そこらへんでいい連中が
そこらへんで手をうって
そこらへんで吹かし続ける
そこらへんの武勇伝
(ブユーデン、ブユーデン、レッツゴー)
誰かに言われた言葉を
誰かに教えられた道を
...
秋晴れの庭園 左側に翡翠の原石
雲の向こうに にゃおんと鳴く猫を見た
銀杏並木とは言えぬ たった一本の存在感に
デクノボウなんて癒えなかった傷を塗り込む仕草
後ろを眺めて前を向いて ...
いつも遅刻して
私がその場に必要とされていることを
確認します
自分が女王と知り
周りのすべての人々の無能さ加減を
嘲笑します
毎日精神分析をし
寝ている間も脳が正義を求めている ...
甘ったるい
紙のほんたち
つみかさねられたその重みは
とてもへたなうたを
耳のおくから とおざける
つきとおす嘘は
宵闇にながれだし
もうとまらないなみだのあととなる
お ...
静かだ
もう誰もいなくなった
静かに
うっとり 下弦の月
天使たちが持ち帰る新しい空気は
私の心をざわつかせる
古ぼけた家と埃まみれの家具
かび臭い部屋を吹き飛ばしてしまいたい
私もまだまだ若いつもりで
飛び出そうとしたら溝に落ちた
年老いてしま ...
貧しい
電気代
痩せたからだ
ため息
静かな夜も持たない
わたしたち
明日
畳
コップ
プリズム
疼痛など
まぶしい
私おかしいのです
頭の中が
踏切のそばで
深夜
座っていたら
遮断機のカタチに
なっていたの
私の頭の中の渚は
とても愉快で
静かです
だから
ここには
絶対に
...
早く夏が終わんないかなって
思っていたのに
終わってしまうと
なんだかさみしくて
早く秋が来ないかなって
待っていたのに
秋は
なんだかよそよそしくて
友達だったはずなのに
...
雨が空を噛みつづけ
小さな息をしつづけている
灰の線は明日まで到き
誰が引くのか 誰が繋ぐのか
避ける代償に傷を受け
午後にあいた穴からは
常に朝と夜が見えている
...
人生の秋をゆくわたし
初秋の畑にコスモスが揺れていた
若い日に見たコスモスの色とは違っていた
わたしの心の色も変わってしまった
目に映る世界の色も変わってしまった
なぜか ...
サンゴ礁の海も、青い空も、ここにはない。
しかし、ここはグアムである。
私は、この地に数日間滞在し、明日、日本へ帰ることになっている。
土産物を買うために、私は舗装されていない細い道を歩く。
...
降りそそぐ朝の国を
友は つくりました、かがやいた希望が
みんなには望まれないまま真実に
ちかづく昼をまつこともなく
友は 死んでいました、なにかつたえたくて
ちいさな国をつくり
わた ...
すこしでもふれたら
翅の先で切れてしまいそうな
赤蜻蛉の渦のなか
一歩も動けそうにない
まばらな雲だけが
夕暮の残りを反射して
足元はもう
とろけて
かたちがない
帰らなくち ...
今の子どもたちは
お菓子が主食のようだ
朝食お菓子
昼食お菓子
夕食お菓子
一日中お菓子三昧!
ちょつとおかしいよね!
カミサンをたまにはほめようと思って
「髪、切ったんだね」と言ったら
「あら、今ごろ気づいたの!切ったの、もう何日も前じゃない!」
と言われた
カミサンの髪は
切った日にほめないと
かえって ...
まだ暑いね
自販機でジュース買おうよ
100円入れて
オレンジ、グレープどっちにする
コーラよりファンタだろ
「グレープ」
やっぱファンタはグレープだよな
はんぶんこだぞ
ずいぶん ...
忘却が善か悪かという命題を
立てる事は考えなくても良い
人は忘却に救われ
そして忘却に苦しむ
別れを告げた事は散り散りになり
別れを告げられなかった事は
重く沈む
沈んだ忘却 ...
これは特筆すべき事態なのだが
人は成功を目前にして尻込みすることがある
幸福になることは不幸になることよりずっと難しいのだ
と私が書けば
人は性交を目前にして尻込みすることがある
と取る ...
朝は土砂ったんですけどね
直ぐに雨上がりと照り返しの太陽
暑いくらいだわ! 夏は終わったんかい!
と ブツブツ言いながら闊歩する
雨樋の上にある杯みたいな形が
とても御洒落で思わ ...
不機嫌な顔を見る度に
私の中には灰が積もる
決して消えない黒い灰
怒鳴られる度に
風が吹く
押し殺した怒りの熱風が
出口のない憎しみが
私の心を蝕んでいく
私の手足は憎しみで動き
...
全力で集中して 集中して
汗をひた流し
頭の中は、やけにクリアだ
何もない
まるで真空のように
全てを吸収していく
クリアすぎる
全力で集中して 集中して
汗をひた流し
...
夕暮れ時に、私は、その駅に降り立った。
海に近いらしく、磯のにおいがする。駅前の目抜き通りは、さびれていて、シャッター商店街とはこのことか、と思う。閉まったシャッターには、落書きが目立つ。それで ...
風が少しだけ冷たくなって
銀杏が足元で潰れていたら
秋なのだと思った
多分
長袖が必要になり
電車でマスクを見かけ
過ごし易くなったように
見せかけられるのだろう
線路脇に目を ...
芋虫の行進
葉の隙間を ウネルように
まるで 空が我等の大地であるとでも
言わんばかりに
バカンスを楽しむ
バカはカバだなどと言う格言は
唯だの言い間違いだと信じなさい
尺取 ...
よろこび かなしみ
おりなしながら
なにかを信じ
生きて行こう
つまずいては倒れ
よろめき
嘆いても
あしたを見つめ
いのち果てるまで
生きて行こう
淋しくても
...
(OSビル前 心象風景 1 )
わたしの髪の毛が
やさしく風に歌う、
聴こえるわけない
あなたはOSビル7階 まるで
灰色のひつぎにいる亡霊
あなたに逢えない ...
会えばぜんぶ吹き飛んでしまうのに
臆病者も恥ずかしがり屋になれるのに
町に吹く秋の風
銀杏のひかりはすっかり黄色いのに
虫の声が星のように瞬いているなのに
どうしてど ...
洗う
洗わない
削ぎ落とす
大事なことよと
言っていた
あの女の声か?
清めるとか
塵芥とか
埃をためないで
清潔な衛生的なはず
私たちの
新しい身体を
お互いによく見て
あ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ソコラヘン
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
17/9/25 23:43
猫のような雲
藤鈴呼
自由詩
2*
17/9/25 23:42
ノーマジーンの涙
秋葉竹
自由詩
4
17/9/25 23:20
おわり
〃
自由詩
4
17/9/25 22:27
孤
ひだかたけし
自由詩
4
17/9/25 21:20
新しい空気を吸いたい
無限上昇のカ...
自由詩
7
17/9/25 20:53
わたしたち
tem874...
自由詩
2*
17/9/25 20:20
太陽
〃
自由詩
0
17/9/25 20:16
甘露
〃
自由詩
1*
17/9/25 20:13
待ち遠しいのに振り返ってばかりいる
Lucy
自由詩
14*
17/9/25 19:15
そそぐ しずか
木立 悟
自由詩
1
17/9/25 17:58
心の色
星丘涙
自由詩
5*
17/9/25 16:00
グアム島
MOJO
散文(批評...
0+*
17/9/25 15:43
友の国
秋葉竹
自由詩
2
17/9/25 15:21
りんご峠
Seia
自由詩
2
17/9/25 14:34
お菓子
zenyam...
自由詩
0*
17/9/25 13:03
女の髪
〃
自由詩
0
17/9/25 12:52
幼い頃のファンタ
秋也
自由詩
4
17/9/25 11:47
忘却
小川麻由美
自由詩
1*
17/9/25 5:38
結婚前夜
りゅうさん
自由詩
0
17/9/25 5:20
銀杏の木と青空の映える時間帯
藤鈴呼
自由詩
0
17/9/25 0:37
私は憎しみでできてる
無限上昇のカ...
自由詩
4
17/9/24 20:58
麻薬のようなもの
星丘涙
自由詩
2*
17/9/24 18:26
夢描写、三度目
MOJO
散文(批評...
1*
17/9/24 15:42
あけ
ねなぎ
自由詩
0
17/9/24 15:37
風が流れると
藤鈴呼
自由詩
0
17/9/24 14:07
生きて行こう
星丘涙
自由詩
3*
17/9/24 10:03
小会議室
秋葉竹
自由詩
2*
17/9/24 9:01
秋の風
吉岡ペペロ
自由詩
4
17/9/24 4:49
恥丘の果て
tem874...
自由詩
3*
17/9/24 2:00
1328
1329
1330
1331
1332
1333
1334
1335
1336
1337
1338
1339
1340
1341
1342
1343
1344
1345
1346
1347
1348
1349
1350
1351
1352
1353
1354
1355
1356
1357
1358
1359
1360
1361
1362
1363
1364
1365
1366
1367
1368
加筆訂正:
待ち遠しいのに振り返ってばかりいる
/
Lucy
[17/9/25 23:10]
「拭いて」の誤りに気付き、「吹いて」に訂正させていただきました。
嫌いなやつ
/
tem8744
[17/9/25 19:46]
間違いを訂正しました。失礼しました。岡林信彦→岡林信康
グアム島
/
MOJO
[17/9/25 19:08]
縦書きに修正。内容も一部変更しました。
グアム島
/
MOJO
[17/9/25 19:01]
慣れている縦書きにしました。
夢描写、三度目
/
MOJO
[17/9/24 17:27]
何回か修正しました。タイトルとか。
3.96sec.