クソにも相手にされない下痢便が
勘違いしてその気になるのが
ネットのダメなところだ

自分のことを下痢便だと認識して
モノ言っているうちは
下痢便にもウジ虫育てるぐらいの
価値はあるって ...
錆びた看板のキャバレー
避妊具の自販機
古ぼけた色気の中に
母の面影

明日からあの街になるこの街
ちぎって、ちぎって
ゆびさきがあかく腫れるまで
すてた葉っぱから

青くなみなみと
流れ出でた血
海のように辛(から)くて
うまれた魚は悪夢のようにおいしい。


わたしたちは悪魔 ...
教会で信者らが祈りを捧げていると
その中に猫が混ざっている
猫は両手を合わせ
皆と同じ祈りの姿勢
神父がわけを尋ねると
猫は見上げて答えた
「ねこのきょうかいは
 こちらではないですか? ...
蝉がないている

間接照明に沈む
床のリノリウムは
僕らの小さな願いさえ吸収してしまうのか

フラッシュバックする
ピースサイン
屈託無く笑えた頃の

副作用
ナイトキャップに絡 ...
ある男と女、付き合っている
形式上はその通り正しいでしょう

男と女がお互いの好意を確認して、
距離を近づけた

でも男側はどこか冷めている
女側の顔に惹かれていない

男は一時の快 ...
鈍く 太く 深く

息苦しさを覚えてたあの瞬間(とき)も

探し出すのさえ面倒になってしまう所に

いってしまっていて記憶と共に遠ざかる

ほら まるで空高く昇る風船のように


...
赤い目に睨まれて
堕ちる男 ひとり
酔ったように
ゆれる蝋燭に照らされ
快楽を貪る

青い舌に舐められた魂は
火の海を転げ回る

苦悩の幕開け
罪に溺れる

エロスが暴走する闇 ...
産まれた時からつきあっている
隣の山羊の顔が
近頃人間の顔になっていることに
気づいた
どうみても山羊顔した人間顔だ
山羊も人間に育てられると
人間顔になるのだろうか
赤々と燃える送り火を眺めながら
今年も夏の終わりが近いことを知り
一抹の寂しさが、胸を過る

盆が過ぎれば間もなく
朝の空気が変わる
早朝、太陽が昇る前
ほんの少しだけ
軽くひんやりと ...
黄昏色の昨日をグラスに注いで
僕たちは下手くそな乾杯をする

マグダディ・エスクワイア
あの日水平線へ消えていった夕日
今はきらきらと
君の瞳に浮かんでいる

用意していた台詞は呑 ...
いよいよ何かにならぬときが来て

期待していたような、羽も{ルビ角=つの}も爪も牙も生えなかった

自ら首を括った同い年の匂いが残る面接会場で
信楽狸とおじぎ福助と招き猫に
頭の先からつま ...
 噂話で伝わる

 いい人ね

 食事御馳走になった

 荷物持ってもらった

 話を聞いてくれた

 過去形で

 未来への言葉がない

 やさしい人

 いつま ...
みつばちのささやかな羽音に
ひかりが絡まる
かけてはうだる夏のあかるみに
みせびらかした琥珀色
やわらかな土を踏みならし
踊ったあしもとに
すこやかな針をさしとおしては
はれあが ...
空に

宇宙が染み出している

秋だ

白い夏の空に

虫や風よりもはやく

秋の光が走る


人間の美しさは髪形だけになる

匂いや陰毛が鼻や歯にはさまる

晴れて ...
昨日の大空にあった太陽の光には苦痛があった
今日の曇り空の太陽の影には物語がある
泣きながら飛ぶ鳥達が姿を消していく
街は何時も通り、目を覚まし
街は何時も通り、闇に狂うのだろう

瞬間は ...
瞼は重く 早々に

店じまいでもしてしまおうかと

言わんばかりの思考回路

タッチパネルの感度が落ちていく

人と機械の融合

ありえない話ではない今の時代


頭は重く ...
突き動かされるように起き出して
昨日の残り物を食べている
いよいよ目がおかしくなってしまったかと思うほど
朝陽が濃い水色に輝いて
鉄臭いカーテンがそれにならってたなびいている

地獄のよう ...
白人至上主義つったって
幅広過ぎじゃねえか
イギリス人が
フランス人と一緒にされたら
きっと怒るだろうしさ
俺だって
黄色人種至上主義者がいて
中国人や韓国人と
ごちゃ混ぜにしてたら
...
私の瞼に咲く花は
いつも明るく黒い色をしている
明るい黒い色は
ナイフで切り刻まれた
唇の笑顔になって
翼のようにひろがっている
空を見上げては
飛びたがっている
私の明るく黒い花は
...
         
人というのは、生まれながらにして孤独を背負う生き物なのだと確信した時から人生が始まったような気がする。私がこの事実を教えてもらったのが、27歳ぐらいのときで、けれど、27歳になっ ...
花びらを握りしめた
手のひらをそっとほどく
花びらは蝶になり
夜明け前の赤い空へむかって
円を描きながら飛んでいく


指先から聴こえる
川の鼓動をたよりに
目を覚ました足で
鼓 ...
工事現場の空を
トンボが
とんでいた



過ぎ行く夏に
思い出の詩たち

とまどい
惑った
言の葉のリボン

また来る夏のどこかで
ほどけばいい

それまで
しまっ ...
生きるのがキツイ
意志が萎えて
今日を乗り切る
ので精一杯

タイトロープに身を預け
垂直に落ちていく時間を想う
足場を失くし耳切る大気の音は
いつか見聴きしていたリアリティ

遥 ...
紫のカットソーを着ていた似合う似合わない
に関わらず好きな色だったその当時、片思い
してた人は他の誰かが好きだったから、でも
ないけど十四年近くもつっつきあってたんだ
二人、痩せこけた胸に比べ ...
バスシャワーでは 
体のよごれはおとせても
こころのよごれは おとせない

好きな音楽を ボリュームをあげて

魅惑の音色の楽器たちが かなでる
美しいメロディーと 
ソリストのつやや ...
「想いが思いのままになる島へ」
そんな語呂合わせと口当たりの良い
チョコレートみたいなフレーズを見つけた、今、
私はわたしに言い訳を巡らせる
          ※
(いいかよく聞 ...
「あなたのためだからは
自分のため」
いいと思い込んでいるから
自分の考えや気持ちを押し付けてくる
いいと思い込んでいることこそ
慎重でなければいけない
言われた言葉だけが
いつも堂々巡りしている
言った言葉は忘れても
言われた言葉はいつまでも
覚えている
言った人の事情は考えずに
言われた言葉だけが
いつも堂々巡りしている
柿の種を口の中にかきこんだ
どうしようもない快感が生まれた
そこはジャズ・バーだった
おつまみにだされた柿の種

どうしようもないカオス
計算にあわないお勘定
のこるサックスの残響

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ウンコ漏らしているぞ、おまえ花形新次自由詩117/8/18 22:12
星に還る縷々流 縷々自由詩017/8/18 22:01
青桐の血凍湖自由詩4*17/8/18 18:09
世界の祈りやまうちあつ...自由詩017/8/18 17:42
冷夏佐野ごんた自由詩4*17/8/18 17:21
お付き合いふじみやこ自由詩117/8/18 17:20
fake? face?ムウ自由詩117/8/18 16:49
裁きの夜星丘涙自由詩1*17/8/18 15:00
人面顔zenyam...自由詩117/8/18 9:56
送り火忍野水香自由詩617/8/18 9:55
マグダディ・エスクワイアpochit...自由詩0*17/8/18 9:21
二十二歳蓮上平晃自由詩317/8/18 1:55
いい人佐白光自由詩4*17/8/18 0:27
みついろの舟むぎのようこ自由詩717/8/17 23:53
秋の光吉岡ペペロ自由詩617/8/17 23:27
未来鷲田自由詩317/8/17 22:18
気だるさとファミレスとムウ自由詩217/8/17 22:05
バンジー・キャット・ウィズ・スモーキングカタナカマキリ自由詩417/8/17 21:56
白い人、黄色い人花形新次自由詩117/8/17 20:24
月のなかの鳥あおい満月自由詩517/8/17 15:32
真の「弧独心」の大切さについて散文(批評...017/8/17 15:26
彼岸花自由詩417/8/17 15:18
りぼん星丘涙自由詩4*17/8/17 14:52
異邦のリアリティひだかたけし自由詩4*17/8/17 14:03
機関車トムソンの失恋/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ自由詩0*17/8/17 13:14
ミュージックシャワーst自由詩117/8/17 12:20
ワンダーランド為平 澪自由詩117/8/17 9:00
善意悪zenyam...自由詩017/8/17 8:35
言われた言葉自由詩017/8/17 8:06
柿の種をかきこむみっちー自由詩017/8/17 5:47

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