まじめにって、わたし、気付かなかったけれど
わたし、無意識に
馬鹿にしていたみたいでした
そのことに、最近気づき始めたんです
同じようにきちんと毎日整えることが
どれだけ難しいかを
わたし ...
道化師は幕が上がってる間
闇を見せることはない
スポットライトの影は
とても濃く床に映る

道化師は幕が下がっている間
自分を取り戻しているのか
彼のそんな姿を想像してみる
とても濃い ...
(薬1)
胃カメラをのんだ!
眠っていたのであっという間だった
医者が胃のなかの画像を見せながら
ひとつひとつ説明してくれた
「特に異常はないようです。
念のため一月分薬を出しておきましょ ...
けして 欲張ってはならない

つぶやいてはならない

信頼して

おちついて

かんしゃ 感謝 かんしゃ

そして 満ちたりる

よろこびが溢れだす

けして 欲張ってはな ...
シンフォニック・メタルを車内に流しながら早朝の峠道を走る。車体がカーブを曲がるごとに風景はうねり、木々も道路も正しさを見分けることができなくなっている。現実という熱い海に溺れながら社会的反射神 ... 束ねられた数万本のなかから、何かの拍子に抜け落ちた一本の髪の毛は、しばらく空中をふわふわと漂ったあと、地面に着地して、そのまま眠るように日が暮れて、夜になると新宿の地下から出動する作業員たちが持つ掃除 ... そらが明るくなって
さみしかった
ことりが羽ばたく音が
しずかにひびいて
まちの
そこここでは
あさが燻る

たべそこねた月が
うすくしろく
ケロイドみたいに
空に
はりついて ...
わたしの時間はあのときから
すっかり止まってしまったんです

そして悲鳴はとっくに人の絶望ふみしめて
わたしは空っぽだから
からだじゅう毒で塗り固めているんです
じゃないと立っていられない ...
穴だらけのサボテン
巨人のように屹立
「こんにちは、おとといきやがれ」
砂まみれのフードとマント
砂漠の民たった五人
言葉少なげにまつ毛は長く
虫入りテキーラを瓶ごと回し飲み
並んで歩き ...
人生の秋に 
この季節を行く

落ち葉が舞う雑木林を
ゆっくりと歩き

黄昏にゆれる影を見つめ
なみだ ひとつぶ こぼす

旅行鞄と聖書を片手に
ひとり 列車に乗る

最期のカ ...
八月に入って
夏の子が孵化した
春の子はカラスにやられて
しばらく空き家になっていたキジバトの巣
避暑に出かけたカラスがいない間に
夏の子はすくすくと育った
キジバトの巣は我が家のケヤキの ...
今日も心臓が動いている
肺も動いている
胃も動いている
腸も動いている
多くの内臓が
仕事もしないでぶらぶらしている
僕のために
毎日さぼらないでまじめに動いている
それによって僕の命 ...
ぷらりんと
垂れ下がるヒミツ

重力に従い
反抗することもなく
垂れるは贅肉

何て可愛げのないお話で
爆笑を捥ぎ取るより
果実の美しさを
追及してみましょうよ

皺の形成 ...
忘れられた日蝕の昼
川のなかにだけ映る布
川のなかだけを歩く影が
立ちどまり ふと振り返る


点いては消える午後の辺から
何かを引きずる音が降り
やさしいかたちの羽虫 ...
「起きたときコーヒーのもうよ」25時「恥ずかしくない?」手でかおあおぐわ

稲光り 朝のコーヒー飲みながら 今日この佳き日のにがにがブラック

門真には緑の駅前ホテルあり み みどりて ...
つぎはぎの毎日。光と重力という地球に君臨する力に抵抗できず、俺は地を這いながら毎日を埋める。塗りつぶしても塗りつぶしても奴らは次々とやってきて俺にねだる。ゴールは見えず、今走っているレーンが ... 此処が何処だろうが
誰が誰だろうが
私は私だ
宇宙を横切り
宇宙大に広がり
あらゆる処に点在する
在る処の私だ

人はもはや帰属先への執着を捨てていくだろう
人は自らを異邦人として見 ...
夜明けが近い窓の奥から
規則的に響き渡る金属音
その音に感化させられるように
横たわる体の関節の隙間から
浮かびあがった
記憶の断片たちが
顔を見合わせる

記憶の端に火が灯り
ぼん ...
ざわつく心は
秋の訪れとともに目覚め
不安な心は
闇夜とともに広がる

落ち着きを知ることのないこの動悸は
はけ口を求めて高鳴り
救いの手を求めてもがきはするけれど
空ばかりをつかんで ...
つめを剥く爪の転がる香ばしさ 言いたいことなど無かったのかも

立ち枯れの紫陽花程に美しく 言わなくて良い言葉を掬う
窓から見える
甘やかな夕焼け 綺麗
こんなに綺麗でいいのだろうか

空の柔らかなため息で
僕は満たされてしまう

遠くの空は水色のままなのに
光を浴びてまだらに染まる桃色の雲


...
魂、魂、降て来よ

何を考えているのかわからない
と言われる
ならばわからないままでいい

言葉じゃなくて
伝わること
伝えるべきこと
持ち続けるべきもの
言葉じゃなくても

...
好きになっていく

好きになっていくと

ある朝そらに一面に

きみの胸像が浮かぶ

それはふたか宇宙だ

きっと宇宙のほうだ

好きになっていく


まだ蒸し暑いけれど ...
からだが、あたまが
ことばでほうわじょうたいになって
もの、すごい、吐き気
けれどかたちをなさないことばたちには
市民権があたえられない
リアルに、はきたくなって、くちにゆびをつっこむ
ご ...
生きる事は
何かを誰かを
あやめる事
奪い奪われを
繰り返す事

それに疲れた人達は
ドレッシングだらけにしたり
クジラを守ったり
条件を出したりして
脱出を試みる

全てには ...
ある日
詩人の詩を読んで
自分は詩人であると知る
ある日
詩人の詩を読んで
自分は詩人ではないと知る
ある日
同じひとりの人が

そんなふり幅で
弦も響いて
からっぽだから余計に ...
夏には 黄色い向日葵
昼には 大きな 太陽

光の色合いは
凡そ そんな イメージ

歪んだ心を もっと傾げて
肩凝りが する位に 曲げた首を
何とか 支えたいと
頬杖を付く
...
入眠幻覚が
幻想を生み出す
ひとつの要素であるとすれば
まともでいるためには
人は覚醒していなければならない

そういう意味で自称詩人は
常にうつらうつら寝ぼけているか
脳がスカスカに ...
出産する間ぎわから出産後の二年くらいはなんか、ずーっとつきまとってた生きるとは?とか意味?とか死へ向かうのこととかがどうでもよくなって、幸福な疲労感がばあばあ出てて、それでそのあとまただんだん目が ... 飛び交う言葉達 
物凄いスピードで
頬をかすめる 
鮮血
赤 紅 朱
忘れ消えてゆく者たちを
追うことはない 
放っておけ
やがて降りてくる
生を確かめるように
思考 妄想 想像
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
まじめ水菜自由詩017/9/15 16:26
道化師小川麻由美自由詩1*17/9/15 14:30
町医者zenyam...自由詩017/9/15 10:41
欲張ってはならない星丘涙自由詩3*17/9/15 8:59
おぼれる葉leaf自由詩217/9/15 5:08
紙飛行機を飛ばしたいね、できるだけ優しく宮木理人自由詩417/9/15 3:48
しののめスープむぎのようこ自由詩13*17/9/14 23:29
秋葉竹自由詩217/9/14 22:05
デザートウォーク秋也自由詩1*17/9/14 19:54
人生の秋星丘涙自由詩3*17/9/14 15:21
朝の日記 2017夏たま自由詩14*17/9/14 15:04
内臓zenyam...自由詩117/9/14 12:41
秋のさくらんぼ藤鈴呼自由詩017/9/14 9:24
ゆくえ たなびき木立 悟自由詩017/9/14 7:25
憧れの人秋葉竹短歌217/9/14 7:07
不在人はいつか死...自由詩017/9/14 6:18
此処という場所〇私という人ひだかたけし自由詩6*17/9/14 3:54
夜明けの部屋と国道宮木理人自由詩217/9/14 1:39
本能坂本瞳子自由詩2*17/9/14 0:28
爪を剥くはるな短歌017/9/13 23:45
終り◇レキ自由詩017/9/13 23:44
魂、魂、降て来よAB(なかほ...自由詩1*17/9/13 23:27
秋過ぎる吉岡ペペロ自由詩217/9/13 23:09
air 22:44もっぷ自由詩317/9/13 22:48
人間花林自由詩417/9/13 20:26
ふり幅ただのみきや自由詩11*17/9/13 18:44
いつも笑ってた藤鈴呼自由詩1*17/9/13 18:31
目を覚ませ花形新次自由詩117/9/13 18:22
着地のことはるな散文(批評...217/9/13 17:43
誕生星丘涙自由詩2*17/9/13 17:00

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