ピアノの旋律果てしなく
残響が耳に残る
盤上の謎が解き明かされるとき
果てしのないカオスが氷解
たて糸とよこ糸が交わり
タペストリーを織りなす
人はどこへ向かうのか
帰りのない道
君が死んだと思うことにした
思い出は過去の金庫にしまって
これからはその貯金で生きよう

美しかったと憶えているのは
君の前歯と爪の形くらい
優しかったと水増しするのは
僕が愛されたと言 ...
どうしようもないので
あたしたち
核武装しようと思います

イヤなんです
本当はイヤなんです
出来ることなら
持ちたくなかった・・・
お金掛かるし

でも仕方ないんです
持つだけ ...
半透明なガラスのような水の膜
その向こうから覗いているのは、わたしの目

何故生きているのですか
そう尋ねているわたし

未来とか将来とか一生添い遂げる人とか家族とか

そこにはそれら ...
隙間だらけのノイズに
剥き出されていく
骨も皮も肉も内蔵も
全て剥き出され
神経だけになる
鏡の神経だ
隙間だらけのノイズに
内も外も映し出し
シェイクさせる
鏡の神経だ

魂の ...
夜、あなたは夢と現実を行き来する
目を瞑っても、光が見えるのは何故だろう
あなたの瞳のなかを星々が流れ
夜空は瞼を閉じた
相手が
黙れば
黙るほど
言った言葉は
自分の方へ向かってくる
かつて仲の良かった人たちとは、夜空の星たちのようにちりぢりに離れた場所で暮らしている。
一緒にいた頃のことを懐かしんでいると、寂しくもなるけれど、別にそれでいいのだ。
きっとみんなどこかで光っ ...
クルシミマス25松の内7バレン・ホワイト14
サクラチル上旬ハハ14チチ18七夕7夏終了31
←いまここ

日付ばかり追う生活には曜日など必要なくて
カレンダーの一段目から惑星がこぼれ落ちる ...
始まりがあり
終わりがある
それは必然

くりかえし
くりかえす日々

花びらは
やさしく揺れ
首を傾げ
やがて散りゆく

しろく
しろい雪降り積もり
恐れ惑う

始ま ...
日は衰え
葉は彩を変える
季節は中年を迎えた
最も長い中年という季節
これまでに蓄積した疲労を
すべて養分として生かし
褪せていく美しさに
自らも加わろうとする
中年は始まった ...
いつの間にか空気が軽くなり
空も星もそれもまた然り
季節の変わり目は人の心もうつろいやすいけど
あぜ道に咲いた彼岸花の赤がやたらと
まぶしくて

君が残したものはとても多くて
私一人では ...
猿がないている

俺もないている

おまえはないている?

あの子もないている?

ないているの種類がちがう


京都のお寺のとなりのホテル

山裾のそこには夜、猿がでる
...
混沌として揺らぐ相変わらずの朝を
秋の気配含む涼風吹き抜け
見上げれば青い青い天空広がる

宇宙の時流は淀みなく静かに進み
混沌の中に律動を見い出した私は
この己産まれた九の月に
思い新 ...
追いかけるから逃げるんだって
わかっているけれど
見ているだけの自分にも
あきてしまったからしょうがない

太陽がまっかで
ずっとあなたがみているからだまって
私もなんにもいえないよ
...
りーりー
りりり と
鳴いている

耳を澄ますと
少しずつ違う音色で
合奏している

パソコンの中から
聞こえるようで

二階の窓から
見てみると
明るい夜空に
透明な羽根 ...
白い羽根のような雲がゆっくりとほどけ
ひとつの比喩が影を失う
意味からやっと自由になった娘らを
解釈は再び鍵をかけ閉じ込めようとする


ああ自己愛
鏡の中にしか咲かない薔薇よ
瑞々し ...
嵐の予感が心をざわつかせるから

淹れかけたコーヒーはそのままにして
字面を追うだけの本も閉じて
蝋燭に火を灯して動かずにいよう

気持ちを巡らせて翼を広げ
黒ずんだ雲が早く流れ行く空へ ...
胎児から3歳ぐらいまでの
乳幼児期に
母親と正常な関係
(=母親と父親との正常な関係)を
結べなかった人が
思春期を迎えて発症する精神病のひとつ

他のあらゆることが
まともに出来ない ...
安部公房は枕元にメモ用紙を置いて、起きたらすかさず書き残していたという。
夢を見たらすかさず書き込むスレ。
-------------------------------------------- ...
次の曲は「孤独の猛毒」です
この曲のキーコードは
AmでもEmでもありません
Im(アイマイナー)です

ジャーン
どうです
この、私らしい響き
私の曖昧さが響きわたった
コードで進 ...
こんなことでは
この先、生きていけないのよ?

先生、日本には中学校が
一万校ちょっとあるそうです
なので、一万人のビリがいます
毎年ビリが理由で
一万人死んでいるのでしょうか?

...
ただ深い青空を見ていた
ある哲学者が言っていた
「私とは、私と私の環境である」

ただ赤い夕焼けを見ていた
人を愛する勇気が欲しいと
思った

秋の空はひたすらに高くて
吸い込まれそ ...
ふたりが離れてゆくときは
理由はなにも言わなくていい

ただ一冊の青い本を
ふたりの間に置けばいい

ページをめくれば顔を出すだろう
散歩していた黒猫や
わずかな値段で売られたスズメ
...
濡れていたものが乾く間に
洋服もバスタオルも靴下も
タイムマシーンに乗っているのだ

スタートボタンを押すと始まる
カウントダウンの数十分が
洗濯物を異空間に置いて

溶かしたアイスが ...
この部屋には何も聞こえてこない
何も聞こえてこない
物音ひとつ聞こえてこない

静寂に包まれた朝
庭の向日葵は干からびている
こっそりと命の種を宿したまま
死に果てぼろぼろに

静寂 ...
勉強が原因なら
勉強を捨てなさい
友だちが原因なら
友だちを捨てなさい
勝ち負けが原因なら
勝ち負けを捨てなさい
「死ぬよりも捨てるほうを
選びなさい」

仕事が原因なら
仕事を捨 ...
他人様の結婚式に殴り込むミッション僕のアクション映画


これ以上私のことを無視できなくさせてやるから覚悟しろよと
彩のため朝まで浸かるアルコール 脳の損傷 生の高揚


阿佐ヶ谷のホームに赤と黒 姉弟 裾・襟・髪にチェックが入る
暑い熱い夏

雨が降り夏が弱っていく
それを身体で感じる

気温は上がるけれど
色褪せたような写真に見える

夏の終わりの雨が
汗ばむ身体を冷やす

八月の終わりの頃
台風や雨 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
旋律みっちー自由詩217/9/3 19:34
覚醒シンドロームミナト 螢自由詩117/9/3 18:57
本意ではない花形新次自由詩017/9/3 17:55
水菜自由詩317/9/3 17:40
ロックンロール(改訂)ひだかたけし自由詩3*17/9/3 17:28
水宮うみ自由詩0*17/9/3 15:42
夫婦喧嘩zenyam...自由詩1*17/9/3 13:41
僕らはひとつの星座水宮うみ自由詩2*17/9/3 12:57
空曜日/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ自由詩1*17/9/3 12:18
常套句星丘涙自由詩2*17/9/3 11:32
長い秋葉leaf自由詩217/9/3 4:15
晩夏岸かの子2自由詩417/9/3 1:26
ないている?吉岡ペペロ自由詩117/9/2 23:47
出帆ひだかたけし自由詩417/9/2 22:56
あきのそら朧月自由詩217/9/2 21:28
りーりーLucy自由詩10*17/9/2 21:14
さてどうしようただのみきや自由詩9*17/9/2 20:42
気の向くままに坂本瞳子自由詩2*17/9/2 20:22
先天性自称詩人症花形新次自由詩317/9/2 19:36
夢を見たら書き込むスレ2会議室17/9/2 17:58
Im(アイマイナー)イオン自由詩2*17/9/2 12:08
中学三年、夏、通知表自由詩2*17/9/2 12:07
仕事中に渡辺亘自由詩117/9/2 11:27
青い本やまうちあつ...自由詩5*17/9/2 10:45
コインランドリーの詩ミナト 螢自由詩217/9/2 10:06
晩夏の旅人星丘涙自由詩4*17/9/2 9:49
捨てなさいzenyam...自由詩217/9/2 8:46
アクション水城歩短歌017/9/2 6:05
朝のアルコールチェック短歌017/9/2 5:49
夏の終わりの雨夏川ゆう自由詩217/9/2 5:15

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