金曜日に友人と飲んだ
彼と会うのは十年ぶり 私の中学生時代の
彼は同級生だった そして 街は活気づいていた
いつの間にか痩せこけていた彼の姿も改札に立っていた
肌寒い夜 留まらない風
...
たしかにこわいけれど
津波で死ぬために生まれたわけじゃない
津波から逃れるために生まれてきたわけでもない
死ぬために生まれたわけでもないし
死にたくないから生まれてきたわけでも ...
私は梅の花を見ていた
白加賀に思いをのせて
昨年は夫と共に
梅見に来ていたことを
思い出していた
一年たった白加賀は
相も変わらず淡く芳香し
その香りを胸に吸い込みながら
一人ため ...
あたし、自称詩って読んだことないんです
だって、さっぱり分からないし
正直全然面白くないから
ユーチューブで
背広着たおっさんが
人前で朗読してるの見たけど
すごく気持ち悪いから
直ぐに ...
あっ! という声が出ちゃった。この街に初めての雪が降る音もなく。
わたしが投げつけた鋭利な言葉が
あなたを傷つけ
諸刃の剣となって
わたしを切りさく
傷は繊細でむず痒い痛み
痛くも心地よい倦怠が
全身に広がっていく
感情の
空虚な痛み、悲しみ、怒 ...
開け放した玄関はその年の夏そのものだった
わたしはサンダルをつっかけて座り
水羊羹をのせた小皿を手に女をみていた
わたしを産んだ女は真剣な表情で
庭の手入れをいそいそとこなし
と ...
リタイアしてから36回連続完走してきたのに
今回の鹿児島マラソンは
断念した
2週間前の沖縄マラソンの
後遺症がまだ残っていた
唇のヘルペスは治ったが
足の爪の内出血は
爪全体に広がって ...
家というものは
そこに住んでいる人たちの因縁も
住み着いているような気がする
体は正直に反応する
ぐっすり眠れる家と
なんとなく熟睡できない家とがある
がやがやしてくる夫役(ぶやく)に
撮影者の私は彼方を見る
修身の教科書を読む猫がいる
人間に慣れているのか
私の後を付いて来たうえに
道路に座り込んでしまった
「今では道徳の教科書と言う」 ...
午後6時すぎ
喫茶店でコーヒー
あなたからのメール待ち
仕事で忙しい
今日は会えません
電話してもでない
だからメール待ち
都合よくされている
待ち時間がわからないから
少し ...
初めてなんて忘れてしまった。いつの間にか僕は名前とともに生きていた。
こどもだった頃、海を初めて見たときも、初めて山に登ったときも、特になにも感じなかった。
こどもは詩人だ、と言う人もいるけれど、 ...
水の化学者になってみると
ビーカーかフラスコの中の純水で
わずか1CCの水なのに
サハラ砂漠を緑の森に
緑化してしまう夢が見られるよ
どんなヘドロの発生する
腐った川でも
水のビーカ ...
シークヮーサーの爽やかな風味は、青い果実の時特有のもので、オレンジ色に完熟すると、シークヮーサーだって、甘いみかんになるのだって、完熟シークヮーサーをたくさん頂いて
風を聞こう
時を見よう
...
父は十代後半に大原に入植。昭和二十年前半だったと思われる。
三十三年に私が生まれ、開拓村で生まれたので隣人が拓也と名づけたと聞く。
妹は五年後、自宅で産婆のもと生まれたのを記憶している。
幼 ...
ペンギン
おむすび
狸
比喩の上手な娘だった
お互いをひとつ、またひとつ 知っていくことは、
ミルクピースの嵌まる所を見つけるようなものよ
頭脳ゲーム 記憶 感覚 時間潰し
端ッこから攻めて ...
嫌なことはすべて後回しにしたい
嫌なことをすべて先に終わらせようとすると
いつまで経っても終わらないことに気がついた
まず嫌ではないことから順に片付けていくことにしたけれど
後に待ち構 ...
高田馬場駅から徒歩10分
父の居たオフィスは今でもそこにある。
建物を眺めて
私は買ったばかりの眼鏡を太陽にかざす。
二つのレンズは太陽の光りをいっぱい集めて
私の全身に降り注いだ。
...
飛びたつ機会を待つ鳥たちは
地球のいのちの最後の足跡
飛びたつ機会を待つ鳥たちの
さらさらとした最後のキス
飛びたつ機会はどこかで今も
温かいものだけ探している
...
目鼻立ちの麗しさではなく
口もとからふと匂い立つ色香でもない
清水の底から沸き上る泉のように円やかな微笑み
それは微笑んで見せようとする思いの仕草が
表情を作り出すよりもどこか深いところの水脈 ...
デパートの地下に積まれた状態で白い光があたるからあげ
おじさんががっつりマウントポジションでつくしが生えてくるのをみてる
まよなかに鍵のかからない子供部屋でできる遊びを知ってい ...
長いながいリノリウムの廊下
走るはしるどこまでもつづく
冷たさ等間隔の蛍光灯がつく
りだす光をゴム底のサンダル
が吸収してさっきから一歩も
動いてないみたいなストップ
モーション繰り返す呼 ...
誰も知らないちいさな町の誰も知らないちいさな部屋で暮らしている女の子、エリカの許に毎年三月八日になるとミモザの花束が贈られてくるようになってどのくらいが経ったでしょう。相変わらずエリカは九歳、毎年の ...
帯電するからだ
静電気を帯びる
指先から延びるパルス
ステンレスの手すり伝い
衝撃が走る
瞬間君を思い出した
手の痛みよりも
胸がキリリと痛む
歯を食いしばって
静電気ピリリと火 ...
最期の日には どう過ごそう
想い出の地に 足を運ぼうか
海を見つめて 想い 馳せようか
雪を眺めて 耽けていようか
最期に僕は何をしよう
最期に僕は 何をしよ ...
ラベンダー色の海に身をひたし
悲しみを咀嚼した
ガラスの隙間から
誰かのページをめくる音がきこえる
屈折して
青い血が飛び散る
卵の殻のなかではぐくまれた
そうしていつか 荒涼たる浜 ...
他人の作品を
切った貼ったして
その切り貼り具合で
良し悪しを判断するという分野が
自称詩の世界にあることを
初めて知った
なんだ、パイプなんちゃらって
言ったっけか?
そうそう!パイ ...
いつもともにある
テントウムシや
デンシンバシラが
いつもともにある
ローズピアノや
テナーサックスが
いつもともにある
サンタマリアや
サザンクロスが
いつもともにある ...
その女の名前は珍子 有り得ない名前で生まれた
今夜も薄暗い路地裏の外灯の下 電信柱の物影に珍子は 独りぼっちで佇んでいる
すると宙に、向こうの世界と通じる異次元ポケットが一瞬開いて ポトリ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
友人と夜の赤羽で
番田
自由詩
0
17/3/5 22:20
旅なのだろう
吉岡ペペロ
自由詩
4
17/3/5 21:28
白加賀
しずる
自由詩
5*
17/3/5 20:40
自称詩人の告白
花形新次
自由詩
1
17/3/5 18:15
あっ!
水宮うみ
短歌
1*
17/3/5 18:01
自傷詩人
長崎哲也
自由詩
5*
17/3/5 16:43
糸巻き
DFW
自由詩
10*
17/3/5 16:34
断念
zenyam...
自由詩
0
17/3/5 15:34
家
〃
自由詩
1
17/3/5 15:23
撮影
間村長
自由詩
2
17/3/5 13:59
メールの重力
しずる
自由詩
1
17/3/5 11:53
命の題名
水宮うみ
散文(批評...
0
17/3/5 10:34
水の化学者になると
万年筆 紙
自由詩
1
17/3/5 8:08
完熟したシークヮーサー
水菜
自由詩
3
17/3/5 7:54
開拓村
山人
散文(批評...
5*
17/3/5 4:58
平成29年3月5日(日)
みじんこ
自由詩
1
17/3/5 3:01
ミルクパズル完成の季節
ジウ
自由詩
1
17/3/5 0:13
嫌なこと
坂本瞳子
自由詩
1*
17/3/4 23:44
生きた証
梓ゆい
自由詩
1
17/3/4 22:54
飛びたつ鳥たち
吉岡ペペロ
自由詩
5
17/3/4 22:35
美しいひと/日時計
ただのみきや
自由詩
13*
17/3/4 21:52
ゴキブリホイホイみたいなかたちの
さわ田マヨネ
短歌
4
17/3/4 21:46
内線303/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
6*
17/3/4 21:28
エリカの缶
もっぷ
散文(批評...
1
17/3/4 20:27
静電気
しずる
自由詩
3*
17/3/4 20:20
最期の日には
黙考する『叫...
自由詩
1
17/3/4 19:19
水族館
伊藤 大樹
自由詩
6*
17/3/4 18:32
パイプカット
花形新次
自由詩
2
17/3/4 17:10
いつもともに
やまうちあつ...
自由詩
0
17/3/4 14:56
名前は珍子
狩心
自由詩
1
17/3/4 14:21
1384
1385
1386
1387
1388
1389
1390
1391
1392
1393
1394
1395
1396
1397
1398
1399
1400
1401
1402
1403
1404
1405
1406
1407
1408
1409
1410
1411
1412
1413
1414
1415
1416
1417
1418
1419
1420
1421
1422
1423
1424
加筆訂正:
赤と青と白のぐるぐる
/
田中修子
[17/3/5 19:03]
だいぶ。
美しいひと/日時計
/
ただのみきや
[17/3/5 11:23]
数か所訂正しました。
3.89sec.