凍えるような夜の空気に包まれていたかった
満月はそれでも道を照らそうとするから
僕はまた歩き出そうとしてしまうだろう
本当の気持ちと向き合うこともなく
ただ何も決まらないまま考えていた ...
殻を食べた
血
葵の茎
たおって
ヨーロッパまで
旅する
先生の
鉛筆
去年の手帳に
素敵なものを閉じこんだんだ
六角形が
はじまり
先生
先生の ...
みんな出来損ないだ
王貞治も
落合も清原も
雪も春も
なぜそれが許せない
謝ることなら腐るほどある
腐って分からなくなってる
なのになぜそれが許せない
...
小さな掌に触れた
あどけない貴方がくれた笑顔が
あまりにも可愛らしすぎたから
温かい気持ちで満たされてた
貴方が生まれてきたそれだけで世界が
かけがえのないものに変わったんだ
夏の風が ...
父がいなくなり
4回目の朝が来た。
冷たい空気の中
花瓶に活けたばかりの花に水滴が見え始めれば
荒れた手の甲の傷が
ほんの少しだけ痛くなった。
暖かな部屋に行こうとしても
目を閉 ...
焦点を合わせることが。
ことがぁ。
がぁ。
ぁ。
大事・大事・大事
イッチャン大事
一大事
がぁ。大事。
ちょっと前のニンゲン達にね
焦点を合わせるって言ってもね
...
僕は君の「逝きたい」に
埋もれた「生きたい」を見つけた
はなしたい
とまれ とまれ
おわらないえいえん
とおのいてゆく
となりあわせのふたり
しんとはれた そらに
しずかにうかぶだけ
my die early
...
絵のない文字
文字のない絵が
視界のなかを流れていく
その流れは
どんどん速くなり
この手のひらさえも
見えなくなるくらい
包んでしまう
絵のない文字
文字のない絵が
紙を飛び ...
私の胸にあいている穴に
風が吹き抜けて鳴る
すると私の奥の嵐が
またあなたをさらおうと口をあけ狂った舌を出す
今会いに来てくれないなら
すべての息の根を止めてやる
狂言
とはよく言っ ...
繊細な感覚を奏でる音楽は
砂浜を横切る風の音に似ている
ヒュー、ビュー
それは脆く、脆く、脆く、儚く
吐き気が出るような血の色をしている
真っ赤な
無色透明な
想い出はそこの土の上に ...
あの日のことは忘れはしない
打ち上げられたサーフィンボード
砂浜に残された足跡達も
波が全部浚ってしまった
あぁ悲しみもいつか波が全部浚ってくれるよ
さぁ恐れずに立ち上がろう
向か ...
祖父は生きている
話しかけても反応はない
2018年1月31日の夜
病床の窓から見えている
皆既月食の様子を
リアルタイムで
語り聞かせている
復員してから今日まで
誰にも明かされ ...
その“者”は
英雄なのか
それともヒロイン
はたまた神が
遣(よこ)した使者だろうか
周りの人々は皆
至福で満たされた
表情をしている
つつかれたり
撫でられる度に
その顔 ...
私はあなたの味方だから、なんて言葉は適当で良い
他人が他人を心配するなんて事は
限界がすぐに来るか
自分が生きる世界との違いに嫉妬するだけの火種
だから、理由や理屈なんて必要ない
...
( 通過します 流れます )
月の音
しずかに
越えて
角から変わってゆく
白が舞って
瞳が生まれる
また生まれかわって
チャームがふりかえったり
いまの形
どんな温 ...
溜め込まず
やるべき事をやれ
それができなければ君は
1年以内に死ぬだろう
いや、きっと今日死ぬ
無駄に時間を使う暇はもはや無い
今の君にそれ以上言うことは無い
愚だ愚だするな
...
空飛ぶ家の 群れのなかに棲み
扉から一歩を踏み出せずに
眼下にひろがる風と原
飛び交う家々を見つめていた
街 クレーター 街
人と原は円く分けられ
薄い緑に吹かれて ...
もう今日から2月!
いややっと2月?
今日も寒い!
もう少し暖かくならないかなあ!
せめて冷たい風が吹かなければ
いいんだが
火山爆発の怖れもあって
大好きな山登りもひかえているこの頃
...
ああそうだ
もう戻ることはできないだろう
その温かな光に乗って運ばれていく
思い出が美しくフラッシュバックするシャワー
事と事の繋ぎ目の静かな時間
そうだここが最後の場所
しかし君は諦 ...
エスカレーターに乗っていたら
後ろから急に強く押されたんだ
相手は何かぶつぶつ言いながら
足早に立ち去ってしまった
はずみで割れたスマホを拾って
肩を落としたままホームを出た
自分も悪 ...
月食の欠けていく様恋のよう眠りを妨げ影落ちていく
だから君あれほど私怨で歌を詠むなんてことしちゃいけないとかや
立ち直る術の糸ほどつかめない雪にも負けて陽ざしに甘え
啓開せよ!夜に別れを!
サイルサンドラからパミールの烽火へ、『ヨアケ・ヨアケ・ヨアケ』送れ
全隊突入開始!
燃えさかる太陽がやってくる
大地には死の曼荼羅を
訣別 ...
君という樹木の体幹
透明な空気がその間隙を吹き抜ける
この心地よい冷ややかさは 澄んだ水面の白影を揺らす
逆さまに曝される 流線型の細ながい肢体 その後ろ影
そよぐ枝葉のように質感のある濡れた ...
生きてる夢から
目覚めてみれば
そこには誰も
いないだろう
くたびれた
学校のような
薄暗い教室
寄り合う面々
それぞれの夢
彼らは目覚めて
立ち去った
夢が ...
目を閉じることはあなたを閉じこめること
あたたかな瞼は部屋をつくり
光線の残りはゆきかい
あかるさはあかるさのまま重力となって
珊瑚の舟が滑りだす
赤黒く
異様な影を放ち
その物体は
冷たい闇に浮かぶ
それを映すこの目は
血を流すのではないかと
どんな幻想を見ることも
できるのではないかと
思えるほどの不気味さに
心を奪われ ...
霊的な事以外
妄想だったり
不確かなものだったり
そう痛感しているのに
バカさに驚いたり
怒ったりしている
オレは
バカだ
月が消える
地球の ...
木の間に覗く風景は子供の頃の思い出
溢れ落ちる春の光に
きっと明日を眺めている
春の光は淡く優しく それでも二人を包んでいる
春の光に想いを込めて
それでも景色を眺めている。
春の光に包 ...
いってきますとかただいまとか
綺麗になったとか愛してるとか
欲しい言葉は一つもくれない
発する言葉は一言だけ
飯
私は召使いなんかじゃない
叫んだら我に返ったみたい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
明けない夜
1486 1...
自由詩
4
18/2/2 18:30
知恵おくれ
印あかり
自由詩
5
18/2/2 16:52
出来損ないぶるうす
吉岡ペペロ
自由詩
3
18/2/2 10:09
光
1486 1...
自由詩
3
18/2/2 7:05
微かな祈り。
梓ゆい
自由詩
3
18/2/2 3:21
ピンボケ論考
よーかん
自由詩
1
18/2/2 2:59
いきたい
千幸
自由詩
1
18/2/2 0:49
ああ
杳
自由詩
1
18/2/2 0:12
ふたつのないもの
あおい満月
自由詩
1
18/2/1 22:17
胸
ふるる
自由詩
7*
18/2/1 20:44
音
鷲田
自由詩
1
18/2/1 20:22
波乗り
1486 1...
自由詩
2
18/2/1 19:37
月食
しょだまさし
自由詩
3
18/2/1 18:10
使者
〃
自由詩
0
18/2/1 18:09
正義の味方
中山 マキ
自由詩
0
18/2/1 17:24
夜へはこぶ
唐草フウ
自由詩
3*
18/2/1 14:09
崖の上のデブ
狩心
自由詩
0
18/2/1 10:13
白と白
木立 悟
自由詩
8
18/2/1 9:56
2月
zenyam...
自由詩
1*
18/2/1 9:48
思い出の再生
狩心
自由詩
1
18/2/1 8:56
少年漫画
1486 1...
自由詩
1
18/2/1 8:05
寝入った後に
りゅうさん
短歌
0
18/2/1 6:44
其は黎明を告げるもの
高原漣
自由詩
1*
18/2/1 3:10
ダフネー3
本田憲嵩
自由詩
1
18/2/1 1:27
無の教室
シホ.N
自由詩
2
18/2/1 0:28
untitled
かとり
自由詩
5*
18/1/31 23:19
皆既月食の夜
坂本瞳子
自由詩
1*
18/1/31 23:04
今日の主役
吉岡ペペロ
自由詩
3
18/1/31 23:04
春の日
……とある蛙
自由詩
3
18/1/31 20:44
召使い
1486 1...
自由詩
3
18/1/31 20:27
1320
1321
1322
1323
1324
1325
1326
1327
1328
1329
1330
1331
1332
1333
1334
1335
1336
1337
1338
1339
1340
1341
1342
1343
1344
1345
1346
1347
1348
1349
1350
1351
1352
1353
1354
1355
1356
1357
1358
1359
1360
4.04sec.