夕日が地平に没しても
なお 街々の西の空が
かすかに明るみをおびている
足を止めて
やや赤みがかった
仄白いものを
見ていると
無性に泣きたくなっ ...
「くわいえっと ていくおふ」
手の届く角度の間に開いた対称線の。
空を見ながらゆっくりとおちていくはずのモーションで。
私は空間に静止したまま、円 ...
3本に見える親父のしわも
近づいて見ると
土星の環のように
たくさん見えてくるのだろう
でも近づき難い威厳がある
物忘れが多くなったけど
柔らかくなっていく眼差しで
威厳を保 ...
乳白色
鼻濁音
富士山
あー
頭のフタがとれちゃった
花に話しかけようとしなかったから
ぽろっと落ちちゃった
コップにも話しかけておけばよかった
水入ります
であるとか
靴下でも
ネジでも
スズメでも
...
昔から奇跡は実在していて
いまも目の前に当たり前のように続いている
だからここにいると
奇跡は懐かしい顔をして在る
私は慌てて感じとる
それを真剣白刃でかき集める
...
今日は映画を見た
題材はニューヨークに住む
ビジネスマンである男の ある 物語
しかし彼は純粋な恋愛に対しては不能な男だった
そしてメディアをはじめとした性風俗などの悦楽にはまり
...
暴露事務次官が
見栄晴顔だと気付いた人は
見栄晴の競馬予想TVでの司会が
思いの外まともで上手いことを
知っている
ところで
獣医学部を作ることが
ミサイル撃ち込むことや
教育関係 ...
かわいそうな方を選ぶなんて
悪趣味だからやめて
映画も本もどうでもよくて
春はアスパラガスがおいしいと言って
そんなことでかんたんに幸せになって
あたらしい恋にはさっさと飽きて
いつの間に ...
休みの日の朝
ガスコンロとトイレを掃除することにしている
付着した汚れが気になる
私は一言多いから
言わなければよかったと
何度も思うのに
沈黙に耐えられず
また余計なことを言う
...
花も御団子もそして
忘れてはいけない それは
あなた
三択なんてできない
もしも川で溺れていたら
わたし 全部を
熊になって銜える
言葉でも
抱擁でも 違わなかった
はず
薔薇に囲まれた
木製のベンチでも
暖炉の前の 刺繍の施された
英国製のクッションでも
違いはなかった
はず
禁断の欲情を交わすには ...
動かない水の上に
架かる小さな橋に
枯葉が一枚一枚
落ちる
たびに
思い
出してしまいそうになる
地図の上に屹立する白い
直線 とか
影
だけが見えた猫の
鳴き声 とか
煤 ...
Jと別れてあたらしい生活が始まっていたのだけれど、車の世界の帰りだというJがこの家へたずねてきた。
ただあたらしい生活と言っても、螺旋階段を一周して、すこし昔に帰っただけのような気がする。奇妙な ...
夕ぐれのさんぽなんだかさみしくてえのころぐさを掴んで離す
夕ぐれのさんぽなんだかおかしくてスキップ三度だけしてみてる
夕ぐれのさんぽ マンゴーの香る手 懺悔「ひとりで食べてしまった」
...
自称詩人による
自称詩テロが頻発するなか
自称詩投稿サイトに対しても
破防法を適用するべきとの意見が
国民の大多数を占める一方
表現の自由を侵害する恐れがあると
一部のマスコミや人権派団体 ...
神様、どうして人間は
自分のことをよく解らないのですか
解ったらつらくて
生きていけないからですか
解ったらつまらなくて
生きる意味がないからですか
神様、もしかして人間は
他人のこ ...
かじり取られたたましいが
元のかたちを静かにたどり
川辺を覆う枯れ草に
うたうように立ち上がる
涙が涙を流し去り
夜のひとつの山道となり
何処に着くのかわからな ...
丁度良い角度で群がっている星達を
遥か彼方から見つめる夜
濃いガスの絨毯を乗り越えて
箒星の小言にもメゲズ
辿り着いた 一番星
自らが瞬く理由づけとしては
最高の雰囲気
カクテル ...
今「詩がかけないー」とおもいながら現フォにログイン中のあなたの声が聞きたくて、、、
詩がかけないとおもったことがある人専用 (詩に好意的サイドでおねがいします)
たとえば
・詩がかけ ...
すべてを話せるのなら
詩なんて書かなかった
人の間に立ち
場に即した言葉を選んでいるうち
いつしか僕らは機械のように
必要最小限しか話さなくなった
これを話せば秘密が漏れる
これ ...
大きなスーパーには時々奇声をあげながら働いている青年を見かける。
新しくできた大型のドラッグストアはいつも人手が足りない様子だ。
それでも二週間ぶりに行ってみると店員の数が増えていたりする。
...
やめて
やめてください
知ってます
あなたの好きな詩い人
あなたの横に居る詩い人
少しだけ眠りたい
1人
あなた
2人
知っていた
知っていた
何度も ...
脊椎から
霊性
ロンダルダロンの夕景は
染まる薄いブルーで
パセリをフォークで
遊んで
にじんだ血管を
逆流する
水の一滴が
波紋となり
肉と骨をつなぐ
壁紙がめくれて
窓が現 ...
みんながみんな
ヒーローなんだ
白狐の面をつけ
高層ビルのガラスを駆け下りて
悪者を倒し
困っている人を助けるんだ
手りゅう弾
爆弾を腹に巻いた未亡人
爆撃難民乳児死亡
学校病院 ...
回天
女子
常識
時おり
俺は何だって
ごああ、と
唸りたくなる
池袋の土曜の夜
醤油をたらし
出汁巻卵を
箸で突っついてる
酔い覚めの夜は
歩道橋に佇み
優しい風に身を{ルビ晒=さら}す
アスファルトの白い{ルビ梯子=はしご}から
仄明るい駅の入口へ
吸い込まれゆく
人々
アルコールが少々体内を
回 ...
あのね
夜のビルヂング 玄関の灯り
ひとつひとつがとても無機質で
なんだか微笑んでしまう
全て温かく 全て懐かしければ
なんと生きづらい
だってそんなにも 世 ...
黒猫の目玉の中に白い顔が写る
赤い唇が漂う
それが写真の中の全てで
僕はソファに寝そべっているのだが
何だかそわそわしてしまう
強い陽光に子供達の日焼けが生える
ビニールの水泳バッグと ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
かなしみ
前田ふむふむ
自由詩
7*
17/6/12 7:06
くわいえっと ていくおふ
戌丸 ぜの
自由詩
2
17/6/12 3:34
親父
讃岐どん兵衛
自由詩
1*
17/6/12 1:36
平成29年6月12日(月)
みじんこ
自由詩
1
17/6/12 1:08
あー
次代作吾
自由詩
2
17/6/12 0:15
奇跡
吉岡ペペロ
自由詩
4
17/6/12 0:05
家で映画を
番田
自由詩
1
17/6/12 0:00
見栄晴
花形新次
自由詩
1
17/6/11 22:27
かわいそうな方を選ぶなんて
ユッカ
自由詩
3
17/6/11 22:22
つぐない
朧月
自由詩
3
17/6/11 21:44
シャケ
もっぷ
自由詩
2
17/6/11 21:15
和音
Lucy
自由詩
5*
17/6/11 21:05
少し冷えた左手を白い月に翳すと
noman
自由詩
3
17/6/11 19:58
夢夜、三 「孔雀いろの鍵」
田中修子
散文(批評...
2*
17/6/11 18:24
夕ぐれのさんぽ/即興ゴルコンダ(仮)時間外
こうだたけみ
短歌
0*
17/6/11 18:17
破防法の適用範囲
花形新次
自由詩
1
17/6/11 18:13
この世は弱音
イオン
自由詩
2*
17/6/11 16:23
道へ ふたたび
木立 悟
自由詩
3
17/6/11 15:46
惑星の先に
藤鈴呼
自由詩
0
17/6/11 14:55
詩がかけない〜!
会議室
17/6/11 12:32
無口ゆえに
葉leaf
自由詩
11
17/6/11 8:58
日日草
ツノル
自由詩
4*
17/6/11 4:46
苺月
水戸 うしん
自由詩
5*
17/6/11 3:47
脊椎から
次代作吾
自由詩
0
17/6/11 1:19
追悼
秋也
自由詩
2*
17/6/11 1:15
平成29年6月11日(日)
みじんこ
自由詩
2
17/6/11 0:14
酒場にて
服部 剛
自由詩
1
17/6/10 23:55
赤い川
〃
自由詩
4
17/6/10 23:51
灯り
短角牛
自由詩
2
17/6/10 22:23
basement
opus
自由詩
2
17/6/10 21:37
1358
1359
1360
1361
1362
1363
1364
1365
1366
1367
1368
1369
1370
1371
1372
1373
1374
1375
1376
1377
1378
1379
1380
1381
1382
1383
1384
1385
1386
1387
1388
1389
1390
1391
1392
1393
1394
1395
1396
1397
1398
加筆訂正:
夢夜、三 「孔雀いろの鍵」
/
田中修子
[17/6/12 0:11]
ちょこ。
和音
/
Lucy
[17/6/11 22:58]
横書きを、縦書き表記に修正しました。(ケータイから投稿していたので・・)
3.72sec.