水無月は日本晴れの
土曜日
四号公園の広場で
子どもたちは
ドッチボゥル遊びをしている
おとなのま ...
声がきこえる
歌がきこえる
気持ちがいいことを
気持ちがいいと
言ってはいけないような世の中で
気持ちが悪いことは
気持ちが悪いと
いとも簡単に口にして
誰かを踏みつけて立っている
...
「死体は喋らない」
死体は愛を語らない
死体は不平を言わない
死体はデモに行かない
死体はイデオロギーを持たない
死体は本を読まない
死体は飢餓を知らない
死体は郷愁に溢れない
死 ...
夜にはバッハになぐさめられて眠り
あしたを英国のふるいポップスではじめる
隔週の燃やさないごみの日戦争を無事に終えたら
ブラックでない珈琲の時間 手許には紙
真っ白い紙を拙いことばで汚してゆき ...
学校は
理想は教えるが
現実は教えないから
社会に出た時に
混乱する
真面目な子ほど
混乱する
熟睡できないので
寝る方向を変えた
北向きになるけど
変えた
するとぐっすり朝まで
熟睡できるようになった
世の中も
人の心も
僕の頭で考えられるほど
単純なものではない
ついわかったつもりになるから
いけない
中年やまだまだやれる扇風機
風の吹く日に外へ出れば、僕たちは開くものになる。その感覚を忘れないように、強く念じてみたりする。
「慣れ」という獣を君は知らないだろう。それは、好きな人の首筋に少しだけ味が違う部分があることを何 ...
氷
蛍
翼
誰もいなかった休日
陽の光さえ浴びることはなかった 私は
部屋にいた それは なぜだろう
たっぷりとある 時間だけが流れていた
外に干しておいたタオルは乾くこともなく
パセリに芽を出 ...
一見すると簡単で、実は難しい
鉄の錠前の鍵を見つけること
なにせ探す本人は目が悪いと来ている
ああ、どこにあるの
まずは目を治そう
そしたら鍵が見つかるはずだ
うどん屋で素うどんを頼んで
...
流しのしたの夕日、敷き布団のしめり
はたはたと風をはらんだシーツが
あおぐろい空を抱いている
はじめの雨粒をうけて濡れている
芍薬のはなびらの萎れ
みどりは濃く
吹き荒ぶだけの夜に
...
失くした心と失くした勇気
冷たい金属のような
失くした愛
心の中で考えるから
心は悪くなっていく
良くなったただ一つの事は病気
心が健康な色になった
こうして生きていける気持ちになった
...
花も咲かない
実も成らない
そんなこんなで朽ち果てる
おいっ、そこでキョロキョロ
見回しているおまえ
おまえのことだよ、おまえの!
「小林呼ばれてるぞ」じゃねえよ!
左隣の小林は関係 ...
いのちとは
こころとからだのことだろう
よわくてもろいものだろう
だってぜったいしぬんだから
いのちがよわいものであることぐらい
こころとからだがもろいことぐらい
...
まっくろなカーテンで
きみとわたしを隔てたい。
ここにいること
心臓の音がうるさい。
生きている。
「なんか疲れた」
それが君への復讐。
二度と触れられないように。
永遠になる ...
感じない掌の上に
鳴かない鳥が
人のように瞼を閉じる
冷たい雨の降る
コンクリートの上で
静かに眠りにつく
戯れるように
温度を残して
*
おか ...
うちの仔の面影を
銀河で拾う
また拾う
たからものなんだよ
のみこむかな
あなたは ひとつぶ、ホコリを出す
ノミが、ぽーんと飛び跳ねるみたいに
あなたの体から いちこんまが飛ぶ
生まれてからずっと
そうして出し続けて
さいごには
いちこんまに満たなくなって ...
青い空には檻と月しかなかった
言語がちがえば思想もちがう
文化がちがえば感性もちがう
国がちがえば守るものもちがう
どちらかが謝り
その誠意をかたちに表し
それ ...
笑っているうちに
削られ 壊れて
きっと愛とはそういうものなのね
なぜ なぜ なぜ
がらんを抱えて
胸の穴 大きすぎる
喉の乾いた砂漠
たくさんの風がわたしを通り抜けた
雨 ...
私はぐだぐだになって生きて
ぼこぼこになって死んでいけるほど
自由なのだ
傷つけ傷つき
特に正しくも
悪くもなく
いつかの準備のために人のなにかを
見過ごすこ ...
やさしさが微熱をともなって
別れのための雨を育てている
窓の雨だれのしみのように
眼球のネガに面影を与えている
あの日の穏やかな君の寝顔
ふりむくともう風景になっている
わたしの中枢へ ...
ぐちぐちの口は 掻い摘んでしまえ
痒い処に手が届くアンテナごと
ぶった斬ってしまえば
幾ら足が長くとも 跨げぬのがマンホール
腿を組んで手首を回して目が回る
組み敷かれた下敷き ...
たとえば記憶は放課後の下手くそな吹奏楽
たとえば記憶は昔よく聞いたJ-POP
たとえば記憶はガソリンスタンドの匂い
たとえば記憶はあったかい紅茶と日差し
たとえば記憶はおばあちゃんの家の匂い
...
朝がくるころ
身を隠すんだ
夜に生きる
吸血鬼
アサヒに怯え、うっとおしい。
中夜行のウさぎを
夜に寝かせるのは
可哀想だろうか
チクリとどこかが痛いな
いず ...
癌
抵抗
自転車
干からびてしまいたい
気持ちのはけ口を見つけられないまま
縁石の上を這いつくばって
微かに歩を進めるカタツムリに
塩をかけてやろうかと
想像だけで止めておいた
そもそも野外で塩なん ...
疲れた体に
酒を擦り込み
溶きたばこにくぐらせ
ギャンブルをまぶして
油で揚げる
すりおろした残業を
満員電車で煮込んで
とろみをつけたところに
熟成させた連勤で味を整えれば
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
想いは枯れて(三)
信天翁
自由詩
1
17/6/5 13:11
血
清花
自由詩
2
17/6/5 11:05
140文字詩(@jitensya612)
zitens...
自由詩
3
17/6/5 10:02
そんなもの
もっぷ
自由詩
4
17/6/5 8:32
6月病
zenyam...
自由詩
1
17/6/5 6:25
寝る方向
〃
自由詩
1
17/6/5 6:17
単純
〃
自由詩
1
17/6/5 6:10
扇風機
水城歩
俳句
0*
17/6/5 4:05
無題
michi
自由詩
2
17/6/5 1:41
平成29年6月5日(月)
みじんこ
自由詩
0
17/6/5 0:07
End of holiday
番田
自由詩
3
17/6/4 23:28
錠前
黒髪
自由詩
6*
17/6/4 23:21
みずの器
むぎのようこ
自由詩
5
17/6/4 23:08
ウォーキング
黒髪
自由詩
4*
17/6/4 22:58
自称詩人が惚ける
花形新次
自由詩
1
17/6/4 22:32
記憶
吉岡ペペロ
自由詩
2
17/6/4 22:00
ランニング
清花
自由詩
3
17/6/4 21:43
やさしい鳥
つきのいし.
自由詩
4*
17/6/4 20:49
夢のほとり「Souvenir」
もっぷ
自由詩
1
17/6/4 20:45
みんな塵としていきている
つきのいし.
自由詩
0*
17/6/4 20:39
檻と月
吉岡ペペロ
自由詩
1
17/6/4 17:30
風紋
田中修子
自由詩
2
17/6/4 17:16
ぐだぐだになって
吉岡ペペロ
自由詩
9
17/6/4 16:38
天気雨
伊藤 大樹
自由詩
2
17/6/4 12:05
べたべた愚痴口イライラするな
藤鈴呼
自由詩
1*
17/6/4 11:43
140文字詩(@jitensya612)
zitens...
自由詩
1
17/6/4 11:01
ウさぎと吸血鬼はちがう
水戸 うしん
自由詩
2*
17/6/4 6:48
平成29年6月4日(日)
みじんこ
自由詩
1
17/6/4 0:36
蝸牛は干からびて行く
坂本瞳子
自由詩
1*
17/6/4 0:26
りょうり
木屋 亞万
自由詩
1*
17/6/4 0:04
1362
1363
1364
1365
1366
1367
1368
1369
1370
1371
1372
1373
1374
1375
1376
1377
1378
1379
1380
1381
1382
1383
1384
1385
1386
1387
1388
1389
1390
1391
1392
1393
1394
1395
1396
1397
1398
1399
1400
1401
1402
4.68sec.