あなたはあなたを傷つけた人間を許せますか?
反省もしてない後悔もしてない人間をあなたは
許せるというのですか?
あなたが許せるならそれはそれでいいでしょう
しかし誰もがそんな人間とは限 ...
氷の絶壁をのぼる
手を汚さなければ
手を洗うことはないのだ
汚れるから洗うのだ
氷の絶壁をのぼる
進んで手を汚そう
そして、だから手を洗うのだ
汚れるから洗う ...
世界は
向上心であふれている
より強く
より速く
より高く
より美しく
僕は
世界の片隅で
ほそぼそと生きる
世界は
向上心であふれている
より強く
より速く
より高 ...
スマホで何でもできるから
リアルにときめくことがない
赤い糸もこの時代
無線でつながるのかなぁ
思い通りにいかなくて
心がザワつくあの人と
旅先は何処にするか
直感で決めようと思う
雑誌もネットも見ず
ただ直感に任せて
それに従うだけ
何もかも決めていくより
心に残る旅になる
不安は一つも湧いてこない
直感を信 ...
ちいさなものならボルトいっぽん
デブリは秒速8キロで地球のまわりを回っている
なのに映画や漫画いがい
デブリによる宇宙空間での大事故はない
ふしぎなことだ
隠ぺいされてい ...
なにかあるような気がして
遠くへ遠くへ
人の話もきかず
自分自身も、見ずに
なにかあるような気がして
遠くへ遠くへ
遠回りなんかごめんである
まっぴらである
なにかがあるような気がして ...
CSのドキュメンタリーチャンネルは
どれもこれも
戦争と中古車のレストアと
サバイバルばかりだ
そこで私は考えた
戦場で兵器のレストアをしながら
泥水啜って生きていく
という番組作れ ...
烏は不気味だ
何を考えているか
わからないから
野良猫も不気味だ
何を考えているか
わからないから
隣の犬も不気味だ
何を考えているか
わからないから
うちの女房も不気味だ
何を考 ...
スーパーの駐車場でのことである
いつものようにバックでゆっくり下がって
ちょうどいいところでブレーキペダルを
踏んだ
踏んだが車は止まらない!
やはり下がり続けている
このままでは後ろの車 ...
...
ふかしても ふかし終わっても 青色吐息
ゆっくり育つ息子が
五歳にして
歩き始めたので
日曜日の公園へ連れてゆく
小さな影は、{ルビ日向=ひなた}にのびて
ひょこひょこ歩き
地べたに尻餅をついては
砂を、払ってやる
...
月面なんとかレースがお金がなくて中止になった
宇宙開発にはお金がかかる
想像するのはただだけれど
実際問題お金の話は避けて通れない
小型核開発で軍産複合体は大喜びしている
...
ここは敗戦の昼下がり
夜はここは船室
昔なら観たければ借りたり買ったり
いまは繋ぐだけでいい
人影は自由
温かいビルや気にならないほどの緑
時間が経つのってなんて遅 ...
1
歩いている橋の下を流れる川は澱んでいる
ぬかるんだ川の底では水の香りは土の茶色に掻き消され色彩を失う
透明な景色を一体どこで見ただろう
眼に見えた草の形は項垂れていて 写真には真っ直ぐに伸 ...
睡魔に全身を覆われているようだ
身体の芯が揺らぎ続け
目を閉じることも見開くこともできない
指先に力が入らず
涎が流れ続けているような
そんな気さえする
羞恥心などとうに捨てた ...
いつかゼロになるとしても、一歩ずつ進んでいこう。
いつかゼロになるとしても、1を足せば、すぐにゼロじゃなくなる。
それに、いつかゼロになるとしても、決して無になるわけじゃない。
ゼロという数が、 ...
まるで空みたいに
高台から見える海が
広かったからだとおもう
一帯をただ遺跡と呼んで
疑わなかった
石を通う風や
名前を知らない植物たち
目瞬きのたびにreloadするかたちを
追 ...
ライオンの世界は過酷だぜ
縄張り争いに負けたら
勝った雄に
子供なんかみんな食われちゃうんだってよ!
千尋の谷どころの騒ぎじゃないぜ
雄同士の闘いも
キンタマに噛みついたりさ
背骨噛 ...
風呂で溺れた
ダウン症児の周ちゃんが
救急車で運ばれ
一命を取り留めた
子供病院
入院後の回復は順調で
3日後に人工呼吸器は外れ
ゆっくりと目を覚ました
日が暮れて、パパは
...
遠くに数羽の鳩が舞う
あの泉を目指し
時の川をのぼりゆく
(空ノ青サガ 私ヲ 呼ンデイル)
夢の鞄をずしりと背負い
快い逆風を裂きながら
いつしか爪先は方位磁針になる
この足 ...
宇宙を食べ過ぎてお腹が脹れてしまった
赤ちゃん
大人たちのなかに入って
目玉に浸り
脳みそをくり抜いて
食べてしまえ
赤ちゃん
パンダのように
ころりと転がる
ユリウス暦 ...
言葉ひとつに対しても、無数の解釈が生まれる。
だけど、人が解釈を生むのではなく、
無数の解釈すべてが、言葉に元々秘められている。そんな風に思うのだ。
だから僕たちはきっと、ひとつの言葉の意味すら ...
○(親父似)
紙くずが落ちていたので
まるめてポケットに入れた
それを見ていた妹が言った
「父ちゃんとおんなじだね」
ポケットはいつのまにか紙くずで
いっぱいになっていた
○(介護老 ...
アネモネの咲く日
春は告げられる
ほらあの丘にも
あの岩場にも
碧色のきみとの約束にも
鳥はヒバリであるとして
同じようにきみもわたしも
名づけられる
かつてうたわれそこねたけれど ...
屋台とは芸術である。
何故、芸術足りえるか。それは、桜が美しい。と言う事と同じで、
簡単に定義でどうこうと言える問題でもない。
桜が何故美しいか。と言えば、散るからとは限らない、咲き誇るから ...
コの行列
撃鉄におされて
くるしいや
僕はあと何番目?
友達は何列うしろ?
パチン
パチン
規則正しく一歩一歩
われわれは進んでいくのである
おい ...
傷まないミルクのあふれる
断面を
あなたは菫といい
蛇といい
わたしは腕としるした
このまま
星の時刻を待とうか
誰も知らない海岸だから
寂しさを忘れ忙しがる
言葉笑い 言葉失う
一人 一人女房泣く
くもなくさみしい晴れの空
友は猫ウォヲシュレット
だからなんだとテレビのニュース
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
変えられない現実
千幸
自由詩
3
18/2/10 20:02
氷の絶壁
吉岡ペペロ
自由詩
3
18/2/10 11:37
世界の片隅で
zenyam...
自由詩
1
18/2/10 9:44
赤いスマホで結ばれて
イオン
自由詩
3*
18/2/10 9:37
直感
夏川ゆう
自由詩
1
18/2/10 5:18
デブリ考
吉岡ペペロ
自由詩
3
18/2/10 1:37
遠回り
次代作吾
自由詩
5
18/2/10 0:34
ドキュメンタリーチャンネル
花形新次
自由詩
1
18/2/9 20:08
不気味なもの
zenyam...
自由詩
0
18/2/9 15:19
錯覚
〃
自由詩
0
18/2/9 14:58
あいでま
TAT
短歌
0
18/2/9 9:17
青色吐息
布
川柳
2
18/2/9 0:51
日曜日の公園
服部 剛
自由詩
12+*
18/2/9 0:05
お金と未来
吉岡ペペロ
自由詩
1
18/2/9 0:00
敗戦の昼下がり
〃
自由詩
3
18/2/8 23:41
断片
鷲田
自由詩
3
18/2/8 23:12
小さな願い
坂本瞳子
自由詩
3*
18/2/8 22:30
いつかゼロになるとしても
水宮うみ
自由詩
3*
18/2/8 21:36
untitled
かとり
自由詩
3
18/2/8 20:56
アニマルプラネット2
花形新次
自由詩
3
18/2/8 20:08
子守唄
服部 剛
自由詩
6
18/2/8 18:42
空ノ声
〃
自由詩
5
18/2/8 18:13
赤ちゃん世紀
ツノル
自由詩
2*
18/2/8 17:06
解釈
水宮うみ
散文(批評...
1*
18/2/8 17:03
独り言36集
zenyam...
自由詩
1
18/2/8 15:21
アネモネの咲く日
もっぷ
自由詩
4
18/2/8 11:04
屋台の味
布
散文(批評...
1
18/2/8 0:48
ホッチキス
次代作吾
自由詩
11
18/2/8 0:36
untitled
かとり
自由詩
3
18/2/7 22:10
独りぽっちの自由律
……とある蛙
俳句
2
18/2/7 21:54
1260
1261
1262
1263
1264
1265
1266
1267
1268
1269
1270
1271
1272
1273
1274
1275
1276
1277
1278
1279
1280
1281
1282
1283
1284
1285
1286
1287
1288
1289
1290
1291
1292
1293
1294
1295
1296
1297
1298
1299
1300
加筆訂正:
のびていく豆苗の先はどれも、ふたば
/
そらの珊瑚
[18/2/10 10:02]
加筆しました。
ひらきかけの箱
/
ただのみきや
[18/2/10 6:40]
一行目の「静かに」の位置を変えました。
5.88sec.