現実とは何か
これが僕は
今だによくわからない
わかるようでわからない
「現実、ほらそこにあるじゃありませんか」
って言われても
夢のようでよくわからない
どうやったら現実をしっかりとら ...
半月のかたち
窓辺の幽霊
言葉を残し
燃えてゆく紙
四月の彼方
こぼれる花房
けだものは聴く
曇の終わり
わたる風
まだらに碧く
岩ひとり
神ひとり
...
うす紙には夕陽がのっていて
握ると、あわい音がした
ただわらっていたかった部屋で
むりに言葉をはきだすと
それはすごく汚れみたいで
いそいで手を洗いにきたのだが
石鹸は嘘でできていて、 ...
うちは、あんさんのこと
あんさんのこと・・・・
好きでっせええ!
こ、こいさん!
ほんまに、ほんまか?
ほんまにわてのこと好きなんか?
好きや!大好きやああ!
こいさんッ!
...
感情を取り戻したくて
ドクターに訴えてみる
喜怒哀楽がない方が生きているのが楽でしょう?
イライラして過ごすより
感情が平坦なほうがいいでしょう?
それとも感情がある方が生き易いの?
...
エンドロールの途中に
まさかのどんでん返しが
意表を突いたハッピーエンドが
そんな気がして
なかなか席を立てないでいる
場末の映画館
あるいは
アディッショナルタイムの
カウ ...
白い線につながれた
黒いスマートフォンは
小さな画面を閉じた暗闇に
遠く ぽつねん と浮く
青い惑星の夢をみる
キーボードの隙間に溜まったホコリを
エアダスターで吹き飛ばすとき
交差点の向こうで
スマートフォンをいじっているひとが
知り合いと似ている
マグカップのふちからたれた
コーヒー ...
来春、息子が通うであろう
養護学校を見学する
教室の窓外から
先生に笑顔があるか、見る
こども達に笑顔があるか、見る
言葉を話さず無垢にも笑う
息子をあずける豊かな場かを
廊下の ...
ジャズ、ありがと、えりまき、水槽、私の胸
ピンクのくまとか、くまの、意味とか
スプーンをまるめた指輪してたね。
あと覚えてるのはドア
しまるときに音がしなかったから
君が来たんだと思った ...
彼の存在価値なんて
はかりきれなくゼロに近い
私は存在しない
好きなように生きた独り暮し
転がり込んだ彼は
私の人生を監視した
何度も追い出したのに
帰ってく ...
久しぶりに太陽の下
元気よく歩いてみる
前を向いて
うつむかないで
暖かい木曜日
向かった先は病院で
それでも ちょっとお洒落して
紅など引いて歩いていく
気持ちのいい日
元気な ...
月のひかりが
しずくとなって
やさしくふりそそぐ
森の奥の湖は
やぶれた恋を捨てると
次には永遠の恋が
得られるという
伝説の湖
一人また一人と
若者たちが
...
台風と台風の間の
恋、じゃなくて晴れ
うつつとうつつの間の
夢、じゃなくて今日
ソナタとコナタの間の
溝、じゃなくて呼吸
日々、間が悪いと言 ...
まち中で、突然込み上げた。
恥ずかしい。人がたくさんいる。
ひとつの木。が朱く色付き照れてる。
まち中で、込み上げた。
苦渋。隠しきらなきゃ崩れる。
あと1ヶ月で去れ。去れ!
...
沸かし過ぎたので頑張る
あなたよ
ハワイではバッハが今日も
変態を極めた
冬支度はもう済みましたか
バッハの曲が鳴って居ます
何度も空と海を眺めて
迂回を信じる
あなたよ
頑張っても ...
台風第220号ポエマーは、25日19時には新宿の東にあって、1時間におよそ4kmの速さで南東へ進みました。中心の食欲は3カルパス、中心付近の風速は0.3m、最大瞬間風速は5mで中心の北東側4m以内と南 ...
日本人の美徳を
美徳と認めたがらない輩のせいで
(そいつらが日本人の振りをした
非日本人であることに俺は気付いている)
日本人の倫理観が
バラバラになって
灰になって
何処かに消 ...
走り出す、走っていく、ぎこちなく、しかしそれは必然的に正しいポーズで。ニュアンスを放つ。蠢く、うねる。私がじっくりと存在をもっている。汗。無量大数なんていうまどろっこしい言葉を使わなくても、ゼロをいく ...
なぜととう
ものもなく、
石ころの
ごとくあれ、
この世界
広すぎて、
あなたはどこに
いるのでしょう?
なぜととう
ものもなく、
ひとりのわたしは信じている、
だれ ...
明朝、乱暴された俺 湿ったあいつは反対側の本棚に隠れて 告白を聞きそびれた 白い顔に青い筋巧みな話術で効率的に作業を行う 時間は金 上司のちんぽ
フルート 高く舞い 歌う鳥
音を置き去りにひた走る稲光のよう
冷たい朝明けの空に溺れながら
命からがら 寄る辺もなくふるえ
ふるえながら鳴き叫ぶ――旋律
切れた指先で描いて見せる聾唖 ...
依存者ほど
「やっぱりアタシがいないとだめでしょう」
とよく言う
僕たちは
祈るという心の支えを
うしなってしまったようだ
なるべく毎日 詩を書こうとして悪戦苦闘
思った時に 思ったことを
詩という形に落とし込めばいいんだって分かっているけど
実践するのは難しい
それでも私は詩を書くのが好き
私の感情は 薬の ...
心のなかの晩秋は
村雨ばかりの降りしきる
そこへわたしは土足で立ち尽くし
自らを裏切り続けている
かなしみ屋の通り道で
一等かなしいラブストーリーを と
けれどいつまでも訪れず ふ ...
僕は、変われないと思っていた。
変われないことが、悲しかった。
僕は、変わった。変われた。変わってしまった。
それでもたまに、悲しいこともある。
変われないと思っていた僕の手を、今 ...
時間に追いつけなくなって
昨日のことが既に去年のことになっている
どんどん時間は短くなって
1日が24時間で
1年が365日だという事実も嘘だとしか思えない
歳をとると時間が短くなるというけ ...
眼前に何かある
私の注意を引く何かが
私はその表面の埃を取り除き
それが逢えなくなった娘の顔写真だと気付く
同時に、
私の魂の奥深い処から
娘への郷愁憧憬願望ない交ぜになった
深く錯綜し ...
松任谷由実さんの作詞で、(海を見ていた午後)のなかに
(ソーダ水のなかを 貨物船が通る)
という詩の表現より奇なものがあって、
最初は理解できなかった。
しかしあまりにおかしいので ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
現実
ホカチャン
自由詩
0
17/10/27 10:14
ひかり ひとり
木立 悟
自由詩
2
17/10/27 9:23
うす紙
はるな
自由詩
6
17/10/27 0:43
張り裂けそうなタマキン
花形新次
自由詩
0
17/10/27 0:18
喜怒哀楽
無限上昇のカ...
自由詩
1
17/10/26 22:52
エピローグ
Lucy
自由詩
5*
17/10/26 21:20
電話のねむり
服部 剛
自由詩
4
17/10/26 21:13
ある瞬間
Seia
自由詩
0
17/10/26 19:41
ひかりの棒
服部 剛
自由詩
3
17/10/26 17:31
ジャズ、私の胸
はるな
自由詩
3
17/10/26 17:23
_
花姫
自由詩
0
17/10/26 15:18
病院へ
無限上昇のカ...
自由詩
2
17/10/26 14:45
女神のはかりごと
st
自由詩
4
17/10/26 12:12
すれ ずれ
AB(なかほ...
自由詩
2
17/10/26 9:14
残り1ヶ月の戯言
水戸 うしん
自由詩
5*
17/10/26 5:45
眠る
間村長
自由詩
5*
17/10/26 0:41
台風/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
2*
17/10/26 0:18
おまえは完全なネトウヨだ、それは私にとって褒め言葉です。
花形新次
自由詩
1
17/10/25 23:49
飛ぶ
ピッピ
自由詩
5
17/10/25 21:55
嘘にまみれた世界で
秋葉竹
自由詩
3
17/10/25 21:24
20171025_work0000@poetry
Naúl
自由詩
1
17/10/25 20:59
アンサンブル
ただのみきや
自由詩
4*
17/10/25 20:52
依存者
ホカチャン
自由詩
2
17/10/25 11:51
ミレー晩鐘
〃
自由詩
3
17/10/25 9:59
詩作
無限上昇のカ...
自由詩
4
17/10/25 9:41
晩秋の一頁
もっぷ
自由詩
5
17/10/25 0:37
熱
水宮うみ
自由詩
3*
17/10/24 19:26
時間が通り過ぎていく
無限上昇のカ...
自由詩
3
17/10/24 15:28
意識の鏡面
ひだかたけし
自由詩
6
17/10/24 14:42
事実は詩の表現より奇なり
st
散文(批評...
2
17/10/24 11:44
1188
1189
1190
1191
1192
1193
1194
1195
1196
1197
1198
1199
1200
1201
1202
1203
1204
1205
1206
1207
1208
1209
1210
1211
1212
1213
1214
1215
1216
1217
1218
1219
1220
1221
1222
1223
1224
1225
1226
1227
1228
加筆訂正:
エピローグ
/
Lucy
[17/10/26 21:26]
タイトルを変えました。前半大幅に削除しました。
4.3sec.