街に出れば楽し気な人々の群れ
私は はぐれて1人で歩く
お洒落なカフェでお茶をして
ショッピングバッグを置き忘れる
約束の時間はとっくに過ぎても
恋人からはメールすらこない
誰も私を愛 ...
ぐうるりと動かして ぎょろりと留める
黒玉の部分は どうやったって動くから
白い部分が 均一になることはないと独り言
画面の余白に従って カーソルと動かすと
カースト制度に促される
...
「デブに悪人はいない」
そんな定説を覆しつつある
某ブタ王国のトンヅラーに対して
強い憤りを感じる私は
今回の選挙に立候補する意思を固めた
脂肪、それこそが希望
脂肪の党をよろしく ...
あしゆびのあいだに隠れているてがみ
はち蜜でできたれんがのラブホテル
天国のかわりにレンジを置いてゆく
100万で買えるわたしのつばさぼね
ついらくのたびに溺れてゆく犬歯
連れてくよ ...
流出する
流入する
黄金に輝き
競り上がる
銀に輝き
砕け散る
渦巻く底で
浸透し合い
愛流、
宇宙の入江と化す
見ざる聞かざるに言わせてやる
見抜けないと繰り返すだろ
カタカナで唄うなら感じ方変えちまいな
正解は世界中だ
ワルツでも踊るか
明るい詩なんて書けるわけがない
パニックを起こして
死にそうな心
心臓麻痺を起こしそうな恐怖感
天使たちは笑うけど
私にとっては笑い事じゃない
恐怖と不安を煽られて
つまらない承認欲求と ...
人のいない事務所では
書類から何から死骸のようだ
我々もみな死骸として
書類という死骸と
戯れているに過ぎない
事務所ではすべてが死んでいる
やがて勤め人が出勤し
事務所は賑わいを取 ...
天空は 残暑の顔して
低くたれこめ
そのためか
むし歯の町並みは ため息を閉ざす
だが
隣家の ...
見ていたい
いつでも どこでも
地球の裏でも
カーブミラーを果てしなく繋ぎあわせて
見たい 監視したい
表情 行動 行き先を
発する言葉 一言一言 ...
中秋の名月を見たかい?
中傷の政局なら見た
傷心の民衆も見た
哄笑の首脳部も見た
妄執の亡霊も見た
見たは十五のお月様
昨日の月は……丸かったなぁ
渡り鳥 どこでもゆける パスポート 青空の国 翼の住人
ゆれうごく コスモス渡る 蝶の群れ 色とりどりに 青空と雲
秋深く 十月の空 群れとぶは 一番のりの いつものコガモ
...
紅葉まえの木々からも虫の音が
鈴の音が
降ってくる
星の音が
大マゼラン星雲から降ってくる
もうひとりの自分よ
観測しておいてくれよ
俺に期待してくれよ
...
セルロイドの羽が
セピア色の大地に映える
セルロイドは叫ぶ
羽を開きながら
硝子は割れ
大地は傷付いた裂け目を哀しく涙しながら
一対の稲妻が突き刺さるように大地に刺さり
片方で電 ...
夜のとばりに彼女は歌う
恋人と喧嘩をした日は
シャンソンを
雨の降る日は
バラードを
街明かりも遠い川岸で
風に吹かれて歌を歌う
彼女は時々サックスを吹く
声のトーンに似た音色
...
目の前のものを見ていようと思う
目の前のものを見ていたいと思う
見ていたいと思いながら見れていないと思う
そうして気付く
必要なものほど遠くにあると思いたかったことを
そうして気付く
遠く ...
開けっ広げの空からもったり雲は垂れ
街を行くコートの薄い色味が流れて溶けた
――秋だと言わせたいのか
枯葉のようなボートに突っ立った
底の見えない 危ういバランスの
冷たく仰向けだった大 ...
空は何色?
君にたずねる私は幼い頃をおもい出していた
今は青色だね。
暗くなると黒色だよ。
率直な感性がすこし眩しくて
私のこころがほぐれていく気がした
...
整えてはいけない
光の火があり
あらゆる場所に揺れながら
熱の無い波を寄せつづける
水のような鳥の声
鳥が去り 水が来て
鳥が居ないことに気づかずに
いつまで ...
話しかけてくるものを
拒む理由は特に無い
だが会話には風が無い
実ばかりあって花が無い
ババアに限らないが
上昇志向の強い奴は
決して他人の為には死なない
自分大好き人間だから
他人の為に死ぬってことは
他人の為に生きるのと同義だ
そんな気更々ない奴が
政治家なり何 ...
年を取り
人間観察をする
みながうらやましくなる
そんな大人子供
山を愛する人は
美しい山の景色を
心の中に持っている
海を愛する人は
広い海の景色を
心の中に持っている
空を愛する人は
青い空の景色を
心の中に持っている
故郷を愛する人は
懐か ...
詩のことを考えながら
エアコンのファンを掃除
ファンの羽根に手が届かない
割り箸でちまちま
カビがぽろぽろ
夏は皿洗いが楽しいとされる
水遊びみたいという理由
明日は分かりにくい詩を ...
わたしの波長は沈む陽に重なり合って
ポチの波長は雑踏の音を消す
あなたの波長は銀河の渦から生まれ
冬の波長は生まれいづる幹の芽
わたしの波長はノイズのようで
あなたは綺麗 ...
何も知らない芽吹いたばかりの新芽のように
何も考えずに生きていたい
何も考えずに死んで
何も考えずに天国へ行く
不安で圧し潰されそうな日には
無機物に生まれなかったことを後悔して
喜びに満 ...
ちいさく頷きながら君が去ってゆく夢を見た
現実はそう変わらなくてなにもたくらみは仕掛けられてはいない
年老いた少女はいつも夢の花をアレンジメントしているのだろう
丘の上の孤独な愚か者はさらに ...
人にはそれぞれやらねばならないことがあるのだと思う
それがどんなことであれそこに在りそこに居るのであれば
意味が出来てくるのだろう
なにもない
こうだこう進むのだと
前がしっかり見えているの ...
言葉には勝てない
良くも、悪くも
ドが出ない ピアノみたいだ 二人きり
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
心はいつも雨
無限上昇のカ...
自由詩
2
17/10/5 21:15
目玉
藤鈴呼
自由詩
1*
17/10/5 21:04
脂肪の党
花形新次
自由詩
0
17/10/5 19:55
おれたちの抜糸
初谷むい
川柳
4
17/10/5 17:54
入江
ひだかたけし
自由詩
5
17/10/5 16:56
世界
人はいつか死...
自由詩
1
17/10/5 15:37
今の心境
無限上昇のカ...
自由詩
3
17/10/5 14:26
オフィスの死骸
葉leaf
自由詩
5
17/10/5 12:03
ennui
信天翁
自由詩
1
17/10/5 11:53
恋の唄
佐白光
自由詩
2*
17/10/5 9:51
月は夜空に
りゅうさん
自由詩
3
17/10/5 7:32
青空の国
st
短歌
3
17/10/5 6:56
大マゼラン星雲
吉岡ペペロ
自由詩
13
17/10/5 0:16
硝子
水菜
自由詩
2
17/10/4 23:18
彼女は歌う
無限上昇のカ...
自由詩
1
17/10/4 22:01
身体原始
水菜
自由詩
3
17/10/4 20:23
バランス
ただのみきや
自由詩
5*
17/10/4 20:21
空は何色
かんな
自由詩
3*
17/10/4 19:53
さら さ らさ
木立 悟
自由詩
4
17/10/4 19:45
ノート(54Y.9・29)
〃
自由詩
2
17/10/4 19:44
ババアはきっと国の為に死なない
花形新次
自由詩
1
17/10/4 18:48
_
花姫
自由詩
0
17/10/4 18:18
心の景色
zenyam...
自由詩
2*
17/10/4 17:30
詩と家事と夏
ふるる
自由詩
4*
17/10/4 16:31
波長
乱太郎
自由詩
11*
17/10/4 15:02
こんな不安な日には
無限上昇のカ...
自由詩
1
17/10/4 13:51
猫に戻る日
梅昆布茶
自由詩
17
17/10/4 9:31
はく
水菜
自由詩
0
17/10/4 7:22
すみれ日記 10.04 (未明)
もっぷ
自由詩
2
17/10/4 3:38
リナリア
朔 水
川柳
2
17/10/4 1:22
1379
1380
1381
1382
1383
1384
1385
1386
1387
1388
1389
1390
1391
1392
1393
1394
1395
1396
1397
1398
1399
1400
1401
1402
1403
1404
1405
1406
1407
1408
1409
1410
1411
1412
1413
1414
1415
1416
1417
1418
1419
3.54sec.