「油断に慢心に
経験から来る誤りは
事故のもと」
今までだいじょうぶだったから
だいじょうぶは
事故のもと
たまたまだいじょうぶだっただけかも
しれない
慣れると
危ないことも
...
みてみろ
穴だらけな真っ赤な顔してさ
今日は犬みたいに吠えてやがるよ
普段は青白い顔して
冷たくクールぶってるくせにさ
遠吠えも届かないふりして
俺らの上で兎はべらして
満ちたり欠けたり ...
瞬きのシャッター
君は一瞬を脳裏に焼き付けたことがあるか
風光明媚な自然も荘厳たる神社仏閣も
満開の花びらもミケランジャロも、ゴーギャンの絵もみんな脳裏に焼き付けることができるなら
きみの ...
眠っている街のせほねをなぜていった
風をみていた
髪の毛の先
産まれたての星をやどした
ひとみにも
ひとしく均された夜が降りてきた
つま先立ちの白線に血がかよう
弾性を綴じたアス ...
五月雨
木漏れ日
つばめ
黒い
ただ黒い
街灯りを塗りつぶし
漆黒の闇が広がる
欲望が
絶望が渦巻いている
烏が黒い翼を広げ
希望の光を覆う
闇はただ深い
悲しみの酒場に
独りの男
部屋には
たどり着け ...
ふたつの盃が並べられていた
そのひとつには、なみなみと酒が注がれ
もうひとつは、空のままだった
そのそばで男は働き、女は子を生した
男は働き続け、女は育て、子はすくすくと育ち
そうし ...
生と死は
哲学者か
年を取った詩人が考えればよくて
若者はただ謳歌するべし
と指導される
この生と死
ここに否定されたのは
あ、ぽかりと浮かんだ
ああ、ぷわりと沈んだ
ただそ ...
飛魚が跳ねた
決して飛んではいないが
それを目で追う切っ先
閃光と刹那
汗を振り切った海面
四ミリメートル違った心
真空をまた飛魚が跳ねる
飛ぶことはないはずが
生きてこそ
その三六 ...
心を失った訳ではなくて
ただ悲しいフリをしたかっただけ
温もりを失った訳ではなくて
ただ眠っていたかっただけ
ちょっと疲れたときの言い訳が
あんまり大きいせいで
優しさが痛くなって ...
浮かんだのは たてがみ色の雲
何処に と 聞かれれば 迷う事なく空と応える
けれど 否 ここは海 そういう表現だってあると
教えてくれた 一房のたてがみ色をした髪を持つ少女
一年目は全 ...
繰り返される日々の中で
身も心もすり減ってゆく
紫陽花が咲く坂道を駆け下りる
雨色の風が頬を撫でる
ここまで生きてきた
どこまで行くのか
わからぬまま
歩く
蛍火はなつかしく揺 ...
ガリクソンは
メジャーでも活躍した
元巨人の投手で
糖尿病を克服したことで知られる
糖尿病で苦しんだアスリートと言えば
横綱隆の里やアントニオ猪木もそうだ
身体が資本の人達が
食 ...
東の空が金色に染まっている
バイパスは渋滞していなかった
感じのよい人と話した
仕事は首尾よく片付いた
昼の定食は美味しかった
久方ぶりにメールが届いた
休暇は上手く取れそうだった
過払 ...
静けさという音が
降ってきて
{引用=それは
大人に盛られた
眠り薬}
影という影が
今という現実の
いたづらな写し絵になる
いつまでも暮れてゆかない夜があった
小さな公 ...
町明かりで星がみえない
町明かりで星がみえない
真夜中ハッとして目が覚める
そういう暗闇もあるのだ
そういう暗闇もあるのだ
半身が
痺れるほどの
あやまち ...
ばあちゃんよ
あなたの息子であり
わたしの叔父の命を
どこかに連れ去って言ったオートバイに
わたしが好きで乗っていると思わないで
「昭和ヒトケタ生まれの女は嫉妬深い」
あなたはいつ ...
気持のいい青嵐、目を閉じる。
湿度がいない隙に
溢れたしょっぱい水を絞りだした、
要らない物は捨てて
新たな柔らかい風を入れよう
ひけらかしたいの大好きな人の
宝もの
...
愛は見えないもの
見えないから
ふと不安になる
見えないから
騙される
欲望は見えるが
愛は見えない
必要は見えるが
愛は見えない
憎しみは見えるが
愛は見えない
愛は見えないが ...
人の悪口は
言葉の矢だ!!
人の心を傷つけるものだ
思うのはしょうがないが
わざわざ口に出して言わないことだ
発しられた矢は
ブーメランのように
自分の方へ向かってくる
真夏が似合いそうなシースルー
英字新聞のような洒落っ気も忘れず
透明感に包まれた肌
演出するのは若い監督
そこ もうちょっと 寄せて上げて
何時だって実物は黴嫌いだ
より美しく ...
*
どぼんと
水面のまぶた
開いて
揺れる呼吸の
ただいま と おかえり
夜
喪失の臭い
幼子の瞳に隠れんぼする
木製の掌はうつつ
...
私は今、最初の一行を考えている。
詩を書こうとしているのだ。最近、詩が書けないのでそろそろ書きたい。
いつも詩が書けるときは、良い一行を思いついた時だ。
詩を書けるような、良い一行はいずれ見 ...
夕日が地平に没しても
なお 街々の西の空が
かすかに明るみをおびている
足を止めて
やや赤みがかった
仄白いものを
見ていると
無性に泣きたくなっ ...
「くわいえっと ていくおふ」
手の届く角度の間に開いた対称線の。
空を見ながらゆっくりとおちていくはずのモーションで。
私は空間に静止したまま、円 ...
3本に見える親父のしわも
近づいて見ると
土星の環のように
たくさん見えてくるのだろう
でも近づき難い威厳がある
物忘れが多くなったけど
柔らかくなっていく眼差しで
威厳を保 ...
乳白色
鼻濁音
富士山
あー
頭のフタがとれちゃった
花に話しかけようとしなかったから
ぽろっと落ちちゃった
コップにも話しかけておけばよかった
水入ります
であるとか
靴下でも
ネジでも
スズメでも
...
昔から奇跡は実在していて
いまも目の前に当たり前のように続いている
だからここにいると
奇跡は懐かしい顔をして在る
私は慌てて感じとる
それを真剣白刃でかき集める
...
今日は映画を見た
題材はニューヨークに住む
ビジネスマンである男の ある 物語
しかし彼は純粋な恋愛に対しては不能な男だった
そしてメディアをはじめとした性風俗などの悦楽にはまり
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
事故のもと
zenyam...
自由詩
2*
17/6/13 7:58
天体因縁
秋也
自由詩
5*
17/6/13 1:17
140文字詩(@jitensha612)
zitens...
自由詩
1
17/6/13 0:45
繭町
むぎのようこ
自由詩
13
17/6/13 0:30
平成29年6月13日(火)
みじんこ
自由詩
1
17/6/13 0:04
絶望と黒
星丘涙
自由詩
5*
17/6/12 23:00
子よ、おまえに歌を教えてあげよう
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
17/6/12 22:52
それは詩だけ
這 いずる
自由詩
4
17/6/12 22:50
残心
えこ
自由詩
1
17/6/12 22:35
Lack of sleep
〃
自由詩
1
17/6/12 22:24
5年ライオン
藤鈴呼
自由詩
1*
17/6/12 21:23
紫陽花の坂
星丘涙
自由詩
11*
17/6/12 18:44
ガリガリガリクソン考
花形新次
自由詩
1
17/6/12 18:01
比較的良い一日
やまうちあつ...
自由詩
0
17/6/12 17:25
きつねつき
そらの珊瑚
自由詩
17*
17/6/12 14:29
無明
吉岡ペペロ
自由詩
1
17/6/12 12:57
ばあちゃん
一 二
自由詩
1
17/6/12 12:24
負け戦に挑む おかしな人だ
水戸 うしん
自由詩
5*
17/6/12 11:58
愛は
zenyam...
自由詩
1
17/6/12 11:14
言葉の矢
〃
自由詩
0
17/6/12 11:03
小娘のおっぱい
藤鈴呼
自由詩
0*
17/6/12 10:28
楽車 DanーJiri
ハァモニィベ...
自由詩
0
17/6/12 9:57
一行
水宮うみ
散文(批評...
0
17/6/12 7:20
かなしみ
前田ふむふむ
自由詩
7*
17/6/12 7:06
くわいえっと ていくおふ
戌丸 ぜの
自由詩
2
17/6/12 3:34
親父
讃岐どん兵衛
自由詩
1*
17/6/12 1:36
平成29年6月12日(月)
みじんこ
自由詩
1
17/6/12 1:08
あー
次代作吾
自由詩
2
17/6/12 0:15
奇跡
吉岡ペペロ
自由詩
4
17/6/12 0:05
家で映画を
番田
自由詩
1
17/6/12 0:00
1386
1387
1388
1389
1390
1391
1392
1393
1394
1395
1396
1397
1398
1399
1400
1401
1402
1403
1404
1405
1406
1407
1408
1409
1410
1411
1412
1413
1414
1415
1416
1417
1418
1419
1420
1421
1422
1423
1424
1425
1426
加筆訂正:
夢夜、三 「孔雀いろの鍵」
/
田中修子
[17/6/12 0:11]
ちょこ。
3.57sec.