきれいだった
人も役を持っているよ ...
このからだのなかに
ながれているものが
うそ
にならないように
てをあわせます
ことしも
まだなんとかひととして
いきてます
あなたのとなえも
こころからであれと ...
ママほしをとってきて はーちゃんちいさいからてがとどかない
むすめの背も手もたしかに小さくて、でもかんたんに星に届きそうな気もするけど。
わたしにも届かない、あれはとても遠くにあってだれにもす ...
眼
飴
ライオン
こころが
とても
落ち着いている。
こころが
とても
落ち着いている。
風。
両手
両足が
おもたい。
両手
両足が
おもたい。
柱時計。
柱時計。 ...
基本的に俺の詩はアメトーークと連動してる
(怒り新党とも連動してる)
から今日は勿論ゴルフ大嫌い芸人だ
というのも昨日ゴル ...
ひとなんかどうせ死ぬじゃねえか
普通ってなんなんだよ
かわいそうって失礼だよ
でもこんなとき
平気でかわいそうだなんて言うやつのほうが
世間とうまくやれてるんだろうな
...
わたしの骨が
気づかぬうちに
新しいカルシウムに変わるように
少しずつ平和はゆがんでいき
ついに/衝突する
わたしの眼球が
くだけちって
歩行困難になり
手脚ふるえて
滲んでいく ...
忘れもしない
あの夜が
まったく白かったこと
遺書には
サヨウナラ
とだけ 彫られていて
見知らぬ隣人にも
陽がつつ抜けであったので
街は灰に
足もとを焦がし
渇いて
改札を ...
北キツネに憧れて
電動のこぎりを動かした
三角の耳が 上手く切り取れずに
円みを帯びた思い出
指先は白く爛れ
ラッカーの跡が 哀しく光った
網紐で括られた世界
挟まった一通のラブ ...
君の声が
何処からか聞こえるのだろう。
人が集まりだしたライブハウス
談笑を楽しむ人々の中から
あたりを見渡して
花々を渡り歩く蝶のように
休む間もなく飛び回る。
開演5分前
...
さざなみが産まれるところ
透きとおりながら
かすかに揺れる城が
月明りを映している
{引用=とうめいであることは
ない、ことではないよ
ないことにするには
醒める必要がある
} ...
字が書けない
電話がかけられない
人の話が聞けない
本人に会って直接話ができない
これから
どうなっていくんだろう
雨の匂いが舞い降りる季節
あの人のこと 思い出す
待ち合わせは銀の鈴
待たれるより 待つほうが好き
発車のメロディー流れる前に
雨が好きなあの人と
...
いつはじまるのだろう。
人生は。
まだかまだかと僕は待っている。
いつはじまる。
どうしてなかなかはじまらない。
のだ。
ろう。
人生は。
生は。
生の危うさ。
まだか。
...
みんな死んだ方が良い
と思っても
自分の手を染めるのは
パパママが悲しむから
マリー
藁人形のマリー
おまえの喉に
突き刺そう
俺の銀色のパッション
乾いた音が響く
午前2時のテン ...
泥鰌
アイロン
アカゲラ
きみに殺してほしい、って
それ以上の愛の言葉を
わたしは知らない
どこかで依頼殺人のニュースを知って
それを美しいと言ってはいけないこと
わたしにだってわかった
死ぬことで証明できる愛 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
青い裂果
ただのみきや
自由詩
15*
17/6/24 13:44
蛙の夢
藤鈴呼
自由詩
1*
17/6/24 12:10
麦雨譚 Ⅱ
伊藤 大樹
短歌
0
17/6/24 11:54
エリザベスに捧ぐ
梅昆布茶
自由詩
8
17/6/24 10:12
病い
伊藤 大樹
自由詩
2
17/6/24 9:57
初夏
オイタル
自由詩
2
17/6/24 7:04
解放の日
ヒヤシンス
自由詩
6*
17/6/24 7:03
テレショップ
zenyam...
自由詩
1
17/6/24 7:02
痒み
〃
自由詩
1
17/6/24 6:55
梅雨の過ごし方
夏川ゆう
自由詩
1
17/6/24 5:23
夏空の景色
梓ゆい
自由詩
3
17/6/24 4:00
現代詩フォーラム
次代作吾
自由詩
1
17/6/24 1:27
モネ
〃
自由詩
1
17/6/24 1:09
連音/また、6月23日
AB(なかほ...
自由詩
2
17/6/24 0:19
ママほしをとってきて
はるな
散文(批評...
6
17/6/24 0:04
平成29年6月24日(土)
みじんこ
自由詩
1
17/6/24 0:00
目を開くと
斎藤秀雄
自由詩
1
17/6/23 23:23
ゴルフ大嫌い芸人
TAT
自由詩
2
17/6/23 22:31
こんなときこんなことを
吉岡ペペロ
自由詩
1
17/6/23 21:08
もつれる
伊藤 大樹
自由詩
1
17/6/23 19:15
日々、アイロニー
〃
自由詩
1
17/6/23 19:05
隙間愛
藤鈴呼
自由詩
0
17/6/23 9:46
ひらり・ふわ・ふわ
梓ゆい
自由詩
2
17/6/23 8:55
水の城
そらの珊瑚
自由詩
12*
17/6/23 8:32
メール依存症
zenyam...
自由詩
0
17/6/23 6:51
紫陽花
佐白光
自由詩
3*
17/6/23 2:21
はじまるのはまだか
斎藤秀雄
自由詩
0
17/6/23 1:45
デリバリーヘルスエンジェルス「マリーによろしく」
花形新次
自由詩
1
17/6/23 1:03
平成29年6月23日(金)
みじんこ
自由詩
1
17/6/23 0:03
無邪気が私を殺しにくる前に
清花
自由詩
2
17/6/22 23:49
1379
1380
1381
1382
1383
1384
1385
1386
1387
1388
1389
1390
1391
1392
1393
1394
1395
1396
1397
1398
1399
1400
1401
1402
1403
1404
1405
1406
1407
1408
1409
1410
1411
1412
1413
1414
1415
1416
1417
1418
1419
加筆訂正:
水の城
/
そらの珊瑚
[17/6/23 8:57]
加筆しました。
4.29sec.