白い五月雨
紫色の月
緑色の瞳

矛盾だらけの世界
でも、それが世界
なら、世界は矛盾か?
矛盾は僕やわたしなのでは?
いや、僕らも僕らにすぎない
矛盾はきっと意識でしかない

...
穏やかなお正月
今日は
中学時代からの友人たちが集まって
昔話や世間話に花を咲かせた
酒はなくても話が弾んだ
僕たち男どもも
やっぱりどこかに集まって
茶飲み話が必要なようだ


...
今年も
除夜の鐘とともに
初突きの夢をみる
ゴーン!
ゴーン!
ゴーン!
洗濯物の張り番をしながら
びしょびしょの灰色がかったそこで雪の降る夢をみた
バラと塩の匂いをさせて
それは夜風に舞った
どれもが冷たく優雅に
その場かぎりに花ひらく冬をかじった
ク ...
冷たい拳銃をにぎって
毎日過ごす
世界は僕の敵
君を思うことを邪魔する
たまらないよ
電子銃はまだ一発も撃てない
あと6.5V


落ちこぼれの
殺し屋のように
毎日を過ごし ...
さっちゃん
その絵のお空 きれいね
うん
見えるとおりにクレヨンぬったの
さっちゃんのその画用紙は
全部が青色だけで塗りつぶされていた
曇天の
暗い空の下
巨大な
双曲線が
空に食い込んでいる

領域は
黒く塗りつぶされている
漸近線は隠されている

  漸近線の
  その下に
  ゆっくりとおろされた
   ...
踏み出さないと
見えなくなるよ
こころ
身体
ばらばらになる

もう一度
逢いたいなって
それは
そんなに
悪いことなの

爆破したり
乱射したり
私は
張り裂けそうにな ...
私は川べりの道を一人で歩いた
新年の光の中を その 眩しい
まだ 暖かさのある 一月の 真昼 だが
色々な人の背中の中を私は追い越して


これから 一体 どうなるのだろう 私は
そ ...
にげろ
さめろ
夢の末路は今
のしかかって笑ってる

全速力で走ってる
動いてないと
死にそーさ

噛みつきの花
真っ赤で
くさくて
にやけてる
最後までついてくる花
...
年寄が熱狂することに

希望を探したりしている

年を重ねるうちに希望は

希薄な望みになってしまうようだから

年寄がいまだ熱狂していることに

切実を探してしまうのだ


...
私は、窓を開けたが、そこから広がる世界を私は、知らない。
何故なら、私は、斜め上に見える私が窓を開けている姿を見ている私だからだ。
下から見上げた私は、非常に透明な床の上にたっており、透けているよ ...
マッサージにいってスーパー銭湯にいって

老廃物をだして

リンパをながして血のめぐりをよくして

古本屋によって

古本屋はさいきん

漫画やハードカバーのコーナーがちいさくなっ ...
貴方の夢に触れてしまえば
貴方の全てが見えてしまって
それを知って優しさに気付くのも
多分耐えられないのでしょうが
それでも触れずにはいられないので
どうかその頬を撫ぜている間だけ
眼を覚 ...
一回きりの人生だから
後戻りできない人生だから
一日一日を
僕は僕らしく生きていこう
何があっても
僕らしく生きていこう
一回きりの人生だから
比べられない人生だから
僕は僕らしく生き ...
元日から仕事をする
少しえらくなったような
いい人になったような気がする

帰り道の
閉店している店をみながら
ふっとほほ笑んでいる

一年中いい人
そんな人は目指さない
だけど
...
【悲しい酔っ払い】
呑んで呑みまくって酔っぱらう
ひどく酔っ払って空を飛ぶ
夜を食らってゆめうつつ
寂しいこと悲しいこと
寂しく悲しいけど全てを忘れて
明日はたぶんまっさらな気持ち
無垢 ...
軒先のブルー
冷えた指を
挿し込むポケットがない

生活感のないひと
第一印象から
いまだかわりありません

ココナッツミルクの匂いがする
ラブラドールを先頭に
腕ごとひっぱられる ...
引かれていくあかい線の上を
滑車がぎしぎしと音をたてて
垂直にのびた紅い柱
あそこはかすんでよくはみえないのよ 天のずっとそのうえ
いくつものあかいたいよう
あかいうみに染めたまち
あそこ ...
あのやまのむこうから、ながれてくるのは、いくまんのも、赤い血です。
わたくしは、いま、ゆびさきを、ほそい きのえだ のさき で、きりましたが、
ひどくかさなってみえるほどに、おもかげは同じです。
...
白く燃えている
白く
詩の言葉のなか
わたしはもはや
この世の物ではなく
白く燃えている
白く


純白の壁取り囲む
純白の壁走る
純白の耳鳴り
純白に総毛立ち

体が空だ ...
大きなキャンバスに描いた自画像
耳を切るには優しい風だった
誰かの所へ旅立ってしまう
あなたの言う事が聞こえぬように
張り巡らせたアンテナを折った
酉年に鳥追遊鳥殺し

初空に猟銃向けて鳥狙う

初烏字を間違えてハットリくん

血に染まるテロルを思う初枕

暴力の時代喜ぶ憂国忌
自動車の自動運転は
人間が楽をするためではない
事故に遭わないことが目的だ
味気ないけどね

それなら人生も
自動運転にすれば
事故に遭わないよね

そうだね
いじめや失業
失恋 ...
過去は
変わらない
未来は
宙に
浮いたようなもの


言葉が
光を生む
言葉が
闇を生む
使い方に注意


静寂より
静かとは
どんなものだろう
答えは
闇の中
めんどくさくなっちゃったのだろうか

それともなんにもかんがえてない?

ますますこわくなっちゃったのだろうか

このぜんぶたすそのたぜんぶ?


弟が部屋に引きこもってもう3年ぐら ...
あすなろう あすなろう

明日は檜木になろう

あすなろう あすはなろう

明日は理想の自分になろう

ずっとそう思っている

自由を求め続けている
大願の成就を誓う
日々挑戦 
自他の幸せ 
苦楽を共に
時おり止まり
時おり流れる時間の上を
雪と羽はすぎてゆく
星に棘に傷つきながら


雪夜の森に星雲が降り
倒れた霧の塔にまたたき
朝の月 昼の月のふちどりが
消え ...
大樹が葉を落とした夜に
大地は不在だった
葉は一斉に宇宙の広がりの彼方へ
解き放たれていった
神が啓示を下した朝に
人間は不在だった
鉱物たちは啓示に共鳴し
正しい解釈で構造を置 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
thomopus自由詩117/1/4 8:50
jおしゃべりホカチャン自由詩2*17/1/4 7:10
ED 自由詩1*17/1/4 6:54
冬のハリネズミは 、末下りょう自由詩1*17/1/4 3:05
あと6.5V竜門勇気自由詩2*17/1/4 2:51
さっちゃんの空 ver.0もっぷ自由詩217/1/4 0:55
大山北村 守通自由詩217/1/4 0:54
世界の真ん中にじぶんuminek...自由詩4*17/1/3 23:56
いつかの桜番田 自由詩117/1/3 23:48
航海竜門勇気自由詩3*17/1/3 23:45
初日の出吉岡ペペロ自由詩117/1/3 23:33
メリーゴーランド水菜自由詩2*17/1/3 22:42
ネットとイヌ吉岡ペペロ自由詩117/1/3 22:10
左様なら智鶴自由詩117/1/3 21:53
一回きりの人生だからホカチャン自由詩117/1/3 21:49
いい人(期間限定)朧月自由詩417/1/3 21:45
蟻が十宣井龍人自由詩7*17/1/3 21:28
軒先のブルーSeia自由詩117/1/3 19:40
水菜自由詩3+*17/1/3 19:02
赤い血流し そうながし自由詩2*17/1/3 18:57
反転記憶〇赤チン小僧ひだかたけし自由詩5*17/1/3 15:24
ナイフミナト 螢自由詩117/1/3 15:23
さわやか句会11花形新次俳句017/1/3 14:58
自動運転イオン自由詩1*17/1/3 13:44
五行歌夏川ゆう自由詩017/1/3 13:38
吉岡ペペロ自由詩117/1/3 12:55
あすなろう星丘涙自由詩3*17/1/3 11:33
誓願楽麦短歌017/1/3 11:23
鏡振街木立 悟自由詩517/1/3 9:17
不在葉leaf自由詩417/1/3 7:07

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加筆訂正:
新聞記者が残そうとしたメモ/りゅうのあくび[17/1/3 10:53]
参照事項リンク引用
新聞記者が残そうとしたメモ/りゅうのあくび[17/1/3 9:09]
改題、推敲
4.48sec.