いまだに答えが解らない
中学校の教室
授業と次の授業の間の短い時間に
トイレに行こうと立ち上がり
列と列の間を移動しようとした時
誰かがいきなり僕の前に足を突きだしたのは何でだろう

到 ...
「何やら 嘘の匂いがするなあ」

なにか 一段と深い思い出の
あたしのよく知る 醜悪な思い出の一端によく似た
赤い女が 高く遠い 塔のてっぺんにいるらしい

その女の声は こんなにも遠く離 ...
眠れない街よ
興奮と快楽と 女と男
何処で眠るのか いつ眠るのか
しでかした過ちの代価は 病と牢獄へ
叫んでも 償っても 
因果応報 神の裁きは免れぬ
脳が沸騰して闇夜に消える

天災 ...
君ならいつかは
耳を澄まして

遥か遠くに
置き忘れた夢を
取り戻すために
歩き出すでしょう

走馬灯のような
景色を煽り

ノンアルコールで
覚醒した未来は
喉が渇くほど
...
私の
主語を探している

大風の通り過ぎた日の
夜半の
灯りの絶えた
あはれなる街を歩けば
たれかそこに居て
ついて来ないか、と
私を誘う気がしてならない

夜に旅する
物の怪 ...
天高く
地上には黄金色の絨毯が広がり
風はさわやかに流れる
すきとおった空気を胸一杯に吸いながら
ふるさとの山川を眺めれば
無心に遊んだ子供のころがよみがえる
僕にとっては
ここが地上の ...
雨の日は温泉にカラオケ
晴れの日はグランドゴルフに茶飲み話
年金は使い放題
ばあちゃんひとり生き生きサロン

じいちゃんとっくに天国暮らし
息子嫁孫に囲まれて
地域では敬老会
ばあちゃ ...
中年女の尻にみる
デニムのはりと
肉の優しさ

短き爪の
白い傷跡

残り時間に落とすため息

甘噛み

猫背の枕詞には
横顔で笑顔な

お別れの挨拶
火に油を撒きたいような気持ちになることがあった
言葉に出来ない苛立ちが沸点に達してしまいそうになって

体内を無数に張り巡らされた管を赤い血液がさらさらと流れてぐれない
得たいの知れない不安と ...
2017.3.6アメブロにて

「 三度見る夢は」


夜空に星が輝くというけれど

星を見つけることができない


漆黒の空の海に漣だけが聴こえてくる

人が貝 ...
黒い食卓に、置かれた
お猪口に
一つの宇宙は宿る
掻き鳴らすんだ 俺のギター
指が千切れるほど

強く 強く 強く

振り返れば何処にもいない
あぁxxあ、xxあぁあxぁあ

蛍の羽音が鋭く聞こえ
それは悲鳴だった

紙だらけの ...
彼は世界一静かに電話をかける。
彼が電話をかけるとき、何故かコール音も小さくなるので、ほとんどの人は、彼から電話がかかってきても気付かないだろうと思う。
だけど、わたしは電話に気付いた。ずっと耳を ...
そんな日が来ることを
心の底から願っている

もし挟まれているところを
見つけたら
一目散に駆け寄って

「今なら良い自称詩が
出来るかも知れないぞ
ほれ、何か呟いてみ」

と優 ...
○健康で
空の天気がよくて
ワイフの機嫌がよければ
我が家は最良の一日となる

○金がありすぎると
病気になる
ふつうの生活が
健康にはちょうどいい

○災害情報をテレビで見るたび ...
生きているのが辛くなって
今朝は食欲もない

生きているのが辛くなって
気持ちが凹んでる

生きているのが辛くなって
今日は一日何もしたくない

生きているのが辛くなって
仕事を休 ...
ぬいぐるみタワーの頂点に鎮座まします
柴犬の子犬のような何かでもないよりか
はましだということです

その女、凶暴につき
眠ります秋眠だって暁は覚えない
左足首を捻挫しました履いていた
...
{FA121C79-F25D-4946-A427-353C6750919F}
2017. 11.23
「白昼」

ただの夢

旦さんと歩いていると
急に今流行の古民家に入った。 ...
熱帯夜、青褪めた路上で血を吐いた
のたうち回る放熱の過去
祭壇はニコチンと、それから
もう少しイルーガルな煙に煤けて
性急過ぎたエイトビート、カタルシスの
生真面目な断絶の残骸
摩天楼 ...
もう秋にでもなろうかという暑い昼下がり

湿気は日射を含むほどでもなくなってきた

ひとを愛する粗雑からは肉とほこりの匂い


痩せたからだを屈めていた

足だけが真実で顔は記号だ
...
足元がおぼつかない
転んでしまった方が楽そうだけれど
目眩だって吐き気だって
軽いとはいえしていて
倒れてしまいたいのだけれど
なにかがそんな気持ちにブレーキをかけて
だからといって気丈に ...
いつもおれは偉そうだ

うでを組んでふんぞりかえってる

そのくせひとに親切ときてる

その親切が

おれの思い通りいかないときは

あきらめたり愚痴ったりしている

こんなお ...
体操の話で
バスケの買春はどこかに
消えてしまった
ましてやボクシングなんて
影も形もない
居合の段がどうたらこうたらは
誰も覚えてすらいない

マスコミのバカさ加減には
呆れる他な ...
ドンドン!

ピンポ〜ン ピンポ〜ン!

「語彙保護団体」と名乗る人達が

ズカズカと上がりこんで

私の膝の上でスヤスヤと寝ていた

「凡庸くん」と「平凡ちゃん」を ...
君に会えると
言った後で
君に会えないと
嘘付く花びら

たんぽぽの
輪郭が消える頃
夜はスカートの
下に潜り込み

君に会えるまで
数えた黄色の
長い爪を集めた
花占いが
...
九月になったら
もう
その話は終わりですか
大きな嵐がやってきたので
今はそのことで精一杯ですか

そんな風にして
歴史は錆びついていくのでしょう
その時代を生きてきた人たちが
一人 ...
ずっとずーっと待ち受けていたよ。あなたが流した髪も水も薬も全部。なにを捨てたか忘れられるように、まちがわないように、いまだにひやっとする時もありますが、おおむねあなたの空がいかめしい顔つきになる前に、 ... ○「ガン」
もらった命という人は
いい医者との奇跡の出会いがある

○「カミソリ頭」
何か気にさわることがあると
理屈で相手の心を傷つける

○「自我」
自分はいつも正しい
自分は ...
まだ暴れたい人なんているんですかって
いるらしく
やだ~無限のリビドーじゃないですかぁ~

謎は存在しない
故に冒険も存在しない
僕であればそんな気持ちにもなるが
彼らは違う

謎が ...
あなたが眠るそのまえに

少しお話ししませんか?


あなたが眠るそのまえに

あなたのお話し聞かせて

もらえませんか?


なにもなかった今日を

昨日に飛ばし ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
いまだに答えが解らないこたきひろし自由詩118/9/8 0:49
偽りで話す 赤い女クロヱ自由詩118/9/7 20:25
天災は忘れたころにあおいみつる自由詩2*18/9/7 18:16
働く人ミナト 螢自由詩218/9/7 16:23
朝の日記 2018夏たま自由詩3*18/9/7 14:47
ふるさとの秋(改)zenyam...自由詩018/9/7 10:26
ばあちゃん天国(改)自由詩018/9/7 9:46
じゃ、またねよーかん自由詩018/9/7 9:09
蟷螂こたきひろし自由詩218/9/7 5:49
三度見る夢は仁与自由詩018/9/6 22:35
目の前の宇宙服部 剛自由詩118/9/6 22:10
俺のギターふじりゅう自由詩018/9/6 22:08
静かな電話水宮うみ散文(批評...3*18/9/6 21:37
自称詩人が建物の下敷きになる日花形新次自由詩118/9/6 20:31
幸せzenyam...自由詩118/9/6 8:48
生きているのがこたきひろし自由詩218/9/6 7:14
羊の眠る場所/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ自由詩1*18/9/6 1:30
夢だからしかたない仁与自由詩018/9/6 1:04
波紋の残像ホロウ・シカ...自由詩1*18/9/6 0:10
正しい午後たちペペロ自由詩118/9/5 23:47
どうしようもないことだってあるんだから坂本瞳子自由詩018/9/5 23:47
ふんぞりかえってペペロ自由詩018/9/5 22:35
提案花形新次自由詩118/9/5 19:13
凡庸くんと平凡ちゃん仁与自由詩018/9/5 18:34
輪郭ミナト 螢自由詩218/9/5 17:12
忘却もとこ自由詩11*18/9/5 14:39
カメラロール群像万願寺自由詩218/9/5 8:53
独り言71集      zenyam...自由詩018/9/5 8:45
老骨にこたえるりゅうさん自由詩118/9/5 5:05
あえて、プラネタリウムを投稿する理由仁与自由詩018/9/4 23:07

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