寒いけれど
プラネタリウムの屋上で
星座の等級を数えていると
水鳥たちが鳴いているのか
かきむしられる尖った声が聴こえる
見下ろすと小さな家の灯り
どこに魚が住んでいるのか
家か ...
栗おこわ祝いの膳や敬老日
柿食べて今年の秋よこんにちは
野分晴銀杏拾いの人集う
臭うから踏むのはやめて銀杏の実
避けながら歩くのキツいからいっそ銀杏拾いかな
うろこ雲恋しやしふねき残暑去れ
...
それは自然淘汰、群れを成していた僕たちが、気性の荒い一匹のおれに住みかを奪われ、そのおれは省みるに主人公などでは決してなかった人生、謙虚に生きなければならぬと道を譲り、 そのうち私になり、そもそも自我 ...
私が、モブだと自覚した記念日に、乾杯!
そうですね、きっかけはー、いま思い返してみると、あれだったのか、ぼんやりではありますが、それは主人公のように持て囃される若者がいて「きみは主人公属性だね」 ...
選挙なんてやめた方がいいと
いよいよ本気で思い始めている
俺の希望は
完全世襲制だ
選挙資金もいらないから
サラリーマンの平均給与でやってもらう
成り上がりやババアが
支配欲 ...
槍、
眼球突き刺す
空、
紫の光芒放つ
刻まれる私の運命
刻まれる世の運命
私は行き止まり
世界は進み続け
[貴女は真に美しい]
(進化し続ける意志故に)
私は言う
...
雨の匂いに誘われて
傘もささずに外に出る
空を仰いだ瞳には
雨の涙が降り注ぐ
雨音のリズムに誘われて
身体が勝手に踊り出す
靴を脱ぎ棄て アスファルトの上
裸足でダンス ダンス ダン ...
地平線にキリンの首
水平線に鯨の潮
自滅願望を含んだ瞳でピアノの譜面
見て
ほら
キリンに胴体はないでしょう
鯨に実体はないでしょう
あなたと私は霞むでしょう
森林の奥深く ...
数をかぞえて川まで来たよ
回転木馬は考える
きみはガリガリ苦しくて
きっと神さま軽蔑だ
かんざし付けた観光ガール
カード片手にガイドする
こちらにござるは金華山
来る日も来る日も ...
うまくいかないことばかり
悩んだり 愚痴ったり
戸惑ったり
なさけないけど
こんなもんさ
今夜も酒のんで
よっぱらって
憂さ晴らしてる
まあいいっか
愛する家族に ...
テンションの上がらない朝
何をやっても上手くいかない
ルーチンワークを片付けるのも面倒くさくて
気乗りがしないまま時間だけが過ぎる
心臓の鼓動も聞こえない
ビートが足りない
ビートが足 ...
紅葉の時期で
山小屋は超満員
「布団一枚に二、三人になります」
と受付で言われて
泊まり客どうし心配しあっている
昨夜も泊まった人が
「昨夜は三人だった」と言ったので
「それで眠れました ...
旅に出ると
詩が生まれる
人との出会い
風景との出合い
想定外の出来事
予期しなかったトラブルなど
すべて詩の源泉だ
電車に乗っているだけで
詩が生まれる
もっとも僕ののは
単なる ...
自転車のライトを
盗られました
さてさて
どうすべきか
犯人を憎むべきか
自分の落ち度を
悔やむべきか
たぶん
どっちでもないんです
達観、でもないけれど
失うことも
あ ...
最近、セレモニーピアニストの仕事を始めた。
葬式で霊がつくと嫌だという理由で、霊媒体質の彼女が電話にでてくれなくなった。
つらいがしょうがない。
私性という存在しないもの。
あ ...
この街に雨が降り続けて沈んでしまえばいい。そうすれば大嫌いだった中学時代の思い出も魚の餌になって成仏してくれるかな。海底に落ちてきた僕の肉体を見て魚たちはどう思うだろう。きっとこんな醜い生き物が地上 ...
本を開いている腕の先ある それはなんだ
窓から漏れてくる触覚
解像度を改良するために黒々と磨かれた道具類を眺めつつ
だがここには残されてない別の解を探るために
努力が足りないのか
家庭が悪いのか
行政が悪いのか
国がやるべきことをやっていないのか
貧困問題もそうだが
秘密保護法問題にしても
じぶんには関係のない話だと
...
ポツリポツリ
空が泣きだした
秋の訪れは
コンコンと窓を叩き
寒さは夏を吹き飛ばす
ポツリポツリ
私も泣いた小さく泣いた
傘を待つのに誰もいないから。
わたしはあなたを想っている
いついつまでも
先の見えない暗闇の中でも
あなたを想えば光など欲しくない
あなたの影は緑に縁どられ
美しい横顔は
歪むその時でさえもわたしを捕らえた
夜道 ...
他人に迷惑を掛けない
自殺の方法として
最近私が自称詩人に
お薦めしているのは
獣害自殺です
まずマタギが暮らしている
山を見つけます
そして山に入ります
このとき、あまり奥に入り ...
ババアがダメだと思うのは
すぐに勘違いするところだ
実は世の中の一人として
ババアに価値なんか
感じていないのだ
それが政治家だろうが
自称詩人だろうが
女流と名が付いて
尚且 ...
あんまり心体しんどくて
行き場を失い裸になる
そうして編み戸から入り来る
秋風ひんやり肌に浴び
生きてるなあ 生きてるなあ
俺は自分を取り戻し
静かに目を閉じ胡座かく
何処にもいかず只此 ...
ナイフにもある
ウルフにも
複数形がある
単数形もある
...
俺は
世の中にはびこってる
嘘やホントの
どっちがどっちでも本当にいいから
ロケットマンでも
老いぼれた犬でも
どっちでもいいよ
スイ ...
只一海之隔
却胜过一生之遥
为一期花季
却燃尽无数枝叶
----Yu zhaohui
ただ一海の隔てて
一生の遥か遠くに
一期の花が咲くために
無数の枝葉を燃え尽きて
-- ...
子どもにとっては最初から親だが
親は初めてその子どもの親になる
親は職業ではなく職人だと思う
子どもで生きていくのではなく
子どもで生かされていく
成功して欲しいより
失敗しないでほし ...
ロケットが発射
ミサイルかも
空を焼く音
宇宙に突入する音
悲しいかも知れない
張り裂けそうかも知れない
ぼくの敬愛する首領様が
世間では狂人扱いされたり ...
あの人に両肩をつかまれて
力いっぱいゆさぶられた
あなたはなぜだれもあいさないのですか
見上げると空はただただ青かった
きっと光がまぶしかったんだ
あたしはしっかりと目をつむった
...
少し広めのベッド1つ。
どこかの旅先。2人の初めて。
2人のひみつ、分かち合って
それは、とてもとても
変な別れ歌。
と寒い波にさらわれた、
始まりに(しずく)が
落ちたら、堕ちてい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
想う
秋葉竹
自由詩
3
17/10/2 22:14
焔俳句 3 栗おこわ10句
鵜飼千代子
俳句
7*
17/10/2 21:51
呼吸
N哉
自由詩
2
17/10/2 21:34
主人公だもの
〃
自由詩
0
17/10/2 21:26
選挙に反対
花形新次
自由詩
0
17/10/2 20:38
肯定の意志(改訂)
ひだかたけし
自由詩
6
17/10/2 20:28
涙雨
無限上昇のカ...
自由詩
4
17/10/2 20:25
終わりが。夏
倉科 然
自由詩
0
17/10/2 20:08
きっとカジュアル
白島真
自由詩
14*
17/10/2 17:26
まあいいっか
星丘涙
自由詩
6*
17/10/2 16:46
ビートが足りない
無限上昇のカ...
自由詩
3
17/10/2 12:19
紅葉の山小屋
zenyam...
自由詩
0
17/10/2 9:24
旅
〃
自由詩
1
17/10/2 9:14
予行演習
uminek...
自由詩
1*
17/10/2 8:07
jvalamukhi
mahdi
自由詩
0
17/10/2 1:25
街
人はいつか死...
自由詩
1
17/10/2 0:59
雨
佐藤伊織
自由詩
0
17/10/1 22:46
ほんとうの問題
吉岡ペペロ
自由詩
5
17/10/1 22:05
傘はない
花姫
自由詩
2
17/10/1 18:43
想う
卯月とわ子
自由詩
1
17/10/1 18:14
カナダ
花形新次
自由詩
0
17/10/1 17:37
あまり必要はない
〃
自由詩
0
17/10/1 17:03
三畳間(改訂)
ひだかたけし
自由詩
6
17/10/1 16:51
本日の短歌
TAT
短歌
0
17/10/1 16:21
短歌
〃
自由詩
1
17/10/1 15:58
《桜》
Zyjacy...
短歌
0
*
17/10/1 14:05
親子
イオン
自由詩
1*
17/10/1 11:12
ぼくの首領様
吉岡ペペロ
自由詩
3
17/10/1 10:52
ルキフェルとティンカーベル Ⅰ
犬絵
自由詩
1
17/10/1 9:48
絡める脚と はちみつの、ひみつ。
水戸 うしん
自由詩
6*
17/10/1 6:54
1324
1325
1326
1327
1328
1329
1330
1331
1332
1333
1334
1335
1336
1337
1338
1339
1340
1341
1342
1343
1344
1345
1346
1347
1348
1349
1350
1351
1352
1353
1354
1355
1356
1357
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1359
1360
1361
1362
1363
1364
5.93sec.