ふと見上げた夜空に
月が浮かぶ様も
眺められぬ
日常下にて
ツキを探すことばかりに
かまければ
星空と見紛うこと
いと哀し
つきはまるいと
だれが きめた
...
戦争という悲しみよ
教えておくれ
あの日
青年は何を夢見ていたのか
夏の日差しの中
何を思ったのか
戦争という苦しみよ
教えておくれ
あの日
蝉しぐれの中で
向日葵は ...
ある時僕の詩集を見たカミサンの友人が
カミサンに電話してきた
「┉あんたの悪口ばかり書いてあるよ、
あんたちゃんと見ているの!」
「あんた!私の悪口ばかり書いているんだって!!」
「だって口 ...
才能が開花する夢昨夜観た太陽みたいに輝く自分
甘いもの好きなあなたの甘い顔私にくれる甘い現実
勢いよく列車は走り抜けていく決まった場所へ時間通りに
蕎麦の店何十軒も行った過去吸い寄せ ...
ある者が私に病という糧を渡して以来
無駄なものはないという方向に
気持ちが移行してきたのがわかる
温かい経験も冷たい経験も
私を形成する一部となる
言うまでもないが病は辛いもの
冷 ...
光 熱 雲の峰 蝉時雨
夏は己の輪郭が
最も融けてしまいやすい季節
多感な者ほどたやすく
{ルビ変化=へんげ}する
少年も少女も
ふと天使になったり
ふと妖魔になったりする
...
真夏の炎天下
甲子園に集まって
騒いでいる
頭の悪い連中から
毎試合毎試合
大量に死人が出れば
ガキどもを食い物にしている
クソNHKやクソ朝日新聞や
クソ高野連が
世間から糾弾され ...
最初は風だ
いつもと違う風が吹く
これから強さを増すと感じさせる
風がブルンと唸る
そして陽光
青い空が翳りを見せる
しばらくの静寂
静かに移動する雲
灰色が浸透し
雨垂 ...
明滅する光
影を作りだしては消す
サーカスという点滅
ね、サーカス
象のカラフルな背に乗り
地平線から浮かび上がったその高さ
夕暮れが近い
飼い慣らされた虎が吠えて
震えて踊る ...
杉の木が詠う
縄文から 現代まで
墓は朽ちて 弔われず
時代を積み重ね
いま何処に
何を見たのか
戦乱の世か 泰平の世か
馬は走り
弓は放たれ
人は倒された
悲しい ...
吐きそうなぐらいの愛おしさが
懐かしい記憶と一緒に込み上げてきた
もうあの人の顔も思い出せないのに
もういっそ死んでくれと思ってたのに
いつかの日々がヤニのようにこびりついている
いつか ...
バケツに水はなみなみつがれ
夏のまぶしさがぱちぱち
はじけ、なんやかんやカーテン
カーテンと遊ぶ
そこを曲がろうか
いやまっすぐ、だ
なぜだ
いや
そこ、ちょっとす澄棲みません
...
先日、横浜詩人会のメンバーが作る詩集を読む会「渚の会」に参加してきました。というのは、参加している同人誌詩集『反射熱詩集 2016』が取り上げられるというので。同人3名含め詩人・歌人・俳人の総勢10 ...
もしかしたら 笑えるかもと
楚々とした 風に乗せて
あなたが笑うから
馨しさのみが 心に残り
私はもう
何も 癒えなくなって しまうのでした
★,。・::・°☆。・:*:・°★,。 ...
とても さびしい
ゆうひ の はまべ
とて とてのむ とてのう
たのしそうに
てをつなぐ ふたり
とて とてのむ とてのう
かぜ と ゆうひが
ふたりを てらす
あのまち ...
健康で
天気がよくて
女房の機嫌がよければ
僕は満足だ!
寝苦しい夏に猫との熟睡がかなった不思議な十七年余
人が詩を書く理由
自分を表現するため
何故表現するのか
見てもらいたいため
何故認められたいのか
孤独なため
人を繋ぐためのもの
それが芸術である
...
コトコト走る
1両編成の海鉄を見ていると
失われた何かに気づく
錆びたレールの上を
一面の田んぼの中を
むせかえる緑の中を
ゆっくり走る
その可愛らしい姿
もう二度と
見 ...
田舎の
海辺の町は
夏だけ賑わうことの証に
朽ちた郷愁を見せる
古びた町並みは
時代に忘れ去られ
潮風にさらされて
風化した屋根が
陽炎のように歪む
人も少ない真っ青 ...
いつかを信じることが出来なければ
ぼくらは他を排撃してしまうだろう
いまはわかりあえなくても
どちらかが歩み寄らなければ
それが弱腰ととられて
どちらかが理不尽を受けたと ...
50年後の今夜、満月だ
生暖かくて湿気てはいるけれど
町明かりは遠くまではっきりと見える
夜の風のなかにはもう秋を感じる
宿命められている
それは不自由を言うのではない
...
虫の声もしない
深い月の夜に
貴女は私に
ピアノを弾いてよと
貴女だけが
観客で
貴女のために
ピアノを弾きましょう
私を見つめた目からは
何も感じられなくて
悲しみも
...
哀しみに陽がさしてくる
ささないで欲しいのに
いましばらく
いやずっと忘れたくないのに
哀しみに陽がさしてくる
あのこが泣いている
あのこが笑っている
理不尽 ...
生きていることの内にしか僕は生きない
気にしなくても佇んでいる
僕は僕以上になりはしない
様々な色を水面に映して いつも感情は儚く色をまとう
その細やかな手触りを生きていることが内包してく ...
心と世界は離れない
心の中に世界はあるから
心がなければ何も見えぬ
心がなければ世界は存在しない
心が作り出す世界
by f
右翼だろうが左翼だろうが
戦争主義者だろうが反戦主義者だろうが
原発推進だろうが反原発だろうが
年端もいかないガキどもを連れて来て
何か言わせようとする奴は
みんな捕まえて銃殺するべきだと思 ...
盂蘭盆会
暮れてゆきそうでゆかない
夏の空に
うすももいろに
染まった雲がうかぶ
世界はこんなにも美しかったのですね
なんども見ているはずの景色なのに
まるで初めて見たように思うの ...
雨樋から伝わる 激しい水が
白く染まる
そもそも液体は 透明であるのに
疑問が浮かぶ
しとしとと そんな音など
一度も聞いたことが 無かった
耳を掠めるのは 何時だって
...
朽ち落ちた向日葵の花が
愛しく種を産み
また新たな花を咲かせる
繰り返される
繰り返してはいけない日に
祈りを捧げる
鮮やかに咲いていた
黄色の花の思い出よりも
握りしめたこの小さな種 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
楕円の月
藤鈴呼
自由詩
1*
17/8/8 10:27
戦争よ
星丘涙
自由詩
2*
17/8/8 9:19
不純な動機
zenyam...
自由詩
1
17/8/8 8:27
蕎麦
夏川ゆう
短歌
1
17/8/8 5:27
癌。それから
小川麻由美
自由詩
0
17/8/8 1:57
夏変化
塔野夏子
自由詩
2*
17/8/7 20:47
熱中症対策
花形新次
自由詩
1
17/8/7 20:08
雨が続く夜
坂本瞳子
自由詩
2*
17/8/7 19:59
ね、サーカス
這 いずる
自由詩
4
17/8/7 19:44
大木
星丘涙
自由詩
1*
17/8/7 13:56
愛する人を無くしたのなら
雨の音
自由詩
1
17/8/7 12:40
水族
ふるる
自由詩
4
17/8/7 12:31
行ってきました詩集を読む会
〃
散文(批評...
1*
17/8/7 11:52
あなたが笑うから
藤鈴呼
自由詩
0
17/8/7 10:31
ゆうひの はまべ
「ま」の字
自由詩
4*
17/8/7 8:30
幸せ
zenyam...
自由詩
3
17/8/7 6:59
帰りたい夏 *
もっぷ
短歌
2
17/8/7 6:40
人が詩を書く理由
F.phil...
自由詩
0
17/8/7 3:49
うみてつ
ガト
自由詩
6*
17/8/7 0:38
麦わら帽子
〃
自由詩
19*
17/8/7 0:37
いつか
吉岡ペペロ
自由詩
3
17/8/7 0:12
宿命め
〃
自由詩
1
17/8/7 0:10
深い月の夜に
浮来奈
自由詩
1
17/8/6 23:22
木洩れ日は光か影か
吉岡ペペロ
自由詩
2
17/8/6 22:49
白鷺
雲野しっぽ
自由詩
4*
17/8/6 20:08
心が作り出す世界
F.phil...
自由詩
1
17/8/6 19:22
原爆・戦争ウィーク
花形新次
自由詩
1
17/8/6 15:05
夏のあとさき
そらの珊瑚
自由詩
18*
17/8/6 11:16
土砂降りの多い街
藤鈴呼
自由詩
1*
17/8/6 10:28
6日
5or6
自由詩
3
17/8/6 9:18
1384
1385
1386
1387
1388
1389
1390
1391
1392
1393
1394
1395
1396
1397
1398
1399
1400
1401
1402
1403
1404
1405
1406
1407
1408
1409
1410
1411
1412
1413
1414
1415
1416
1417
1418
1419
1420
1421
1422
1423
1424
加筆訂正:
夏のあとさき
/
そらの珊瑚
[17/8/8 7:59]
タイトル、変更しました。
夏のあとさき
/
そらの珊瑚
[17/8/7 8:30]
加筆しました。
夏のあとさき
/
そらの珊瑚
[17/8/6 15:25]
加筆、修正しました。
3.49sec.