朝焼け、
   揺らめき、
       余韻。


桔梗色の空が眠たそうに。
蜂蜜のような日光が射して。
風薫るのは、
狐と彼岸のまだ湿る精神の融解でした。
あたしの住んでいる
...
手にしたものは
零れ落ちてゆく

空しい野望
抱きしめて空へ

黒雲がうかぶ
ころがる風
訳のわからない
感情

...
様々な事情で帰省できないから
夏の高校野球甲子園に帰省する

テレビ画面から故郷が見えてくる
選手の名前に手に汗握る
僕もここで闘っている
いざ鎌倉!となったら
「言った」
「聞いてない」
と言い合っているうちに
部隊は全滅してしまうだろう
いくらりっぱな武器を持っていても
上への報告
下への命令が
きちんとすばやく伝わら ...
夏の夕べ
赤に染めぬいて
剥がれ落ちる太陽

燃えているのですか

綺麗な空の色
堕ちてゆく
ふたり

曖昧にうなずき
グレーを好み
ただ誤魔化しているだけの
わたし

...
メールの誤送は
気を付けないと
取り返しのつかないことになる場合がある
ある日、結婚間近に迫った夫となるべき人のところに
知人の女性からお祝いのメールが届いた
さっそく彼は返信した
「俺は ...
遺書書いて死んでたら
それ、本意じゃないから
絶対に生きるから
音楽を二人で聴いた後の
体に絡まるイヤフォンは糸

白い蜘蛛の巣が巻きつくような
ベストを着た時の窮屈さに
爪を立てるよりも手相を見よう

掌に広がる宇宙の模様
名前を知らない星座のよ ...
建物の中は小さいけれど
太陽の恵みを
甘さへと変換している

空いっぱいに広がる明るさをくれたのは
あの太陽

だから
ハウスミカンの味は
チイサナシアワセ

甘いと感じられる心 ...
降る花だと思ったものは
薄く小さな血の皿だった
数えつづけ 数えつづけ
眠っていた


歪んだ光の水たまり
かけらのかけら
あつまりのあつまり
波と光の 指あ ...
私はわかっている
あなたの想いを

何年も付き合えばわかる

たまに些細なことで喧嘩しても
すぐ仲直りして笑顔になる

あなたの想いが
私に伸びてくる
私の想いとぴったり繋がる
...
世界は衝撃と振動と熱を帯び
世は破壊と律動と再生へ蠢く

美の基準がハートにあるならば <パリス・ジャクソン 雑誌インタビュー語録>
美の衝撃もハートにあることだろう
あなたの父は偉大過ぎた ...
ちょっと酔ったかな
そんなに弱くはないけど
思っていたより寂しくて
アルコールのせいにした

君の匂いと
君の体温を
思い出す度に
掌を掠める風が
恐ろしいほど
冷たく感じるんだ
...
痛みを渡してくれないか?
伝ってきてくれないか?
武器である我々に..


あなたは痛むと言う。


我々を振り回して痛むと言う。
我々に侵され痛む痛むと言う。


...
私は一度だけ死んだ

事実は自殺に失敗しただけの
哀れな生だ

死にたくなったんじゃない
生きたくなかった

事実は悲しくてつらくて
とても私が抱えきれるものではなかった

だか ...
蝉が地中から羽化のため
適度な葉の裏を目指し
白からそれぞれへ色付きを待つ
果実でもないくせに
ジッと動かず
負けず殺されず
祈る機能は皆無でも

ああ、黄昏ている
ああ、黄昏ている ...
この世界の仕組みは
被造物に表れる

花が枯れたあとに種子を残すように

この世界が散った後
新たな芽を出すであろう

by f
この世界は全てのモノが作った

我々は手足である

神と呼ばれる者は頭部である

では頭はどのような方か

全てである

by f
抱えた罪は握り潰して
なにもなかったように
素知らぬ振りをして
涼しい顔をして
通り過ぎる
決して後ろを振り返ることなく
悪びれもせず
嘘に嘘を重ねて
罪悪感の欠片も覚えることなく
...
 


細い山道を車でずっと行ったところに
美しいたたずまいの
お店はあった
自家栽培の
オーガニック素材を使った
家庭料理を食べさせるという

その界隈で作られている
陶芸作品 ...
夢の中でぼくは鹿であった

そして空を飛んだ

優しい獣毛がどんどん羽に変わり

いつしかぼくは

まあるい羽毛に包まれ

風に流されていた

そして、突風

綿毛は全て飛 ...
世の中は宇宙のルール

銀河はパトロール実験場

船に乗って追憶の旅路


きみの知らないぼくはいない

ぼくの知らないぼくもいない


世の中は宇宙のルール

銀河はパト ...
20時の路上で韓国タイヤに轢き潰された灰色ネズミが遺言のようにブルース
ショッピングモールの液晶ヴィジョンに映し出された若い殺人犯の既視感
民家の軒先にぶら下がる崩れかかったカラの蜂の巣は
...
河原に生れる ネコヤナギ
少し春の矛先を帯びた風に吹かれて
ふわふわ ふわふわ
綿毛をも 連想する 頃合い

昔は ザクザクと 赤い筋を作りながら通り過ぎた
背の高い 緑のカーテンも
...
怒りがあふれる
抑えられない憤りに
躰が震え 拳をぶつける

怒りのエネルギーを
掻きむしり叩きつける

すべてが怒りだ
わなわなと震えている

抑圧してため込んだ
死の力が爆発 ...
きみはいきものたちの銀河だ

気持ちは時間でしか消せない

宇宙のどこを磨こうかって

まるで心のなかみたいだ

磨く所があるから美しい

あるから浄まりもするのだ

きみはい ...
最近のお気に入り

人を代えたからといって疑惑は消えない

これは、一時期台湾国籍があるにも関わらず
平気な顔して国会議員をやっていた
元泡タレント(ワニブックス社発行の写真集参照)
の ...
猫がきれいにそっと
寝ころんでいたものだから
少し離れたところでかがんでそれを見る

その時は猫が
水を打つようなタイミングを知っている気がしたけど

しばらくしてタフリと尻尾を振ってか ...
水甘しご飯も甘し祝禁煙 僕は竹輪が大好物で
性格も 真ん中がからっぽで
夏場は風通しも良いが冬は寒い

いまだに大好きな彼女には文無しの飲んべえだと
思われているのだが残念ながら
ほとんど当たっているのでとても悲 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
Apfel 融解する夏の景色へおっぱでちゅ...自由詩417/8/5 14:46
幻想星丘涙自由詩3*17/8/5 14:07
夏の甲子園に帰省するイオン自由詩0*17/8/5 14:01
連絡報告zenyam...自由詩017/8/5 10:44
それは空星丘涙自由詩2*17/8/5 10:33
誤送zenyam...自由詩017/8/5 10:02
生きるもっぷ自由詩1*17/8/5 9:57
運命線ミナト 螢自由詩2*17/8/5 8:58
ハウスミカン藤鈴呼自由詩1*17/8/5 8:38
あゆみ そまる木立 悟自由詩317/8/5 7:19
あなたの想い夏川ゆう自由詩317/8/5 5:16
瞼の裏の夕焼け秋也自由詩1*17/8/5 1:58
Lieえこ自由詩217/8/5 1:53
。。爪や牙だ..幽霊自由詩217/8/5 1:47
suicideえこ自由詩217/8/5 1:44
禁じられた玩具秋也自由詩1*17/8/5 1:35
世界が滅んだ後はF.phil...自由詩1*17/8/5 1:14
世界の成り立ち自由詩017/8/5 0:57
そこな女坂本瞳子自由詩1*17/8/5 0:05
落ち葉の色のマグカップLucy自由詩4*17/8/4 23:59
至福の鹿ヤスヒロ ハ...自由詩217/8/4 23:27
宇宙のルール吉岡ペペロ自由詩117/8/4 23:10
不愉快な手触りの街ホロウ・シカ...自由詩1*17/8/4 22:35
藤鈴呼自由詩1*17/8/4 22:17
正体星丘涙自由詩3*17/8/4 21:14
夏の夜の高原吉岡ペペロ自由詩317/8/4 21:10
泡タレント花形新次自由詩117/8/4 20:15
寝る猫◇レキ自由詩1*17/8/4 20:12
≡☆もっぷ俳句3*17/8/4 19:59
竹輪のうた梅昆布茶自由詩12*17/8/4 12:39

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