ひとり気楽な夜
薄暗い部屋で過ごす
夢はない
思い出と酒
それだけでいい
目を瞑り故郷を思い浮かべる
波の音が遙か遠くから聞こえる
海は凪だ
漁船が沖へ向かう音が響く
浜風がカー ...
はしたない香り
騒々しい夢
あぁ、休日だというのに
ひそめやしない
コントロールされた事情
紫色の花
黒い残像
ふと、自転車
トラックに突っ込む
10歳ほどの男の子
運転手 ...
離別すること
それははじまりである
丸い空が
しわがれ声をあげて
許しを乞う
そのとなりで
友はしずかに
そして
激しく雨になる
空がにわかに
なまりを
たくわえてく ...
子どものころ
友人の家に遊びに行ったときのことだ
リビングでTVゲームなどして遊んでいると
友人は思い出したように
家での仕事を忘れていたから
ちょっと地下室へ行ってくる、と言う
地下室と ...
希望
うぶごえ
暗転
ぜつぼう
――その手に
何を握りしめていたの
何を掴もうと開いた瞬間に
何を逃してしまったの
夜が訪れるたびに
ただまるくなってまるくなって泣いて
( ...
木陰に咲いたまだ幼い紫陽花
その淡い色でもってひっそりと
この初夏を表彰している
この季節を顕彰している
自らを初夏に捧げることで
美しい献花となり
裂け目だらけの日本を
控えめに讃 ...
二〇三高地を狙って
突撃を繰り返す
我が軍に原子爆弾は落されて
戦艦ゲイ号も沈む
翌日の記事の
原稿のゲラ刷りも間に合わない
実証主義的考えが
蔓延(はびこ)って居て
二〇三高地は中々 ...
商人
は美化さ
れすぎ
ている
と思わん
かね 砂漠
の一武器商人(アルチュール・ランボー)
といい。商品
は命がけ
の飛躍
を果たす
んだった
そして
無内容
な ...
22時半 同行者を連れ
紅茶を飲みながら
車を運転する
行き先はまだ
できてはいない
ただ材料だけが
煮込まれてる
ハンドルにこびりついた
パンくずが
指先に触れて
膝に舞った ...
毎朝コーヒーを淹れる
住む場所が変わっても
毎朝コーヒーを淹れる
目覚めが良くても 悪くても
くやしくても
久しぶりに上等な豆を買った
ふたり分
ふっと息を止めて ていねいに ...
あじさい
くまモン
小百合
生活に、飼い殺されはじめている
そのことに気付いたんです、朝ごはんを食べながら
味のない コーンフレークを食べながら
牛乳で、いろーんなことを飲み下して いる のだ
スマホのアラームに起こ ...
あなたは一体
何処から来たのでしょう?
あなたは、あの日
たった一粒の種でした
一粒の種の中には
「他の誰でもないあなた」という設計図が
小さく折り畳まれ
ぎゅっ ...
郵便ぽすとが
陽だまりに
一本足で、立っている
今まで、どれほど人の思いを受け入れたろう
これから、どれほどの言葉を届けるだろう
今日も手紙を持つ人がすうっと闇に手を入れる
...
建設現場で
クレーンに取り付けられた
ドリルがゆっくり
地中深くを掘っている
地球の中心に
灼熱のマントルは
どろどろ光る
わたしという存在の
只中も、掘ってゆけば
小さなマ ...
西から吹く風に乗せて
君への愛を唄おう
東から射す日光に乗せて
君への恋を唄おう
上から聞こえる嘲笑に
耳を塞ぎ
下から感じる視線から
目を背けながら
ここで踊ろう
...
混濁とした憂鬱を砂糖と煮詰めてジャムにしました
甘くした嫌いなもので朝食を済ませました
街は揺れているだろう
茜色の飛沫と共に
ひとつ両手で掬ってみれば
紫陽花のように
移ろいでゆく陽炎
瞳に映る乱舞に
惑わされ
それでも飛び散る
飛沫は
明日を運んでくる
...
勉強机の角に
一番敏感な
敏、敏、ビンラディンを
擦り付けたら
とても気持ちいいことに
気付いた30年前の4月
世界にはまだ
自分の知らないことが
たくさん、たくさんあって
毎日がと ...
初夏の存在は風だけになびくわけではない
ひかりや悲しみ
宇宙を幻視する
真昼であろうと大きな時間を見つめている
きみがいま地球で大切なことを
ぼくは散り散りになって守 ...
スノードームみたいにひっくり返せばよみがえるたった今を
何度も何度も何度も何度も再生している
真鍮製のうつわが錆びてしまうまえに殺してください、どうか
5時間半の散歩の果てにみたエー ...
うちにはルンバがいます
お掃除ロボットルンバくん
そこら中を這い回って
けっこうホコリを集めます
椅子の足にもぶつかります
何度も何度もぶつかります
くるりくるりと回ります
割と早め ...
そこにいる だれかいる
ぽつりと ゆらゆらと だれにも知られずに
みえているものだけでは分からない
到底たどりつけない ふかい 底にいる
届けてみたい 想いだけでも 叶うまで
だれか 聞 ...
清く正しく生きようとするやつが気に入らねえ
欲ボケて腹の弛んだ肉玉も気に入らねえ
政治家のケツをブログで突っついてるやつが気に入らねえ
海外ボランティア活動に志願するやつが気に入らねえ
...
自ら牢獄の鍵を掛けた
中に暗雲が立ちこめた
濁流に呑まれて溺れた
己の血の混じる泥を食べた
憎しみが澱み怒りが沸騰し
蒸発するそれは水のように
俺の瞳から涙のように
流れてやまない ...
送り届けた後で キスをする
お決まりのワンシーンを見つめて
月が哂う
今日も お前達を
照らさねば なるまいか
路に長く伸びた影の分だけ
不満も積もる
其れが はらり落ちる ...
なぜだろう泣いている
みすぼらしくて上等な
布団の端を濡らすのだ
謝りながら耳に流れる
涓滴よ、岩をも穿てと
鼻がつんとする
あくびがでる
寝ちゃいそうだ ...
印
東西南北
尊崇
何時も カメラを 向けては
色んな 人の
色んな 表情を
撮り 続けて 来た
写真 嫌いな キミだけど
今日ダケは
素敵な 笑顔
残して 下さい
写真が 好きな ...
子供たちと浜辺を歩いた
漁港の電球は強くて
横に並んだ僕らの影を
黒い波にくっきりと映していた
夜の散歩に子供たちははしゃいでいた
僕は海側の一番端にいたので
きゃっきゃ舞う子供たちは
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ひとり東京
星丘涙
自由詩
4*
17/6/19 19:04
wonder boyA
opus
自由詩
1
17/6/19 15:03
誕生 3.11に寄せて
前田ふむふむ
自由詩
14*
17/6/19 12:01
昔の魚
やまうちあつ...
自由詩
3*
17/6/19 11:33
まるくなって
もっぷ
自由詩
2
17/6/19 7:34
紫陽花
葉leaf
自由詩
2
17/6/19 5:03
二〇三高地
間村長
自由詩
5
17/6/19 3:28
漂海民
斎藤秀雄
自由詩
3*
17/6/19 1:39
最初にもらった手紙を読みながら世界の終わりを待つ
竜門勇気
自由詩
3*
17/6/19 1:33
in the here and now
ひさし
自由詩
5
17/6/19 1:03
平成29年6月19日(月)
みじんこ
自由詩
2
17/6/19 0:15
おはよう
(の_の)
自由詩
4
17/6/19 0:11
花の名前
服部 剛
自由詩
9
17/6/18 23:59
赤いぽすと
〃
自由詩
4
17/6/18 23:56
わたしのなかに
〃
自由詩
2
17/6/18 23:53
Here journey
えこ
自由詩
2
17/6/18 23:14
Depression jam
〃
自由詩
1
17/6/18 23:00
飛沫
乱太郎
自由詩
12*
17/6/18 22:46
42歳OL自称詩人悦子
花形新次
自由詩
4
17/6/18 22:29
真昼であろうと
吉岡ペペロ
自由詩
3
17/6/18 21:48
婚姻
哉果
自由詩
3*
17/6/18 21:24
ルンバは私の最高の友だち
uminek...
自由詩
4*
17/6/18 17:32
だれか、自殺者
薔薇の人
自由詩
2
17/6/18 15:19
ヘイト浅漬け
ホロウ・シカ...
自由詩
5+*
17/6/18 14:47
瑞産(みずうみ)
アタマナクス
自由詩
2
17/6/18 14:15
ラブレターの行方
藤鈴呼
自由詩
3*
17/6/18 8:43
涓滴よ
吉岡ペペロ
自由詩
2
17/6/18 6:01
平成29年6月18日(日)
みじんこ
自由詩
1
17/6/18 1:31
『 結婚 写真 』
藤鈴呼
自由詩
1*
17/6/18 0:52
ある夜の思い出
渡辺八畳@祝...
自由詩
3
17/6/18 0:51
1356
1357
1358
1359
1360
1361
1362
1363
1364
1365
1366
1367
1368
1369
1370
1371
1372
1373
1374
1375
1376
1377
1378
1379
1380
1381
1382
1383
1384
1385
1386
1387
1388
1389
1390
1391
1392
1393
1394
1395
1396
4.46sec.