敗走ではありませんでした。
勝ちとっています。
あなたたちへ
配送状況はぐらぐら揺れますが
小包に戦利品を。
私たちは神から必死を勝ち取っています ...
日記を読み返す
2年前のわたし
そこに生きていたの
苦しんで
もがいて
それでも生きていた
中身は変わったのだろうか
あの時と同じことで悩んでしまって
同じことで躓いてしまって
...
宙に 浮かんだまま 漂っている
意識
が
ふらふら
ふわふわ
流れ続ける時のなか
痛みながら呻きながら
肉と繋がり
引き留められ
わたしの在り処を
探してい ...
人は人 海は海
だけど私は海になりたい
なぜって 海になれば どこへでも 流れて行ける
アメリカ イギリス オーストラリア.......
深海だってのぞきに行ける
アトランティスの謎 ...
道端で◯を拾った。
◯はシャボン玉みたいにぷかぷか浮かんだり、ビー玉みたいに色鮮やかになったり、独楽みたいにくるくる回ったりする。
お前は何なのかは置いておくとして、とにかく素敵なものであることは ...
陽射しが強いほど
萎えていくこの心は
もうすぐ干からびてしまうのだろう
唸ることもなく
放り出されたこの四肢からも
汗は流出を続ける
目蓋はすでに重く
さらに灼熱の深淵へと
この身体は ...
ペラペラと捲る領収書
最後のペイジで立ち止まる
余白に非ず
白い紙が もう 残ってはいないのだ
束が揺れる
ボールペンの先
華麗な花びらでも 付属されていたなら
暇つぶしに 視線 ...
こすっても
こすっても
もう何も出てこなくなった
EDの哀しみ
若いころは
あんなに出ていたのに
EDになったら
男はもう浮気しない
と思い込んでいる世のワイフたち
とんでもない!
...
どこで
何を
しているか なんて、
知らない。
いまは
何を
見ているか だなんて、
知らない。
わたし の いま は
あなた の、
わたし の、
あの時、あの頃、か ...
樹 の 緑 が
空 の 青 と 一体化して
眩しく、
やけに
眩しく。
桜の頃は
どんなだったかなぁ
と
思い出しながら 歩く。
わたし 以外に誰もいない
桜道。
...
そんな粗末な寝床にかじりついて
どんな夢を見ようというのだね
おまえは堅実に生きることで
浅ましさを手に入れている
処刑のなされた丘で放置された罪人どもの血が
土に染み込ん ...
上品に澄ました顔のこけし こけし
ほほえみながら くるくる
軸を中心にしてこけし くるくる
和洋折衷な旅館のロビーで
置物達の中に並んでこけし
くるくる くるくる
かわいいこけし くるくる ...
1
おれはラウンジに横たわっていた、さながら、廃墟に忍び込んで出口を見失い、そのまま干からびてしまった犬の骨のようだった、ラウンジの日当たりはよく、太陽光は大きな窓から見えるフロアーす ...
恋に焦がれし人魚ウのひれあし
したびらめのシタゴコロ燃えろ
焦らすしらす白砂の焦らすなの
うつくしきこえとひきかえシて
波打ち際のわかれ際の金輪際の
...
真空から
大気圏の涼しさを纏って落ちてくる
たなびく尾の先にしがみついた
流星の切れ切れが
細く薄く白い線を引き書いた
幾何学
薄藍の空に涼しげに線は光り
一瞬の線が表していたもの
...
特大の夢を見ながら眠る君に春という名の毛布をかける
暑いねと微笑む君の声聞いた瞬間世界が夏へと変わる
食欲の秋だねと言って栗食べるくりくりとした瞳が愛しい
冬の夜電話の向こうで泣いて ...
また同じように見晴台のタイルの上で君とミルクを分け合いたい
忘れないように!
ひかる憂鬱を
輝かしい絶望の日々を覚えている
道に転げている猫、暑い
永い、太陽は北に
...
窓に差し込む光のパレード
雀が鳴いているうちはまだ良い
目覚まし時計で僕は一度死ぬ
ブラインドの羽根を回す力で
景色を切り刻む夢を見ていた
皆殺しの朝をミルクで薄め
コーヒーはいつもと ...
ぼくたちは知ってゆく
ありのままではいられないのかもしれないと
人生でたったいちど編んでもらったマフラー
誰もほんとうのレストランを知らない
バイク乗りであまり街歩きもしなかったし
...
2人で歩いていたはずの道をいつの間にか1人で歩いていた
支えられていると思い込んで
どこか気付きながら
君が逃げ出したすべてを私はどう抱きかかえ歩けばいい?
我慢する気持ちは伝えれ ...
心臓の手術をしてわかったことは
「死ぬ」ことよりも
「痛み」のほうが
耐えられないということだ
死ぬのは
抽象的だが
痛みは
具体的で切実だ!
わたしが眠っていてもコンビニの店員は働いている
眠らない街と諦めの悪い人間のために
わたしが眠っていても交番の警官は忙しい
眠らない街と聞き分けの悪い人間のために
わたしが眠っ ...
ゆくえ ゆくえ
しあわせのゆくえ よろこびのゆくえ
この子のゆくえに佳きみちを
ゆくえ なんてつけないでね あたしのなまえ
ママのおなかのなかでたのんだのおぼえてる
ゆくえはそうつぶやい ...
街の粒子が風にのると
夜はやさしくて
うさぎたちは眠ってしまう
はとも
くまも
金魚たちも
ぼくたちだけが起きている
あまりのさびしさに
抱きあうこともままならず
愛してない
ということに
人々が傷ついていたのは
もう昔のことで
いまは愛だけが
ただしく街を削っていく
ことばのないところでおはなししましょう
ひとりっこになったつもりでいきてみましょう
さみしさをいっぱいだいて
しろいひかりのなかで
しゃぼんだまがまいおどるなかで
せかいはいつもへいじょ ...
赦せないとあなたが決めた私の諸諸を
たとえ他の言葉が
赦す
と言って、靡くわけもない
夢みるほかないあの{ルビ娘=こ}にも聞いてみて
尖閣諸島を巡って
日台間の緊張が高まりつつあるなか
人和首相が
「日本は尖閣諸島を今すぐ
台湾に引き渡すべきだ」と発言し
物議をガチョウ、もとい、かもしている
しかし、世論調査では
...
つかみどころのない臓器
痛みはあっても在処のない
つるりと気取った陶器
来客用もちゃんとある
すきま風の絶えないあばら屋
震えている いつからここで
過敏すぎる 肉を削いで裏返 ...
梅雨は明けた
じりじりと太陽は照り
温度計の針は上昇する
真夏到来
来る日も来る日も
天気予報士は熱中症注意報発令
ペットボトルは手放せない
暑い
汗がたらり
エアコンは28度に設定 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
Eveの手記
幽霊
自由詩
4
17/7/21 17:27
日記
卯月とわ子
自由詩
1
17/7/21 16:18
わたし の
ひだかたけし
自由詩
10*
17/7/21 13:58
人は人 海は海
st
自由詩
3
17/7/21 12:20
◯
水宮うみ
散文(批評...
0
17/7/21 12:15
熱地獄
坂本瞳子
自由詩
2*
17/7/21 10:56
斬新ダンシング
藤鈴呼
自由詩
1*
17/7/21 9:39
ラブ
zenyam...
自由詩
1
17/7/21 9:28
知らない。
かおり
自由詩
3*
17/7/21 9:26
昨日、梅雨が明けたんだった
〃
自由詩
2*
17/7/21 2:27
試供品の朝
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
17/7/21 0:51
こけし
渡辺八畳@祝...
自由詩
1
17/7/20 23:09
日向の標本
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
17/7/20 22:14
焦げたトースト/即興ゴルコンダ(仮)時間外
こうだたけみ
自由詩
2*
17/7/20 22:01
星は数式
這 いずる
自由詩
2
17/7/20 20:49
四季者
水宮うみ
短歌
0
17/7/20 16:21
再会
哉果
自由詩
2*
17/7/20 14:25
延命装置
ミナト 螢
自由詩
8*
17/7/20 11:42
僕のレストラン
梅昆布茶
自由詩
14
17/7/20 9:46
君が居たはずの2年間なんて
不思議な色の...
自由詩
0
17/7/20 9:22
死より
zenyam...
自由詩
2*
17/7/20 8:21
眠らない心臓
星丘涙
自由詩
2*
17/7/20 2:32
雁行
もっぷ
自由詩
3
17/7/19 23:06
デジタル2
はるな
自由詩
2
17/7/19 22:32
デジタル
〃
自由詩
0
17/7/19 22:28
ねむる
花町 明
自由詩
1*
17/7/19 21:12
なぜ人は
もっぷ
自由詩
1
17/7/19 19:10
日台戦争
花形新次
自由詩
1
17/7/19 19:10
こころ
ただのみきや
自由詩
9*
17/7/19 18:13
汗がたらり
星丘涙
自由詩
1*
17/7/19 17:10
1336
1337
1338
1339
1340
1341
1342
1343
1344
1345
1346
1347
1348
1349
1350
1351
1352
1353
1354
1355
1356
1357
1358
1359
1360
1361
1362
1363
1364
1365
1366
1367
1368
1369
1370
1371
1372
1373
1374
1375
1376
加筆訂正:
四季者
/
水宮うみ
[17/7/20 18:31]
修正しました
3.79sec.