官僚の答弁書を読まないでよくなって
ほっとする大臣もいるかもしれないが
多くの大臣は
「仕事人内閣」と言われたのに
一回も国会という晴れの舞台で答弁しないで終わるとは
残念だろう
総理自身 ...
秋になったから
蝉はいないんだよ

でもお父さん
じゃあ蝉はどこにいっちゃったの

突然青く染まった向日葵

わたしは季節をまたいでまで生きるのかしら

狂うくらい
狂うくらい
...
大風は 
わずか一時で
 
よわいものを 
破壊しつくして 
北へさっていった

飛ばされた
屋根のかわりに見える

ウソのように晴れた
青空がむなしい

いつもそうだ

...
海は水平線を
鋭利なナイフのように突きつけてくる
想い出は残照の別称であり
水のように浸る憂愁である

夏が去り
海岸には打ち上げ花火の残骸が
寄せ来る波間に漂っている
{ルビ流離=さ ...
担当医患者の言葉聞き入れない自分の考え押しつけるだけ

文明の発展遅くさせているどんな未来が待っているのか

自動ドア開けば店の良い匂い老舗カレー屋の陽気な店主

何処いても楽園なのだと考 ...
夏の空、玄関口
立ち尽くす己
庭木の揺れ、うねる大気

ああ世界が広がっていた!
己とは無関係に
何処までも眩しい異郷よ

五歳の時のその体験を私は決して忘れない
じぶんとは全く無関 ...
ペットボトルやビニル袋を持ち舞台奥を通り過ぎるだけのガヤのアドリブのたのしそうな姿、にうんうんと頷いてはにやにやする私の頭ん中は高校生に戻ってるわ、かがえる気持ちわずかに右に避けて前の人に遮られて見え ... 青年時代のとある地獄は、青いヒヤシンスの未熟なか弱い花々のようだった。

架空の庭園に咲いた憂いのヒヤシンス。

情熱のスイトピー 戯れのチューリップ 

あの限りない遠景には、あなたのト ...
自称詩人は
飛び込み自殺予備軍だから言っておくが
てめえら死んでもいいけど
いや、すぐに死ぬべきだけど
絶対に赤の他人に
迷惑掛けんじゃねえぞ
迷惑掛けやがったら
死んだおまえの名前調べ ...
さびしいというのは

状態としてはべつに悪いことではない

それに起因して

やがて悪い状態になるかもしれないというだけのことだ

だからさびしいということを

悲観的にとらえるこ ...
ガラス管のなかに生身をむりやりねじ込まれるみたいな感覚が長いこと続いていた、閉塞感なんて月並みな言葉で話しても良かったがいつだってそんなものに真実を語る力などない…そこら中をうろついてる、在りもののイ ... {ルビ昨夜=ゆうべ}みたのはなんだっけ
昨夜みたのは金の星
応えたあなたは誰ですか
通りすがりの銀の風

明日もあなたに会いたいな
とっても優しい声だから
明日はわたしは隣国へ
十日後 ...
君が駆けつけた時わたしはきっとそれこそ
垢にまみれて転がっている瓦落多
といっても過言ではないありさまで

それでも持病のお薬や携帯、国保の保険証など
無いと困るものだけは忘れずに
部屋を ...
死にたい奴は
他人に迷惑を掛けずに
勝手に死ねばいい
電車に飛び込むなんざ
もっての他だ
ふざけやがって!
こちとら
休み返上で働いて
やっとこさ家に帰れるってのに
駅で1時間も待ち ...
みんな死んでしまう
あたりまえのように
いつのまにか
死んでしまう

夢中になり
ころげまわり
生きていくうちに
死んでしまう

太陽がのぼり
沈んでいくように
いつのまにか
...
静寂が欲しいんだ
朝いちばんの新鮮なやつ

誰もいない部屋で
ひとりきりの
井戸の底のような
ひんやりとした感覚

物音ひとつしない
しーんと静まり返った
おのれの心見張るように
...
たとえば
プレゼントのバジルのせいで
食卓が変わっていくように

たとえば
もらった一枚の絵で
リビングが揺らいでいくように

たとえば
誰かの存在が
私を壊していくように

...
未知へ
タクラマカン砂漠を越えて
間氷期のほそい水系が
稀有のしばりとなるあたり

雪豹の瞳 罅割れて凍る水晶体
天山山脈から崑崙山脈へと
迂回するいのちの循環 
毟り取られた緑の草原 ...
ゆく光こない光をえらぶから ふたり今夜の月の 傷 みる

くちびるで あなたのまぶたにキスしても 並べられない赤いビー玉

なあ、みたろ ジン マドラーで掻き混ぜた時 ライムの星 ...
‪夜に狭い部屋の中で座ってじっとしていると何も聞こえない 何も聞こえない遠くから やがて水の湧く音がしてくる みずのわく みずの ゆるゆるゆる とぽとぽとぽ ぽきゅん? ぽきゅん? 湧く音がしてくる ... 羽は失く角は折れ
歌は枯葉の底にあり
声は遠く 風は旋り
ちからとかたちを連れ去ってゆく



終わりは近く 忘れられ
まばゆいひとりがつづいている
息がつまるほどの ...
恋に落ちていく
姿を見ているうちに
恋に落ちて いった いった


まさかの真っ逆さま
すんなりと落ちて いった いった


周りは
「何がいいの?」
なんてリアクションだったけ ...
  正しくあろうとして
  わたしたちの舌はもつれた
  東京で あなたを愛そうとして
  口付けを重ねるしかなかった 
 
  偽らない わたしの目に
  毎日の夕暮は かなしか ...
きのう

セミはことしいつ鳴き止んだかを

思い出していた

わからなかった

鳴き出した日もわからない

とっくに無頓着に生きていたんだ


窓のすきから台風一過の昭和の空 ...
窓ガラスの向こう側 
ことばにもならない
届かない 届けられない想い
潤んで たえきれず 幾筋も
雨は伝う

窓ガラスの向こう側
すぐそこに 見えながら
越えられず 力尽きて
くずお ...
  らりるれろが 沢山
  雨路に かさなっている
  新宿三丁目

  煙柄のビイル
  先程まで、思い出は
  紺碧の歌だったけれど

  らりるれろ
  わたしは いま ...
  灰が 赫になって
  なにしれず 殖えていって

  (オフィスビル大のスタインウェイ・ピアノ
  (あなたたちは小さく並んで 響きになる
  (幾つかの きたない歯のように
...
なんということだ

大きな寄り道をしたもんだ

もう寄り道なんかするもんか


10年前からなにも成長していない

10年前の9月17日からなにも変わっていない

そんなこと想像 ...
雨が空白を叩いている
どんな些細な出来事にも空白があるから
雨は一つずつ出来事を鍛えなおしている
雨がわずかに氷へと移ろうとき
雨は人間の核を打ってくる
だから人間は家に引きこもりな ...
アボカドカレーを
お箸で食べていたら
かすみと菫子がふたりで
ナイワ、ソレって
かちほこっていた

そこで私は
にほんじんだものって
かけていたメガネをテーブルに置き

立ち上がる ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
臨時国会冒頭解散か?zenyam...自由詩0*17/9/19 21:06
_印あかり自由詩1017/9/19 16:23
大風st自由詩017/9/19 14:00
海そして残照白島真自由詩16*17/9/19 9:17
老舗夏川ゆう短歌117/9/19 5:20
ある夏の光景ひだかたけし自由詩8*17/9/19 3:48
台風がやって来た/即興ゴルコンダ(仮)時間外こうだたけみ自由詩0*17/9/19 1:59
あの遠景のイデアの狂った郷愁mahdi自由詩017/9/19 1:04
死に方花形新次自由詩017/9/19 0:32
悪党のうた吉岡ペペロ自由詩417/9/19 0:24
あらかじめなにかが窒息しているホロウ・シカ...自由詩3*17/9/19 0:07
午前三時の窓辺にてもっぷ自由詩417/9/19 0:03
カレーライス自由詩217/9/19 0:01
ブルース・スプリングスティーン花形新次自由詩017/9/18 23:19
いつのまにか星丘涙自由詩4*17/9/18 21:57
ひとりで独りではない自由詩3*17/9/18 21:30
侵入者uminek...自由詩2*17/9/18 21:26
水系白島真自由詩13*17/9/18 20:16
順縁秋葉竹短歌3*17/9/18 19:44
夜に狭い部屋の中でゆあさ自由詩117/9/18 18:58
水と虹木立 悟自由詩517/9/18 17:38
ヘビーメンタル komase...自由詩2*17/9/18 17:03
草野春心自由詩217/9/18 14:47
昭和の空吉岡ペペロ自由詩517/9/18 14:46
落涙ただのみきや自由詩5*17/9/18 12:14
らりるれろ草野春心自由詩117/9/18 12:00
鈴蘭自由詩017/9/18 11:49
10年前の9月17日吉岡ペペロ自由詩217/9/18 11:17
秋雨葉leaf自由詩217/9/18 10:37
スプーンがないので秋葉竹自由詩217/9/18 9:44

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