ご自由にどうぞ
ご自由にどうぞ
ビニール
骨組
ことばについて
朝 降っていたなら
さしたらいい
帰り晴れたなら
忘れていい
高級 ではない
暴風 勝てない ...
哀しみは、この駅の1番線に到着し、9番線から出るという。無人駅は、待つ人は疎らで、降りる人ばかりがやたらに多い。1番線にやって来る列車は日に何本もあるが、9番線からは滅多に出て行くことがない。俺はそん ...
弱いから
強さを体感できる
臆病だから
勇敢にもなれる
温度差があるから
強さという
私にないものを
体感できる
強さに触れる時
弱さを持ったまま
平安を得ることができ ...
ぼくの身に止まった蝶が
羽根をやすめることができる速度と
やわらかさで生きていく
だまされても理不尽に遭っても
戦争になっても
失意のときも得意のときも
その蝶 ...
フリージャズのピアノを聴く
世界のまだみたことのない世界にトリップ
宇宙の曼荼羅
ジャズがなかったら生きていなかったでしょう
カオスのなかの秩序
内臓をひっくりかえされる自由表現への憧れ
...
君の居ない日常に慣れてきたけど
どこかぽっかりと穴が空いている
泡のように私の人生から消えて
私の時間は止まった
もう二度と見つからない無くし物を
いつまでも探しているようだ
...
最初とりとめもなく
かわいた歩道にうずくまる影を
そっと押さえただけ
絵本の中の魚を捉えた
子猫の白い前足のように
半眼で
光の粒の粗い朝だった
明けきらぬ森の外れ
木漏れる光にふ ...
踊らせて 雹をかじったビーストは雷の中 みんな手を振る
先日、ミサイル迎撃を
より確実にするために
自称詩人による操縦を
提案したが
日本の命運に関わることを
自称詩人ごときに
任せて良いのかという
疑問が生じた
ミサイル迎撃と自称詩人殲滅 ...
粥をすすって居たら
出血して焦った
夢の中で君がほほ笑む
アルコールが
夜明けに零れたようだ
五月は眩しい
意志が優先され
寺山の季節が来た
ルビーギリスとむつみ合う事も忘れて
遺影 ...
ひざまづいてしまおう
ーもういっぱいいっぱいのときは
ゆだねてしまおう
ーもうなすすべがないときは
こうべを垂れ土の上に額を擦りつけ
自らの血と熱を地球の青さに流し込む
秋口が ...
ある日
歩いて近くの図書館に行った
詩集を一冊取り出して
椅子に腰掛けて
読みだした
十五分もたたずに
なんだか瞼が重くなってきて
あれれ
ふんわり
文字が
二重三重に揺ら ...
いつもの夏ならきゅうり、トマト、ナスなどの夏野菜が
見られる家庭菜園だが
今年は入院していたために
草ぼうぼうになってしまっていた
盆明けに二日間かかって
草刈り、耕し、堆肥いれ、畝づくりま ...
凍てついた
凍てついた
凍てついた
三日月
ギロチン
下降
見上げる 私 の 足
床 這う 冷気
何も描いてはいけないような
何も描 ...
朝はきて指にささくれ
やわらかい油を塗って雲は湯立ち
居残りの夜を掃き出して
開ける窓の軋む音
夏に 朝に 街じゅうの轍に
わかる 私は
くっきりと弱い
風を横切り
聞こえる唄
暑くも 寒くも
ひとつの唄
やがて雨になる眠り
薄く重く揺れる原
灯る花は揺れることなく
ただ上方を照らしている
空の力や理が
...
あれから 何年になるだろう
きみのくるはずのない
湖の近くの
想い出のカフェのドアをあける
きみがお気に入りだったのは
さざ波や船をみわたせる水辺の
海辺のカフェテラスとこの ...
意識と無意識との狭間で郭公が啼いている。
青い円柱に気配を感じると、不思議なサークルだ。
闇は薄くなり、密かに青みを帯びて、やがて黄色く変化する。
私が彷徨っているのは今此処である。 ...
盆休みは一週間
田舎のペンションで過ごす
都会的なものはない
リラックスした家族
自然に笑顔が溢れる
キャンプのような感覚で
家族全員で協力し合う
夕飯を食べながら
満天の ...
茶色い瞳のその奥に青い瞳が眠っている。
揺り籠から墓場まで、漂い人は驢馬に跨り町を出て、
二度と同じ場所に帰る事は無い。
天上へと続く道も途中で途切れている。
ならば進もう、 ...
海を見ていた。
あなたと私の隔たりをどうしたら埋められるのか考えていた。
夢にあなたが現れてその時は号泣していたのに
朝目が覚めてみると枕はほんの少し滲みているばかり。
海は ...
剥げ落ちた扉を開くと
空気がなかった
起き上がりまた転ぶ女の子が6人いる
女の子の顔は皆同じで
僕の記憶の中でそれは一つしかない
ただ泳ぎたいだけ
ぷかぷか浮いてたいだけ
どこの海かは問題じゃなくて
夏の海こそが
帰りたい場所なんだ
泳げば忘れる
いいことも悪いことも
自分が生きてることすら
小石を拾うと
小石が落ちるときと
逆の音がした
それはつまり夏の音であり
連日の雨から集まった夏の電信である
つめたい夏には
小さなものばかりが集まる
小鳥が鳴いたあとの一瞬の静寂や ...
フナムシを怖がる
都会の子供たち
岩棚から
クリフダイブして遊ぶ
地元の子供たち
彼らはそれぞれ
何度目の
夏を過ごしているんだろう
夏は永遠に巡ってくるけど
命に永 ...
知らない人とセックスした
ネットで繋がって
隣町の駅でおちあって
車に乗せられて
ホテルへ行って
知らない人と、した
気持ち悪いわたし
気持ち悪いあなた
気持ち悪い、温度
...
仕事帰り
汗も渇いてひび割れたホーム
ペンキのはげたベンチの下から
皺だらけの切符を拾ったよ
それは きのうの日付
はるかなあまの川
カンパネルラの降りた駅から
140円のやつで
...
さよならを知った日は
なぜ夕暮れの太陽が
こんなにも赤く染まるのだろう
さよならも知らずに
赤く染まった夕暮れを
美しいとさえ思うこともあるのに
さよならを知る
...
水たまりに落ちた星を
意地になって踏み潰した
ズボンの裾が汚れて
そんなことも気にせず
意味のない破壊を繰り返して
わたしはわんわんと泣いた
あたしかわいそう!
あたしか ...
クソにも相手にされない下痢便が
勘違いしてその気になるのが
ネットのダメなところだ
自分のことを下痢便だと認識して
モノ言っているうちは
下痢便にもウジ虫育てるぐらいの
価値はあるって ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
鉛色野空
もり
自由詩
3*
17/8/19 22:31
無人駅 ~ジョバンニ発、カンパネルラ行~
ハァモニィベ...
自由詩
3*
17/8/19 22:16
弱いから
星丘涙
自由詩
2*
17/8/19 22:14
蝶とともに
吉岡ペペロ
自由詩
10
17/8/19 21:13
ジャズピアノ
みっちー
自由詩
2
17/8/19 21:02
_
不思議な色の...
自由詩
2
17/8/19 20:30
半眼
ただのみきや
自由詩
6*
17/8/19 20:20
ビースト
水城歩
短歌
0
17/8/19 19:13
ミサイル迎撃
花形新次
自由詩
3
17/8/19 18:33
粥(かゆ)
間村長
自由詩
5*
17/8/19 17:00
後もう少し
ひだかたけし
自由詩
5
17/8/19 14:24
ある日
乱太郎
自由詩
8*
17/8/19 12:57
畑の美しさ
zenyam...
自由詩
2
17/8/19 11:23
遊歩を落としてく麗人。
幽霊
自由詩
1
17/8/19 10:47
よわい
はるな
自由詩
3
17/8/19 7:55
夜と傷
木立 悟
自由詩
3
17/8/19 7:47
真夏のアイスコーヒー
st
自由詩
4
17/8/19 6:45
変態サークル
ヒヤシンス
自由詩
3*
17/8/19 6:04
夏の星空
夏川ゆう
自由詩
2
17/8/19 5:28
手記より
ヒヤシンス
自由詩
3*
17/8/19 5:17
海を見ていた
〃
自由詩
3*
17/8/19 4:19
かわいた朝に
佐藤伊織
自由詩
1
17/8/19 2:55
海月
ガト
自由詩
3*
17/8/19 2:10
つめたい夏
葉leaf
自由詩
2
17/8/19 2:06
夏休み
ガト
自由詩
3*
17/8/19 2:03
岡崎駅で待ち合わせた
縷々流 縷々
自由詩
1
17/8/19 0:59
カンパネルラの切符
凍湖
自由詩
2*
17/8/18 23:46
さよなら
小川 葉
自由詩
1
17/8/18 23:19
雷模様
縷々流 縷々
自由詩
0
17/8/18 22:29
ウンコ漏らしているぞ、おまえ
花形新次
自由詩
1
17/8/18 22:12
1348
1349
1350
1351
1352
1353
1354
1355
1356
1357
1358
1359
1360
1361
1362
1363
1364
1365
1366
1367
1368
1369
1370
1371
1372
1373
1374
1375
1376
1377
1378
1379
1380
1381
1382
1383
1384
1385
1386
1387
1388
加筆訂正:
カンパネルラの切符
/
凍湖
[17/8/19 0:19]
ジョバンニ→カンパネルラへ変更しました。間違って名前を逆に覚えていました。すごく恥ずかしい。
3.87sec.