今日久々に
羽生の天才を見た
人口知能エルモちゃんによる
候補手と評価値が
リアルタイムで分かる
王位戦の対局動画だ

終盤、エルモちゃんの
候補手には挙がっていない手を
羽生が指し ...
 佇んでいる。
 びたりとも動かない水だ。
 この夏、そんな水を見た。
 早朝、いつものように堤防道路をのったりと散歩している時だった。ぼくは、不意に気づいたのだ。音がしない! いつもの音がしな ...
夥しい数の言葉が
壁一面に記されて
其処だけ羅列標本
        恋愛感情を剥ぎ取って
        継ぎ接ぎの怪物が孵化
        そんな夜半で御座った
赤い芙蓉が広がり
...
海は想う
 「わたしを包み込むこの方は誰?
 凪いだわたしを優しく撫で
 荒れ狂っても受け止めてくれるこの方は


空は想う
 「ちょいと撫でりゃこの通り
 吐息一つで身をよじりやがる ...
趣味で生きているんです
死ぬこともできるかもしれないが

くだらなくとも
生きてゆくことが
せいいっぱいの趣味なんです

まだまだ生命活動を続けたいと
こころが言っているようなので
...
軟禁されています
いっそ死にたい/生きたい
助けてくれるあなたはいますか
束の間の夏を慈しむように
打ち上げ花火は鮮やかに咲き乱れ
七夕の夜を彩る

一つ 花が咲く度に
一つ 想いが散ってゆく

七夕祭りの熱い夜に
やるせない想いを
花火に乗せて飛ばしまし ...
日々の暮らしの中で
言葉の海を泳ぐようになった

なにが良いのか
悪いのかわからぬまま
てきとうに
真剣に詩を紡いでいる

私という一人の男が
悩んだり
叫んだりして
右往左往し ...
某大臣がんばれ!
失言は問題だが
北方四島をすらすらと言えなくて
問題だが
これから勉強してがんばれ!
大臣として不安はあるが
安心感を与える顔でもある
「記憶も記録もございません」と言 ...
「えへへ、それでね
「肋骨を開くと、クリスタルドームみたいになってるの
「果てなく消えていくための扉があるというわけ
「この世界は全て心の出口
「なら入り口は
「それは私だけ
「私だけの秘 ...
私は泣いた
君という海の波打ち際で

不器用さを
愛おしさから
短所に変化させたのは
慣れすぎた歳月と
甘えすぎた気もち

海辺に向かって
手を繋いだ瞬間を
覚えてい ...
言葉と言葉を継ぎ合わせる
赤い夜の拒絶の淵

別れの白い花びら
漂う岸辺

波の上に
なぜか海鳥が湧く
船の灯りは夏の夜の饗宴

古から
空に浮かび続ける訳を
尋ねる旅人
満 ...
人類の記号化にかざぐるま

みました。




ふうしゃ より かざぐるま

...
もっと自分を大事にして、と
そんなに自分を犠牲にすることはない、と
人から言われて
みんなのために身を張って行動した私は
自分が自暴自棄になっていたことを知る
私は自分を粗末にしすぎ ...
生暖かい風に乗って甘い香りが届く。
紅い唇がおいでと誘う。

体の他のどこにもないようなその鮮やかさは、紅色だけが浮いているようだった。
あの香りはお前かと聞くために僕は近づく。

細い腕 ...
穏やかに沈んでゆく
貝殻の奥で
一枚の花弁のひとひら
(花占いを信じている女の子)
無差別に積み上げられている時間

嫋やかに蕩けている
石膏の奥で
一粒の星屑のひとかけ
(星占いを ...
偽善で覆いつくされたこの世界はいつも
優しい言葉を待っているのか待っていないのか
閑寂の中に一抹の寂しさを覚えるのは
大人に慣れてしまったのか
人は簡単に人を裏切る いつもだよな

偽善で ...
碧く陽の無い朝に引かれる
細い音の線がある
見えない飛沫が
花を揺らす


羽の空が 暗い川を流れる
午後が午後に集まり
吼え声を上げる
窓の滴をすぎる影

...
裸にはなれない

鎧で身をかため
武器を持たなくては
戦えない

弱すぎる 弱すぎる
裸で戦えるほど
強くはない

裸を見せられるほど
美しくもないし
度胸もない

私は自 ...
何かについて書こうとすると
その何かを選んだ理由に
必然性があるかどうかが
気になってしょうがない

誰にも見せない日記なら
どうでもいい
好きにすりゃいいが
誰かに読ませるつもりなら ...
ふと見上げた夜空に
月が浮かぶ様も

眺められぬ
日常下にて 

ツキを探すことばかりに
かまければ 

星空と見紛うこと 
いと哀し

つきはまるいと
だれが きめた
...
戦争という悲しみよ
教えておくれ

あの日
青年は何を夢見ていたのか
夏の日差しの中 
何を思ったのか

戦争という苦しみよ
教えておくれ

あの日
蝉しぐれの中で
向日葵は ...
ある時僕の詩集を見たカミサンの友人が
カミサンに電話してきた
「┉あんたの悪口ばかり書いてあるよ、
あんたちゃんと見ているの!」
「あんた!私の悪口ばかり書いているんだって!!」
「だって口 ...
才能が開花する夢昨夜観た太陽みたいに輝く自分

甘いもの好きなあなたの甘い顔私にくれる甘い現実

勢いよく列車は走り抜けていく決まった場所へ時間通りに

蕎麦の店何十軒も行った過去吸い寄せ ...
ある者が私に病という糧を渡して以来
無駄なものはないという方向に
気持ちが移行してきたのがわかる

温かい経験も冷たい経験も
私を形成する一部となる
言うまでもないが病は辛いもの

冷 ...
光 熱 雲の峰 蝉時雨

夏は己の輪郭が
最も融けてしまいやすい季節
多感な者ほどたやすく
{ルビ変化=へんげ}する

少年も少女も
ふと天使になったり
ふと妖魔になったりする

...
真夏の炎天下
甲子園に集まって
騒いでいる
頭の悪い連中から
毎試合毎試合
大量に死人が出れば
ガキどもを食い物にしている
クソNHKやクソ朝日新聞や
クソ高野連が
世間から糾弾され ...
最初は風だ
いつもと違う風が吹く
これから強さを増すと感じさせる
風がブルンと唸る

そして陽光
青い空が翳りを見せる

しばらくの静寂
静かに移動する雲
灰色が浸透し

雨垂 ...
明滅する光
影を作りだしては消す
サーカスという点滅

ね、サーカス
象のカラフルな背に乗り
地平線から浮かび上がったその高さ
夕暮れが近い

飼い慣らされた虎が吠えて
震えて踊る ...
杉の木が詠う
縄文から 現代まで

墓は朽ちて 弔われず
時代を積み重ね
いま何処に

何を見たのか
戦乱の世か 泰平の世か

馬は走り
弓は放たれ
人は倒された

悲しい ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
羽生ウォッチング花形新次自由詩217/8/10 0:04
わがままな水草野大悟2自由詩217/8/9 23:33
凍寵黒崎 水華自由詩4*17/8/9 22:37
じっあーつただのみきや自由詩9*17/8/9 20:00
趣味で生きているんです梅昆布茶自由詩2217/8/9 19:15
七階からの落とし文もっぷ自由詩217/8/9 18:19
花火忍野水香自由詩2*17/8/9 17:54
詩作星丘涙自由詩11*17/8/9 16:28
失言大臣zenyam...自由詩017/8/9 16:18
きぐるみのモノローグ由比良 倖自由詩217/8/9 16:05
波打ち際で泣くかんな自由詩11*17/8/9 11:12
つぎはぎの詩星丘涙自由詩5*17/8/9 10:01
みたいのようなまるで.幽霊自由詩117/8/9 4:06
犠牲葉leaf自由詩017/8/9 2:33
湿気みぅと自由詩017/8/9 2:30
行列の足黒崎 水華自由詩317/8/8 23:42
つなぐ(北部九州豪雨の復興を願う)岸かの子2自由詩117/8/8 23:38
閉じる かたち木立 悟自由詩317/8/8 22:36
自信がない星丘涙自由詩2*17/8/8 21:18
プライムニュース花形新次自由詩117/8/8 21:00
楕円の月 藤鈴呼自由詩1*17/8/8 10:27
戦争よ星丘涙自由詩2*17/8/8 9:19
不純な動機zenyam...自由詩117/8/8 8:27
蕎麦夏川ゆう短歌117/8/8 5:27
癌。それから小川麻由美自由詩017/8/8 1:57
夏変化塔野夏子自由詩2*17/8/7 20:47
熱中症対策花形新次自由詩117/8/7 20:08
雨が続く夜坂本瞳子自由詩2*17/8/7 19:59
ね、サーカス這 いずる自由詩417/8/7 19:44
大木星丘涙自由詩1*17/8/7 13:56

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加筆訂正:
夏のあとさき/そらの珊瑚[17/8/8 7:59]
タイトル、変更しました。
4.02sec.