{ルビ夕星=ゆうずつ}のけなげも知らず東京の空に物言うよそ者を撃つ
片道の切符求めて上野からママにスマホを観ている桜樹
災害時かならず守る{ルビ父母=ちちはは}の若い一枚みじめな矜 ...
切り刻まれた欲望をあとに
街のしたたる灯りの下で
男はコートの汚れをはらう
生まれ育ったこの街で
いま夜の表面に佇みながらも
男は限りない遠さの奥に囚われている
通り過ぎる日々に受 ...
大地
調度
温もり
薄氷のような海霧の中で
忘れられた義務の一つが時報と
ともに更新された
失くした片方のことは
もう形式上だけの話
足元の草の色や
目を閉じると浮かぶ顔の
色も
ヘッドライトが点くと消え ...
おじいちゃんはいまどこにいるの
わたし、おじいちゃんのペスたちが
大好きだったよ
大きくなったらきっと
犬と暮らそうって
おじいちゃんとペスを見ていて
いつも思っていたよ
おじいちゃ ...
なんども
繰り返し
浴びせかけられてる
この感じは
麻痺してるみたいで
変なもん食ったみたいで
いろんなものが
遠ざかってく
気持ちは
感情は
誰にもさわれない
ここ ...
ふくよかな大気あり
清新な波動あり
まじめな車たち
街道の電飾
町には外灯がなかった
ライトを消せば黒
闇ではなくて黒
そこにもふくよかな大気
清新な波 ...
読んでいて癒される詩がある
読んでいて気づかされる詩がある
読んでいて心重たくなる詩がある
読んでいて心躍る詩もある
感銘を与えられ
勇気を与えられ
楽しみが与えられる
人間 ...
自販機で温かいコーヒー買ったら
なぜか熱々のファンタが出てきた
仕方なくお釣りのレバーを引いたら
なぜかお釣りがさっぱり出てこなかった
そんな世界滅亡1日前の朝
なぜかしらいい予 ...
私は知り合いの画廊のオーナーに
そのわけを聞かされた 以前は 予定が立たないほどだった画廊
彼と会うのはもう十年ぶりぐらいだ
一年以上先になる 展示の予約のされていた
そんな時代もあった ...
素粒子は閉じ込められた
ひとつの宇宙だった
数えきれない砂粒のように
マイナスエネルギーの
ブラックホールが転生を繰り返し
ぼくらは輪廻を重ねる
孤独であるようで
その集合体は一つであり ...
通りすがりも 同僚も 家族も
一対一でも 多数同士でも
「あっちむいてホイ」に興じている
電波上の 同じ画面を 見続けていた としても
目を合わせることは 禁忌なのだ
抱擁感さえも失い どこ ...
腕ぐみで 冥想の真似をして
過ぎた心情を つまんでみても
もはや 始まらないが どうしても
のどにつまるのは 青い年に生まれた
つぶやきの苦さ ばかり
...
植木屋に写真を持ち去られ
私にはルビーの指輪だけが残った
透徹した心でルビーを見つめる
雪花菜(きらず)はおからと言う
豆腐由来の料理らしいが
私にはキラー(殺し屋)にも見えて来る
そんな ...
オートバイに乗るライダー
パソコンで物書くライター
なんか似てない?
似てるけど
なんか対照的だよね
そう?
ほらこの雑誌
オートバイでの旅を書く
ライダーライターなんて連載あ ...
こたつ こたつ
ぽぅ
言いながら
マイケルはんが
みかん持って来はった
ぽぅ
もうそんな季節かいな
どおりで
街中あべっくだらけに
なるんやな
ながされたらあかん
...
今ある幸せを大切にしよう
いろいろあっても
今ある幸せを大切しよう
いろいろあるからこそ
今ある幸せを大切しよう
野に咲く草花のように
誰にも見られなくても
ほかに残せるものがないから
生きている証しに
今日も一片の詩を
書いてみた
パンクが現状の否定と自身の目指す強烈な理想の実現への改革への情熱であるとする時。
それは向上心と理想の実現と、現状の否定と不満の吐露と逃避の両局面を持っているのであるのだけれど。その流れは80年 ...
その少女の心にとって
世界はちいさな鳥籠のようなものだった
清潔な場でなくてはならなかったし
少女も清らかな心を懐いて
完全無欠な美しい絶対の四季の森の湖面に
常にさやかな漣をつくる風のよう ...
鉄
霜柱
知
立春の日
わたしは何も見ていなかった
空の青さも
道端のサムシングも
自分も
すべて が通過し
何も心に残らない
右足を前に出し
つぎに左足を前に出す
一瞬一瞬を生き延びている
苦 ...
世界中のバカというバカを集め
世界一のバカを決める
ワールドバカクラシック(WBC)が
来月開催されるが
小諸ドラゴンズの大谷竜平が
頭の調子が悪いのを理由に
日本バカ代表を辞退すると発表 ...
意図は回りを濡らしてしまう
意味へと上手く収まり切れず
ことばは未満の盃
発しては 少しだけ 欺かれ
揺るがないものを前に
自らの揺らぎに幻惑されるのか
受けとめては傾ける 刹 ...
ガラスが割れるように
心が粉々になる
愛は機能することはない
黒い不穏の雲が覆う
よろけて座り込む私の心よ
全ての者に支配されて
安定を欠く日常
歌を奪い 喜びをうばう
や ...
日だまりで我の手を引き歯を立てる人のたたえる仏さまの笑み
くるくると跳びゆく記憶万華鏡、幾年(いくとせ)も前瞬きの今
だれだれの娘妻母と来て今はじめて送るキヨさんの日々
優しいだけの人も
冷たいだけの人もいないって
わかってる
だけど
どっちかだけの人でいてほしかったよ
あなたの言葉が
表面をすべっていった
向いている方向が
違うまま歩く夜
...
小さな金属の塊がふたついびつなフロアーを転がってぶつかった時のような音が脳髄のどこか奥深いところで何度か聞こえた、その感触は絶対に忘れてはいけないなにかをしまいこんだ鍵付きの抽斗の鍵が壊れてし ...
今日も今日とて
気にせぬこと也
開脚前転するは良
見るは逆効果也
忘れようなんて
思わぬこと也
詩に託すなどとはもっての他
...
折れた芯囲む分厚いダウンから私をみては首引っ込める
嫌われることが嫌いな君いつも人から嫌う自由を奪う
坂道をペダル漕がずに下ってく向かい風には慣れて久しい
嘘だけ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「蒼い旗」 五首 2017.02.06
もっぷ
短歌
3
17/2/6 7:32
街の灯り
葉leaf
自由詩
4
17/2/6 4:10
平成29年2月6日(月)
みじんこ
自由詩
0
17/2/6 1:16
戻ってくるものは僅かだから
noman
自由詩
2
17/2/6 0:27
冬銀河
もっぷ
自由詩
1
17/2/5 23:14
さよならプリースト、ローグ、そして観光者
竜門勇気
自由詩
0
17/2/5 23:11
山口の夜
吉岡ペペロ
自由詩
7
17/2/5 23:09
星屑
星丘涙
自由詩
7*
17/2/5 20:30
世界滅亡の前日に
wakaba
自由詩
1
17/2/5 19:11
土曜日の銀座を
番田
自由詩
1
17/2/5 18:46
無題
レタス
自由詩
5
17/2/5 17:46
あっちむいてホイ
末松 努
自由詩
10*
17/2/5 15:41
卒寿のかげ
信天翁
自由詩
4
17/2/5 14:51
植木屋が写真を持って行ってしまった
間村長
自由詩
4
17/2/5 13:03
ライダーライター
イオン
自由詩
2*
17/2/5 12:45
ぽぅ
AB(なかほ...
自由詩
2
17/2/5 10:11
今ある幸せ
ホカチャン
自由詩
2*
17/2/5 9:59
一日一詩
〃
自由詩
4
17/2/5 8:55
パンクの意味
鈴置友也
散文(批評...
0
17/2/5 6:35
いたる
もっぷ
自由詩
11
17/2/5 5:14
平成29年2月5日(日)
みじんこ
自由詩
1
17/2/5 3:31
立春
次代作吾
自由詩
3
17/2/5 1:24
ワールドバカクラシック
花形新次
自由詩
2
17/2/5 0:09
返盃
ただのみきや
自由詩
18*
17/2/5 0:06
雷雨
星丘涙
自由詩
3*
17/2/4 22:44
恍惚の人たち 三首
凍湖(とおこ...
短歌
1*
17/2/4 22:25
重ならない影
朧月
自由詩
5
17/2/4 22:04
無駄な境界線を引きたがるインサイドとアウトサイド
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
17/2/4 21:37
今日の治療指針
AB(なかほ...
自由詩
2*
17/2/4 21:28
向かい風
深水遊脚
短歌
2*
17/2/4 21:17
1334
1335
1336
1337
1338
1339
1340
1341
1342
1343
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1345
1346
1347
1348
1349
1350
1351
1352
1353
1354
1355
1356
1357
1358
1359
1360
1361
1362
1363
1364
1365
1366
1367
1368
1369
1370
1371
1372
1373
1374
加筆訂正:
返盃
/
ただのみきや
[17/2/5 14:26]
題名の杯を盃に変えました。
返盃
/
ただのみきや
[17/2/5 11:29]
誤字一文字削除
4.13sec.